小説の表現について。 AがBの肩に触れています。 肩に触れて...
小説の表現について。
AがBの肩に触れています。
肩に触れている手を引き剥がすため、BがAの手首を掴むという描写をしたいです。
この場合、いくら練っても「肩に触れているAの手の手首を、Bが掴んだ」となってしまうのですが、
「触れている手の手首」っておかしいですよね?
でも、「ちょうど肩に触れているほうの手首」を掴んだ事をどうしても伝えたいのです。どう表現していいかさっぱり思いつきません……。
助言をいただけませんでしょうか。
みんなのコメント
「自分の肩に置かれている、その手首をBは掴んだ」
と、私なら書くかな……その文の前に、肩に手が触れている説明があるのなら、触れているAの手、すなわち手首……と想像がつくだろう、と。
すでにAの手が肩に触れていることは読者にわかっている状態でしょうか?
それでしたら「Aの手首を掴んで引き剥がした」と書きますかね。
まだ引き剥がしていない(掴んだだけ)のでしたらちょっと悩みますね。自分だったら「Aの手を引き剥がそうと、その手首を掴んだ」と書くかなと思います。
引き剥がそうとしている=肩に触れている手のことだ、というのは明言せずとも伝わるかなという推測に基づいて…。
こういう微妙な言い回しってちょくちょく悩みますよね。いい表現が見つかりますように。
Bは肩に触れる手を引き剥がそうと、Aの手首を掴んだ。
こんな表現にすると思います
あとは悩んだら手の首を掴んだとかでも伝わるには伝わるので無理矢理そうしても内容として伝わらないという事は無いと思います。
「肩に触れているAの手の首を、Bが掴んだ」例文を変更するとこんな感じです
その状況の場合、おそらくAの手がBの肩に触れる描写を事前に入れるのが自然かと思います。
そうであれば、
「Bは肩に触れるAの手首を掴んだ」
で、意味は通じるかと。
もし引き剥がす描写も入れるなら、前にあるコメ主さんと似た表現にはなりますが、
「Bはその手を引き剥がそうと、Aの手首を掴んだ」
と書くと思います。
ご参考までに。
肩に触れているという描写と、引き剥がしたという結果が書かれているなら、「手首を掴んだ」だけで肩に触れていた方の手の手首だと伝わる気がします。
文章の流れで伝わるか心配なときは、先のコメ主さんたちと同じように「引き剥がそうとして手首を掴んだ」と書くと思います。
その直後に引き剥がされた腕の描写を入れたい場合には、今度は「引き剥がそうと」の部分が被ってきます。
そのときは「Bの手が肩に触れた。Aは激しい憎悪を覚え、咄嗟にBの手首を掴んだ。引き剥がした腕は〜」のように、引き剥がそうとしていることを間接的に書くと思います。