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ゆるパクっていう人の多くが、
パクリとオマージュとインスパイアとパロディと盗作とリスペクトとエッセンスの区別が出来てなくて
とりあえず明確なパクリではないけど似てるから「ゆるパク」って言ってるだけだったり、
著作権って著作物を守るものではあるんだけどアイディアを守るわけじゃないから
作中のアイディアやネタを真似されて憤慨してるだけだったり。
そもそもアイディアなんて、そもそも既存のものの新しい組み合わせ方でしかなかったりもする。
そういう、真似する方も真似される方も未熟が故に起こるトラブルだなってことが多い。

作品の類似性を指摘したいんなら、自文の作品と相手の作品の何％が似てるとかいうレベルで追求しないと「ゆるパク」とも言えなかったりする。
勿論、自分が考えたアイディアやネタが勝手に使われてる（と思ってる）ために憤慨する気持ちは分かる。

けど、この世の中には「完全なオリジナルの創作」というのは存在しない。
何かしら過去の創作物に影響を受けて、エッセンスが加わり、元ネタを明かさなければオリジナルとして、元ネタが分かるようになっていればオマージュやパロディとなる。

ただ、だからこそ「あまり近いものから影響を受け過ぎたり、エッセンスを抽出するな」と昔から言われる。
絵描きが音楽から着想を得て描くのと、同じ絵描きの作品に感化されて描くのとでは違ってくる。
ましてや同じ二次創作だとしたら、そりゃ似せないようにしても似通ってくるところもある。
知らずにまったく同じ台詞や文章、展開になることだってある。
リンク先にも書かれてますが、知ってる作品数が少ない人ほど「似てる＝パクリ」という短絡的思考に陥りやすい。

じゃあ「真似された」「自分はネタやアイディアを絞り出す苦労をしたけど、相手はそれを掠め取っていった」って悔しい思いはどうすれば良いか。
「真似されるくらい、良いって思われたんだ」「じゃあ、次はもっと更に良いものを作って注目されて、真似しにくくさせてやろう」くらいの気概を持つと良いです。
相手が自分の考えたネタを使ってもっと良い作品を作って評価されていたのなら、それはネタだけでなく知名度だったり表現で負けてる部分もあるはずです。
怒りを感じたら、それをやる気に変えて創作にぶつけられるようになると良いんじゃないでしょうか。

ただ、明確なトレースだったり文章のコピペだったりはまた話が変わってきますんで、もし本当に「ゆるパクじゃなくてパクリだ」と思うなら、自分の作品と相手の作品の類似点や同じ部分を冷静に分析して、全体の何％が似てると検証してみて下さい。
そういった資料を作った上で言及するのであれば、周囲も味方してくれると思います。

パクった認定されて騒がれた事があります。相手のことは全く知らず、フォローすらしていませんでした。幸い、あまりにも文体や作風が違ったのでロムさん含め多くの方が冤罪だと主張してくれて事なきを得たのですが、その間は生きた心地がしませんでした。ゆるパク問題は、双方ともに証明がし難いのでとても厄介です。

明らかな冤罪や、そっくり(原作には無いその人独自のオリジナル設定を真似している、起承転結やキャラのセリフが完全一致)とかでは無い限り、悔しいですが本人も周りも静観するしかないですね。

本当にゆるパクをする人は、恐らく今後もし続けないと書けない人なので、何処かで必ずボロが出ると思います。だから永遠に徳をする事は絶対にないかと。私はそう信じてやってます…

二次創作ならある程度のゆるパクは仕方ないと思います。

ただたまにクロがいます。
クロは意図的にずーっとやっている人です。
(読んだものを片端から無意識コピペの人、悪いと自覚できないでやる人も含む)

ここでも本当かは分かりませんが、意図的にやっていると自白したり、ゆるパク推奨の人が定期的に出てきますよ。
また私も実際、ゆるパク自慢する人に会ったことがあります。

だから確信犯でゆるパクを手口にして書いてる人は存在します。

一致する時がいつも相手が後追い、複数作品で多数、あるいはコピペ文がある。読む周りも気付く。被害者が複数名いる。以前から炎上してる、そして表裏がある、人気に過敏、などが特徴です。

そこまで来ると流石に周りから見ても変だな、嫌われているな、と分かる人です。