フラグの上手い隠し方ってありませんか? 自ジャンルでとある字書...
フラグの上手い隠し方ってありませんか?
自ジャンルでとある字書きさんの作品を読んだところ、その方には申し訳ないのですが序盤からフラグが見え見えでした。1万字弱、と少し短めということもあるかもしれませんが、こういう流れで終わるんだろうなとすぐにわかってしまいました。私自身も創作する側だから、という理由も一因だとは思います。ですが、神字書きの方だと本当にさりげなくフラグを立てられていて、それがフラグだと明かされるシーンでいつも驚かされています。やっぱり明かされるまでフラグがわからない方が圧倒的に面白いです…。
原作の内容からして日常系なので、二次創作の方もそういったものが多いです。ミステリーやファンタジーテイストで書かれる方も極少数ですし、私自身も日常系が一番楽しく書けるものだと思っています。そのため、何か特殊な道具を使ってフラグを立てるのは難しく、キャラのちょっとした言動や行動に潜ませなければなりません。
フラグがわかりやすい作品を読んできっと私の作品もこうやって見破られてしまっているんだろうなと落ち込みました。それ以来は試行錯誤しながらフラグを隠す努力をするようにしていますが、なかなかに難しいです。
みなさんはどうやって上手くフラグを立てていますか?
字書きさんでも絵描きさんでもどちらでも構いませんので、ご意見ください!
みんなのコメント
訂正です。
フラグと書いてしまいましたが、私が言いたかったのは「伏線」かもしれません。読み直してなんか変だな、と思ったので訂正します。
これを伏線にしよう、と決めて入れるとわざとらしくなるので、8割できた段階か、推敲の段階でここでこれがあるってことはこの辺で示唆しないと変だよねー、と書き加えて複数の伏線を後付け入れしてます
最初から入れるの3割、後から細かく付け足すの7割くらいです
よくミステリーを書いてる字書きです。上手いのかは自分で判断はつかないですが、よく読んでる方に驚かれる手法はいくつかあります。
①とりあえず書いていって、あとでフラグにする行動を選ぶ
②フラグ発生前にミスリードを設け、本当のフラグに注視させない
③一人称であれば主観ありきなので「こういうものだよね」という意味付けをさせておいて実際は違った、という持って行き方をさせる
ようは読む側の人を錯覚させたり気づかせないようにするのがポイントのように思ってます。ただ②はミスリードのフラグが興味を引くものでないと微妙になりやすいので、ネタ次第なところはあるかと。
ジャンルが日常系とのことなので、...続きを見る
自分の場合伏線は書き上げてから付け足してます(卑怯ですが…)
例えば、寝ている受けに攻めが愛の告白をする→しかし実は狸寝入り、受けは起きていた…!という話なら起承転結書き終えた後に「実は受けは起きているのでは?」と思える描写を足していきます
さりげなく「受けがごくりと喉を鳴らした。それに攻めは一瞬起きるのではないかと警戒したものの、以降動きがないことから秘密の告白を続ける」とか、攻めがド直球なセリフを言ってワンテンポ置いてから寝返りを打つ描写を入れる(ここでしれっと「照明が眩しいのか、ブランケットの下に隠れてしまった」と書いて耳真っ赤なのを隠したり…)などします
ミステリーや事件物をよく書く字書きです。
私の場合は序盤で描写した部分をラスト付近で伏線にしてしまうことが多いです。
伏線を入れようと思っていれるより、既に描写した部分から伏線にできそうなものがあればそれを伏線にする感じですね。
さり気ない一言とか動作にラスト付近で意味を持たせれば、それだけで序盤の言葉や動きが伏線になります。
あとは何かテーマとなる言葉を決めて、最初と最後で意味が反転する、というのも伏線の一つかなと思います。
大嫌い=大好きみたいな感じで。
逆に堂々と見せることで伏線を隠してしまう方法もあります。木を隠すなら森の中戦法です。
昔映画を観ては「オチが途中から見えてつまんなかった」という友人がいたんですが、「ある程度わかっててお約束に乗っかってやるものじゃないかなぁ?」と思ったりしました。いつも「気づいたかどうか」を自慢していて、苦手でした。
「えっ⁉︎ そこ? 全然わかんなかったんだけど」ってよりは「はいここ伏線ですよ、それっぽいでしょ!」という作品の方が私は親切で好みです
伏線を仕込んで楽しませたい! という向上心を二次創作で感じられるだけでもじゅうぶんかなと思ってしまいます。
話の魅せ方やモチーフの置き方がキモなので、映画おすすめです。「スティング」や「ユージュアルサスペクツ」なんかスカッとしてお見事です。
上の人が書かれてるように、ミスリードしてあげるのが手っ取り早いと思います。
私がよくやるのは、1セットの伏線に対して、2回伏線回収するのです。
1回目はネガティブな意味且つ分かりやすい形で回収しておいて(ミスリード)、ラストで真逆の意味合いで回収する、みたいな感じで。
ただ上記はラストが盛り上がる為に仕込んでる伏線と回収になりますが、基本的には物語ラストの説得力や納得感を確固たるものにするために伏線を多数張って回収していってるので、別に分かりやすくても構わないのかも、と思います。
ミスリードの他には、長さもあると思います。
たとえば30分アニメ1話分で事件を起こして解決する場合、無駄な描写は何一つない、というくらい尺がカツカツなので、ヒントがまるわかりです。
ただ、2クール使ったドラマとかだと、相当前の、ほぼ忘れてた伏線とかを使えます。
尺が長い(要素が多い)と記憶がかすみ、ひとつひとつが印象に残りづらい気がします!
ためになる良トピ。
自分がたまに使うのは、冒頭で謎や疑問の描写を出して、それ以降最後までその件を放置すること。
間の話は長ければ長いほど、読んでるうちに読者は冒頭の疑問を忘れてしまうので。
関係ない話を一通り繰り広げて、最後に冒頭の件に触れることで「ああ〜最初のアレか!読み返したら意味がわかった!」ができます。
トピ主です。
まとめて返信失礼します。
私もときどき後付けしていたんですが、いつも「これでいいのか!?」と悩んでいたので結構やっている方がいて安心しました。これからはミスリード意識してみたいと思います!それと個人的にはミステリー書かれる方に憧れがあります笑
皆さんコメントありがとうございました!