私は結構な原作厨ですが、トピ主さんと同じような原作…つまり、スピンオフ作品によってキャラクターの言動が違うような原作にハマっています。
原作のキャラの言動が作家によって変わってしまうのなら、もっと根本的な所が変わらなければいいだろ！と一歩解脱しました。
なので、そのキャラクターらしささえブレなければ良く、そこを原作者達はどこに定めているのかってところを読み込むようにしました。
無闇に原作全てを読み込むのではなく、ひとまず着目する点を絞れば少しは調べ物に使う時間が少なくなるかもしれません。。

更に、自分が自分のアイデアに解釈違いを起こしてしまってもそんな自分も認めてやるのが原作厨の二次創作のコツだと思っていて、
否定はしないけどそのアイデアの全てを採用するのではなく、4〜7割程度が作品に反映できればいいと考えます。
※以下わかりにくいですが例です
Aというキャラクターは寡黙で原作では笑顔を見せた事がない。でも満面の笑顔にさせたい。
って時、100%それを叶えるのは無理だから、物語内で「お前って満面の笑顔になるの？」と問題提起するようにキャラ同士で会話させる。
（Aは笑顔にはなっていないが、Aの満面の笑顔を想像する余地を与える文章にはなると思う）

そんな感じで…原作に何でも沿おうとすると自分を否定し過ぎて筆が止まるどころか精神に異常をきたすので、
取り敢えず自分を肯定することから始めました。
長くなってすみません。参考になったら幸いです。

わたしには公式が唯一の聖典、キャノンであるという考えから、二次創作はいっさいを読めないし、観ないジャンルがあります。
世界的に有名で古典的な作品であるためくり返し映画化、ドラマ化などもされていて、たいへん人気があるらしいです。
でも、わたしにとっては原作がすべてなのです。
わたしはそのジャンルの二次創作はしません。
ですから、トピ主さんの原作に忠実はまったくのエゴでしかないし、解釈違い云々もそもそも二次創作の時点で…と考えます。
二次創作ができる時点で、トピ主さんのオリジナル解釈が入っていると考えた方がいいんじゃないでしょうか。
そして読む側はもちろんそれを受け入れています。
受け入れているから読めるのです。
わたしは受け入れることができないから、読まないし観ないですけど、原作から派生した作品群を否定はする気持ちはないです。
トピ主さんの二次創作の理念が、その創作活動を阻害するのはちょっと違うんじゃないかと思いました。

正直、原作厨は今の時代苦しみやすいのではと思います

何故なら現代は公式がリメイクやリバイバル、派生のソシャゲなどで
後からいくらでも原作の設定をひっくり返してくるからです
なので常に正しい二次創作は「もう二度と続編や派生が出ない」と
分かりきっている作品でないと難しいのではないでしょうか
私は解釈違いが起きたら、とりあえず非公開にしたりファンの目につきにくい場所に移動させますね

ただ解釈違いが起きにくいジャンルも中には存在するので
スレ主さんと作品の相性もあるんじゃないかなと思いますね
私の場合はある1人の漫画家さんから派生しているものはどの媒体でも解釈違いが起きず
派生に携わる人達も原作の設定や関係性をしっかり守ってくれているので安心感があります
個人的な理想の二次創作はそういうやつですね〜

ID変わってしまいましたがトピ主です。
予想以上に沢山のご意見ありがとうございます。絶賛道に迷っている私には全ての意見が身にしみます。

私は二次創作は原作者の黙認によって成り立っているものだと思っていて、だからこそ最大の敬意をもって作るべしという思いの果てが、質問文の「原作に忠実に」という部分です。

なので私が正義だ！公式だ！正解だ！とは一切思ってはいません。むしろ自分が正しいなんて思ったことがありません。どんなに素晴らしい作品を作ったとしても、原作には遠く及ばないことは痛いほど理解しております。
ここら辺は深夜に書いたこともあって、誤解させるような文言で申し訳ありませんでした。

原作に寄せた解釈で創作出来ると、自分が知る彼らが本当にそうやって動いて生きているように感じられて、ワクワクが増しますよね。
出来るだけ忠実にしたいと思うお気持ちもわかりますし、それも一つの愛情の示し方だと思います。

