まず確認したいのは、
・トーンもアナログで貼っているかどうか
・普段描かれている原稿用紙の大きさ

これらの情報で少し対応も変わってくるかと思います。
頼みたい絵描きさんがA4原稿、アナログトーンなしであれば、トピ主さんがお持ちの家庭用スキャナで十分だと思います。
取り込んだ後にちょっとだけゴミ取りやレベル補正をするだけでデータ原稿として完成します。

ただ一般的な家庭用スキャナだと用紙サイズA4までしか取り込めませんが、中には商業用のB4原稿で作業している人もいます。
すると家庭用スキャナでは取り込めないので、コンビニコピー機でスキャンするという選択肢が出てきます。
しかし、コンビニのスキャンはマンガ原稿用に調整されていないため、うまくスキャンすることが出来ません。
解像度も本来はグレスケ600～1200dpiで取り込みたいところですが、モノクロ600dpiかカラー400dpiまでしか対応しておらず、取り込んだ後に画像加工をしなければならなかったりします。
そのため、キンコーズなどのコピーセンターでスキャンして貰う必要が出てきたりします。

またアナログ原稿で一番やっかいなのが、アナログトーンを取り込んだ時に発生する「モアレ」です。
依頼したい絵描きさんがアナログトーンを使う人の場合、この調整が一番やっかいです。
データ原稿上は問題ないように思えても、本に印刷したらモアレが発生した、なんてこともよくあります。

一応、かなり工夫をすればアナログトーンを綺麗に取り込んで、データ原稿として申し分ないよう画像加工し、印刷でも綺麗に出るようにすることは出来ますが、かなりノウハウが必要なためアナログ初心者にはオススメしません。
自分の原稿であれば失敗しても「いいや」で済ませられますが、人様の原稿が残念な印刷で終わってしまうのは頂けません。

B4原稿やアナログトーンをお使いのようであれば、データ原稿とアナログ原稿の混在に対応した印刷所に依頼するのが一番かと思います。

以下、追記です。

アナログ原稿のデータ化について
http://www.pasteltown.com/akane/games/blog2/2010/12/-2-1.html
こちらに記載のステップを踏めば、アナログ原稿のデータ化はかなり高い確度で作成できるかと思います。

紙・データ混在の入稿については、私は太陽出版さんとサンライズさんで経験があります。
どちらも丁寧にやって下さったので、経験情報として共有させて頂きます。
太陽出版：https://www.taiyoushuppan.co.jp/doujin/howto/index.php
サンライズ：https://www.sunrisep.co.jp/09_genkou/001guideline.html