はっとするような美しい描写を書けるようになりたいです。なにか練習...
はっとするような美しい描写を書けるようになりたいです。なにか練習方法やコツはありますか?
トピ主は二次字書きです。
複数界隈で天井の作品を持ってるので、絶望的に文章が下手なわけではないと思います。
ただ、美しい描写を書くのがとても苦手です。
褒めていただけるのは大体ストーリー構成やキャラクターのやり取りの部分で、文章自体に評価をいただいたことがほぼありません。
ホラー小説に親しんで育ったので、グロ描写や恐怖描写は比較的得意だと思うのですが、美しいものを表現するのがとにかく苦手です。
狭量でお恥ずかしい限りですが、先日、同CPの字書きの方が「風景描写が綺麗で本職の作家さんだと思った」と褒められているのを見て、強く嫉妬してしまいました。(フェイクありです)
その方は天井こそ取られてないですが、確かにとても色彩豊かで綺麗な文章を書かれます。私も彼女の小説が好きですし、憧れています。
私も「作家さんみたい」って言われてみたいです。
そこで、綺麗な文章を書く練習をしたいのですが、良い方法はありますか?
あるいは、「描写が美しい」と思う作家さんの特徴などを教えていただけるのも嬉しいです。
プロ作家さんならバイネームでのおすすめも大歓迎です! 読んでみます。
トピ主はとりあえず、創作者向けの辞典などを買って語彙を増やそうかなと思っています。
みんなのコメント
美文の作家の筆頭として上がりますよね!
特に三島は最も美しい日本語文って言われてるのも聞きます。
高校生の頃読んだきりなので読み返してみます〜
二次カプ創作に美しさ求めてるの?
原作にない夢だったり原作を踏みまくってる非公式BLカプとかだったら笑うわ
美しいとトピ主さんが思う心から美しい文章は生まれると思うので、まず明日の朝に空でも眺めてみなよ
私にはこういう感性が必要なんだろうなと思いました。
今は空見ても「青いなあ」「グラデーション綺麗だなあ」の解像度なので、美しいものをみた時にもっと言語化してみます。
目の前にあるものから美しさを見出して頭の中で言語化して説明したら良いんじゃない?
何かのプロの人が訓練で日々やってるって言ってたよ。電車から見える景色をリポートし続けるとかなんとか。
言語化して説明するの良さそうです!
明日の通勤電車からやってみます!
その説明をするための語彙が少ないのも課題ですが笑
小説でも詩でも歌詞でもなんでもいいですが、自分で素敵だと思った文章や言葉を抜き出してメモで残しておくとかどうでしょうか?最初はそういうものを組み合わせて使ってみるとか。慣れれば自然と自分の中の引き出しも増えていくかと思います。
コメ主さんのご提案、数日前にお気に入りの手帳で始めてみたところでした!
自分専用の宝石箱作ってるみたいで楽しいですし、確かに勉強になってる感じあります。
ほかの人のメモとかも見れたら楽しそうだなあ。
2年くらい前のトピだけど参考になれば
https://cremu.jp/topics/28799
コメント変な人いるね
嫌なことコメされたりして同じように当てつけてるのかな
美しい文章って相当上手くやらないと、高尚様の文章(自分に酔ってる)になりがちだから気をつけてね
天井ってことは、平易な文章で共感もたれたおかげだと思うので、その長所が失われる可能性がある…
アドバイスできなくて申し訳ないが、いい感じに上手くいくことを願ってる!!!
バランス難しいですよね……。
二次創作に限って言えば読んでくださる方は作者ではなくキャラクターのファンなので、あんまり作者の色を出されるとちょっと、という方もいますし。
(私は文体に個性のある方羨ましくて好きですが)
コメントとっても嬉しいです、ありがとうございます!
今の私はおそらく、感情を表現する際に、無意識に既存の使い古されたテンプレートから選んでしまってるんだと思います。
もっと的確な表現を探すことを意識します!
トピ主も自覚あるようだけど、自分の中の美的感覚を育てるのが最も近道だから、普段から景色や自然を眺める・季節の移ろいに敏感になる・街のディスプレイや食べ物の盛り付けや他人が身につけてるアクセサリーなどあらゆるものにアンテナを張る、などなど宝石だけじゃない美しいものをたくさん知る事が大事かなと…
あとは美しい瞬間や場面を切り取った究極の文が多い詩や短歌や俳句を読みまくるのもオススメ
高尚でも何でもチャレンジするのが良いと思うよ
美的感覚を磨くの、大事ですよね……。
実は綺麗な文章を素直に好きになったのも最近で、ずっと露悪的なものばかり好んできたので、感性が追いついてなさそうです。
詩や短歌はまず入門の作家さんなど探して読んでみます!
コメント変な人
>複数界隈で天井の作品を持ってるので
この一文に引っかかってるんじゃない?
なくても小説が下手じゃないことは伝わるのに、なぜ一部の人に反感を買うような余計な一文を入れちゃうのかな……って正直いうと思った
マジレスすると、美しい描写、表現をしたいなら、自分が美しいというものを「美しい」という言葉を使わずに主題に取り入れてみたらどうですか?
