細々と同人活動している字書きです。 自分はあまり小説が上手くな...
細々と同人活動している字書きです。
自分はあまり小説が上手くないなあと自覚しながらも好きなので書いています。
小説の上手さというか上達についてお聞きしたいのですが、小説が上手な人って処女作から上手だと思いませんか?
高校時代の友人が最初は絵を描いてたのですがその後、字に転向したらプロか?と思うぐらいに上手でびっくりしました。例えるなら高村薫さんのような硬筆な文章と内容でした。
また以前のジャンルでオンで連載後、A5サイズ2段組200ページの泣ける感動長編の本を出していた方がいたのですが、それが初めて書いた作品だそうでこれも驚きました。
文章力は訓練である程度上達することはあっても、小説そのもののセンスのようなものは若いうちにある程度決まってしまってそこから大きく変化することはないのでないか、というのが自分の考えなのですが皆さんどう思われますか?
最初はあまり上手くなかったけれど書いているうちに上手くなった、逆にいくら書いても頭打ちだった等、ご自身の主観で構いませんのでご意見お聞かせください。
みんなのコメント
個人的な感想だけど
冗長な文章→硬筆な美文
単調で無味乾燥な文章→読みやすく入り込みやすい文章
っていう風に特徴がそのまま洗練されていくと思う。コツコツきちんと練習してたら。
レスありがとうございます。
私も文章は訓練で上手くなると思います。
トピ文に「小説そのもののセンス」と分かりにくい書き方をしてしまいましたが、主にストーリーを作る能力に関して言及しています。
上手い人が処女作から上手いかどうかは、正直ひとによると思います。
最初から上手くなくても今後上達することは可能です。
なぜなら小説はセンスだけで作られているわけではないからです。
語彙の吸収率や適切な言葉選びはある程度センスだと思いますが、構成は技術(努力・知識)なのでいくらでも磨けます。
構成さえ上手くなれば、多少悪文でも面白い話になる=小説が上手くなる、というわけです。
レスありがとうございます。
トピ文に「小説そのもののセンス」と書いてしまったのですが「ストーリーを作る能力」と言いたかったのです。すみません。
構成もストーリーを作る上で重要なものだと思うのですが、最初にストーリーがあって、そこからこのシーンはここへ持っていこうとかここでもうひと山盛り上がりを作ろうとか考える感じで、核となるストーリーを作る能力とはまた違うのかなと自分は思っています。
処女作の時点でだいたい決まっているとはあまり思えません。
たとえば、処女作が12歳の人と18歳の人ではおそらくその小説の内容はだいぶ変わるのではないでしょうか。「書く経験」も大事ですが「読む経験」が蓄積されているかいないかで文章は変わりますから。
レスありがとうございます。
確かにそうですね。
読む経験のほかに本人が人生から得る経験もありますよね。
トピ主さんに三浦しをんさんの「マナーはいらない」という小説の書き方についての本をぜひ読んでほしいなと思いました
半分エッセイみたいなところがあり読みやすいかなと思います。かなりカジュアルに書いてくれています
三浦さんによると小説を書くときに要求されるのは「センス」だと仰っています。でもそれを生まれ持ったものや天賦の才能とするのは早計だそうです。例えばファッションセンス。服を着て生まれた人はこの世にいない。ファッションセンスがある人は雑誌を見たり、洋服屋さんで試着したり、挑戦と失敗をたくさんして自分の良さが一番発揮される洋服を選ぶセンスを獲得したのだと
小説も同じで努力と試行錯誤によって磨...続きを見る
レスありがとうございます。
「マナーはいらない」、webで連載されていたときは読んでいたのですが、センスについての下りは覚えがないので読んでいないのかもしれません。
トピ文と矛盾してしまうのですが、センスは生まれ持ったものの他に経験と知識によっても養われると思っています。
料理とか片付け等のスキルもある種のセンスだと思っています。
でもなぜか、ストーリー作りに関しては後から努力で身につけるのは難しいものだと思ってしまうんです。
『好む小説と書ける小説は別だったり、ある人にとってはすんなり飲み込めるポイントが別の人にとっては体得が難しい場合もあると』
これがすごく納得いき...続きを見る
横失礼します。
自分もその本読みましたー!
とてもスルスル読めて、読み物としても楽しかったです。
自分は二次創作で趣味で書いてるだけだし、好きでやってるんだから好きに書こうと思いました。それに書かれている事を意識するだけでも、自分の文が読みやすくなるならやってみようかなと前向きになれましたね〜。
横から失礼します。
>ストーリー作りに関しては後から努力で身につけるのは難しい
個人的な意見ですが、私はここが一番、後から努力で身につけられる部分だと思っているので目が点になりました。
構成についての本はたくさん出ていますが、トピ主さんはどの程度読まれていますか?
もちろんテクニックだけでお話は作れませんが、多くの映画を見て、本を読んで、山になる部分、谷になる部分、転機をむかえる行動やきっかけなどの具体例をたくさん自分の中にストックしておけば、それなりのものが創り上げられるようになると思うのですが……。
私は小説はレイアウトデザインみたいなものだと考えています。慣れればそ...続きを見る
k476EJXS様
コメントありがとうございます。
私は逆にk476EJXS様の『ここが一番、後から努力で身につけられる部分だと思っている』というご意見に驚きました。
一般的にはそういうものなのでしょうか。
構成の本はそんなにたくさんではないですが、有名なものは一応読んでいる思います。
うろ覚えですが『感情から書く脚本術』とかそのあたりを数冊です。
ただ別の方のコメントの返信にも書いたのですが、
構成もストーリーを作る上で重要なものだと思うのですが、最初にストーリーがあって、そこからこのシーンはここへ持っていこうとかここでもうひと山盛り上がりを作ろうとか考える感じで、...続きを見る
今まで小説を書いたことがなくても、子供の頃から様々なエンタメ(小説、漫画、映画など)を無意識に吸収出来ていた人は処女作から壮大なものが書けていたりしますよね。
私の周りにも、初めての同人誌がとんでもない大作だった人がいますが、その方は昔から頭の中でストーリーを考えて空想に浸ることが多かったそうです。小説を書こうと思って書き始める人と、自分の中の物語を小説で表すために書き始める人では少しスタートラインが違うのかなと思います。
小説って他の経験がすごく生きる分野だなと思います。漫画を今まで描いて、最初は名義を隠して小説の処女作が評価された経験がありますが、創作歴は長いのでそんなに驚きませんでした。
でも逆の場合、小説を書く方が漫画を描くとなるとストーリーは作れても画力に問題があり、すぐには評価に繋がらないと思います。
小説はすべての創作の根源だからこそ、色んな人ができるし、処女作から評価されることも多いのかなぁと思います。
ネタを生み出すと言うところは、向き不向きは確かにあると思います。ただこれも訓練で、習慣づくと伸びますね。
ストーリーの構築は、なにより勉強で伸ばしやすいところなので、後からでは身につけられないことはないと思いますよ。一番本や講座も多いですし。
ただ、小説や漫画をすごい読んでいたり、映画を見たりしている人はこの型が自然に入っているので、最初から構築が上手いことはあります。