創作スピードに関してはどういった話なのかにもよりますが…調べる癖ややり方自体は問題ないのでは？とはいえ時間が取られすぎてやりたいことが出来ていないのがストレスの一つだと思うので、まずは時間制限を設けたり、調べる範囲を限定するといいのかと思います。

さすがにキャラの好き嫌い（野菜が嫌いなのにおいしそうに食べているとか）が全く違っていたら違和感が出ますが、キャラの考えや行動、発言の面で時間がとられるのなら、逆に心理学の知識を取り入れたり近状が似た人の体験談から読み解いて、「じゃああの時の発言はこうだったからこういう時はこうなるんじゃ…」と繋げていくようにすると少しは手間が減らせるのかと思いますし、よほど個性的な性格・特徴でなれば周囲の理解も得られやすいのかと。

私自身、自ジャンルので創作するときは一言を決めるだけでもらしさを求めて調べまくるタイプで、結果読んでいる方にも評価を頂く事もあります。
それでも私は自分の原作とは別物だと思って作っていますし、そもそも受け取る他人事に見えているものが違うのだから、そのキャラクターに対して感じているものも違うと思うのです。
その違いを楽しめるのも、二次創作の醍醐味の一つなのではないでしょうか。

ただご自身へご負担がある状況なのはやはり不健康なので、塩梅や考えの部分、何よりもそもそも二次創作で何を求めているのか？を振り返ってみるといいのかもしれません。

分かります！原作に沿った時間軸の二次創作で、自分がどれだけ「キャラっぽい」と納得できるか、そういう楽しみ方なんですよね。本当に。
自分が正解だとか原作沿いが正義！とかそういうんじゃなくて、自分の理想のキャラの姿を追い求めるのが楽しいというか。

私もトピ主さんと同じタイプなのですが、「解釈違いになった作品はさっさと消す」ことで自分を納得させてます。消せば無くなる！
とりあえず思うがままに楽しく考えて書いていって、解釈が違ったら消して、そうやって最後に自分にとっての解釈一致だけが残せればいいかな…と。
なんだったら「解釈違いでしたので消しました」とアナウンスもします。そうすることで「解釈違いは自分でも認識している」という事実も残せると思うので。

「違ったら気づいた時に消せばいいや」と思えると少し楽に取り組めたりしませんかね？
トピ主さんのような作り手がまた元気に創作できることをお祈りしています！

(すみません、さっきも一度コメしたのですが、長々と書いた割に読みにくいし要点が分かりづらいなと思ったので、消して書き直しました。)

原作と解釈と二次創作の3つを分けないで考えているのが苦しみの原因かなと感じます。

原作の描写は事実として揺るぎないものですが、事実をどう解釈するかは人によります(論理的に妥当かどうかという点で説得力は異なります。)
そして二次創作は事実をベースにした空想なので、妥当かどうかも関係なく「もしもこうだったら楽しいよね〜！」だけで成立する世界です。
トピ主さんは事実≒解釈≒空想という風に、全くの別物を結びつけて考えてしまっているせいで苦しんでいるんだと思います。

「原作を検証しまくって99%妥当な至高の解釈を生み出し、その完璧な解釈から逸脱しない範囲で二次創作しなければならない 」というルールを自分に課すのは義務ではありません。
もちろん楽しいならそれを続けてもいいですが、辛いだけならやめてしまって良いと思います。

ちなみに、私も事実(原作)を検証しまくるタイプですが、ときどきちゃっかり「こうだったらいいな」という願望を多めに乗せた二次創作もしています。
義務ではないので、これくらい軽い感覚でもいいんじゃないでしょうか。

原作に忠実である二次創作なんて存在しないと思います。トピ主さんがどれだけ公式を洗い直して努力しても、所詮は原作っぽい世界観、原作っぽいキャラでしかありません。それをみんな理解して楽しんでいるのが二次創作の世界だと思います。
私はパラレルものをよく描きますが、解釈違いに悩んだことはありません。「もしこのキャラたちがこんな世界で暮らしていたらどうなるだろうか」の正解はなく、私の妄想の中にしかないからです。原作ベースの世界戦だろうがパラレルの世界戦だろうが、何が起こるかなんて誰にも分らないんですから。
トピ主さんは今創作を楽しめていますか？自分が何のために創作をしているのか、一度頭をリセットしてから考えてみるのはどうでしょうか。