書いてる最中は多少違和感があってもシーンの区切りまで一気に書いてしまいます。
話を動かす勢いを殺さないためにそうしています。
はっきり見て間違っていると分かる誤字、一人称や三人称のミスは書く最中に直します。
そうじゃないニュアンス部分（セリフの言い回しや地の文のテンポ・リズムなど）は一旦寝かせてから推敲します。
完璧を求めすぎると少しの違和感でやる気が消えてしまうので、推敲の結果は75点くらいでもいいから、とりあえず早めに推敲を終えて、なるべく早く完成させます。

経験上、完成品の修正は完遂できることが多いですが、未完成作品の修正は、最悪完成せずにボツります。
それを防ぐため、完璧じゃなくてもいいからとにかく完成させることを、推敲で整える作業より重要視しています。

完璧な作品にするために推敲するというより、及第点にするために推敲する感覚ですかね。
推敲の結果100点満点に仕上がることは絶対ないけれど、75点の仕上がりにはなる、という考え方で推敲します。

ほぼ一緒です。
書いてはちょっと戻り、だった、た、する、したを見直して直し、続きを書く。
会話を挟むと地の文とのバランスを見るのにまた少し前から読み返す。
本当に仕上がりまでに100万回読みますね。
(おかげで誤字脱字だけはないです)
以前4万字程度のものに半年かかった際、尊敬している相互の先輩字書きの方に「自分は短気なのでそんなに長く作品に向き合えない。すごいね(意訳)」みたいに言っていただいたんですが、そんな書き方してたら遅くて当たり前ですよね…。向き合ってるとか、全然そんなんじゃないんですが…。
クレムでは皆がばーっと書いて後から見直す、とアドバイスくれますが、パンツァー寄りなため書き進めないと話がどうなるかわからない。書いてくうちにどんどん変わっていくので、辻褄合わせに戻ることもある。
あと、読み返してもっとしっくりくる言葉が不意に思い浮かぶこともある、のでなかなか今の書き方を変えられません。
すごく共感したのでコメつけてしまいました。
アドバイスとか有用な意見でなくてすみません。

トピ主や4コメの方と同じです。
書いては戻り、戻っては書き、を反復して仕上げるタイプです。

多くの方がおっしゃるとおり、最後まで書き上げてから調整するのが最も合理的な方法だと思います。
ただ、その方法を選択すると話が破綻したり、どうにも気が乗らなかったり、放置した数段落前の「なんか嫌」な箇所がどうしても気になって最終的にファイルを開くこと自体が嫌になってしまったり、とにかくさまざまな理由でうまくいかない、というタイプもいるかと思います。（自分です…）

とはいえ「なんか嫌」を優先しすぎてボツにしてしまうのも悲しいので…
最後まで書き上げてから見直す、という手法を選択できない場合の個人的な対処法は、修正内容をグルーピングして印を付けることです。

読み返しの際に修正対象となる箇所は、以下のようにいくつかのカテゴリに分類できると考えています。

■内容に影響するもの
① 現時点の最新部分と矛盾が生じている
② 参考文献、あるいは二次創作の原作などと矛盾が生じている可能性がある
③ 今後書くと思われる展開と矛盾が生じる可能性がある

■内容に影響しないもの
④ キャラクターの人称や呼び名などに不安がある
⑤ 意味は伝わるが表現方法に納得がいかない
⑥ 「です、でした」の変更など、全体のリズムに関係するもの
⑦ 説明できないけどなんか気になる

①～⑦の番号は「執筆中に修正したほうがよい優先順位」をつけています。
（もちろん⑤が話のテーマに直結する場合など、状況によって変化は生じます）
私は執筆中の読み返し時、いったん頭から最新部分まで通して読み、①～⑦をそれぞれ別の色のマーカーで印を付けるようにしています。
その後①②④のみ修正を行い、ほかは放置して最新部分に戻ります。
そしてまた読み返して、を繰り返します。

単なる個人の経験則でしかないのですが、⑤や⑦は、うんうん唸ってPCと向き合っているときよりも、仕事なり家事なり創作とは関係ないことをしているときのほうが唐突によい案が思い浮かびやすい傾向があります。
（個人的には「ひらめきが必要なもの」と呼んでいます）
そこに時間をかけてしまうとテンションが下がって未完となる確率が上がってしまうので、そのあたりはひらめくまで放置することにしています。
⑥については仕上がってから直すほうがよいので、我慢してできるだけ触らないようにしています（触ってしまうこともありますが…）

私の場合は、③および⑤～⑦について悩んでいる時間が最も長かったので、そこに時間を割かないようこのやり方を導入しました。
マーカーを引いておけば、「最新部分は進められそうにないけど手直しくらいはいけるかも」というときに集中して修正を行うこともできます。
また、私の場合は気分や体調によって気になる部分が変わってしまうので、マーカーはチェック精度のばらつきを可視化する役割も果たしてくれました。

長々とすみません。
n=1なので役に立たないかもしれないのですが…お互いがんばりましょう～