好きな作品の劣化版しにかならない問題!!! 僕の創作意欲の...
好きな作品の劣化版しにかならない問題!!!
僕の創作意欲の源は”嫉妬”です。
学生時代にハマった大好きな小説のシリーズがあるのですが、これが個人的に100点満点で、僕の好みのツボというツボを全て押さえまくってるような奇跡の作品です。
何度も熟読しているうちに「自分でもこんな作品を書いてみたい!」と強く思うようになり筆を取りました。
しかし、いざ設定を練り始めてみると、どうしてもその好きな作品の劣化版にしかならないのです。当然といえば当然です。こんな作品を自分でも書いてみたいという動機から始まっているわけですから、設定やキャラクターの配置・人間関係がそっくり似てしまうのです。
このままでは質の悪いパクリにしかなりません。なんとかしようと自己流の要素を付け加えたり舞台設定を変更したりと画策してみるのですが、そうすると本来書きたかったはずのものから離れてしまいます。要するに、創作のモチベーションである「自分でもこんな作品を書いてみたい!」という趣旨から外れてしまうのです。
そこで今度は、元ネタの設定を残したまま、ほんの少しの足し算・引き算を行い、どうにか『憧れの作品の自分バージョン』を作れないかと画策してみました。けれども、流石は元ネタと称えるべきか、例の憧れの作品には設定やキャラに無駄が全くないのです。何かを足せば蛇足に感じ、何かを引けば物足りなく感じます。これも、当然と言えば当然です。元ネタの作者様は、アイデアを形にするために最も自然な設定とキャラクターを配置しているからです。
と、いった状況で、僕の創作活動は頓挫してしまいました。
同じような悩みを持っていらっしゃる方、乗り越えた先輩方、アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。
みんなのコメント
最初は劣化版でいいんだよ。設定がどうとか細かい小手先のことはひとまず置いておいて(別に似てても気にしない)、とにかくまずは書き上げること。何作も書いてるうちに「自分の創作」が何かわかってくると思うよ
自分も子供の頃は、好きな漫画や小説の設定と話の流れまんまパクって描(書)いてた。最初の一作目ならそんなもんじゃないかな。書き続けてれば個性が出てくると思う
①誰にも見せなければ、真似しまくったパクリ作品でも問題ないので、好きなように真似して書いて誰にも見せずに個人で楽しむ
②その作品の二次創作をする。そこまで好きならその作品の二次創作をしたいって方向には行かないのかな。勧められてやるもんでもないけど、二次なら設定やキャラそのままお借りしてやるものだからそこに悩む必要はなくなるかと
>僕の創作意欲の源は”嫉妬”です。
この一文がどこにかかってるのかわからなかったんだけど、これと劣...続きを見る
書きたいものを余さずぶちこんだ作品を完成させる。
そしたら次に進めるよ。
頓挫しましたとか言ってるんじゃない、書け。いつまでもアレが理想、超えられないと言いながら卒業できずにいるなよ。
厳しい言い方だけど、考えている作品やキャラの軸がフワフワしているから好き作品の劣化パロになるんだと思う。
話の展開とかキャラの見せ場なんかが小手先の修正でどうにかなるわけないんだもの。それで何とかなると思っている時点で、少し見通しが甘かったんだよ。
それはそれとして割り切って好き作品のジェネリック二次創作の何が悪いんじゃいって気持ちで書ききる。。
劣化パロ上等、好きなシーンさえ書けたら後はどうでもいいぐらいの気持ちの区切りつけてさ、エンドマーク付けることが大事なんじゃないんかな。
初っ端から最高傑作作ろうと気負い過ぎるの、創作者あるあるなんだしさ。
反省は書き終わって...続きを見る
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