感想が欲しいと思っていたけれど、いざ自分が感想を送ろうとすると言...
感想が欲しいと思っていたけれど、いざ自分が感想を送ろうとすると言葉が出てこない。だから人に感想を求めることはやめよう、と思った話です。ちょっと誰かに聞いて欲しくて、でも話す相手がいないのでこちらをお借りします。
人付き合いに疲れて今のジャンルに来てからは交流をせずに活動しています。Twitterのbio欄にはフォローはしてもしなくても構わないしリスインだけで見ても問題ないですよ、というような記載をしています。
投稿への反応は減りましたが、不思議と前より本が売れるようになりました。ジャンルやCPの人口は前ジャンルとほぼ変わりません。
交流はありませんし他の方のフォローもしていませんが、たまにCP名で検索をかけて素敵な作品があると♡をつけたり、とても素敵だと思うとRTしたりしています。
私の作品についてもそうで、フォロー外の方(もしかしたらリスインして下さっているのかもしれませんが、わかりません)から同じように♡がついたり、RTのあと一言ですが感想を呟いてくださったりしています(これは稀ですが)。
ただ、ある程度の長さ以上の感想は滅多に来ないです。匿名フォームを設置してはいますが来たことが1度しかありません。
前のジャンルでは人間関係が大変だったものの感想のやり取りが盛んでしたので寂しくなりました。
なので、他人に求めるからにはまず自分から送らなくては、と他の方の御本を通販やイベントで購入し、感想を送ることに。
ところが、感想をすらすらと書けた方は4分の1程度で他の方への感想は書くのがとても大変でした。
気に入った作品しか感想が書けないという訳ではなく、むしろ1番素敵でなんども読み返している本は特に感想が書けなかったです。
感想が書きやすかった本は、作者の方がどこに力を入れたか、どこを褒められたいのかがわかりやすい作品でした。感想が書きにくかった本には2種類あり、1つは全てが素晴らしくて完成度が高く、ポイントを絞って感想を書くのが難しかったもの。もう1つは、全体的に素敵で読んでよかったとは思うものの、作者の方がどこに力を入れたか分かりづらかったり、もしかしたら〆切が危なくて妥協したのではないか?と思われる作品でした。
買って後悔したものはひとつもありません。全ての方にまた本を書いて頂きたいと思いますし、次の本もきっと買うと思います。次の本が読めることを楽しみにしています。
だからこそ感想を送りたいと思うものの、言葉を探すのにとても苦労しました。
前ジャンルにいた頃、締切ギリギリになってしまい話の後半を削り無理矢理終わらせた自分では100点の出来ではないと思っている本を、自分の中での最高傑作だと思っている本と同じテンションで褒められた時に酷く傷ついたことを思い出しました。
感想は、本当に本当に嬉しいです。けれど、私の趣味は本を書くことで、読み手の方の趣味は本を読むことであって感想を送るのがメインの趣味という方は滅多にいないと思います。
感想がすぐに言えるからと言って良作だとも限らないと、自分で感想を書こうとしてわかりました。
前ジャンルのように頻繁に感想が来ないのは寂しいですが、これからもこれまで通りのスタンスで活動しようと思います。感想については送れないことも多いですがすらすら書けた時は送るようにし、書けなかったときでも素敵な作品はいいねをつけたり、通販のお知らせをRTして「素敵でした」の一言でも呟くようにします。
自分の作品に感想が来なかったとしてもそれが自分の作品への評価と=ではないし、もし良いと思ったらその人はまた私の本をきっと買ってくださるので、本の頒布数が極端に落ちない限りは感想が来ないからといって凹むのはやめようと思いました。
……寂しいですけどね。孤独感は強いです。
みんなのコメント
わかります。
これは自論なんですけど、本当に好きなもののほうが「何故好きなのか」を上手く説明できなかったりしますよね。
でも、感想を受ける側に立つと、たった一文の感想からは何も感じ取れない。ジレンマですね。大好きで振り絞って書いた巨大な感情で送られた「好き」かもしれないのに、受け取る時はたった二文字です。
色んな視点から物を見ると、それまで見えてこなかったものが見えるってこういうことですよね。スレ主さんは感想を送る行為で、感想を送る側の気持ちを理解できた。それってとても貴重な財産だと思います。「好き」とたった一言声をかけるときでも、人はこんなにも悩むんです。
そう思うと、自分が受け取っ...続きを見る