感想もらったことない人間なので優しい反応ありがたい…自分の文体がどのように受け取られてるか知れて嬉しいです。描写力褒めてくださいましたが、会話文考えるの苦手なのでトピ主さんのあってこそです。他の方との差分も自分の苦手とするポイントがよくわかって参考になりました〜。
なんか別物になったわ 小説苦手だからいい練習になった -- 「おーい、B!」 放課後の教室。俺はクラスメイトのAの大きな声に気付き、後ろを振り返った。 Aはこちらに手を振りながら、笑顔で近づいてくる。 「いやあ、目の前にBが見えたから。つい声かけちまった。」 「なんだ、特に用があるわけじゃないのか。だったら…」 「なあ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。俺たち帰る方向同じだよな?」 言いながら、Aは教室のドアを指差す。 「別に、いいけど…」 *** 俺とAの家の方向が同じだと判明したのは、一時間前。 体育館で新入生向けの部活紹介を聞いていた時だった。 各自好きな場所に座っていいと言われたので、俺は隅っこのほうに居たら、図体のデカいヤツにいきなり声をかけられた。それがAだった。 『なあお前、背ぇちっこいのに、こんな後ろじゃ見えないんじゃない?』 『…別に、部活には入らないから、いいんだよ』 『何で?』 『家が、遠いから。』 『どこ?』 『…××市。部活やってたら夜遅くなるし受験に響くって、親に止められてる。だから…』 『そうなの!?俺●●市なんだけど…じゃあ俺と帰る方向いっしょじゃん!ーーーーあ、俺Aってんだ、よろしくな!』 『お、おう。よろしく。』 まだ出会って間もないのに。帰る方向を知ったのも、名前を知ったのも、ついさっきなのに。 目の前のAは、まるで満開の桜のような笑顔で俺に話しかけてくる。人懐こいヤツだな。 *** 「でさ、Cの奴がさ〜…。あっ、ごめん、この話つまんないかな?」 「いや、いいよ。Cが自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきたって話だろ。ウケるよな。」 帰り道。俺たちは××市行きのバスを待ちながらダベっていた。 事故か何かあったのか、バスは30分ほど遅延していて、Aの話はさっきから同じ話題が何度かループしている。 …A、俺に付き合わずに先に帰ればいいのにな。●●市って自転車でも1時間はかかるだろうに。 「そうそう!そんでさ、ちゃんと直したって先生も言ってたのにさ、Cがまた変なの出したんだよ!」 なんだと思う?とにやにや笑いながらAはクイズを出す。 その答えはもう知っているんだが、俺はあえて乗ってやることにする。 「そうだなぁ…またコーンスープが出たとか?」 前と同じ物が出る。我ながら手ごろな解答だと思う。 「ハズレ。正解はお汁粉でした~!汁もんってとこは合ってたのにな~ザンネン!!」 惜しかったな!と肩をバシバシと叩かれる。体のでかいAに叩かれると地味に痛い。俺とお前の体格差を少しは考えて欲しい。っつーかクイズ番組の司会者かお前は。 「…しょうもな。」 そんな感じで、バスが来るまでの間、Aが話すのはくだらないことばかりだった。 でも、そのくだらない話を一生懸命に話すAの笑顔は、不思議と嫌味を感じなかった。
自分なりにオチをつけてみました。登場人物三人に名前をつけましたが、会話文は変えてないつもりです〜。 高橋はクラスメイトの沖に大きな声で呼ばれて振り返った。 校舎の窓には強風に吹き付けられてか、桜の花びらが一枚模様のように張り付いている。背の高いこの大木は他校の生徒も満開を待ち望むほどの名物翁で、今もまた風に揺れた花弁がはらりと落ちていった。 はらり、はらり、音もなく。夕映えの下を彩る春の名残りには、この世ならざる美しさが秘められている。 高橋は中庭の桜に気を取られた振りをして、忙しなく手を左右に振りながら近づいてくる沖を待った。 「なんだ? 沖」 「いやあお前が目の前に見えたからつい、声かけちまった」 沖はムードメーカーと称されるに相応しい邪気のない笑顔を浮かべた。頬に現れたかたえくぼと同じほど、彼にとって誰かの時間を奪うことはたわいなく、何の障害もそこにない。 