私も最近しばらくぶりに一次創作やってみようと思い立った出来事があって、いざ描こうとすると何も浮かばなくて困ったのですが、その時に役に立ったのが小中学生の頃の妄想の産物でした。
絵があまりにも黒歴史なので見返すのも苦だったのですが、一応どこにしまってあるのか覚えていたのでそれをほじくり返して、キャラや世界観の設定を読み返すと、まあ自分が描いただけあって自分の性癖だけには刺さりました。
とはいえ子供のお絵かき帳ですから当然設定が甘い部分もあって、今の自分ならこうするのに…と思う部分がたくさんあったので、実際に「こうするのに」を実行して、一次創作のイラストが完成しました。
当たり前すぎるほど画力も成長してるし結構楽しかったです。あの頃の自分は、まさかこんな絵が上手いお姉さんに自分のオリキャラ描いてもらえるなんて思ってなかったよな〜ふっふっふ〜って気分でした。
話の膨らませ方が拙いので膨らませる余地がまだたくさんありましたし、二次創作し出す前の産物だったのでほとんど何にも影響されてないしで、意外にもこねくり回しやすかったです。

二次創作で手一杯な中、ちょっと所用で一次創作の一枚絵を描く必要があって捻り出しただけなので、支部などに長期連載する漫画とか、同人誌として出すという話になってくると小中学生の頃の妄想では心許ないかもしれませんし、そんな黒歴史をとってあるか、そもそも小中学生の頃から創作していたかなど人によっては全く参考にならないと思うのですみません…。

アイディアが生まれる時って、ぼーっとしてる時が一番生まれると言います。
理由は科学的に分かっていて、脳の記憶アクセスの仕方だそうです。

何かを思い出そうとする時は脳というのはその記憶がある場所にアクセスします。
連鎖的に思いつく、連想をするときなども紐付けが強い記憶が引き出されて起こるものです。

しかし、ぼーっとしている時というのは、実は何も考えていないようで「あらゆる記憶にアクセスしている」そうです。
イメージとしては、ソナーのように全方位に記憶アクセスしているような状態です。
そうやって脳のいろんな箇所にアクセスしていると、ふと反応する記憶というのが出てきます。
それが「閃き」と呼ばれるものです。

よく、トイレや風呂場、散歩中や寝る前にぼーっとしているときにネタが降りてくると言われるのは、こういった脳アクセスの仕組みがあるからです。

なので、トイレや風呂場にもホワイトボードなどを置いておくとネタの整理などに活かせたりもします。