BL好きですが全文まるっと共感出来ます。
ただし男性の場合、人によっては所謂タチかネコのどちらかしかしたくない方はいると思います。
一次創作はタチネコの設定が作者本人により可能なので、固定という発想が生まれるのは理解出来ます。
もちろん挿入を伴わない形でコミュニケーションを取るカップルとして設定することも出来ると思います。

二次創作の場合、キャラクターの性的指向は原作者以外知り得ないので全て虚構だと捉えています。
虚構を根拠に争うのは不毛なので、自分が二次創作をする際は似た考えの方に届くといいな〜という方法で棲み分けをしつつ投稿しています。
固定だろうがリバだろうが、性的指向の設定を原作者以外が付け加える構造がそもそも不可能だと考えています。
とはいえ考えが合わない方に自分の勝手な妄想が原因でダメージを負わせることは本意ではないため、工夫して投稿しています。

BL二次だと表記自体○○×△△ですよね
公式を見て二人選んでどちるかの役割を割り振る事をみんな当たり前のようにやってるのは確かに不思議だな
可愛くて愛されてる△△くんが見たいので受けです、とよく見ますが、でも別に受けが可愛くて愛される役を担ってると決まってはいないですし
○○と△△の出会いから想像してしまうので逆はあり得ない、と言うのもその二人が恋愛をするのはわかりますが、恋愛ならどちらが受け攻めかは別の話な気がします
どちらも挿入するされるの別問題なので

私は普段はリバでどちらでも読むのですが、今いるジャンルは受け攻めが逆転するとキャラの性格がガラッと変わり、受け攻めで担うものが違うなとしみじみ感じています
BL二次創作では時に、受けや攻めそれぞれに背負わされる性格や見た目は正直、あると思います

ただそれが良くないとは言えないとも思います

今ふと思いましたが二次創作って、大人の人形遊びなんだなと思いました
色んな人形の入ったおもちゃ箱からスーパーマン人形とリカちゃん人形を選んで、恋愛ごっこ遊びをさせてるんだろうなと
ケンとバービーの場合もありますし、ぬいぐるみのうさぎとライオンの場合もあるでしょう
ライオンとトラ、きつねとたぬきの場合もあるかもしれません

子供が無意識で遊ぶのは良いけれど、大人になるとその遊びが議論されるのは、多分子供の頃からの「うさぎさんにはぞうさんがいいんだもん」「私はうさぎはお父さん役が良くて、りすがお母さん役だったからなぁ」みたいな譲れない子供の頃からの好みが皆それぞれあるからなのかもしれないですね

子供の頃に無邪気に手を取ったものを人と比べてあれこれ言うのは荒唐無稽なのかもしれません
このキャラでこんな風に演じさせたいって思うのは誰かを傷つけなければ自由じゃないですかね
苦手なら見ないに越したことはないかもしれません
後、布教という言葉が嫌いですね

最終的には挿入する、されるの肉体における役割によって影響を受ける精神的な影響はあるのかもしれません
それが、肉体関係以外の社会的役割や普段の立ち振舞いにまで関わってくるのかもしれません
古くからある決めつけに納めるなと言うかもしれませんが、それでもなんとなくの「理想的なイメージ」は皆各々にあるんだと思います
理想的なイメージは、一概に貶してはよくないと思いますね

私は左右固定派でリバも逆カプも無理なタイプなのですが、それはA×BならBが挿入されてる姿の方が見たいし萌えるからっていう感じです。
そしてAの挿入されてる姿は特に萌えないから見たいと思わない。(これはジャンル内ではAとBのカプよりC×Dが一番人気だけど自分は興味ないから見ないっていうのと同じです）
男女カプは挿入する側される側が基本的に決まっている感じですが、それが萌えなければ手を出しません。
女×男で萌えるならそれで二次創作します。
単純に自分の好みですね。

男役、女役云々でもやもやする気持ちも分かるし自分でも考えたこともなくはないのですが、所詮は二次創作の妄想で現実ではないしな…ということで、注意書きには気を付けた上で創作は自分の好きなようにしています。
他人の創作についても合わなければ合わないで残念さよなら、と離れてます。その人はその人で自分が萌えるものを描いてるだけなので。

左右固定で逆リバ地雷です
あくまで挿入の向きの話なので、受けに女役（旧時代的な嫁的役割をあたえたり女らしい言動をさせたり）を求めているわけではありません。逆もしかり
しかし傾向的に、公式でサポート役に徹していたり世話焼き・控えめな性格のキャラを受けにしたい、俺様でがさつなキャラを攻めにしたいと思うので、結果的にそう見えるのかもしれません

