人気ジャンルで描くと注目度が上がり、新たな読者を獲得しやすくなりますよね。 Aジャンルで100人の読者をつけてBジャンルでまた100人を新規獲得して…と繰り返していくと、どんどん読者が増えます。 ジャンルには衰退もありますから、ずっと同じところで描き続けるより、注目度が上がっているジャンルで活動した方が目に触れやすくなって読者も獲得しやすくなる、ということかと。 また、オリジナル同人を描きたい人ばかりでもないですしね。 作家本人が「このキャラのエロを見たい」という動機で描いてることも多いですよ。 男性向けもみんながみんな金儲け目的だけでエロを描いてるわけではないと思います。
男性向け=エロ、女性向け=カップリングという偏見から出てきた言説なんじゃないでしょうか。 「キャラは全然知らないけどエロいから買う」という人はそこそこいますし、それに「この作家さんはいつも自分好みのエロいのを描いてくれる」が組み合わさると自然と作家買いになります。 一方でカップリングものはある程度原作の知識がないと萌えようがないので、作家ではなくジャンルにつくことが多いです。よほど作家性が強かったり絵が上手かったりして原作を知らなくても楽しめる・この人が描くなら原作も見ようというレベルなら別ですが……。 実際には男性向けだって非エロはたくさんありますし、女性向けでもカップリングが全てではないので統計取ってみたらただの偏見でしたーになりそうな気がしますがね。 少なくとも、「このジャンルだから買う」という人は男女関係なく一定数存在するはずです。
アカウントわけて男性向けと女性向け両方やっていますが男性向け界隈の人は別のジャンルの絵あげてもいいねブクマしてくれます。女性向けはいつもと違うジャンルをあげると全くです。 ただ、男性向けでも特定のキャラだけに反応する人もいます。 たしかに男性向けは作家買いのパターンが多いけれどジャンル・キャラ買いの人もたくさんいるな、という印象です。
「男性向けは作家買い」というのは、厳密には「男性向けはフェチ買い」です。 エロ・健全関わらず、男性は自身のフェチズムを軸に原作作品や同人誌を読んだり買ったりします。 そしてこのフェチズムは「原作・一次創作へのフェチズム」と「二次創作へのフェチズム」で相乗効果があります。 例えば、次のようなフェチズムを持った男性がいたとします。 ・青髪が好き ・ゴスロリが好き ・ストッキングが好き ・煙草が好き ・お姉さんが好き ・ラバーが好き ・貧乳が好き ・靴が好き ・SMが好き 青髪ロングのストッキングお姉さんが煙草を吸う、そんなキャラがいたら原作を好きになります。 すると、そのキャラの二次創作を探します。 するとストッキングを色んなキャラに履かせる作家Aさんの二次創作がとても気に入りました。 その作家Aさんは、次ジャンルではストッキング+靴で踏まれるのをテーマにした新作を描いています。 キャラも原作も知りませんが、自分のフェチに刺さる内容ですし好きな作家さんなので、この男性は迷わずその新作も購入します。 またこの男性はラバーやゴスロリといったコスプレも好きです。 自分の性癖にまったく刺さらない赤髪ボーイッシュキャラがゴスロリの格好をさせられるという展開があるという原作を耳にします。 するとまったく興味がなかった原作を履修し始めます。 元々まったく興味なかったキャラでしたが、自分でも驚くほどそそられる展開にヨダレが止まりません。 そしてお気に入りのラバー絵描きBさんに「この赤髪ロリがラバー素材のゴスロリ服を着ている絵を描いて下さい」とリクエストします。 そしてとある同人作家Cさんが黒髪ロリがSMプレイをするという内容の同人誌を出しました。 原作の黒髪ロリキャラは知らないし興味もありませんでしたが、この作家Cさんは毎回SMプレイ本を出すので、この男性ファンは引き続き新刊を買います、SMプレイ本である限り。 という感じで、男性ファンは自分のフェチズムに刺さるキャラや原作を追いかけ、更に二次創作でもフェチズムを原動力に追いかけます。 また作家側も自身のフェチズムを軸に二次創作をします。 原作キャラへのフェチズムだけで買うこともあれば、原作知らずとも二次創作でのフェチズムだけで買うこともあります。 恋愛において「男は加点方式、女は減点方式」という話があります。 女性は二次創作で「地雷かどうか」という減点方式を取ることが多いです。 男性は二次創作で「フェチかどうか」という加点方式を取ることが多いです。 まったく知らない原作、まったく知らない作家でも、自身のフェチに合致してれば買う。 その作家が毎回そのフェチの本を出しているなら、キャラやジャンルが変わっても買い続ける。 作家とファンが持つフェチズムが部分一致しているなら、ファンは作家を追いかけ続ける。 これが「男性向けは作家買い」と言われるようになった理由です。
他の方も言っていますが、「男性は作家買い」というよりも「性癖買い」と言った方が実情に近い気がします。 Aジャンルで年上幼馴染キャラA子の純愛エロを描いていたサークルが、後日Bジャンルにハマった時には同じく年上幼馴染キャラB子の純愛…ジャンルCでも年上幼馴染C子の………ということが男性向けサークルを追いかけているとよくあります。 性癖に刺さる推しキャラ本を出しているサークルは、次ジャンルでも高確率で性癖に刺さる推しキャラを見つけてきて本を出してくれる。なので追いかける。 性癖が信頼できる推しサークルについていけば、自然と自分の性癖にマッチしたキャラと新しく出会うことができる……といったところでしょうか。 女性向けサークルさんでも、どこのジャンルに行っても同じような傾向のカプ(毎回ライバル同士カプにハマるとか、相棒萌えだとか)にハマっている方、いませんか? 男性向けサークルでもそれと同じようなことが多々あるので、推しサークルの推しキャラ発見センサーを信頼してサークルに着いていく感じです。
男性向けは性癖、ほんとその通りだと思う 男性向けのオリジナル同人が受けるのは 二次創作で続けてきた性癖をそのままオリジナルにもスライドするから あんまりジャンル移動したって感じしない 絵柄も同じだし 非エロでも魔法少女アニメにずっといた人がオリジナル魔法少女ものを書き始める…といった感じですね 女性向けはジャンルに一途 カプの解釈も厳しい そのぶん一回受けるとすげえ熱心なファンがつく どちらがいいかは人によりけり
トピ主さんではないのですが、とてもわかりやすい解説をありがとうございます。 とても納得できました。
男性向けを読むときと女性向けを読むときでは目的が違うな…と自分自身のことを振り返って気付きました。 それこそ男性向けだったら絵柄が自分好みで読みたいシチュエーションならジャンルはなんでもいいし、変な先入観を持たずに済む分オリジナルの方が読みやすいまであります。 ストーリーもそこまで重視しません。とにかくエロ描写が好みかどうか。この一点が大事です。 対して女性向けはあくまでもそのジャンルそのカプの作品を読みたいので、ものすごく素敵な推しカプの作品を描いた人の作品でも他ジャンルの作品は興味ありません。 女性向けで私が重視するのは絵柄やキャラ解釈が自分好みかどうか。これが一番大事です。 どなたかも書いておられましたが、男性向けは作家買いというよりは性癖買いで女性向けはジャンル買いって感じですね。