視点の『俺』を視線をうごかすことを意識されてみるといかがでしょう? 例えば『〜にそうな顔を幾分か和らげて苦笑した。』あたりを『〜にそうな顔を幾分か和らげて苦笑するのに耐えかね.Bの背中からすぐそばの真新しい壁に視線を移す。』みたいに動かして、そこから目に入る情景(日差しの色は何色か、どこから入っているかでおおよその時間帯、加湿器を焚いてるとかで季節感)を描いて、次にまた心理描写をはさむ。その心理描写も物の色や状態(服なら色落ちやシワ、布団なら薄くなってる)と残念な気持ちをリンクさせて、その上で心理描写としての今日の予定をいれる…みたいに、物に心の状況を写す感覚でやれば両立できるのかなーと。 一人称だと気を抜くと情景が抜けちゃいますが、五感は働いてるので『見て聞いて感じる』ものを意識してみるといいのかもしれません。
書き終わったあとに情景情報を入れれないかな、と見てみるのはどうですか? 例文だと 俺より早くに出勤せねばならないBを寝ぼけた目を擦りながら見送る。 >>時計を見るとまだ6時を過ぎたところだった。 玄関で靴を履いていたBはそんな腑抜けた俺を見て憂鬱で死にそうな顔を幾分か和らげて苦笑した。 >>寝起きだから髪もボサボサできっちりスーツを着たBに比べて俺はだらしない着回されたお気に入りのスウェットのままだから一層憂鬱に見えるかもしれない。 本当ならBとゆっくり休日を満喫するつもりだった。内緒でデートコースも決めて、服だって新調した。 >>新しく出来て評判のいい海の見えるカフェに行って、ちょっと肌寒くなってきたから使うかわからないストールも買った。 一例ですけど、読み直して足りないとか思った情報を入れれないかな〜と探して追加して書くのはどうでしょう……? 私の場合情景ばかり書いて心情が疎かになりがちなので逆のことを良くしてます。
トピ主さんの場合は具体的な描写を少し増やすと良いかもしれません。 >玄関で靴を履いていたBは〜 Bはまだ寝巻き姿の俺(腑抜けた様)を見て、憂鬱で死にそうな顔を幾分か和らげて苦笑した。彼の靴はすっかりくたびれて、革目が曇っている。(忙しすぎて靴を磨く暇もない様) >本当ならBとゆっくり〜 本当なら、Bと◯日振りの休日を満喫するつもりだった。(具体的に数を明示し、楽しみにしていたことを示す)新しいコートを買って(季節感に合わせて、背伸びした雰囲気を出す)、内緒でディナーも予約した。(ここにBを連れて行きたかったのに…という残念な気持ち) >休日出勤を命じた会社の上司に〜 休日出勤を命じた会社の上司なんて、傘が壊れてずぶ濡れになれば良いのに。(具体的にどんな目に合わせるかを想像させる、ついでに外の様子も書く) 心理描写でも、何もかも抽象的にすると読者が一から十まで想像しなければならないので、適度に具体的な物事や数を提示して読者のストレスを緩和し、かつ物語を前に進めるのが良いと思いました。
私は遊びでよく目の前の風景を文字に置き換える遊びしてますよー。 例えば今電車なので…… 人も疎らな電車内。皆一様にスマートフォンに指を滑らせている。同じ場にいながらにして、意識はそれぞれの世界に接続しているのだろう。かくいう私も小さな画面を覗き込み、今や時代遅れ感の滲む有線のカナル型イヤフォンで耳を塞いでいる。 みたいな感じです。暇つぶしに練習してみてはいかがでしょうか!
>俺の今の服とかBの服とか今が何時だとか部屋のこととか全く分からない この例文の今後の展開で服装や時間や部屋の内装が鍵となるような出来事があればちらっと描写すればいいんじゃないのと思います Bの服にコーヒーがこぼれる展開があるなら「Bはコートの襟を合わせた」とか 絡むような展開がなければ描写しなくていい、むしろ詳細の説明があったのにその描写が展開に一切絡まなかったら「写真のような絵」みたいな…「リアルだけど、だから?」みたいな… 心理だけで突っ切るのが不安ならそれ以降の展開で出てくるものだけをそのシーンで描写しておけばいいんじゃないの 例文、このままでなにがダメなのか分からなかったです
「寝ぼけた」「腑抜けた」「憂鬱で死にそうな」等の修飾を直接的な形容詞から情景描写に入れ替えてみるのはいかがでしょう。 それぞれの形容詞について、状態や動作での言い換えを試みます。 例えば「腑抜けた」について、腑抜けた人は何をするだろう→左右ちぐはぐの靴下を履いている、廊下に置いたままのゴミ袋を蹴飛ばしてしまう、Bのネクタイが歪んでいるのを直してやろうとしてより歪ませてしまう……など。 こうした具体的な動作への置き換えを心がけ、逆に形容詞・形容動詞の使用を避けて行くといつしか心情描写の比率が下がりバランスが良くなるかと思います。 また、例文ですと二人は揃って不機嫌寄りです。これに合わせてマンションの外の天気の描写を適宜入れるとそれっぽくなります。 二人の心情を映したような雨模様でもいいですし、逆に心情とは裏腹な晴天ですと登場人物の恨み節が引き立ちます。 例えば「開けもしないカーテンは非情な休日出勤への無為な反抗だ。けれども俺たち二人の必死の抵抗をあざ笑うかのように初夏の日差しは安物のカーテンを突き抜け、乱れたままのベッドを徒に暖めている」こんな感じでどうでしょう。
必要ないなら、無理に服装や環境の描写を入れる必要はないと思います。必要なことを、服装や環境の状態を描写することで知らせたいと思ったら、置き換えがスムーズにできるのではないでしょうか。 誰かが不潔だという一言に、「いつも髪にはフケがついていて、垢じみたシャツを着ている」と説明をつけるとより具体性が出るし視覚的にも想像しやすいです。
トピ主です。アドバイスありがとうございます! 視点キャラの五感が得た情報を描く、というのは盲点でした(相手キャラ以外は何も見えてないのか?という描写しかしていなかったため……) 一つ行動や付随して得た情報を入れるだけで、それに対するキャラの気持ちを心理描写にリンクさせ相乗効果を生ませることが出来るというのと、『物に心の状況を写す感覚』というお言葉が自分の中でとてもしっくりきたので実践させて頂こうと思います! 表現の分かりやすい例文もイメージがしやすく助かりました!ありがとうございました!
