関西弁など方言を使うキャラクターの視点で小説を書く時、地の文にも...
関西弁など方言を使うキャラクターの視点で小説を書く時、地の文にも方言を使いますか?
①「そんなん嫌や」
俺はつい、彼の提案を否定してしまった。
②「そんなん嫌や」
俺はつい、彼の提案を否定してしもうた。
簡単な例文ですみませんが、①と②だったらどちらがしっくりきますか?
みんなのコメント
キャラの整合性としては2を選びたいところではあります。
しかし、現実問題として1か別の手法かな、と思います。
方言表現というのは「その地域に住んでいた」とか「その方言に明るい」くらいでない限りは極力使わない方が良いというのが持論です。
例えば、沖縄の少年が主人公で、沖縄方言やウチナー言葉の小説を書きたいと東京の人が考えたとします。
台詞も地の文も全部沖縄方言で書いた場合、
・沖縄弁が分かる人にしか読めない作品
・沖縄弁が間違っている可能性が高い
という作品になっている可能性が極めて高くなるからです。
この場合、そもそも地の文や語りにまで方言を用いる手法を選んだこと自体が失敗...続きを見る
お答え下さり有難うございます。
当方関西人です(大阪以外の)
大阪ではないので実際に使っている方言…特に語尾は大阪弁とは少し違っていたりします。
方言文学というジャンルがあることは知りませんでした。勉強になりました。
ネイティブ関西弁を話す字書きです。
上の方も書かれていますが、非ネイティブ関西弁使いが台詞として関西弁を書くと、かなり違和感があります。使わない方が無難でしょうね。せいぜい語尾の変化や特徴的な決め台詞で関西弁を匂わせるぐらいかなと。(◯◯やな、とか、せやかて○○みたいな)
地の文で方言を出すのは一人称に場合に限られると考えます。そもそも関西弁の人が脳内でも全部が全部関西弁で思考してるかなと考えると、微妙な思いです。なので一人称地の文(キャラの口に出さない思考)で標準語・共通語でもまったくおかしくないでしょう。
質問に戻ると結局①のほうがしっくりくるよ、という感じです。
お答え下さり有難うございます。
当方同じく、ネイティブ関西弁の字書きです(詳しく言うと大阪じゃないので大阪弁とは少し違います)
地の文は標準語の方がしっくりくるのですね。
貴重なご意見感謝致します。
基本的に地の文には方言を持ち込まないというのが基本ルールのような気がしてました。私はですが、地の文まで方言だとくどいと感じると思います。
ただしツッコミ的に出てくるのはありかと。それなら商業の書籍で見たことがありますし、自然でした。
①のほうが読みやすいです。
②はネイティブにとって方言のささやかな表現が気になる可能性があるし、非ネイティブにとっては読みにくいだけかと。
(生まれ育ち大阪ですが「しもうた」に違和感あります)
また関西弁と文語的な表現は親和性が低いので①のほうが表現の幅も広がりそうです。
お答え下さり有難うございます。
地の文も方言では読みにくいかもしれませんね。
仰る通り表現の幅について考えると、標準語の方が適していると思います。
「しもうた」ってやはりおかしいですか?
自分は大阪以外の関西人なのですが……私がおかしいのかな(^^;)?
「来ない」が「けぇへん」か「きぃひん」か「こぉへん」かで迷う時もあります(^^;)
トピ主様へ 横でスンマセン。
こちら大阪府大阪市生まれの字書きですが、きいひん等の派生は地方の訛りです。
大阪弁は、使う種類でどの辺りに住んでるのか(商売されてる方は職業が)大体わかると言われます。小説ではありませんが大阪弁の本の最高峰は「じゃりん子チエ」と思うので一度読んでみると面白いのではないでしょうか。河内弁、上方言葉とキャラによって使う大阪弁が違って大変面白いです。
そして私が子供の頃実際にありましたが、特定のキャラが何て言ってるのか分からないところがありました。もしトピ主様にも分からない表現があれば、それが大阪出身以外の方が、トピ主様の書かれる小説を読んだ感想になると思いま...続きを見る
1かなと思います。
関西弁くらいメジャーな方言であれば自分がその話者でなくともなんとなく意味は分かりますが、例えば津軽弁や沖縄弁なんかでそれをやられると解読不可能になると思うからです…
私は東京出身ですが、関西弁でも「〜〜してんやんか」などのニュアンスは未だに違和感があるというかよくわかりません。友人などが使っているたびに「えっ、その話初耳だけど…」と戸惑ってしまいます。
有難うございます。
若い頃(30歳くらいまで)は推理小説や外国のファンタジーなど一般的な書籍を読んでいたのですが、ここ十数年は同人小説(二次創作)しか読まなくなっていました。
一般小説も読まないとだめですね。同人小説以外も読むよう心掛けたいと思います。