高橋は部活動で日に焼けた沖の顔から視線を逸らし、中庭の桜にまた目を向けた。高橋が生まれる前からそこに根を張る寡黙な生き物は、たった三年ばかり傍らに留まる人間に対してわざわざ何かを差し伸べることはない。何かを与えることも、何かを奪うこともない。 「……特に用があるわけじゃないんだな」 「そうだな! でもさ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向同じだったよな?」 途上にあるコンビニの名前を挙げて、沖の腕がごく自然に高橋の肩に回される。まるで親しい友人同士のように。高橋は急に廊下にまだ残る生徒たちの視線が気になって、頷く代わりに目を伏せた。 何気なく他人を誘えるような性格をしている沖は、そのために誰からも好かれやすい。積極的な交流を図ることが不得意な高橋には羨ましくもあり、少し苦手でもあった。 「でさ、町田の奴がさ〜。あっ、ごめんこの話つまんないかな?」 「いや……、町田が自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきた話なら知ってる」 「なんだ、知ってんじゃんか! そうそう、そんでちゃんと直したって先生も言ってたのに町田がまた変なの出したんだよ」 「なんだと思う?」とにやにや笑う沖に対して当たり障りのないことを口にしながら、高橋は思った。 桜には口がない。目もなければ耳もない。高橋のように学生服だって着れないだろうと考えて、「正解はお汁粉だってよ!」とくだらないことで笑っている沖を見て、高橋は何でもない未来を夢想した。 桜の老木に学生服を着させる悪戯くらい、かたえくぼを作るのと同じほど簡単に、彼と一緒であればやってのけてしまえるだろう。 それを提案するだけの言葉を集めるには、あまりにも家までの道のりが短かった。
あんまり変わってないですが 大きな声で呼ばれて振り返った。 春、校門前に咲く桜は今年も見事に咲いていて、風に揺られて花弁がひらひらと落ちていく。 その花びらの間を縫うように、同級生のAが、忙しく手を振りながら駆け寄ってきた。 「なんだ? A」 「いやあ、目の前にお前が見えたから、つい声かけちまった」 そう言って、Aはにっこりと笑った。ムードメーカーと称されるに相応しい、さわやかな笑顔だ。 「……特に用があるわけじゃないんだな」 「そうだな! でもさ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向同じだったよな?」 Aは路地を指差した。俺は少し考えてから、ゆっくりと頷いた。 Aは、度々こうやって、取り止めもない理由で俺と下校する。こうして気軽に人を誘えるような性格をしているから、誰にでも好かれるのだろう。 交流が不得意な俺には、羨ましくもあり、少し苦手な存在でもあった。 そんな俺の気持ちなど露知らず、Aは大仰な身振りで、今日の出来事を話している。 「でさ、Cの奴がさ〜。あっ、ごめん。この話つまんないかな?」 「いや……Cが自販機でジュースを買ったら、コーンスープが出てきた話なら知ってる」 「なんだ、知ってんじゃんか! そうそう、そんでちゃんと自販機を修理してもらったのに、C、また変なの出したんだよ」 なんだと思う? とにやにや笑うA。 「またコーンスープとか?」 「ハズレ! 正解はお汁粉だってよ! 汁もんってとこは同じだったなあ」 「……しょうもないクイズのくせに、外れると妙に腹が立つな」 なぜか得意げなAの様子にもイラッとする。こういう、調子に乗りやすいところも苦手だった。 しかし、それも含めて、どこか「楽しい」と感じている自分もいた。 その理由はなぜなのか。 分からないまま、結局家に着くまで、俺たちは同じ調子で話し続けていた。
