作家さんを応援したい気持ち、ステキだと思います！
いち作り手としてちょっと考えてみましたので、参考になるところがあれば嬉しいです。

基本的に、創作は見た/読んだ人に何かしらの感情を引き起こしたいという気持ちがあって作られていると思います。(意識されていない場合もありますが)
自分が一番手応えを感じる、思わずガッツポーズが出てしまうような感想は、読んだ人がその意図通りの感情を持ってもらえた、と分かるものです。表現や演出が間違ってなかったことが分かるので非常に自信になります。

すごく極端な例ですが
「この漫画がおすすめだから読んでほしい」という意図の布教イラストを描いた人にとって一番嬉しい反応は、「面白そうだと思った」とか、もっと言うと「これ見て買った！」というものになると思います。作り手が意図した感情が起こって、身体反応や行動が現れたと分かるものだから。

トピ主さんがおっしゃるように、感想が的外れだったら失礼になるのではという不安はあると思いますが…
これはあくまで自分の場合ですが、頂いた感想が自分の意図から少しずれていたとしても、「伝え方が不十分だったかな、次はもう少しわかりやすくしよう」という貴重なフィードバックになるので、それはそれでありがたく思います。
ストーリーやキャラクターについて無理に解釈しようとすると齟齬が出るかもしれませんが、トピ主さんがどういう感情を持ったか・それによってどういう身体反応が起こったか、は事実ベースのことなので、そこにフォーカスするのが良いように思います。例えば、
「幸せな気持ちになって(感情)頬が緩んだ(身体反応)」
「ドキドキして布団の上をゴロゴロ転がった(身体反応)」
「目が釘付けになった(身体反応)」
など。

あとは、感想を言及する箇所を全体ではなく細かい要素に絞って
「このシーン/表情/セリフ/しぐさ/テンポ.etcが～～と感じた」
といくつか並べると、すごく大外しするリスクは減らせるかなと思います。
以下は例ですが、

・息が止まりそうになった
・匂い/温度/湿度を感じた
・変な声が出た
・汗が出た
・ページをめくる手が止まらなかった
・手が震えた
・体温が上がった
・鳥肌が立った

など…　上記はほんとに一例なので、一番はトピ主さんが感じたことを素直に言語化できるようになること、それにはその作品を読んでいるときにどういう心の動きや反応・行動が出たのか、なるべく細かく思い出せるようになるのがいいのかなと思います。
本人に送る前提の文面を書く前に、一度別の紙に自由な気持ちで思い浮かんだことを何でもバーっと書き出してみてから、差し障りのないところをピックアップして本番の文面を起こす　という二段階に分けると、もしかしたら言語化の恐れが減って柔軟な表現ができるようになるかもしれません。

長々とすみませんでした、よい同人ライフを！