そこはサークルさんそれぞれで、ずっと新刊も既刊も500円で通してるサークルさんもいらっしゃいます。
理由は「値段変えると会計面倒だから」とか「原価から値段設定してるので下げしたくない」とかいろいろです。

自分のところは、ある程度は在庫処分感もあって
新刊は500円、既刊は１冊300円、既刊４冊で1000円、とかの値段設定です。
既刊をまとめて買っていくのは新規客なので、少しでもまとめ買いして貰いやすいように、という思いからです。
シリーズものとして本を出してるサークル、特に一次創作のサークルはそういった値段設定をよく見かけます。
あとは単発ものでもとにかく本をたくさん描いて出してるサークルでしょうか。
自分のところは後者です。（１年で８冊出したこともあるので…）

トピ主さんはあまり新規客が来ない、的なお悩みだと思うので
その開拓に力を注ぐと良いのかも知れません。
個人的に気になったのは

・コピー本であること
実際、コピー本だと買った後の保存に難儀するので、良いやという購買層も多いです。
またコピー本だと200円までが出せる限界、という印象もあります。
最近は安いオンデマンド印刷もあるので、ページ数が16を超えるなら、
そこで製本することを考えては如何でしょうか？

・マイナーCP
マイナーだと認めたくない気持ちは私も痛いほど分かりますが、やはりマイナー性を全面に出してると買いに来てくれる人自体は少ないです。
自分のところは今までマイナーCP漫画で描いていたのを、オールキャラのイラスト本にしたところ、
ちょいちょい買っていく人も増えるようになりました。
これがオールキャラにしたためなのか、イラスト本にしたためなのかは不明なのでなんともですが、
ちょっとメジャーなキャラを噛ませ犬的に登場させてみたり、マイナーCP中心オールキャラという方向にシフトしてみるのも手かも分かりません。

・Twitter宣伝とイベント参加
イベント種類やジャンル規模にもよりますが、そもそもトピ主さんの出店や新刊情報を認知してない可能性もあります。
人がものを買うには、まずその「存在」を知らなければ始まりません。
そのため、イベント前の告知はとても重要な要因です。
定期的に参加しているサークルさんだと、固定客も「いつもこの辺のジャンルで本出してる常連サークルさん」って感じで、
事前情報のチェックもせずに、当日の足取りだけでやってくる人もいます。
ただそういった定期参加の常連感がないのであれば、しっかりと宣伝はされた方が良いと思います。
また、Twitterでトピ主さんと同じマイナーCP好きのユーザーに積極的に絡んでいくことも、新規開拓では有用です。

下げるに下げられない気持ち、すごく分かります。
買ってくれた人に申し訳ない、気を悪くされないか不安だ、ってのがありますよね。
でも、在庫が減らないと保管スペースを取るし、気持ちもなかなか次に向かいにくいですよね…

知り合いのサークルさんに、即売会で本を買ったときに
「これ在庫多いから、セットでまけるよ！」って明るくアピールされたことがあります(笑)
あとは、即売会で知らない方に「無料でいいのでもらって下さい！」って突然渡されたことも。
ツイッター等で大っぴらに値下げを告知しないで、そういう個別のやりとりでおまけする方法もあるんだなーと。
顔を合わせない通販だけだったり、界隈が狭すぎるとむずかしいかもしれませんが、ご参考まで！

あとは、ある程度期間が経ったら、ネット公開や再録等のきっかけをあえて作って、他の本を買ってくれた方にあげる…ってのも手かも？
とはいえ、同人誌は親交がある人以外売れないってのは、トピ主さんだけでなくけっこうあることです＾＾
あまり思いつめず、無理のない範囲で楽しんでください！