「美しい」という言葉は、何がどのように美しいのか一つも語っていないとのこと
それを自分なりに物語っていけば、どんなにありきたりな言葉を使っていても感じ入るものが滲み出してきます
(描写のお上手な作者さんといって...続きを見る
配慮が足らず、ご不快にさせてしまったならすみません。
最低限の文章力を客観的に示す方法が思いつかず、安易に記載してしまいました。
マジレス部分ありがたいです。
確かに、美しいという言葉自体は、なにがどのような状態にあるかを表現していない状態ですよね。
形容詞を重ねれば重ねるほど読者に伝わるイメージは曖昧になると聞いたことがあります。具体で表現するのが大事。
三浦しをんさん実は読んだことなかったので、読んでみます!
手っ取り早く自分が何をどう美しいと思ったのか、その同カプさんの文章の分析はどうかな
どこがどうして色彩豊かで美しい文章と感じたのか、キャラクターの感情や心理とどういうふうに絡めていたのか、表現はストレートかそれとも比喩か、音読した時のリズム感やテンポか、文章読んで浮かんでくる映像の美しさか、などなど
自分が書く時はその分析ポイントを意識すればいいし
すごく変な言い方になるけど、グロを上手く描けるなら美しいものもすぐ上手く書けそうと個人的には思う笑
私の憧れる彼女は、たとえば緑色を表現するにしても、「古めかしい喫茶店で出てくるメロンソーダの色」みたいな感じで色の比喩が豊かな感じです。
なるほど、と伝わるけれど、自分の脳内にはない表現というか。
(これは私が適当に考えた例なので陳腐な感じしますが……)
音読をするのはやってことがないので試してみます!
ちなみにグロを書くのが得意だと思えるのは、グロ描写を含む作品を過去たくさん読んできて、ある程度気持ちが悪くなる、痛くなる表現の共通点が把握できてるからだと思います。
同じことを、綺麗なものの描写でもやっていきたいです。
被るけど、世界を美しいと思うことが最初に必要だと思う。たぶん、まず美しさに注目する習慣がないんじゃないかな。美しさを感じた時だけじゃなくて、毎日何度も意識的に目の前のものの美しさを探して、それを自分の身体感覚と、近いと思うもので生々しく表現することを続けるのがいいと思う。
案外に、この人は世界をこう見てる、っていう眼差しが小説って滲むんだよねー。だから、素敵な表現をしてる人は世界を素敵に見てるとこがあるんだと思う。
でもそれをすると、トピ主さんのいいところが消えちゃうこともあるから、自分が世界を見る目は大事にしたほうがいいとも思うよ。美しくなくても素晴らしいお話は書けると思うし。
二次だ...続きを見る
美しさに目を向ける習慣がない、おっしゃる通りです。
好きな作家さんがアングラ系に寄っていて、その影響を強く受けているので、純粋に美しいものに目が向いてこなかった気がします。
> 自分の身体感覚と、近いと思うもので生々しく表現することを続ける
この表現好きです!参考になりました!
語彙を増やすのはもちろん私もやります
でも出力しないと心の肥やしにしかならないです。出力をどんどんやって、推敲するといいです。三度はやります。自分の文章に足りないものは何か、作者の自分に必要なものは何なのか読者の自分が思うのか、読者の自分が作者の自分に教えてくれるようになるまで。その一言を足せるようになるには自分の傾向を読み返して把握するしかないです
自分の文章を読み返しましょう。足りない!何が?それはトピ主にしかわかりません
自分と向き合うことが大切です
はじめの一歩を踏み出すために必要なのは他の作者の作品を読むことではないと思います
語彙は増やしつつ、アウトプットは意識的に行いつつ、徹底的に自作と向き合う、ということを肝に銘じます!
読者の自分が作者の自分に教えてくれるという表現、良いですね。
参考になる本を読むのはもちろんだけど、私はそういう感性を持つ人と会話するのが近道かなと思ってる
私は幸いなことにそれが身内にいるんだけど、見てる世界がちょっと違うのがまざまざと見せつけられて本当に勉強になる
前、その人が桜の季節に散った花びらが風で煽られて路上でくるくる円を描いて舞う様を「桜の花びらが名残惜しそうに道の隅で躍っている」(意訳)みたいなことを言ってて、自分からはこの言葉と表現は出ねぇわ〜ほへぇ〜〜ってなったことある
確かに友達と話してると(そういう表現もあるんだ)ってなることありますね!
特に創作とかしてない子の表現って新鮮で好きだったの思い出しました。
最近自己に閉じこもりがちなので人も会話します!
・視覚だけではなく聴覚、嗅覚、味覚、触覚がどんな風なのかを書く。そこにキャラの心情を乗せるとさらに良い。
たとえば戦場から傷ついて戻ってきたキャラが、ベッドでおかゆを食べながら仲間の死を聞かされるとしよう。
まず血の匂いとか泥の匂いとか、銃使ったなら硝煙の匂いとかするよね。それに仲間が死んでショックだから、おかゆの味はよくわからないかもしれない。涙ぐみながら食べたら、塩味になるかもしれない。
そういうのを書くと、美しく引き込まれる描写になるよ。
・美しい描写は没入感が大事。そのために映像として頭に浮かびやすい描写の順番を意識するといい。
「序次法」って言って、近いものから遠いもの...続きを見る
五感に心情を乗せてる文章って確かにグッときますよね。
序次法調べてみました!ありがとうございます!