バカがつく程でかい声に自分の名を呼ばれ恐る恐る振り向くと、二年三組、と書かれた札の下、クラスメイトのAが教室のドアから身体を覗かせていた。 放課後の校舎のあちこちから、吹奏楽部の鳴らすメロディが聴こえてくる。その音に自分の存在をかき消されまいとばかりに手を振りながら近づいてくるAの肩に、花びらが一枚降りる。昔、卒業生が植えたという、今では在校生のTikTokの背景として重宝されている桜は、今年も見事に咲いていて、風が吹く度開いた窓から花弁が廊下へと舞い込んでいた。 「なんだ? A」 肩に乗った花びらをつまみながら近づいてくるAにたずねる。Aは、ムードメーカーと称されるに相応しい、人懐こい笑みを浮かべてこう言った。 「いやあ、お前が目の前に見えたからつい、声かけちまった!」 「……特に用があるわけじゃないんだな」 「そうだな! でもさ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向同じだったよな?」 Aの返事に脱力した俺の様子などは気にも留めず、Aは帰り道の方向を指で示した。それに、まあいいか、と頷いてから、ふと、こうやって何気なく大して仲の良くないクラスメイトを誘えるようなところが誰からも好かれるんだろうなと改めて思う。 それは、積極的な交流を図る事が不得意な俺にとってはAの羨ましいところでもあり、少し苦手なところでもあった。 「……でさ、Cの奴がさ〜。あっ、ごめん、この話つまんないかな?」 「いや……、Cが、自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきた話なら知ってる」 「なーんだ、知ってんじゃんか! そうそう、そんでちゃんと直してもらったって先生も言ってたのにさ、Cがまた変なの出したわけよ、なんだと思う?」 にやにやと思い出し笑いを浮かべながらAがクイズを出してくる。 「……またコーンスープとか?」 「ハズレ! 正解は〜、おしるこ! 汁もん繋がりなところが妙にウケねえ? もうCの呆然とした顔がさ〜……三ツ矢サイダー買って出てきたのがおしるこって……やべ、また笑えてきた」 「……しょうもないクイズのくせに外れると妙に腹立つな」 Aにつられて、Cの顔を想像して込み上げてきた笑いを堪える。なぜか得意げな表情を見せるAに少しばかりイラッとするが、それすらも含めて楽しいと思えるのはどうしてだろうか。その答えは見つからないまま、結局俺の家の前に着くまで同じ調子での会話は続いた。 後半若干力尽きました。楽しかったです!
ガゴン!と音をたてて自動販売機から出てきたのは、お汁粉の缶だった。 Cは憮然として冷え冷えの缶を掴み出す。 Aは肩を揺らして笑った。 「プハハハツ。この前のコーンスープに続いて?ウケるー。」 「ほっとけ。」 汁粉缶を水滴予防でタオルで巻き、鞄に仕舞うC。 Aはほがらかにたずねる。 「返品しなくていいの?」 「夕食の足しにする。湯煎がひと手間だがな。」 「そんなのマグカップに開けてレンチンでいいじゃん。」 「味わいがちがう、と俺は思う。」 「なるへそー。」 風が桜の花びらを舞いあげる。 Aは門の方へ視線を走らせてぱっと微笑んだ。大声で呼びかける。 「B!待ってよ。一緒に帰ろう!」 こちらを見て立ち止まる人物。Aは走り出しながら手をひらめかせる。 「じゃあなC。汁粉うまいといいな。」 「ああ。」 去って行くAとBを見送り、少しの間 花吹雪の中にいた。 春の霞んだ夕日が沈んで行く。
クラスメイトの大きな声が、襟足の横を通り抜けていって2メートル先に落ちる。伸びやかに追い越していった彼の呼び声で、俺は振り返った。 季節は春。ここは学校で現在は放課後。敷地内にある名物の桜は、今年も見事に咲いている。視界を遮ったのは風に揺られた花弁で、花弁が落ちた先に立っていたのがAだった。 「なんだ? A」 忙しなく手を振りながら近づいてくるA。ムードメーカーと称されるに相応しい笑顔は、春というより夏という季節の持ち物だ。それが俺の前で立ち止まり、もう一度きらめく。 「いやあお前が目の前に見えたから! つい、声かけちまった」 「……特に用ないのかよ」 「そうだな! でもさ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向同じだったよな?」 言いながらAが指で示す方向は確かに俺の通学路だ。Aが俺の通学路を知っていたことが意外だ。だが、こうやって他人への関心を持って知り、何気なく誘えるような性格をしているから誰にも好かれやすいんだろうと改めて思う。 