8月のイベントに参加する友人が、旬が少し過ぎたジャンル、トピ主と比べてフォロワーやいいね数が半分くらいの規模で50部刷ってました。
本人は最後まで50部か100部で悩んでましたね。

個人的には、せっかく旬ジャンルで100部刷っても捌けそうな規模の界隈にいるのなら、オフセット100部くらいやっちゃっていいと思いますよ。
マイナージャンルだとオフセットを刷っても買う人いないし捌けなくて大赤字が当たり前なので、泣く泣く少部数オンデマンドって人もいます。
印刷費の回収が見込める規模のジャンルにいるのなら、せっかくだしオフセットで少し奮発してみてはいかがでしょう。
多少売れ残っても印刷費の回収ができる程度の価格で頒布すれば懐にも優しいはずです。

同人誌の部数はいつも難しいですよね。
〇〇部なら絶対大丈夫！という正解を出せる人はいませんが
自分の部数の考え方を共有するので、よかったら参考にしてみてください。

①自分が出せる限りの印刷代の上限で何部くらいになるか計算する
・印刷所や装丁によりますが、スタンダードなセットの通常〆切でどれくらいの金額か見積もりフォームなどを使います。
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②ツイッターとpixivでアンケートをとる
・おそらく「ツイッターの部数＞pixivアンケートの部数」になるので、その中間数をひとつの目安にします。
・アンケートの選択肢は「〇/〇会場で」「通販で」のみでいいと思います。搬入数の割合の目安にもなります
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③とらのあなで予約を始める（この時点ではまだ印刷発注していない）
・アンケートのうち、通販部数を上限にとらのあなに入れて予約開始するor50部から予約開始する。
・予約完売になったら、完売までのペースを加味して、とらのあなに追納申請をする。
・例えば、数時間で完売したらもともと予約開始した数より多めに入れてもいいですし、逆にゆったり完売なら欲しい人に行き渡ったと思っていいでしょう。
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④印刷所に発注
・とらのあなの予約数＋現地頒布数を印刷所に発注（もちろん、予算の上限を超えない数以内で収めてください。予算が最優先です）

今のご時世では、頒布数は通販のほうが多いです。
よほど「会場限定ノベルティ」など、豪華特典でもない限りたいていは通販の方が多く出ます。
私がいたジャンルでは「会場１：通販２」くらいの割合でした。
会場で売れ残った分は通販に追納してもいいですし（会場からとらのあなに送れます）自宅保管できる部数なら次のイベントで頒布してもいいと思います。
もちろんこの考え方が正解ではないですが、大事故（100部刷って数部しか出ない、など）は起きたことがないです。

※とらのあなの「事前予約」は
新刊登録のページのうち、「希望取引情報入力」という欄の「納期返信前 予約機能」にチェックを入れることです。
ここにチェックを入れて、「事前予約・告知の可否」も「事前予約：可、事前告知：可」を選択。そうすれば、最初に自分で予約数の上限を定めた予約ができます。（納期返信前～、を外して予約可にすると、上限なく予約をとられます）