とんでもないです!こちらこそ、
丁寧に教えてくださいましてありがとうございます！

はい、まるっきりオリジナルですね…
確かに…二次でその人の描く萌える要素にはまって……
というのが二次→一次転向のパターンですよね…
まっさらに一次…修羅の道……そうですね

詳しく教えてくださり、本当にありがとうございます
身の振り方の参考になります

今は二次ジャンルで物語設計の練習みたいなことや、一次に活かしたい表現を模索しつつ、オリジナルの設計を考えておりますが
(ちょっと今そのジャンルに萌えている時期なので練習も兼ねるかなーと…ちょうどオリジナルに参考にしたい要素とか骨組みもそのジャンルにあるので…)

切り分けて良いかなという段階になったら仰る通り一次に時間を割いて集中しようかなと思っております

■二次創作の与える影響
まず不利ではありません。
どっちみち「ゼロ」からのスタートです。
二次創作での活動が「プラス」になったとしても、二次創作をやらないことが「マイナス」になることはありません。
０からのスタートか１０からのスタートかの違いです。

じゃあ二次創作やってた方が良いじゃないか、と思われますが「二次創作をやる」ことがマイナスになることはあります。
「二次創作で名を売って一次創作に来た人だ」と悪感情を抱かれるケースです。
また、一次創作をやっても「これが元ネタか」「これが原点か」みたいに見透かされることも。
二次創作をすることでマイナスかゼロかプラスからのスタートになります。

個人的には、二次創作で「補助輪」付きの自転車に乗ってから、一次創作されるのが良いかなー、なんて思います。
二次創作はいわばサイドストーリー、木で例えると枝葉の部分です。
作るのが簡単なんですよね。
ただ、幹を作るのは大変ですしコツも要ります。
なので最初は説明不足だとしても枝葉のような軽めの一次創作を作って、次第に幹まで含めた大きな一次創作を創ると良いんじゃないでしょうか。
　
トピ主さんが創りたいのがファンタジーなら、同じファンタジー作品で好きなものがあるんだと思います。
ならば、その二次創作をしてみるのが一番手っ取り早いですし、それを読んでくれた人の中から、トピ主さんのオリジナルファンタジーも読んでみたいというファンもいるかも知れません。
「ファンタジー」繋がりってやつです。
ジャンルで読む人は自分の好きな「傾向」が分かると、それを漁るようになりますからね。
　
　
■一次創作の傾向
言葉の定義として、あえて以下のようにします。
・ガチ創作：主に一次創作のみ
・クリエイティブ：一次・二次を問わず創作
主に一次創作を取り組んでる人はこう大別できるかなー、という持論です。

ガチガチの創作贅、創作好きの人は世の中に「自分が好きなものがない」という人がDIY精神でやってるような。
読む側も既存の商業漫画に飽きたり、もっと独特な設定や世界観、素人ながらに商業では試せないような作品を求めてる人が多い傾向です。
創り上げられた、練り上げられたものが好きな感じ、ですかね。
なので一次創作のジャンルでもファンタジー好きな人はファンタジーばかり、SF好きな人はSFばかりの一点集中型の方が多いかな。
物語派が多くて、小説や漫画を主体にしてる人の割合が高め。

クリエイティブな人は創作の一次二次問わず「作ること」が好きで、幅広く活動するイメージがあります。
描く内容も幅広い印象です。
男性キャラも女性キャラもですが、ファンタジーでも学園モノでも、その時に「描きたい」と思ったものをサラッと描くフットワークの軽さ、実力が伴っているからこそ出来ることなのかな。
自分の「作る」というスキルを活かしたり役立てたりすることが好きなんだな、という感じですかね。
イラスト主体の人はこういうタイプが多く見受けられます。

トピ主さんがどちら側の一次創作をする人なのかは分かりませんし、これからするのであればトピ主さん自身も分からないと思います。
けど、描きたいものの幅が広いというのであれば二次創作もやったほうが見聞も広がります。
逆に、練り込まれた作品を描きたいならアウトプットは他所見せずに自分の中のものを出すことに注力した方が良いんじゃないでしょうか。（インプットとして他の作品を取り込むことは多いにありです。）
　
　
■男性向けか女性向けか
ファンタジーな一次創作と一口に言っても、正直色々です。

「登場キャラに女性が多く、イチャイチャお色気多め」なら男性向け。
「血みどろな戦闘やアクション」を描きたいなら、男性向け。
「エルフが好きだからエルフを出したい！」みたいな作品であれば、どちらかと言えば男性向けかな。

「男同士の硬い絆や厚い友情」を主軸に描きたいなら、女性向け。
「母と子の物語」みたいなのを描きたいなら女性向け。
「身分や種族を超えた恋愛模様を描きたい！」とかなら女性向け。
「とあるカップルの紆余曲折」を描きたいなら女性向け。

それらに傾かずに程よくバランス取れてるなら男性向けでも女性向けでもなく「一般向け」ですかね。
前コメントにもあるように、男性向けジャンル・女性向けジャンルと区別して展開するなら指針が合ったほうが楽なので参考までに。

「男性向けは作家に付く」と言われるのは、作家の描く「フェチズム」や「こだわり」の部分を好むファンが多いからです。
エロでも様々なフェチがあったりしますからね。
非エロでも前述なら「エルフ」だとか、ごく限定的な部分をあえて前面に出す作品は男性向けかな、と。

逆に、女性向け作品の主軸は「感情の絡んだ人間関係」です。
愛憎劇とかサスペンスな展開とか、ですかね。
女性向けが（二次創作の）ジャンルに付くのは、登場人物間の関係性を模索するのが楽しいからです。

一次創作をする上で、最初からデカく丸いものではなく、尖った作品の方が手に取られやすいかなーと思います。
短編でも分かりやすく、要素をミニマムに詰め合わせたような作品でしょうか。

そういうのをいくつか出してからデカくて、男性向け・女性向けどちらにも寄らない長編に挑戦されるのが吉かと。

■まとめ
徹夜明けの文章なのでまとまりなくてスミマセンでした。
少しでも多くの人に読んでもらえる一次創作をしたい、というのであれば
描きたい一次創作と共通点のある二次創作をすると効果的だと私は思います。
すると、二次創作から知ったファンもトピ主さんの描いた一次創作にすんなりと付いてこれるからです。
長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。