オンリーワンジャンルで支部小説に同じ人の凡作投稿ばかりが並ぶのは不快でしょうか？

現在進行形で書いている字書きが自分だけのオンリーワンジャンルにいます。
原作は支部がなかった時代の作品で、当時は同人もそれなりに賑わっていてサイトで二次創作を公開してるファンも多数おり、自分も当時は一介のROMとして様々な二次創作を楽しんでいました。
そしてその中には、神と呼べるほど素晴らしい小説を書かれる方も数名いて、ファンの間で「○○さんの小説はまさに原作の雰囲気に沿った傑作ばかり」「◇◇さんの小説は着眼点がずば抜けてる」等の賞賛が飛び交っていました。
ただ如何せん、原作の終了と共に同人も下火になり、今ではそれらの二次創作サイトはほぼ全てNotFoundと化していて普通には読めない状態です。
また、当ジャンル同人の全盛期がサイト一強時代であったため、支部小説には今回自分が投稿するまで、当ジャンルの小説は一作も投稿されていませんでした。（支部以外の小説投稿サイトやTwitterも検索しましたがこちらも全くヒットしませんでした）

自分も原作終了とともに当ジャンルの二次創作から長らく離れていた口ですが、少し前に唐突に当ジャンル熱が再燃して、次々と吹き出る妄想を形にすべく二次創作を書くようになりました。
自分が味わった「検索しても二次創作が全然見つからない」という切なさを他の人が味わわないようにという気持ちで、支部小説にちまちま投稿しています。（1万字弱くらいの健全作オンリーで、2～3週間に一本くらいのスパンで投稿）
他に投稿者が誰もいないので、必然的に当ジャンルのタグで検索すると自分の作品ばかりがページを埋め尽くしています。

ただ最近、「自分ごときが連投している状態はジャンルファンには不快ではないだろうか」と思い始めています。
今は普通には読めなくなったとはいえ、かつては神と呼ばれるほど凄腕の人たちが多数の神作品を輩出していたジャンルです。当然、その時代を知るファンにとってはその神作品がジャンル二次創作の基準となっているでしょう。
比較すると、自分の作品は自分の全力を尽くしているとはいえ、かつての神作品と比べたら明確に凡作です。
だから往年のファンからしたら「昔は神作品で賑わってたジャンルなのに、支部でこんな凡作ばかりが連投されているとジャンルの値打ちが下がって見える、見苦しい」「こんな凡作ではなく神の作品が並んでほしかった」と見られているのではないかと思えてしまいました。
事実、同人的にはオンリーワンとはいえ、原作の知名度は現在でも結構高く、ツイとかでもちらほら「大好きな思い出の作品」と言われることが多い名作です。恐らく神作品が投稿されていれば同人が再燃する可能性も充分あり得るでしょう。逆を言えば、誰かを再燃させるほどの力がない自分の作品はやはり凡作に過ぎないことの裏返しでもあると言えます。（いいねやブクマは常に一桁止まりです）

ジャンルへの熱は全然尽きませんし、筆はまだ折る気はありません。無論、凡作から少しでも神作品の技量に近づける努力は欠かしていません。
ただ如何せん、自分がこのまま支部小説に投稿し続けることが本当にジャンルのためになっているのか、分からなくなっているのも確かです。
「サイトを作れば」という意見もあると思いますが、ジャンル規模が小さい原作だとサイトまで検索する可能性は限りなくゼロだと思うので、見てもらえる可能性は皆無でしょう。

愚痴交じりで申し訳ありませんが、よろしければ何かお言葉をいただけたらありがたいです。