「いいよな?」 確かめるようにAに聞かれて、俺は頷いた。 積極的な交流を図る事が不得意な自分には、Aという人物は少し苦手とするところがある。でも羨ましくもあり、嫌だと突っぱねるほどのものでも無かったのだ。 流れるように二人で歩き出したことさえも、ぎこちなく受け止めながら、Aに引っ張られるように俺は歩調を上げて、合わせていった。 「でさ、Cの奴がさ〜。あっごめん、この話つまんないかな?」 「いや……、聞いたことあるなと思って。Cが自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきた話だろ」 「なんだ、知ってんじゃんか! そうそう、そんでちゃんと直したって先生も言ってたのにCがまた自販機から変なの出したんだよ」 なんだと思う?とにやにや笑いながらAは自分にクイズを出してくる。 「またコーンスープとかか?」 「ハズレ! 正解はお汁粉だってよ! ホットな汁もんってとこは同じなんだよなあ」 しょうもないクイズのくせに、外れて妙に腹が立つのはAの表情のせいだろう。なぜか得意げで、心底楽しそうだ。学校生活を満喫してるやつが浮かべる、満点の笑顔も、やはり俺には無いものだなと思うこの気持ちは羨望だろう。 羨ましいものを真横で見せつけられている。なのにそれすら含めて楽しいと思えるのはどうしてだろうか。その理由は分からないまま、結局別れなければならない道に差し掛かるまで、自分達は会話をしていた。
隠キャが書くとこうなる 振り向きざま、薄紅の花びらが視界を舞った。学校の敷地内にある桜は名物になっている。今年も見事に咲き、風に揺られた花弁が落ちていく。 「なんだ? A」 僕の名を大きな声で呼びながら忙しなく手を振り近づいてくるAはまるで飼い主に駆け寄る犬のようだ。 「いやあ、お前が目の前に見えたからつい声をかけちまった」 「……特に用があるわけじゃないんだな」 呆れる僕に向けられる屈托のない笑顔。 「そうだな! でもさ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向同じだったよな?」 こういう何気なく人を誘えるような性格をしているから誰にも好かれやすいんだろうと改めて思う。 積極的な交流を図る事が不得意な僕にはAのこういう所は少し苦手な部分だ。けれど、同時にそれは羨望の裏返しでもあった。 みんなの人気者、クラスのムードメーカー、そして陰鬱な僕には不釣り合いなトモダチ。 帰り道でもAは、教室の中でみんなの輪の中心にいる時と同じに饒舌で楽しげだった。僕が相手ではつまらないだろうに。 「でさ、Cの奴がさ〜。あっ、ごめんこの話つまんないかな?」 「……、Cが自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきた話なら知ってる」 「! そうそう、そんでちゃんと直したって先生も言ってたのにCがまた変なの出したんだよ」 「またコーンスープとかか?」 「ハズレ! 正解はお汁粉だってよ! 汁もんってとこは同じだけどな」 「しょうもないクイズのくせに外れると妙に腹が立つな」 にんまりと此方を見て笑うAの様子にムッとする。でも、……それすら含めて楽しいと思えるのはどうしてだろうか。陽キャのコイツと隠キャの僕では本当の意味でトモダチになんてなれる筈がないのに。その理由は分からないまま、僕らは春の河原を歩く。 2年前のこの帰り道、僕はこれからの憂鬱な中学校生活が早く終わる事ばかりを願っていた。まさかトモダチが出来てこんな風に帰る日が来るなんて思ってもみなかった。それもその相手が僕とは正反対の明るくて良いやつのAだなんて。 桜の花弁がまたどこからか風に乗ってやって来た。 今は、一人で帰った2年前のあの日と正反対の事を心のどこかで願っている僕がいる。
