終わりまで一通り全部書いてから読み返して推敲することをお勧めします。読み手として、違和感や「物足りない…」と感じたところでいちいち立ち止まって、どう書き直せば読み手としての自分から及第点をもらえるかどうかを探すのです。
脚本術などの指南書を買ったほうがいいと思います。 好きな作家が小説の書き方本を出していたらそれを読むのもいいと思います。 指南書もピンキリですが、より具体的な技術を欲する場合はタダで見られるネットの情報よりかはマシだと思います。
よくやってた事ですが、商業、二次、どちらも好きな作家の話を読み、そのままタイピングしてみるとどのような構成になっているか客観的に体感できると思います。 ここでこんな描写をしてるのか〜と、数冊分やるとおぼろげに見えてくると思います。 文章そのものの技術を上げるためには商業がおすすめですが、商業は人物描写その他描写する事が多く求められているものなので、二次のカップリングの描き方なら二次創作でそのバランスを感じた方がいいと思います。
③だけですが、上手いプロの小説書き写しがよく言われる方法です。 指南書にも書いてあります。 それで①②も学べると思います。
②について、場面描写の足りない方の文章を読むと『そのシーンを思い浮かべるための状況説明が単純に不足している』場合が多く感じます。今ここはどこなのか?他に人はいるのか?時間帯はいつ?暖かい?寒い?天気は?風は吹いてる?雨だとしたらどの程度の雨?季節は?この人は座ってるの?立ってるの?明るい?薄暗い?暖かい?寒い? もちろん全てを説明してしまうと冗長になるのでそこは取捨せねばならないのですが、そのシーンを思い浮かべた時に読者に感じてほしい空気感については最低限の説明をしておかないと伝わりません。 書き手は当然頭の中にそのシーンが出来上がっている状態で書くわけですから、状況や雰囲気を表す言葉を書くのをつい忘れてしまったりするんですよね。 【情報が少なすぎる極端な例】 太郎は苛立っていた。花子が待ち合わせに全然現れないからだ。もう30分も待たされているのに、電話の一本もよこさない。 ↓ 【情報を盛り込んだ例】 太郎はかじかんだ手を擦り合わせながら、交差点を行き交う人々を眺めていた。どんよりと薄暗い空模様が、太郎の苛立ちを加速させる。夕方から雪が降る、と気象予報士が言っていたのを思い出し、もっと暖かい上着を着てくるべきだったと後悔する。 12時に駅前の赤いベンチに座って待っていて、と言ったのは花子だったのに、彼女は一向に現れない。そもそもこの真冬に屋外で待ち合わせをしようというのが間違っていたのだ。時計は12時半を指そうとしている。せめて電話の一本でもあれば、喫茶店に移動することもできたのに。 自分の頭にあるイメージを一旦全て白紙にした状態で文章を読み直し、そこに書いてあること“だけ”を思い浮かべていくと、不足している描写に気づくことができると思います。もし試したことがなければ、ぜひ一度やってみてください。
文章を膨らませる必要がない可能性ってないかな。 無駄に書き込まなくても、今の状態が完成形なのかもしれないよ。 判断ができないなら、できればプロや、ある程度責任をもって批評してくれる人に見てもらったほうが、ここで聞くより絶対良い。
①,②については、自分が見せたいところは盛り盛りで。そうじゃないところは読者に「ここは適当に読み飛ばしてくれてもいいんですよ〜」オーラを出すようにサラリと書くなど、緩急を意識してみてはいかがでしょうか。 緩急はエモみを出すのにも貢献してくれるように思います。 ③トレーニングというわけではありませんが、推敲の際に別媒体にして見直すというのは自分も効果があると実感しています。 スマホで書いたらパソコンの画面で読みなおす。プリンターがあれば紙に出して、プリンターが無くとも手書きでルーズリーフなんかに書き直すだけで、ストーリーの隙や説明の過不足が見つけやすいです。 小さく声を出すだけでもテンポの確認ができます。 ここまで偉そうにアドバイスを書いてしまいましたが、私はゴテゴテしてない、サラリと読ませてくれる文章も素敵だと思います。 なのであまり自分の文書を否定し過ぎずに、楽しく書いて自分にぴったりの表現が見つかるのが趣味としてベストのように思います。応援しています。
確かにそういった指南書があるのは知っていましたが、自分が使う想像がついていませんでした。 後出しで恐縮なのですが、社会人になってからビジネス書ばかりで文学を殆ど読んでいません……このあたりにも問題がある(インプットが少なすぎる)のかもしれませんね。 順序は逆ですが、書き方本を出していらっしゃる作家さんの作風を確認して、気に入ったらそれを買って参考にする、ということも視野に入れます。
その手法は他トピでも度々拝見したことがあります。やはり効果が高いようですね。 体の中に文章のリズムや間を刻み込むようなイメージでしょうか。 二次創作であれば推し作家さんもいるので、その方の作品で手応えを感じられるまで試みてみます!
毎度その手法での推敲は行った上で完成としているのですが、他の方の作品を見ると、記憶の中にある自作が味気なく思えてしまうのですよね。 他の方の作品と自作を並べて付き合わせるくらいのことをした方が良いのかもしれませんね。 「読み手としての自分」という視点は、意識しつつも抜け落ちてしまうもののような気がするので、細かく振り返りながら読者視点を盛り込んでいけるようにします!
ありがとうございます。やはり書き写し根強いですね。 ぜひ試してみます!
まさにまさに、残念ながら私の作風は「情報が少なすぎる例」に類似しています…!しかし、こんなに具体的な例を挙げていただいて大変勉強になります。 ありがとうございます。 ひょっとすると、長い社会人生活の中で自分の中に「細かい描写=冗長になりがち=悪」という図式が出来上がっているのかもしれないと思いました。 (元々は細かすぎるくらい書くタイプだったのを思い出しました) とりあえず細かめ細かめに書いて、後で無駄取りをするようなことも考えてみたいと思います。
広い視野から優しいコメントをいただきありがとうございます。 上述の「情報少ない例」のような作風ではありますが、確かにジャンル外の知人からの感想は「簡潔でめちゃくちゃ読みやすい」とは言ってもらっています。情報が足りていないというよりは、叙情が足りないといったところかもしれません。 的確な批評をしてくれる人がすぐには思い当たらないのですが、ココ○ラなどで探したら見つかりそうでもありますので、客観的に責任を持って批評できる方を探してみます。ありがとうございます。
なるほど…緩急ですか…! エモみ、欲しいです。豪速球や魔球は投げられないので緩急勝負というのは自分に合っていそうです。 また、別媒体での見直しの効果というのもとても新鮮です。確かにレイアウトが横から縦に変わるだけでも文章の印象がずいぶん違うことがあるので、媒体が異なればもっとその差が顕著ですよね。 声を出しての読み上げも環境が許す際にはトライしてみます。 最後にはお優しい言葉までくださり感謝しかありません。皆が皆、ミシュラン三つ星の料理を食べたいわけじゃなく、日高屋や松屋でもいいのかもしれない…笑 と少し前向きに思えました。 自分の持ち味もよく観察して、自分に合った改善をしていけたらと思います。
トピ主です。 皆様お忙しい中アドバイスや励ましのコメントなど多くお寄せ頂きありがとうございました。 皆様の知恵を頼りに、これからも研鑽を続けていつかは満足のいく作品をバカバカ生み出せるようになりたいと思います。 この度はご回答ありがとうございました。 (トピ締めます)