どうして左右にこだわるのかというと、ABの場合、攻めるBや受けるAが究極のキャラ解釈違いだからです
ABが互いに性的に興奮した場合、Aは絶対にBを抱きたいと思うだろうし抱かれたいとは思わないだろうな、BはAに迫られたら受け入れるだろうな、と解釈しますし、逆の場合は「A（B）はそんなことはしない」と自分の大好きなキャラをまるで別人にされたような強烈な違和感と嫌悪感を覚えます
（もちろん公式カプではないので自分の捏造かつワガママなのは承知です）

3Lすべて描くし読む異性愛者です。
トピ文、共感する部分もいくつもあり読ませていただきました。
考えが違うところを書かせていただきます。

私の推しカプの一つABは、高身長・口調が男性的・男顔の攻めと、中身長・口調が中性的・女顔の受けです。
こんなのもう、どう見ても男女の役割に男男を当てはめてるとしか自分でも思えないのですが、実は深くこのカプを知ると、Aの方が子供の世話が得意だったり、Bの方が腕っぷしは強くて戦い方が豪快だったりという側面もあるので（子育てが得意＝女、豪快＝男というのもジェンダーバイアス酷いですけどね。世間的にはまだ根強いという話です）、必ずしも「Aが男っぽいから攻め（男役）！」「Bが女っぽいから受け（女役）！」という思考ではないとも思いました。

そうは言っても見た目は男役・女役っぽいじゃないかとも思うのですが、これは単なる好み、性癖の問題ですね。
かっこいい系、いかつい系のキャラが攻めているのに萌える、かわいい系、綺麗系のキャラが攻められているのに萌えるんです。これは、かわいい攻めが好き！マッチョ受けが好き！という性癖の人が存在するのと同じように、こういう性癖の人も存在するよという、ただそれだけです。
なので自然と推しカプは男女カプが多くなりますが（やはりどんな作品でもかっこいい男キャラ、かわいい女キャラが多いので）、かっこいい×かわいいなら性別は問わないので、BLも百合も嗜む感じです。ちなみに百合だとボイタチ×フェムネコ（あまり詳しくないのですが合ってるかな…）っぽい二人をよく推します。

なぜこの性癖が形作られたかについては、トピ主さんの仰る通り少女漫画などの影響かもしれません。私は幼少期は少女漫画をよく読んでいたので、かっこいい×かわいいって萌えるなあという基盤ができた気がします。かっこいい×かわいいが王道と言われる（最近は逆の方がメジャーになりつつある気もするんですが）所以は、こういう人が多いからかもしれません。
性癖をジェンダーバイアスと言うのならそうかもしれませんが、たとえば「オドオドしてる眼鏡っ子が性癖な人＝眼鏡をしている人はみんな大人しいと思っている人」ではないのと同じで（例えが下手…）、「別にそうとは限らないのは知ってるけどこれが好き」という感情は責められるべきものではないんじゃないかなと思っています。
ただ、「別にそうとは限らないのは知ってるけど」の部分を定期的に再確認して、偏った見方にならないような努力は怠るべきではないですね。どんな性癖の人も一緒ですが。

固定の部分については、やはり挿入する側とされる側だと、表情や心境に違いがある場合が多いじゃないですか。どういう違いかはここで詳しく書くのは避けますが。
その違いを考えた時に、Aは挿入する方が似合うな、Bは挿入される方を見たいな、という気持ちが出てきます。挿入されるAは見たいけど、挿入するBは想像できないなという時もあります。
そういう時、A×Bだ！と固まります。（固まりますと言っても、私は「描くのは固定、見るのは雑食」という人間なんですが）

トピ主さんは「現実の女性カップルがタチを固定するだろうか？」と仰いましたが、私は前述の通り詳しくはないんですが女性同性愛者の使う言葉でバリタチ、バリネコってありますよね。タチ以外は無理、ネコ以外は無理という意味だと思います。そういう人たち同士のカプを想定して、左右固定ということなのではないでしょうか。
そしてバリタチ・バリネコっぽい二人が性癖だという人はどのカプでも左右固定でしょうし、私はこの二人は基本的にはA×Bだけど逆の日／時／世界線もありそうだなというときは別軸リバや同軸リバにもハマります。
もちろんタチネコどちらも行けるという人も多いでしょうし（知り合いにいます）、その比率と比べたら二次創作界の固定カプの割合は多すぎるかもしれませんが、そもそも現実では少数な同性愛が二次創作の中では多数なので、現実の比率との整合性を言うのはナンセンスなのでしょうし。