「B!」 Aのよく通る声に振り返る。 放課後の校舎は閑散としていて、遠くから吹奏楽部の演奏や、運動部の掛け声が小さく聞こえるだけだった。 「なんだ? A」 「いやあ、お前の背中が見えたからつい、声かけちまった」 陽キャらしい朗らかさで言われて困惑する。 「……用があるわけじゃないんだな」 「用はないけど、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。方向は同じだったよな。このあいだ、隣のクラスのCがさぁ」 当たり前のように話を続けて歩き出すAに、思わず頷きながらついていく。自分にはとても真似のできない積極性だ。それが羨ましくもあり、陰キャの自分にとっては、少々逃げ出したい状況でもあった。 「……そんでCの奴がジュースのボタン押したらさぁ。あっ、ごめん。この話つまんないかな?」 「いや……ただ、そのあとコーンスープが出る話なら知ってる」 「もう知ってんじゃん! そうそう、冷たいジュースじゃなくてアツアツのコーンスープ缶が出てきたんだよ」 Aは楽しそうに言った後で、にやりとからかうように笑った。 「その自販機、壊れてたから先生が修理したってのに、またCが変なの出したんだよ。なんだと思う?」 それは修理ができていないのでは、というツッコミは野暮だと飲み込んでおく。 「……またコーンスープとかか?」 「ハズレ! 正解はお汁粉! アツアツの汁もんってとこは同じなんだよなあ」 「……しょうもないクイズのくせに、外れると妙に腹が立つな」 なぜか得意げなAの様子にもイラッとするが、その感覚すら不思議と楽しかった。 校舎を出ると桜が見えた。樹齢100年をこえるという立派なそれはこの学校の名物で、夕暮れの中、はらはらと花弁が風に舞い落ちる姿は実に見事だ。 最近は、それを眺めながらひとりで帰るのが日課となっていた。 「それでさ、B。聞いてくれよ!」 「なんだよ。またCの話か?」 「ハズレ! Dの話でしたー!」 「……やっぱり腹立つな」 桜よりも賑やかな相手に、つい意識が向く。最初の苦手意識など忘れて夢中になって、結局こちらの家に着くまでふたりの会話が終わることはなかった。
書き込みありがとうございます! 桜の儚くも強く心に残ってしまうような存在を感じられる描写力が凄いです 台詞はほぼ変わらないのにとても情緒深く描かれる事でこんなにも印象が変わるんだとドキドキしました!
書き込みありがとうございます! 桜吹雪の中爽やかな笑顔のAが現れる様子が目に浮かぶようでした Aの誘いにゆっくり頷く所など視点主が思い巡らせている様が丁寧に書き出されていて、若いもどかしさが感じられました(*´-`)
書き込みありがとうございます! 真っ先に冒頭の力強い音の描写が響きました 吹奏楽部の練習が聞こえたり、TikTokや三ツ矢サイダーが登場したりと青春を感じさせるアイテムの登場が妙でワクワクしました!これぞ青春モノという味付けをありがとうございます(≧▽≦)!
書き込みありがとうございます! ちょっと驚いてしまいましたが、まさかの視点主と合流する前の一幕ですね…! 本来反則ですが、素敵なSSなのは確かでした 春の風と共に視点主へ駆け寄るAの描写が良かったです!
書き込みありがとうございます! いい書き出しですねぇ… 並んで歩き出す視点主の心情描写がぐっと来ました 視点主にはAの笑顔がきらめくものに見えていて、その眩しさを認める一方でどうしても焦がれる気持ちもあって…という青春にある仄かな苦さが絶妙です!
書き込みありがとうございます! 出逢いから書く事でキャラクターのディテールが見えてくるのがイイですね(`・ω・)b ちょっと強引なAに引っ張られるようにして始まった二人がこれからいい友情を築く予感がしました!
書き込みありがとうございます! ≫「……、Cが自販機でジュースを買ったらコーンスープが出てきた話なら知ってる」 「! そうそう、そんでちゃんと直したって先生も言ってたのにCがまた変なの出したんだよ」 ここのやり取りで視点主に用意された間と、Aの『!』がとても絶妙です。返ってきた言葉を受けたAの表情が自然と浮かびました 釣り合わないと思いながらもこの時が続けばいいと心の内で願う視点主のもどかしさがまた…好きです
書き込みありがとうございます! ポンポンと調子よく言葉を続けるAの様子が楽しく読めました 桜の描写を最後に持ってくる事で挟んだ視点主の回想に心地よく割って入るAの台詞から締めに至るまで軽やかなまま爽やかな読後感で素敵でした!
