自分で言うのも何ですが、分類の中だと多分丁寧絵うまの部類です（めちゃくちゃ上手いとかではないです）
素早く描けないのが悩みでネットに上げるものだけ雑に素早く仕上げられないものかと考え、ネットに上げるものは原稿で言ったら下書き状態のものをアップしています。
上の方がおっしゃってるのと同じ方法です。
ただ、下書きクオリティでもそれなりに見えるように、下書きながらにベタの割合や線の強弱に気をつけます。
下書きしない（下書きを完成とする）これだけで雑絵は完成します。
そこで下書きではなく雑な完成絵にするために、下書きクオリティだけど丁寧な絵の時にも気をつけているような、線の強弱（輪郭は太く、中は細くなど）や、黒ベタをいい割合で入れる、など気をつけるとまあまあな雑絵が描けますよ。

その評価基準を信じるという前提での話になりますが、評価される「雑絵」というものをもう少し掘り下げてみてはいかがでしょうか。
おそらく、閲覧者からの反応がいい雑絵というのは

・線や構図に動きや勢いがある
・線や塗りはラフだが、デッサンが整っているので清書がラフでも気にならない

などで好感を得ている絵を指しているのでは？
これらを無視して「ただ雑な絵」を目指すと、時間をかけず適当に汚く描いただけの絵、閲覧者にとっては「見ても良いと思えない、不快感を感じる絵」になると思います。
評価される絵は最終的に(評価する側である)見てくれる人がストレスを感じない＝人体が不自然でない、粗がない、その上で綺麗だったり個性があったりする絵なので、トピ主さんの繊細で丁寧な線は活かしてあげたほうが必ず強みになると思います。
雑絵に転向したとしても上記のように基礎はどこまでもついてくるものですから、既にお持ちの手札を捨てるのはあまりに勿体ないのではと思いお節介からコメントしました。

これだけだと
＞何かザカザカ雑絵になるような良い心掛けはないでしょうか
の問いに答えられていないので、手っ取り早い方法を一つ。
上でも挙げられてますが下書きのまま着彩などは一番実践しやすいと思います。
せめてもう少しきっちり線を引きたいと思うなら消しゴムで整えたり加筆するだけでもだいぶ雰囲気は変わりますよ。

とてもそんな雑な絵はアップできない…と思った時はこの1行目に戻ってみてください。

上にコメントした者ですがラフ見ました
下手と言ってる人いますがおそらく絵を描いた経験があまりない人でしょう、下手じゃないと思います
部分的なのではっきりはわかりませんが、土台がしっかりできていて、ここからすごく上手い絵が完成してもおかしくないと思いました
確かにラフは汚いですが、すごく雑なのでこれをなぞって「丁寧ヘタレ」になってるのかな？と疑問です…
もしかしたら普通にクオリティとしては雑というかいい具合に力が抜けた絵になってるんじゃないかと思いました

他の方もおっしゃってますが評価されてないのはおそらく顔の造形が今風ではないからかと思います…
ラフ見た感じ、鼻の形を四角、目の形を丸で形取ってるようですがその感じあまり流行りじゃないです
輪郭も直線的で少し古いかな（私は好きですが）　冨樫っぽい笑
元キャラクターの影響かもしれませんが、ちょっと流行りの絵柄を取り入れてみるといまよりグッと評価つくかもしれません

昨日コメントした者です、ラフ拝見しました。
バランスが取れている(シルエットに破綻がない)完成したら素敵な絵になるんだろうなと感じたので、もしこれが主さんのいうhtr絵になってしまうとしたらペン入れの仕方を見直すほうが先なのかなと思います。
アタリと下書きが全て同じ濃さなのですね、確かにこのパターンでそのまま上げろというのは絵柄に合っていないアドバイスでした。

プロの方のメイキング動画など見てみるとよく出てくると思うのですが、やはりこの段階は「ラフ」と呼ばれるものであり、この描画レイヤーの不透明度を10%位まで下げてレイヤーを追加、もう少しペン入れ線に沿ってこれと同じペンで線を整理したものがここで皆さんが仰っている「下書き」になるかと思います。

この1レイヤーを足す→そのまま上げることで「トピ主さんの望む雑絵」になる
この1レイヤーを足す→さらにそこからいつものペン入れをすることでより整理された丁寧な絵になり、「丁寧絵馬」へ近付いていく

道筋としてはこの2つが主さんに合っているのではないでしょうか。
あとはやはり上で既に出ている通り、輪郭から描いていって中を埋めるというのも大幅な時短になりますし、既に出来上がっているバランスを崩すことなく書き上げる練習にもなると思います。
その際には太めで強弱があまりつかない、ミリペンやマーカーペンツールなどで大まかに輪郭を描くようにするといい意味でラフ感が出て、htr絵にありがちな「細部にこだわりすぎて引きで見ると崩れている」現象も防げます。