そういうわけで、必ずしも男役・女役に当てはめているから左右固定とは限らないんじゃないかなという意見でした。

トピ主の言いたいことはよくわかります。
ただ同人活動をしている多くの人が、ジェンダーロールやバイアスを意識して活動しているとは思えません。
みんな自分には差別意識はないと言いますが、必ずどこかに差別を持っていると思います。もちろんわたしも。
トピ主はそれを意識して活動している人なんですよね。
一度意識し始めると、無意識の中にある差別をそういったことと関係のないキャラクターに押し付けていないか？という不安はありますね。
左右関係なく、片方にばかり片方のケアをさせていないか？思考、思想を古いジェンダーバイアスで書いていないか？所謂男性向けで男性が女性に向かって使う陵辱の言葉や表現で片方を陵辱していないか（そういうテーマのときは除く）？

ただ同人活動している人たちだって、そのへんにいる普通の人達。トピ主やわたしがジェンダーロールやバイアスを感じるのは、まだまだ世の中にそう言った思考が根深くある証拠だと思います。
素人の活動なんですから、その人の人生観や経験などがどうしても滲み出てしまうものだと考えるのが自然じゃないでしょうか。
まして、左右の固定を掘り下げて行くと必ずその人のプライベートな部分に触れてしまう気がしてなりません。
例えば、右側に来る子には、左側に来る子を受け入れてほしいからという理由だった場合、その受け入れるという部分を突き詰めていくと、下手すると家族関係や交友関係での出来事にまで思考が及ぶ可能性があります。
なぜ、左右固定なのかはあまり強く突き詰めない方がいいんじゃないかなーと思うのがわたしの意見です。

わたしは、今はBLでは左右固定という概念が強いですが、将来はキャラクターの解釈に重きを置くようになるんではないかな？と思っています。もちろん、左右含めてキャラクターの解釈だって人もいると思いますが。

わたし自身は固定のカプとそうでないものがあります。固定カプはほぼ体格差で、大×小が好きだからです。これは性癖ですね。成熟している人間同士であればあるほどリバもありだなと思います。

日本人の作品だけでなく、海外の方の作品なんかも見てみると、新しい発見や刺激があるかもしれませんよ。

以上、見当違いなコメントで、すみません。つい自分も気になっていたテーマだったため、自分語りしてしまいました。

基本左右固定リバダメなBLが好きな人間です。百合やNLは苦手ではないですが好きなカプがないのでほとんど見ません。
私も極端に公式設定より受けを可愛くしすぎているものは苦手です。二次創作である時点で公式から逸したものであるのは理解していますが単純に解釈違いというか…もともと可愛い子なら全然少女漫画みたいになっても大丈夫ですが。
左右はやはり挿入する/される側の問題で、精神的には攻めが弱っている時があっても良いし受けがタフで強いのも大好きです。実際のカップルもそんなものですよね。人間ですから…
全年齢やほぼカプ要素のないものでも逆カプ嗜好の方が描いた作品は見れず、そのくらい左右は自分の中で大切な要素だったのですが、突き詰めて考えると別にリバがあったって良いんじゃないかな？とかなり少しずつですが思うようになりました。行為＝相手のことが好きでやること、だと考えれば、気持ちよくされたいししたいという欲求が互い同じくらいあってもいいのではないかと…
ただやっぱりどうしても受け側の方が余裕が無くなってしまうのは確かで、そういう攻めの姿を見るのがやや解釈違いという思いがあり、どうしても左右の答えを求めてしまうのでまだまだ自分の中でも色々と葛藤中です。下品かつとりとめのない話ですみません…

読む分、見る分にはリバも逆カプもOK 、ただ創作するのは固定なタイプです。
リバ・逆カプについては鑑賞で満足できてしまい、創作したいとまで思えるのは固定です。
男性女性だと挿入するされるが基本的に決まっている（いわゆる大人の玩具的なもので疑似的に女性も男性へ挿入できますが）のに対し、男性はやろうと思えばどちらもできるのでその時々によって交代があってもおかしくないから、鑑賞は全く苦ではないです。
もちろんトップ、ボトムどちらかしかやりたくない人もいることは前提ですけれど。
ただ自分が創作するのは固定だけなのでやはり一番萌える、考えてて楽しいのは固定なのですよね。
リバ・逆カプを楽しんでいる時点で、これが固定と言えるのかどうかも怪しいですが…（笑）
ただカップリングにおける表記はそこに精神性は含めないものになっていると思います