皆さんお付き合い頂きありがとうございます 思い付きと好奇心だけで立てたトピックでしたが、発見も多く思っていたよりめちゃくちゃ楽しいです! まだまだ書き込み待ってます!
春なのではよ帰りたい。嘘、年間ずっと。 放課後、新しい教室は校舎の西側なうえ窓から西日ががんがん入ってくるので居残りに向かない。だからもう誰もいない。 俺もいつもなら下校が部活の時間帯とカブんのが嫌だからとっとと校門を出る。特に校庭通るとき、準備運動してる陸上部とかにみられるようで嫌だ。 今日は珍しく小テストの居残りで、最後になってしまった。教室の鍵を閉めなければいけない。 窓から校庭を見下ろす。我が校名物の桜の木周辺では、数人グループがスマホで撮影会をやって盛り上がっている。見知った顔もある。笑い声、じゃれる様子。歓声、少し離れて部活動。二人で帰る人たち。校庭に照った日が浮かび上がらせている。太陽の光が目に眩しいので、すぐに閉める。 職員室に鍵を返してから階段を下り、靴箱へ向かう薄暗くてひんやりした廊下にでる。合唱部の発声練習の音程がどんどん高く、繰り上げられて、こだましている。 俺は誰かと積極的に関わることがあまり得意じゃない。さっき見下ろした校庭。あのなかのだれかになれるような想像もつかない。だから、はやく帰りたい。 「やまだーっ!」 後ろからひときわでかい声。振り返ると、廊下の少し離れた場所にクラスメイトの秋山。とにかく声が、よく通る。 「まって、やまだ!」忙しなく手を振りながら近づいてくる。俺が逃げる訳でもないのに追うように小走りするので、一歩ごとに上履きがばたばた鳴る。体もほかより頭ひとつぶん大きめなこいつは、動作も全体的に大きめになされる。 やっと俺の前まで辿り着くと、満点の笑顔。これぞクラスのムードメーカー。 「お前見えたからつい。特に用事とかないんだけど。」 「用事とか無いのにそんな、急がんでいいだろ。」こいつが声かけてくる時、本題とか用事とか、ほぼあったことがない。 秋山、たしかにという顔をしたあと、「でもさーっ、せっかくだから一緒に帰ろうぜ。オレたち方向おんなしだったよな?」と言いながら帰りに出る門の方向を指で示す。ブカツがさ、顧問いねえから、今日休みなってさあ。ひまで…。 こうやって何気なく、人を誘えるような性格をしているから、誰にも好かれやすいんだろう。 俺には出来ないことをさらっとやる秋山のことが羨ましくもあり、正直少し苦手にも思う。俺よりか、あっちの桜撮るグループに混じって騒いでるほうが良いんじゃないの。 卑屈で勝手な想像がよぎるのは俺の悪い癖だ。 とりあえず、頷く。断る理由ないし、関わられるのが嫌なわけじゃない自分に気付く。 「おし、行こ行こ!」秋山は嬉しそうな声で言う。 俺たちは同じ方向に歩き始める。 帰路、昼過ぎまで雨が降っていたので路面が湿っている。 「でさ、金田の奴がさ〜」秋山、よく喋る。「あ、ごめんこの話つまんない?」 「いや……、金田が自販機でジュース買ったらコーンスープ出てきた話?」昼間、秋山が教室で喋ってんのが少しきこえていた。 「なんだ山田、知ってんじゃん!そうそう、そんでその自販機、ちゃんと直したって先生言ってたのにさ、金田また変なの出したんだよ」 なんだと思う?と秋山、にやにや笑って待っている。直したのにまた変な物が出るんかよ。金田、持っている男。 何だったか。 「またコーンスープとか?」 「ファイナルアンサー?」秋山、真顔で問うてくる。早よ言え。 ジャカジャカ…ばん!「ハズレ!正解は、おしるこ!しるもんってとこは同じなんよなあ」秋山は楽しそうに発表する。 「しょうもねークイズのくせに外れると妙に腹立つな」 「お、山田怒った?」 