地雷を「地雷ではない」と脳に勘違いさせることが必要です。
疲れているとき、メンタルが弱っているとき、悪夢などで過去のモヤモヤしたいざこざや、トラウマを思い出すことはありませんか？あれは「あの時のこの問題、解決してる？」と脳がリマインドしている状態です。この時にあの時はこうだった、あんな嫌な思いをした、腹が立つなど悶々と考えていると、脳は問題が解決していないと判断して一層トラウマをトラウマとして認識していきます。
そこで、地雷克服のためには逆のことをする必要があります。
まずは、「地雷」という表現を心のなかでも思考でも使わないことです。脳の中では「地雷」という単語に紐付いて色々な嫌な記憶、嫌な体験が連想されるため、別の言葉（できるだけネガティブな印象のないもの）に置き換えてください。理想的なのは、ポジティブな印象のものと紐付けることです。例えばABも描かれるけどB左メインのαさんがいれば、「あっこれはαさんの主食だ！」と思うようにするのです。ピ主さんにとって好き度が強いABを書かれるかたをαさんに置くとより効果的です。おそらく最初のうちは「地雷だ！」と思ってしまうでしょうから「いや、これはαさんの主食だ！」と口に出して下さい。声にすること、その声を自分の耳で受け取ることてニ回分脳に刷り込むのです。
繰り返し「地雷」「苦手」という単語を使わないようにしていくことで、脳が「これは○○だ」と学習していきます（同時に、地雷と苦手にまつわるネガティブな連想を好きなABを書く作家さんの好きな物というポジティブな連想に結び変えていきます）。
好きになることは難しくても、目にしても地雷、苦手とあまり感じなくなってきたら、スルーできるようになると思います。

ちなみに私はトピ主さんのように積極的に苦手を克服したいわけではないので、「苦手だ」の印象を「私にとってはどうでもいい」にすり替えて成功しています。

前に友人に似たようなことで相談受けましたので、参考までにそちらの話を。
まずはすでに出ているのですが、なぜそれが地雷なのかを考えることは必要です。友人にも考えてもらった結果、友人にとって地雷は自分と解釈違いのものだそうです。トピ主さんの例で言うと自分の解釈の上で成り立つのはA×Bで、A右や、Aの相手違いとB左は自分の解釈ではありえないものだからということになりました。
なぜ解釈の違うものにここまで嫌な感情を持つのか、というところを掘り下げてもらったところ、自分の解釈ではありえない作品や語りを見ると自分の解釈を否定されたような気分になる、というのが根本的なところでした。要は自分の解釈に自信を持ちきれていなかったというか、自分のなかではこうなのだという覚悟みたいなのが足りなかった。という結論に至りました。
そういった実像がつかめたところ、友人は心のなかで整理がついたらしく自分のなかでの最適解は大事にしつつも、他の作品や語りなども特に気にならなくなったそうです