コメ主さんが上げてくださっている例の場合、視点が外から始まる三人称の語り手のイメージでしょうか。
そうそう。これが一人称だと、リビングにいる前提で→もたれかかってる相手の肩から離れて→ソファから立ち上がり→窓の外を見たら雨粒が…みたいな流れになる。すべてを細かく描写するとメリハリがないから、素敵ポイントを定めてそこを集中的に表現するといいよ。この場合だと「相手の肩」と「窓の外の雨」がポイントかな。
語彙はたくさんあるに越したことはないけど、さらにそこからより効果的な言葉を取捨選択したら、高尚様とか揶揄されるような気取った印象のない、洗練された文章になると思う。
私は具体的な事物に感情を乗せるのが好きかな、人から見て美しい表現はできていないかもしれないけど自分としてはそういう描写が好きでよく使ってる
分かりやすいところだと例えば空の色や風の音、空気の匂いみたいなものをどう感じたのかと、そのときの人物の心情がリンクしてたりすると小説の醍醐味という感じがしていいなと思う
露悪的なものが好きという返信があったけど、私はそういう雰囲気も好きでよく描写してるよ、美しさと悪っぽい要素は両立するんじゃないかなと思ってる、うまくできているかどうかは別として
すごくわかります!!
モノローグを長く取れる小説ならではですよね!このあたり上手な人羨ましいです……!
コメ主さんも露悪的な作品を好まれるということでご意見伺いたいのですが、ホラー・ゴア描写多めの作品における美しい描写と、例えば「博士の愛した数式」とか「西の魔女が死んだ」みたいな心温まる系の作品における美しい描写って色が違う気がしませんか?
厨二病なので前者のストックはあるのですが、後者っぽい描写をするのが苦手なんだと思います。
確かに一般的なホラージャンルというか、ホラー要素が目の前に出ている小説と挙がってるような優しい感情機微を丁寧に追った感じの小説では色は違うと思う
けど、そこを書き手の好みで作っていけるのが趣味の小説かなとも思うんだよね
個人的にだけど、暗めかつ美しい表現や情景は耽美系というか、割とそういう方面の小説や映像作品を参考にしてるかも
あとはもう自分の裁量で、上の例で言うと穏やかで優しい感情機微を織り交ぜた描写のダークなお話みたいなものをコンセプトにしてみたりするよ、繰り返しになるけどできているかは別であくまで自分としての理想の話だけど
すごくふわっとしてるから参考にならなかったらごめん
トピ主さんは「美しい」と感じるセンサーをどのように捉えていますか?絵画や美術品、花束を見たとき「綺麗だな」と感じるのは、多くの人にとって自然な反応だと思います。周囲の人がどんなポイントで美しさを見いだしているかを探ることで、新しい視点が得られるかもしれません。
一つ例を出してみると、トピ主さんが得意なホラーやゴア表現ではどうでしょう?
静寂の中で響く足音の反響や、極限まで追い詰められた人の心理、その中から垣間見える本質。恐怖の中に潜むもの悲しさや、生命が消える瞬間の空気感には、独特の美しさがあるように思います。(もし例が的外れでしたらすみません、ホラーやゴアが苦手なので想像でお話しして...続きを見る
情景・心情描写が綺麗、好きと言われるタイプの字書きです。語彙の量はあまり重要ではないのかなと思います。実際私自身言葉をあまり知らないです。
語彙が水だとして、その水を下から突き上げるような心の機微が重要かと思います。少ない水でも波ににも噴水にもなって光りますよね。綺麗なものを見て沢山の言葉で表現することより、起き抜けの布団に何かを見出すことが心の機微につながると思います。
(あくまで私の場合なので、参考程度に留めていただければと思います)
「身近なものを、より印象的に表現するにはどうすれば良いか?」を念頭において考えています
例えば、毎日訪れる「日の出」
これは一言で表せば「太陽が昇る」で済んでしまいますが、それだとなんだか味気ないな、って…
なので、それをベースに肉付けしたり、表現を書き換えていきます
太陽→光、煌めき
昇る→顔を出す、(輝きを)振りまく
……のように
使う語彙は、これも出来るだけ平易なものを用いるようにしています
なぜならその方が、読者の方にとっても親しみやすく、その分どんな状況なのか理解しやすくなるのでは、と思...続きを見る
そもそも自分が「はっとするような美しさ」をどんなときに感じているのかじっくり考えたほうがいい。美しい情景を頭の中にくっきりと描けないと文章にもできないよ。
ただし文章としての美しさだけならお手本の作品を読みまくれば身につく。結局はたくさん見るべしたくさん読むべしたくさん書くべしっていう話になるんだけど。
千早茜さんおすすめしたい。
抑制されて飾られていない文章なのに匂いや質感が伝わってくる。
シンプルだけと、はっとするような表現が多く感じる。
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