「しょーもなすぎて。」 秋山がなぜか得意げにしているのがむかつくが、それすら含めて楽しい。 隣で秋山は、金田が部活の対戦表でことごとく強者に当たるのだ、と喋りを続行する。あいつは持っている、なんか良くない感じの運気を。 俺も相槌をうち、返事をした。会話をした。 秋山は更に、こちらの返事にいちいちリアクションを返した。おどろいたり、感心したりした。 秋山、「やーっ、良かった。山田にさあ、断られたらって思って、俺!勇気要ったんよな~」と言うので驚いた。 「勇気要んの?」人に声かけんのに、秋山が? 「要るってえ!何だと思ってんの、俺んこと」 秋山が眉をぎゅっとよせて、けげんな顔をつくるので笑った。 眺めているのと、実際に会話してみるのではまるで違った。こういう瞬間がこれからもあればいい。 面白い気持ちになり、このまま家に着かなければいいとか思った。そしたら急に秋山、アイス!と叫ぶので、コンビニ寄って、食って、帰った。 最近文章に挑戦してて、楽しそうだったので失礼します。名字つけてます。別物かもしれない。すみません。 自分で書くと好きな会話やシーンだけ書いちゃうので、全体のあらすじや流れがあるととても書きやすくて楽しかったです。 (そばかすのひめ見てボート部のあの人好きだったから秋山を勝手にあの元気なイメージで書いた…。)
書き込みありがとうございます、楽しんで頂けて嬉しいです! 二人の口調が元よりも砕けて更に学生っぽいやり取りになっていて、おおっと思いました 私はどうしても切り詰めて書いてしまうので、描写の増やし方が勉強になります 特に、A(秋山)が視点主(山田)に声をかける事に勇気が要ったと告げるシーンはA(秋山)というキャラクターのバックボーンが窺えて良いですね…!
思いつきだけのトピックだったために至らない点があり申し訳ありませんでした 付け加えての説明ですが、もしトピ主のレスが不要ならお伝え下さい トピ主のレスが意に沿わないものだった場合もご自由に削除して頂いて構いません また、私自身カップリング創作はするもののこの文章に関してはカップリングの想定は特にしていなかったので失念していましたが…、もしそちらの展開も入れたい方がいればお好きにどうぞ そしてこのトピックは本当にただ深い意味もなく、強いて言うなら同じテーマでもいろいろな人が書くとそれぞれ違ってきて面白いよねくらいの理由で立てたものでそれ以上の目的はありません 書き込み期限が過ぎた時に同じ目的のトピックを立てることもありません
トピ主どした!?何かあったの!?いや答えなくていいけど…。 自分は暇つぶしにやってみて楽しかったし、雑談目的というトピ文信じて書き込んでよかったなーと思うよ。 色んな人の個性や、普段文章書かない人の文も見られておもしろかった! トピ立てお疲れ様でした!
dmC0WUVGさん 楽しんで頂いていて良かったです! 文面の堅さはどうしようもない癖なのでお気にならさず… 要するに皆さんご参加ありがとう〜!ちなみにめっちゃ嬉しいからガンガンレス付けてくよ!嫌だったらごめんね!あと本当になんも目的とかないよ!またトピック立てることもないよ!よろしくね!という内容です。そのまま書けという話ですね、すみません こういう文面を考えてるとどうしてもテンションが落ち着いちゃうんですよね…… まあ、特に今後のトピ立ての予定がない事は書いておこうと思った次第でした 改めてお付き合い頂きありがとうございました
ID変わってると思うけど、体格差つけて別物になったやつを書いた者です 普段は絵描きなので字書きさんすごいなって感じました 土台があるととても書きやすいって気付けたよ〜ありがとう!
