資料を参考にすることについて。ものすごく初歩的なことかもしれませ...
資料を参考にすることについて。ものすごく初歩的なことかもしれません。ggks案件だったらすみません。
服や布で特によく資料を使うのですが、布の揺れかたといいますか、二つとして同じもののない布の動きをそのまま目で見て形を自分の作品に取り入れるのはいけないのでしょうか。また、感情的にはどうでしょうか?
例えですが、丸めたティッシュの絵の一部として描きたいとして、画像検索するとたくさん出てきますよね。
その中の一枚のティッシュの輪郭やクシャクシャ加減、シワをそのまま目トレースしていいだろうかという話です。
この「ティッシュ」は手元で再現不可能なものとします。
別のもので例えると、紐の特殊な結び方の一つを描きたくて、それのやり方を解説しているサイト(例えば登山グッズ専門店)に載っている写真での見え方を目トレースしていいか…という感じです。
やる度に違う形になるものなので複数の資料を合わせることは出来なく、また手元でも再現できず…
資料はアートとしてネット上にあるものではなく、知識の共有といった目的のものだと思うのですが控えるべきでしょうか。
みんなのコメント
模写がありかなしかについては意見を差し控えさせていただきますが、まっっっったく同じ角度・構図にしないとダメな感じでしょうか?
例えば、自分が特定の車種の車を描く場合、写真を参考にはしますが、画角や構図を多少脳内で変換しつつ描きます。
参考写真が真正面からのものだとしたら、脳内で少し角度調整して、ほんの少し斜め横から見た感じに変えて描き起こします。
ミロのヴィーナスといった唯一無二のものを描く場合でも、写真を参考にしつつ少しアオリ気味に角度をつけて描きます。
そういう形で完全模写を避けるということは難しいでしょうか?
コメントありがとうございます。
その方法は思い付きませんでした…!
出来そうであればその作戦でやって見たいと思います。ありがとうございます!
見る側目線です。
小物レベルであれば、そういうやり方は気にならないと思います。
描く側としては、模写はあくまで練習にしか使いません。自分の模写をまた目トレする感じですかね…。手癖でそれっぽく描けるようにします。
気になったのは、
>資料はアートとしてネット上にあるものではなく、知識の共有といった目的のものだと思うのですが控えるべきでしょうか。
「アートだからしてはいけない」という認識をしているなら、それは少し危うい考えな気がします。
ネット上にあるもの全てに著作権なり肖像権なりがあり、例え「知識の共有」が目的だと明言されていても、それらを勝手に利用して良いという意味ではない...続きを見る
コメントありがとうございます。
ハッとしました。確かに著作権は絵に対してのみ適用されるものではないですね。
認識を改め、気を付けます。
目トレについても、何段階かにして出来るだけ同一性をなくしたいと思います。
上の方もおっしゃられてますが、著作権がアートにしか適用されないのならば、知の表現物である論文には著作権がなく、誰が「自分が書いた!」と主張しても良いことになってしまいます。
著作物は、誰かが作りだしたもの全てに付与される権利です。例外もありますが。
フリー素材や商用素材をトレースするのがよろしいでしょう。
コメントありがとうございます。
全くもってその通りです…認識を改めます。
著作権は誰かが作り出したもの全てに付与される権利…ですか。
それは単に布をくしゃっとするだけでも適用されるものなのでしょうか…
それは置いておいても、フリーのものや自分で代替素材での再現に挑戦してみます。
布をクシャッとした写真を撮って載せる→写真を撮った人に著作権があります。
結び方の説明の絵を描く→絵を描いた人に著作権があります。
布をクシャッとするだけでは著作物になるか分かりませんが、その様を撮影したり、絵に起こしたりして出来上がったものは著作権だと思いますよ。
布をクシャッとした写真を撮って載せる→写真を撮った人に著作権があります。
結び方の説明の絵を描く→絵を描いた人に著作権があります。
わざわざ写真や絵にしてネットに掲載されている「意図のある制作物」に著作権がないと証明するのは難しいのではないでしょうか?
絶対にそうとは言いませんが、トピ主さんの認識は少し危うさを感じます。
画像検索して出てきた写真が著作権フリーであれば(同人誌に使用していいかは別)いいかと思いますが、そうじゃないものがほとんどだと思います。例に出た登山グッズ店の写真なんてまず違うと思いますし...。
私も1人目のコメントの方とおなじく、いくつか参考になりそうな写真を調べて、違う角度やパターンを自分の脳内で想像して描いています。
検索して出てくる写真や画像は勝手にこちらが資料にしているだけで、資料にされるためにアップされているものではありません。服や布の動きをどうしてもそのまま目トレスしたいなら、自分が極力近い服を着て写真を撮るか(著作権が自分にある写真を使う)、お金を払ってトレス可の資料を購...続きを見る
コメントありがとうございます。
資料にされるために載っているわけではない、本当にその通りでした。
どんなものでも、ネットに載っている以上(ほとんどの場合)そのサイト主の著作物だという認識でいようと思います。
自分で再現を頑張ってみようと思います。
「著作権法としては問題はありませんが、ネット上では文句を言う人がいるかも知れない」 といったところでしょうか。
https://www.jpaa.or.jp/intellectual-property/copyright/
上記のサイトから引用します
>>
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
著作物...続きを見る
>>著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
これは知りませんでした…これに基づけばすごく判断しやすそうです。
しかし大衆の感情が許さないこともあるということですね。
十分に気を付けます。
とても分かりやすかったです。ありがとうございます
私の場合は完全にトレスや模写するというよりは「こういう場合にはこうなるんだ」程度に参考にしています。
服のシワなら「腕をこういう風に上げるとこの部分とこの部分に深い皺ができる」とか「この辺りの布がたるむ」とか。
自分の描きたい構図と完全に一致する資料を見つけることは難しいですが、なんとなくパターンを覚えていけば応用できますしね。
丸めたティッシュなんかは自分で作って写真を撮ってトレスしたりします。
プロの漫画家さんだと自分で撮りに行ったりアシスタントに頼んで撮ってきてもらったりした建造物の写真をトレスしたりしてるので、やっぱりネットに転がっているものや素材サイトで配布されているわけ...続きを見る
構造を学ぶということですね。
私も常々心がけてはいるのですが、例に出したティッシュのような複雑でランダム性があるものはやはり難しいです…
安全牌として自分で用意するのが一番ですね、コメントありがとうございました。