ご助言ありがとうございます! 付け足しの方法、これなら読み返すときに自分でも気付けそうです!少し違うかもしれませんが、これまで書いたものも心理描写がくどくなりがちなので一旦休憩を挟みたいなと思う部分が多々ありましたが、大体台詞を入れてお茶を濁していました。ここに情景を挟めば情報の整理も出来るし足りないところも補えるな、と思いました。 分かりやすい例もありがとうございます!こういう文にできるよう精進します!
ありがとうございます! 具体的な描写、おっしゃる通りです。巧みな方は心理描写で構成されていてもその限りではないのでしょうが、私の文章は言い訳が出来ないレベルでふわふわしているものが多く正直「想像が出来ないから説得力がない……」という感じでした。情景描写が足りないという以前のレベルかもしれませんが、少しずつ想像が出来る文章を目指せればと思います! 具体例、何がどういう目的で使われているのかが分かりやすくとても参考になります。一つ一つの文章に意味を持たせられるように精進します。ありがとうございました!
コメントありがとうございます! 素敵な遊びをお教え頂き感謝です。想像力や表現力、文章力を養うのに最適だなと目から鱗が落ちました! イラストなどでいうクロッキーやドローイングの文章版でしょうか。文章にするためにどこを切り取るか、今までこんな部分注目していなかったけれどこれを使うと面白い、などの新たな気付きも得ることが出来そうですし、なにより楽しそうなので私でもできそうです! たくさんストックしていけばさらに成長に繋がりそうなので早速実践していきます。ありがとうございました!
回答ありがとうございます! たしかに必要以上に文章を入れてしまうとくどくなるし、「何のためにこれ書いたの?」という飾りは取捨選択も必要ですね。書き手のセンスが出る箇所かと思いますので中々難しく、自分なりの良い塩梅が見つけられたらと思っています! 例文は短くその後の展開もとくに考えていなかったため余計に心理描写だけだと情景が浮かび辛いような気がしていました。読まれる方に行間を補うことをお任せする形になるので、できればもう少し優しい文章を目指せれたらなとご助言もらっている次第です。 難しいですがアドバイスを元に自分の色を作れるよう精進していきます!ありがとうございました!
ありがとうございます! 抽象的な言い回しを具体的なものに置き換えて膨らませることでバランスをとる、高度なテクニックですが自分がきちんとイメージ出来てないもの、説明できないものが読む方に上手く伝わるわけもないので、とても大事だなと改めて思いました。 ふわふわさせることで逃げていた部分をきちんと詰めれるように頑張ります! また、心情の描写に天気という情景を絡ませて相乗させる、とても素敵です!より一層深みが出て、こういう使い方もあるのだなあと勉強させてもらいました! アドバイスを元に更に精進します。ありがとうございました!
アドバイスありがとうございます! 今までの心理描写でさえ、ここまでくどく何回も主張するか……という盛り方をしておりましたので、必要か必要でないか、という装飾の文章と情報としての文章の取捨選択が難しいところかと思っています。 例文で頂いてるように簡潔な単語にいつもの状態、または単語がフラグであれば特異性などを具体的に添えていくところから始めていこうと思います! 自分なりの表現に昇華できるまでに時間はかかると思いますが、頂いたアドバイスを参考にし、より良い文章が書けるよう精進します!ありがとうございました!
必要な情景の情報、例文で十分足りてると思いますよ。 時間も朝早くに出勤なら早朝6時くらいかな?とか脳内で補完できますし。 Aの服は今パジャマだろうし、Bはスーツだなと伝わります。 トピ主さんが不安になられるほど悪文な感じはしません。 Aの新調した服を描きたいならここぞってデートシーンでがっつり描写すればいいし、どんな部屋で一緒に暮らしてるか描きたいなら、2人が部屋探ししたエピソードを書けばいいんじゃないでしょうか? 基本的に情景描写は読み飛ばされる可能性が高いので、必要最小限でいいんじゃないかな。 と、思ってます。