私の場合は、トピ主さんの文字数で分けると
短編は数時間～1日
中編は数日〜１０日
長編は3ヵ月以上が多いです。

でも、小説を書く時間は人それぞれですし、ミステリなのか、恋愛小説なのか、芥川賞を狙っているのか、というジャンルにもよるので、客観的な判断はそもそも難しいと思います。

そして、小説を書く場合はそれよりも、書きたいことが重要だと思います。
他人と比較して、更新しないと駄目だ、もっと更新しなきゃ、と焦るとつらいし、自分の書きたいことを書くというポイントからズレてしまいませんか？

トピ主さんの場合は、「他人より劣ってはいけない」とか「自分の価値はこれしかないから、自分の価値を維持しなければいけない」という思い込みがあるように感じます。
でも、その焦りや不安をとにかく更新することで誤魔化しても、解決しないのではないでしょうか？

そういう焦りがあるなら、むしろ頻繁に更新することよりも、自分の書きたいことや自分の思いをよりはっきりさせることの方が重要だと思います。
たくさん更新してくれる人は楽しみを与えてくれてありがたいですが、言ってみればそれだけです。
それよりも、その人にしか書けないものを読ませてくれるなら、更新頻度は問題ではなくなります。

トピ主さんは書き出しや、納得のいく文章にこだわっているようですが、それよりもトピ主さんだからこそ書けるものにこだわってみたらどうでしょうか？

中編は書いていて楽しいけれど、尻すぼみになっている気がする、というのが、少し心配です。
書いていて楽しいのは作者だけで、中編を時間をかけて読み終わった読者には何も残っていない、ということはないですか？
３万字以下の中編であれば、構成を整えることは難しくないはずです。
読者の興味をひき、徐々にわくわくどきどきさせて、こうきたか、作者はこれが書きたかったのか、と思わせる仕掛けを作ることができる長さです。
短編は勢いで書けてしまうし、長編は構成のコントロールが難しいとしても、中編はもう少し練ってみたらどうでしょうか。

書き出しや文章を磨くことで、作品はたしかに読みやすくなりますが、読んだ人の心に何も残らなければ、時間つぶしに消費されただけかもしれません。
逆に、書き出しや文章の完成度はいまいちでも、人の心に残るものが書けるなら、そちらの方が自分の本当にしたいことだとは言えませんか？
つまり、時間は無限ではないので、完璧な文章を書くまでの推敲に時間を使うより、構成や内容を練ることに時間を使った方が良い場合もあると思うのです。

それでもとにかく更新したい、という場合でも、時間は無限ではありません。
文章の推敲にたくさん時間を使うことはできないので、なおさら文章を磨くのはあとにして、構成や内容の推敲に比重を置くことになると思います。

ネットでの投稿は他人と比較しやすいし、投稿サイト自体が、そういう焦りや依存性を利用して人に投稿させている側面もあります。
トピ主さんは、まさにネットやサイトのそういう側面に流されてしまっているように見えます。

少し立ち止まって、自分の不安と向き合うことが必要ではないでしょうか。
書くことは楽しいですが、それがネットの依存症的な部分と相まって、トピ主さんにとって、不安からの逃避に使われている気がします。

どうしたら不安が解決するのか、自分の本当に書きたいものは何か、どうしたらそれを小説で伝えられるかを考えてみたらどうでしょう。

執筆速度はトピ主と同じだけど、書きあがったものを納得いくまでひたすら推敲してるから総執筆時間はわからない。短編は一日で書くけど推敲は一週間くらいかけてる。
焦って投稿したくなる気持ちはわかるけど、納得できていないものを投稿するとぜったい後悔するんですよね。そんでもって、頑張って書いた作品なのに好きになれない。アラばかり目についてしまう。
一度だけ、一度だけでいいので、投稿の日付を決めないで、中編以上の話をとことん推敲してみてください。たぶん先が見えなくて途中で嫌になって投稿したくなると思うのですが、我慢してください。視界の外に追い出して、一週間くらい寝かせてから再開すると続けられたりします。
そうして投稿した作品が自分で納得できて好きになれたら、新しい景色が見えると思いますよ。
読んでくれる人のためっていうのも正しいのですが、まず自分自身が納得できるかどうかが大事です。
私は投稿した作品の中では、最も推敲に時間をかけた作品がいちばん伸びてます。自分の努力は正しかったんだって救われました。
がんばってください。