まず描くことが楽しくないのが根本的な原因では？と思いました。
自分も描く前と描き始めはめんどくせ〜〜やりたくね〜〜という気持ちが強いですが、描いていくうちにどんどんのめり込んでいってしまいます。「作品を仕上げること」ではなく「描くこと」自体が目的にならないと続けるのは難しいんじゃないでしょうか。

それでもやっぱり描きたい！ということなら、開き直って描けないところはガンガン素材で代用しましょう。これは自分もやってます。背景とかほぼ有償素材や3Dで賄ってます。そのまま貼り付けるだけじゃ自分の絵から浮くのであれば上からなぞりつつアレンジを加えてもいいです。
自分が楽するための努力をしましょう。

「苦しいことから逃げずに立ち向かわなければならない」という先入観に凝り固まってる人が多いですが、むしろガンガン時短して楽していいんだ、とハードルを下げた方が長く続けやすいと思います。
向上心があればそのうち現状で満足できなくなって勝手にクオリティは上がります。

私も最初は漫画の経験がなく描くのが苦痛でしたが、今は安定して常に何かを描ける状態になったと思っています。
参考になれば幸いです。

行ってきたことは
・最初はページ数が少ないものから(1コマから始めました)
・わからないなりに、今の自分にできてそうなこと、苦手/できていないところを書き出してみる
・さらに仕上げるごとに良い所と改善点を出してみる
・漫画や同人誌、描き方講座等を読んでやってみたい表現とかをストック
・漫画を描くたびに上で描いた苦手なことを1つ潰すよう工夫して描く(今回はコマ割を頑張る、今回は画面の情報量をあげる、セリフを増やす、クオリティよりスピードで等)
・たまに自分でできてそうなことを活かして描いてみる

最初は厳しかったのですが、自分の中で型や得意分野が掴めてきたらだいぶ進むようになりました。
「短距離から」「小さな目標」を繰り返してたのが私には合ってたようです。

あと性格が悪いのですが、嫌いな相互の漫画が頑張ったら追い越せそうなクオリティだったので、見下したくて頑張った節もありますね。

意識の低い漫画描きなのでトピ違いだったら申し訳ないんですが、相変わらず描けないところは飛ばしたりやりくりして描いています。
ただ描けないけど、どうしても描かなきゃいけない場面が絶対に出てくるんですよ…それはもう苦しみながら描いてます。根性は未だにありません。半泣きです。
でも不思議なもので、一回やったことって次も割と出来るんですよね。それを繰り返してるといつの間にかクオリティが上がってます。
なので全部いっぺんに完璧にしようとせず、どこか1ヶ所でもレベルアップ出来ればいい…という感じで描いてます。
あと実際の具体的な進め方としては、同人手帳というサイトで進捗管理してます。よければ検索してみてください。

漫画って、意外にも絵を描くのが好きな人にはハードルが高いです。それにプラスして「話を作るのが好き」でないと継続しません。

なので、「漫画を描き切る」というテクニック的なものよりも、「皆に見せたい話を考える」という土台造りに注力してみてはどうでしょうか？描きたくない部分も工夫して見せなくするという(モノローグで説明する等)手法も使えますし。

一度描ききった過去もあるようですし、「描きたい話」という土台さえあれば燃えたぎった熱意で可能な気がします。

これは余談ですが、人間は動き始めてから大体10〜20分程でブーストが掛かり作業が継続出来るように出来ているので、やりたくなくても20分以上続けてみるという強引な手法もあります。

絵が上手くなりたいと思い調べたところ、週刊ペースで漫画を描くという答えに辿り着いて描いています。
流石にそんなペースでは描けませんが、しばらく続いています。

描けないものを描けるようになりたいと思って始めたので、苦手だと思うものを積極的に描くようにしています。
でももし辛いなら、描くのが楽しくなくなるから、避けて上手い方法で代用すれば良いと思います。

あとは、ネタが尽きなくて、早く完成したものを読みたい。という一心で描いています。

絵は上手くなりました。
毎回本番で取り組んできましたが、振り返るとアラだらけです。
そんなことも、成長が見られて好きです。

あとは毎回何かしら、サブの目標を掲げて描いています。
今回は光に挑戦とか、建造物とか、衣服のシワとかです。
それが成功したかどうかはさておき、挑戦したという事実が積み重なっていくのは感じてます。

でも根性は無いし不真面目です。
今後も根性は要らないと思ってます。
熱意だけでやってるかな。

とりあえず、1ページ漫画から始めたらどうですか？
short comic で検索すると海外の1ページ漫画がヒットすると思います。
たまにハッとするような作品に出会います。

とにかく、1コマ漫画だって良いと思います。
ストーリーが膨らんできたら、それに任せてページを増やせば良いと思いますよー。

根性育てるのは無理(とは言わないけど難しい)って前提に立つのもアリじゃないでしょうか？
漫画描くのってクソほど大変なので、自分をなんとかおだてて、仕組みで「描けない」を防ぐのが良いんじゃないかと最近思ってます

例えばこういう↓

・作業工程を分かりやすく、細分化する(それによって短期スパンで「できた」が続く)
・いっぺんに全てのことを考えようとしない(白紙のページに対して、そのページに入れる内容、コマ割り、人物レイアウト、台詞、画面コントラストを同時に考えるとかは辞める)
・進捗をできる限り見える化して僅かな進みでも自分を褒められるようにする(進捗ノート付けるとか、原稿マンションを逐一スクショして貯めていくとか)

自分の中の妄想をアウトプットしないと爆発しそうになるから無理矢理描いてるのが一番の動機ですが、好きな作品を見ることもモチベになってます
尊敬するプロ作家の作品を読むと「こんな風に描けるようになりたい！」とか「この表現を自分も描いてみたい！」といった気持ちが盛り上がるので、極端な話、商業作品の漫画を読むと描かずにいられなくなってくるという感じです
子供の頃、絵を描き始めたのも「こんな絵が描けたらいいな」と好きな絵を模写しまくるのがスタートだったので、その頃の感覚のままやってるのかも
目指すもの(迫力ある構図とか目を惹く効果とか難度の高い背景とか視線誘導に配慮しつつ場面を盛り上げられるコマ割とか)を上手く自分で再構築できた時には最高の気分になりますし、上手くできない時は課題として受け止めて何度もリトライする動機になってます
思うようにできなかった時、自分のことをダメだと思ってしまうと投げ出したくなってしまいがちですが、「目標の作品と自作品はどこが違うのか」を分析するように脳を切り替えると「よっしゃ次いこ次！」と思えるようになるかも
「自分の理想にどこまで近づけるか」というゲームを遊んでる感覚に近いかな…
デジタルになってからは、何度でも描き直せるし作画のサポートツールも豊富だしでますます楽しめるようになったなと感じてます