一般的に見て「普通」かはわかりませんが、私はめちゃくちゃ調べます。
間違いなく本3～5冊はざっとでも目を通してからでないと書き始められません。読めもしない論文を、参考書先片手に一ヶ月かかって読むこともありますし、日本語文献がなければ他言語にも当たるので英語読むのがムダに速くなりました。
私の場合、元々持っているイマジネーションがマジで貧困で、かつ他の人より無知だからというのが大きいと思います。知らないと想像すらできないという残念なタイプなので……。
あと、得た知識が、書くものに具体的に活きることはほとんどないため、たまに「使いもしない知識を蓄えて、何がしたいんだ」という空しい気持ちになることもあります。笑

ただ、知るのって単純に楽しいんですよね。
原作では当たり前のように書かれている仕草ひとつが、その土地の文化に深く根ざした行動だったりすると、推しキャラが本当にあの地に実在してるんだなーーー！って感動したりします。
推しとは無関係に、ぼーっとニュースを見ている時にも、ふとした瞬間に得た知識と知識が繋がって世界が違って見えることもざらにあるので、興味の抽斗はあればるだけ人生楽しくなるなって思います。

問題は、調べることが多すぎて自分の作品に手を付けるのが遅くなることで、これでは本末転倒なので、最近は調査と平行しつつ、書きたい衝動は抑えず書いてしまうように意識しています。
じゃないといつまでたっても取りかかれないので…。

あと調べてみることを他言もしません。たまに高尚様みたいなふうに意地悪に取る人もいるので。
それに、自分で書くときは色々気になって仕方ないくせいに、他の方の作品ではそういう部分がまったく気にならないので、けっきょくは自分だけがわかってればいいこだわりってやつなのかなと思っています。

私もめちゃくちゃ調べます。
現在中国舞台の作品にハマっていますが、原作の時代設定がガバガバでよくわからないため劇中に登場してる食器や話の内容などから推理→ある程度の時代を特定→本を読みまくるみたいなことしてます（笑）
1ミリも理解できる気しなかった中国語が少し読めるようになり楽しいです。
少し前は江戸くらいの日本を調べてました。意外と現代的でびっくりしてあまりの面白さに寝る間を惜しんで調べ物、その前は神話が関係するジャンルだったんで毎日神と格闘してました。
自分も上の方と同じで高尚様になりたくないので公言はしませんし、他人がテキトーでもなんも気にならないタイプです。その人の世界なので。
自分はひたすら気になっちゃうので満足いくまで学ぶって感じです。歴史建造物等時間があれば海外でも行きます。人生が楽しいです。

二次、一次ともに趣味で漫画を描いている者ですが、私もめちゃくちゃ調べてから描くタイプです。
上の方々と同じで他人の創作はガバガバでも気にならないのですが、自分の作品についてだけは矛盾やご都合主義が許せないていうか………

私は日本文化が好きで、その時代の作品の二次創作と一次創作をしていますが
論文、専門書を読むこと、実地調査（？）特に歴史系の博物館に通うのが趣味です。
割と背景、小物なども描き込むタイプなので例えば「茶碗」一つとっても、その時代のその土地では土のものが主流か漆塗りもあり…とか調べて描き込みます。

調べてないで（そこはどうでもいいから）早く原稿仕上げなよって何度も筆が速い友人に諭されました（笑）
でもそれって自己満足なんですよねー。
調べまくって描きまくった結果が絵に残る行為が好きと言うか。
私にとって、絵を描く（漫画を描く）ことは調べる行為も込みの活動なのでやめられません。

ちなみに私も仲良い友人以外に調べまくって描いてることは一切言いません。
ただ、筆が遅いだけって言ってます（笑）

自分もできるだけ調べるタイプです。
ほかの方々も仰っているように、自分以外の作品が全然調べ物してなさそうな感じでも気になりませんが、自分自身の作品はせっかく作るならとことん拘りたくてまず調べます。

自ジャンルは和風の時代モノなので、自分が当たり前だと思っていることが当たり前じゃないかもしれない…！という不安が常にあるのもあって、最近はなにかしら調べて確かめてからでないと怖くて公開できない気持ちさえあります。調べた上で分からない部分が残ることも多いですが、調べられるだけのことを調べたらそこは諦めて好きに描くかストーリーを少し変えるか、または削るかします。

国内外問わず文献を読んだり、電車で行ける距離なら博物館や昔の偉い人の別荘などに行って参考資料にしたりします。可能なら聖地巡礼したり、推しの話す方言についても調べます（これは時勢や自分のお財布事情によって難しいことも多いですが……最近は遠方の博物館・美術館や様々な方言話者の方々もYouTube等SNSに解説を上げてくださっているのでありがたいです）。

参考文献リストのある作品に憧れがあるので、私は調べたら後書きに参考文献リスト載せちゃいます！笑
皆さん仰っていますが、趣味をきっかけに知識が広がるのってすごく楽しいですよね！トピ主さんやコメ主さん方がこれからも楽しく調査＆創作できますよう陰ながら応援しています！

例えば江戸時代なのに現代の洋服の描写する、みたいなことは無いようにしてるけど、基本は最低限自分が書きたいところにどうしても矛盾が出そうとか、必要なら調べる、くらいかな。
あんまりがっつり深堀していくことは無いです。というか疲れちゃう。根が怠け者で…。
どちらかというと、同じような時代とかジャンルの小説を読んでみたりすることの方が多いかも。小説だったら楽しく読めます（笑）
あとは自分でいっぱい調べると、どうしてもその蘊蓄を上手く生かそうとしてしまう節があるので、調べ物はあくまで「書きたいものの手段」であって「調べたものの内容」みたいにならないよう気をつけてます…。
趣味の世界の創作であれば、もうスタンスの違いですよね。調べたり深堀するのも含めて楽しめるならいいと思います。