トピ主さんのコメント拝見しました。
見たいシーンに必要な前提条件をまず洗い出すといいです。物語の起点をどこに置くかを考え、見たいシーンの必要条件とスタート時点での差異を考えます。その差を埋めるために必要なシーンは何か、考えます。
見たいシーンだけしか書けない、起点のシーンが思い浮かばないとしたら、どのようなシーンから入ると面白いか、からアプローチする方法もあります。
あくまでわたしのやり方ですが、参考になれば。
情報の不足なら情報を得るシーンを、出来るだけ自然に、かつ面白くなるように考えます。感情の不足なら、見たいシーンの感情に至るために必要な行程を考えます。
必要なシーンが判明したら、それを効果的かつ不自然のない順番で並び替えます。シーンは順番が一つ違うだけで、読み手の受ける印象がガラッと変わります。どのような印象を受けるか考え、順番を組み立てます。

・起承転結
・何を一番伝えたいか
・泣かせたいのか笑わせたいのか慄かせたいのか

私も最初できませんでした。なんかよくわかんなくてとりあえず小説の書き方サイト巡ってみましたね。

起承転結、これをとにかく箇条書きにしてみました。

起→ここで読者を掴む！強烈な印象を残す
承→キャラ設定、関係性などはここまでに書いておく。
転→読者が引くくらい高低差を付ける。もう、ドン引きするくらい急降下。
結→続編がある場合は「俺達の戦いはこれからだ！」でもいいし尻すぼみで「え？何終わらせてんの！」って思わせてもいい。逆にハピエンだとがっつりと書き切る。

みたいな感じです。あえてざっくりしました。ここはトピ主さんの起承転結を考えたらいいと思うのです。長いストーリーが無理な場合はとにかくプロットを最初作った方が良いです。頭の中を整理する。何日かけてもかまいません、とにかく仕上げることだけを目標に。

繰り返していけばプロット無しでも書けるようになってくると思います。見たいシーンは浮かぶとのことなので、そこをどこに入れ込むかも考えて行けば楽しいですよ。

①書きたいシーンを出す
例)夕暮れの海で二人が語り合う場面
②書きたいシーンの前には何が起こるか考える
例)海で語り合う→海に行く必要があるので海に行くシーンを書く
③さらに書きたいシーンの前には何が起こるか考える
例)海に行く→遊びにいく？　バイトにいく？　たそがれにいく？　目的があるはず。ここでは遊びに行くとします。遊びに来たので遊ぶシーンを書きます。
④きっかけを練る（ここにテーマが入ってくるといいですね）
例)仕事で失敗してしまったのでAが落ち込んでいる。Bは明日は休みだし気分転換に海に行こう！
仕事で失敗するシーン、AがBに悩みを打ち明けるシーン、Bが海に行くことを提案するシーンができる

ここまでで書きたいシーンまでのストーリーができました。
ではその後ですが

①書きたいシーンの後に登場人物が何を思うか決める
例)A:Bが自分を励ましてくれてありがたい。楽しかった。また頑張れそう。
B:Aが喜んでくれてよかった。Aの笑顔が見られて嬉しい
②終着点を決める
例)AはBと気分転換できたので仕事の失敗に向き合い、翌日しっかりリカバリーできた。Bとはまた遊ぶ約束をした。

みたいな感じでいつも作っています。
書きたいシーンには行き着くまでと行き着く先があるはずなので、それを書きたいシーンをとっかかりにキャラの人生において何があったのかを考えていくと良いんじゃないかなと思います。
海で二人が語り合う、という場面しか思いつかなくてもその前に何が起こるかを考えたので、海を背景にBがAに慰めや叱咤激励の言葉をかけているのだなと会話内容もこれで考えることができます。
参考になると幸いです。