あー、ありますね、そういうこと。例えば分かりやすい例だと、原作がバリバリの推理ものだったり、マニアックな知識を必要とする世界観だったりすると自分の技量では理想の原作が書き切れないんですよね。コレジャナイ感がすごいんですよ。知識が必要じゃなくても、ほのぼの系は書けるけどシリアスは書けない、というような、個人の適性もあると思います。基本的にアウトプットがインプットを上回ることってないですから、読むのは原作みたいなシリアスも大好き！でも、書けるのは甘々ほのぼの系、って人もいます。原作に萌えてても全て創作に反映されるかというと違うのです。自分の理想を守るためにあえて書かない人もいると思います。
パラレルだと自分の土俵に持っていけて、色々好きな部分を表現出来る。ある程度自分で設定考えた方が、例えば推しの恋愛を書きたい場合、設定に縛りが出てくる原作よりかえって自由に表現出来るってのも大きいかと思います。
もちろんそうじゃなくて例にあった神父と淫魔みたいな単純に関係性萌えが動機になることもあります。
原作を丁寧に描き出そうとする姿勢の書き手さんは尊敬に値しますが、だからと言って、パラレルばかり書いてる人が原作に興味がないと言い切るのは少し早計かな、と感じます。

自分も時々そういう作品が作りたくなります。個人的にはコントだと思っています。コント「アイドルになったAB」とかコント「大学生の幼馴染になったAB」とかコント「神父と淫魔になったAB」みたいな感じで…。
原作も好きだし、原作の設定が一番だとは思うんですが、それはもう原作でやっているし、他の人もいっぱい書いているしで全く違う設定の全く違う暮らしをしているキャラが見たくなるんですよね…。自分の場合は原作世界観の創作もしますが、パロものばかり作っている方も原作が嫌いとか興味がないではなくて、原作の二人が好きだとは思っているんだけど、キャラが好きだからこそ、全然違う二人も見たい…！となってしまうのかな〜と思いました。
上の方も言っていますが、パロしか描かないから原作興味なしとか単なる関係性萌えとは言い切れないんじゃないかな？と思います。