二次創作で小説を書いています。 その作品はありがたい事に多くの...
二次創作で小説を書いています。
その作品はありがたい事に多くの方に読んで頂けて、いくつか感想を頂くこともあります。
その中でも、最近多い感想が「映画を観ている気分になった」というものです。
確かに映画の脚本に使用されているような、三幕構成などを意識して書いていますし、私自身、作品の感想でそう言っていただける事に憧れていました。
ですが、いざ言われると、「映画ならもっと細かく描写があるだろうし、私の作品はスカスカじゃないか?」と思ってしまいます。
なんとなく、その感想で伝えて下さろうとしている意味は分かるのですが、どうにも具体的に説明出来ずにいます。
皆さんはどういった二次創作を読んだ際に、「映画を観ている気分だった」という感想を抱きますか?
もしよろしければ教えて頂けると幸いです。
みんなのコメント
少数派かもしれませんが、思い浮かべた情景が印象に残るような作品に対して「映画を観ている気持ちになった」と感想を送らせていただいていおります。
作品そのものが映画的なのでなく見てる側が「映画を観ている気分になった」ですね。こちらがイメージを掻き立てられたならば、文字数が少なかろうと描写が少なかろうと関係ありません。
文章運びのテンポが良く、言葉の選び方が魅力的な作品は、映像のように視点やカットの切り替えまでイメージが浮かんできます。
実際美しい映像はアニメでもドラマでもあるのですが、「アニメを見ている気持ち」「ドラマを見ている気持ち」だと、だいぶ受け取られる印象が変わってきてしまうのかな…...続きを見る
自ジャンルに映画のような素敵なお話を書く方がいます。
映画みたいだなと思うのは構成とストーリーです。
グランドホテル方式の逆バージョンとか、ひとつのストーリーが進行しつつもうひとつのストーリーが進行していたり。
そして描写も特に気取った書き方ではないのに独特の雰囲気があって引き込まれる感じです。全体に文章に湿度があるというかひんやりした感じがします。
細かく描写っていうのはちょっと分かりません。描写が細かいからと言って『映画みたい』とは思わないです。
やっぱり大作だったり話の題材や設定が珍しくて斬新なものですかね。
自分が書いてる側だとどうしても客観的に見れなくなったり自分の作品が面白いのか判別しにくくなりますよね。
誰かからそう言ってもらえるっていい作品を作ってることだと思いますよ。あんまり感想の真意に縛られず素直に受け取った方がラクなのかなと思います。
質問をさせて頂いた者です。皆さま、丁寧なご解答、誠にありがとうございました。言葉にならないものが言語化された事で、すっきりとした気持ちになりました。
折角憧れていた感想を頂いたのですから、そこから自分でもより納得いくように書いていこうと思います。本当にありがとうございました。