何故嫌々になったり嫉妬しながら楽しくもない絵を描き続けるのか…最近本質的な自分の欲求を見つけることが出来ました。
誰かに推して貰いたいんだと思います。
とにかく誰かが自分を認めてくれる事を欲しているのです。
それ故に自分がもうこのくらいで良い、次にいこう、という段階で満足することが誰にも評価を貰えない無意味なことではないかと不安になり、右往左往したうえで時間がやたらかかる結果に…
本音は落書きみたいな絵でも賞賛が貰えるのならわざわざ時間をかけて上手く描きたくないです。（副次的に満足できますが、時間のかかりすぎによる虚無の方が絶大なので）
１人でもいいから手放しで自分のすべてを賞賛してくれる人がいるなら自信がもてますが、そうではないので、同ジャンルの推されて成功している人たちを認めて良い物を盗めばいいのに、それが素直に出来ません。
よく、まずは自分が作った物を愛するようにアドバイスされますが、
自分の目が肥えすぎて、
「今の自分が描いて楽しい（これ以上手を加え、修正するのが面倒）レベル」と「推しとされるためにはここまで出来ないといけない、と思うレベル」があまりにも違うため、
例えば一度ペン入れまで進めた物を後で見返すと絶望が発生してまたやり直して、結局作品が生まれません。
それ故か、ある人と一緒に他の人に教えてもらいながらマンガを始めたのに、ある人は楽しそうに他のこともしながらあっという間に完成させてどんどん新しいアドバイスを頂いて成長するため、教えてくれた人とも仲もよくなるのですが、
こちらは一向に進まないため、取り残されて何もいわれなくなってしまいました…。
当然です。自分の教えで成長する人を見るのは楽しいですし、逆にいつまでも変わらない人に仕事でもないのにわざわざ同じことを何回も教えるのはうんざりします。
自分の進みが遅いのは、他の人に何を言われてもこれで大丈夫、満足！という自信がなくて進まない上に、頭が悪いために教えて貰ったはずの便利なやり方を、絵の修正しているうちに忘れてしまって、ただひたすら成長しない…という悪循環に陥ります。
機会に巡り会えても、全く掴めないまま、何も信頼も期待も得られず無のままここまできました。
ちなみに、その方は初めての同人誌（r18人気ジャンルの二次創作30P）ですが、出すなら100部で一冊600円だな！と自信満々でした。すごくうらやましい。
自分もそれくらい強気で楽しくいきたいのですが、誰にも買われずに居たときの絶望に耐えられなさそうで頑張って30とか50とかに怖じ気づきます（r18一次創作25P）。値段も全部売れて利益が貰えるくらいの値段なんてつけたら、見向きもされないんじゃないかと恐れ多くてつけれません。（本当はつけたいです。）

自分の絵マンガの売りも解らなければ、自分がどういう人なのかも最近は解りません。
描きたいアイディアは出てくるのですが、それが需要あるとは思えないですし、実際需要もないでしょう。
ただ、作品にしなければ頭の中で忘れられずに残ってしまうので、とりあえずの形にしてさっさとすっきりさせたいのに上記の謎のこだわりのために終わらせられません。
自分も自信を持って楽しく描ける範囲で、それを賞賛してくれる人が欲しいです。
性格悪いですが、自分がきつく無駄に感じない程度でも布教して頂けるようなそんな人がたくさんほしいです。そんな人になりたいです。
そのためには「勉強して努力しろ」なのでしょうが、そもそも勉強して努力してもだれも見てくれないので相乗的に楽しくなっていきません。（勿論最初期に比べればましにはなりましたが、そりゃこんだけ時間かけて修正してたらな…としか思えません）

才能もないのだから推されるのは諦めて止めるか、推されるようになりたくて続けてこのままド底辺で有名どころに絵描きとして認められぬままただただ人に認知もされないカースト下位な事に疲れて表面上は妥協して、しかし本音は一生羨んで嫉妬して生きていくのか…
どちらにせよ、明るい未来が見えません…
でも楽しく絵を上手くなっていきたいです…
この矛盾した倒錯した欲求はもう満たされることはないのでしょうか、満たされなくとも、どうすれば緩和したり考え方をかえることができるのでしょうか。