「B!」 背後から投げられたよく通る声に、思わず眉を顰める。騒がしい声。騒がしい気配。振り返る前から声の主はわかり切っていて、このまま気付かなかった振りでやり過ごそうかと、足を一歩踏み出してみる。 「えー!ねえ!B!Bってばー!おーい!B-!」 「煩い!聞こえてる!何!」 幸い、閉門時間の近付いた校舎内には人影はないが、いつまでも自分の名前を大声で叫ばれ続けてはかなわない。諦めて振り向けば、廊下の窓を開け放ち、身を乗り出すAが顔を輝かせた。 「待って!すぐそっち行くから!」 返事も聞かず、玄関に走り出したAに溜息を吐く。廊下は走るなって、小学生の時に習わなかったのかよ。 頭上に咲き誇る、本校名物の桜を見上げると、ちょうど吹き上げた風に煽られ、花弁が舞う。ひらひらと地面に引き寄せられていくのをぼんやり眺めていると、その内何枚かが、目と鼻の先の校門の外に落ちた。あと少し、もう少しここを潜るのが早ければ、Aに見つかることもなかったのに。 Aが、特別嫌いなわけではない。明るくて、屈託がなくて、分け隔てなくて、まさにクラスのムードメーカーだ。嫌う要素などどこにもない。……そんなところを、少し苦手に感じているだけだ。 「B!お待たせー」 忙しなく手を振って駆け寄って来るAは、俺が内心こんなことを考えているなんて思いもしないのだろう。もしかしたら、興味もないかもしれないが。 「良いんだけどさ……で?」 「で?」 「いや、何の用?」 「用……」 「……もしかして、用事もないのにあんな遠くから大声で呼んで、わざわざ息切らせて走って来たわけ?」 「や!あるある!用事!」 「何?」 「まあ、良いからとりあえず歩こうよ。方向一緒でしょ」 立てた親指で帰路を指すAに仕方なく頷き、再び風に吹かれた花びらと共に、今度は俺も校門を潜る。 「でさぁ」 隣に並ぶAが口を開くのでそちらを見ると、Aの肩に桜の花びらが乗っているのが見えた。Aが歩く振動に合わせて揺れる花びらが、小さな生き物のようでどうにも気になる。気になるのなら手を伸ばして摘まんでしまえば良いのに、なぜだかそれは憚られて、風が吹いて飛んで行ってくれないだろうかと思っていると、Aが俺の目の前でひらひらと手を振った。 「B、聞いてる?あっ、ごめん、この話つまんなかった?」 「あーいや悪い。聞いてなかった。なんだって?」 聞いてなかったんかい!と裏手でツッコむAは、気を悪くした様子もなく笑った。 「Cが今日の昼休みにさ」 「ああ、自販機?」 Cが炭酸ジュースを買おうとしたらコーンポタージュが出てきた話は、缶を印籠のように掲げたCが話して回っていたので、おそらくクラス全員が知っている。 「そうそう、コンポタな!じゃあ、続報の方は知ってる?」 「続報?」 初耳だったので首を傾げると、Aは心なしか得意げな顔をした。 「あいつ、先生に抗議しに行ってたから、放課後に、ちゃんと業者に連絡して見てもらったからって言われてさ。よしリベンジだって同じ自販機で同じジュース買おうとしたら……何が出てきたと思う?」 「知らん」 「いや乗ってよ!」 「……じゃあ、テンドンでまたコンポタ」 適当に答えると、Aがにやっとして両手の人差し指をクロスさせる。 「ハズレ!正解はお汁粉でした!」 「……しょうもないクイズのくせに、外れると妙に腹立つな」 「あははっ!」 ケラケラ笑うAに少々イラっとして、だというのに、ついつられて自分も笑ってしまう。 友達のような顔をしながら苦手だなんて思っているくせに、Aといるのは結局楽しい。自分の本心がよくわからなくて、もやもやする。Aの肩の上の花びらのように、俺の気持ちもゆらゆらと不安定だ。 「C、明日の朝、またリベンジするってさ」 「それは、何が出るか見ものだな」 Aのどうでも良い楽しい話は、分かれ道のT字路まで止まなかった。 「じゃあ、また明日な!」 手を上げて右の道に進もうとしたAに、同じく別れの挨拶をしようとして違和感に気付く。 「あ、ちょっと、A!用事は?」 すっかり忘れていたそもそもの目的は何だったのかと問えば、既に歩き出していた慌ただしいAが足を止めて振り向いた。 「もう済んだよ!」 Aはニッと歯を見せて笑った。 「Bと帰りたかった、って用事!」 Aの後ろから風が吹いて、肩の花びらが俺の顔めがけて飛んできた。