オリジナルに近い二次創作の連載をしている字書きです。
作品を下げるかどうかの相談をさせてください。

私のいるジャンルはかなり息が長く、原作キャラ同士の二次創作を書く人もいれば、世界観だけ借りてオリジナルキャラを主人公に書く人も多い、少し特殊な場所です。私は後者の字書きです。

私の作品にはAさんというファンがつきました。Aさんは絵描きで、私の書いたオリジナルキャラ(複数)をとても気に入ってくださり、たくさんファンアートもくださいました。私は絵がそれほど得意ではないので、とても嬉しかったです。
そんなAさんが先日、私の作品への妄想萌え語りを5000文字ほどしました。それも面白かったです。

Bさんという方がリプで感想をつけていました。この方も私の二次創作のファンで、私にもよく感想をくださいます。BさんはAさんの妄想萌え語りを読んで、｢最高です。こういうのが欲しかった｣とリプしていました。

それを見て、私はなんだか凄くモヤモヤしてしまいました。私はBさんに好きですとか面白いとかコメントをもらったことはあれど、｢最高です｣ともらったことは一度もありません。BさんもAさんも他の方も、私が｢成長の糧になるのでください｣と公言している事もあり、矛盾点や甘いところをつっこんだ感想をくださいます。　飲み込んだ上で、連載を今まさに書いています。そうしないと書けないし成長出来ないし、今まで泣きそうな感想をもらったこともあったけど、これを乗り越えたらもっと良いものが書けると信じて突き進んで来ました。

でも、最高って、なんなんでしょうか。私の書いた話は面白くなかったんでしょうか。最高ではなかったんでしょうか。そんなことないとは思いますしそういう意図じゃないと分かっていますが、物凄い脱力感と虚無感に襲われました。Bさんに対して、だったらAさんに書いてもらったらいいじゃん続きもそっちで読めよカスと言いたくなりました。Aさんにそんなこと出来ないって分かってるのに。私だって人の土俵で戦ってるようなもんですけど、それでも必死にない頭絞って文章力を磨いてシナリオの勉強して仕事の合間を縫って毎日書いてきたのに、その妄想萌え語りの方がずっと最高だったんですかそうですかそうですか……。

創作は、結果が全てです。過程でどんなに努力しようが、作品がつまらなければ意味はない。だからこれだけ努力しました！私の方を評価してください！！なんて絶対言いたくありません。でもそう叫んで喚きたくなりました。
創作に集中するため、Twitterは不在と言うことに今はしていて、息抜きに覗いたときに目撃した感じです。彼らのやりとりにコメントはしていません。

私は、今までどんな神字書きが同ジャンルにいても、どんな批判的感想をもらっても、評価がなかろうが感想がなかろうが読者が激減しようが妄想が上手く出来なかろうが仕事が忙しかろうがSNS疲れしようが筆を折るまいと思って毎日パソコンに向かってきましたが、今回ばかりは、本気で筆を折りたくなりました。

連載は、まだ途中です。話を最後まで終わらせるのは、書き手の最後の責任だと思っています。だから削除するつもりも投げ出すつもりもありません。しかし、この精神状態で書けるのか不安です。これを目撃してから、1000文字だけなんとか書きましたが、ようやく捻り出したという感じです。また似たような事があったとき、ぽっきり折れてしまわないだろうかとか、その時、もう一度立てるのだろうかとか、色々考えました。

連載をしばらく休止して自分一人で最後まで書ききってから投稿を再開するか、いったん全部下げて最後まで書いて改稿してから投稿し直すか、それとも根性で踏みとどまってこれまでどおりの定期更新を続けるか、迷っています。ただ最後の選択肢を選んだ時、ちゃんと書けるのか本当に不安です。また長くお休みしたとき、他の読者の方に忘れられないだろうかとか、不安です。それに、こんなこと関係ない読者さんも多くいるし、なんでこんなことで書けなくなるんだろう泣きそうです。楽しみにしてくださった方もたくさんいたのに、申し訳なくて情けなくて泣きそうです。

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何かご意見もらえればと思いますので、よろしくお願い致します。