トピ主さんのご意見はすごく理解できます。
私は今活動しているカプ（仮にABとします）がまさに原作が、右の子が左の子のサポート役の立場です。
また性格的にも左の子をリスペクトしていて、AくんのためにBくんが色々と気を回している場面が原作であります。
そのため界隈が二次創作でもジェンダーロール、バイアスがかかったまま何も意識せずで創作している人がいっぱいいます。
きっと二人の原作から見える立場、パーソナリティ的にそうした古い規範に疑問を持たない人たちを引き寄せやすいんだと思います。
私は彼らのそういう古い規範等と結び付けやすいから好きになったわけではないので、すごく息苦しくなります。
この前も11/22はいいふうふの日でしたが当たり前に夫婦としていますし、右側の子に対して「Aくんの嫁」って普通に言いますし誰も疑問に思っていないようです（本当のところはわかりませんが）。
私は絶対に嫌なのでBくんのことをAくんの嫁呼ばわりはしません。結婚話の妄想も必ず夫と言いますし、交際中の話は彼氏って言います。
一度私はBくんをジェンダーロールに当てはめてるのか考えたこともありますが、
同じジャンルの別カプで考えたときに、その子たちでも右の子に左の子のお世話をさせたいかどうかと考えて否となりました。
なので自分のなかではABについてはジェンダーロール等に当てはめているわけではないとの結論に至りました。

ただ0SBf5L3eさんも仰っているように、どこかしら無意識の差別やバイアスが必ずあると思っています。
それを愛しているキャラクターへ押し付けていないかが不安だというのも同じ意見です。
一番怖いのは私の二次創作を読んだり見たりした若い世代の子たちが、その差別やバイアスを取りこんでしまって
間接的に彼ら彼女らの差別の再生産に加担してしまうところがとっても怖いです。
なので自分が意識できるところは極力そういったものをそぎ落として二人を理解し、創作をしようと務めています。
とはいっても完全に取り除けているかは自信がなく、これに関しては指摘がきたら即改める、しかできないなとも思います。
無意識なので気づきようがないという…。

すみません、日頃の界隈でこういったことに関心がある、意識をしている方が本当におらず、フラストレーションもあって、自分のこともたくさん語ってしまいました。
でもトピ主さんのような考えの方に出会えてとっても安心しました。
見当違いのコメント、失礼いたしました。

相手固定BL二次創作しています。
左右についての感覚ですが、キャラの対人関係を想像した結果……という感じですね。
Aはバリタチの自覚があり、BとCはAを尊重して受け入れている。
DはAに対して支配的なのでネコを押し付ける。
AB,AC,DAはあるけどBA,CA,DAはない状態です。
BやCはAを傷つけたり説得してまで自分もタチがやりたいわけじゃないし、DはAを理解するつもりがない。
表現できる（したい）関係性が固まっているのでひっくり返しようがない。
そしてリバの他の人のを見たら、Aを傷つけたり説得してまでタチがしたいB,Cが出てくるので、ああ私と考え違うからキャラの言動も違うしこれは別物で参考にならないな、と見なくなるわけです。
ただ解釈基準なのでもちろんカプによってはリバがあります。どっちでもいいEとどっちでもいいFならそれぞれその日の気分になりますね。
男役、女役というのは意識したことがないです。
そもそも精神的な性別は振る舞いでわかるけど、体の性別が不明なキャラが多いうえ、女性役を任されてくれそうな性格の人もいないという環境そのものの問題もあります。

ちなみに価値観のアップデートについては私は現実で他人を決めつけない、傷つけない発言ができればそれでよくて、私の二次創作はジェンダー観や差別的思想に対して責任を負うつもりは毛頭なく、
個人の凝り固まった考えのみで形作られているものというのを明記したうえで成人済み相互限定で公開するようにしています。
自分を疑いながらやるほどのことではないからという考えがあるからです。

このようなトピックを作ってくださってありがとうございます、私も様々な人の意見を知りたかったのですごく助かります。
私自身はおそらく異性愛者で、BLしか無理、左右固定逆リバ地雷…といった感じです。
私の場合は「受け＝推し」という不動の関係があり、その根底には、「かわいい推し、照れたりあられもない姿を晒す推しが見たい」という欲求があります。そのため、推しを必ず受けに持ってきます。
また、恥ずかしながら推しに並々ならぬ感情を抱いているので、推しが“男”をしている、すなわち攻めをしているのが本当に受け入れられず、失恋や不倫現場を見てしまった時のような気持ちになります。だから逆やリバが地雷です。
こっぱずかしいことを申し下げてしまいすみません…