同じく物心ついた頃から絵を描いて30年ぐらい経ちましたが、何度か絵柄が固まった→また変わったを経験しています。
①中学生でデフォルメ系の絵柄
②大学生で等身高めかつ少女漫画系（別マ系）
③30歳過ぎてから等身は変わらないもののカサッとした素っ気ないリアル寄り
です。①から②は年齢と時代、②から③はハマったカプが男女→BLに変化したのが大きいです。

①から②は自然に変わったのでどれだけ描けばという参考にはならないのですが、②から③は本を2冊分ぐらいでした。実際にはオフは出してなくてオンだけなのですが、漫画換算で100Pぐらいなのでそんなものかなと。最初の頃のはキラキラしてて今見ると恥ずかしいですｗ

絵柄や上達は時間ではなく密度だと思っているので「このくらいの期間描けば◯◯になるよ」という定量的な話はお絵描きに関してはあまり意味がないと思っています。

ただタイミングに関して言及するのならば、一次創作をある程度やると絵柄が決まるかな、って思ってます。
二次創作だとどうしても原作のキャラ絵や画風に引っ張られたりもしますし、ソシャゲとかだといわゆる「流行りの絵柄」みたいなのになりがちです。
ただ二次創作もジャンルを１つだけではなく、２つ３つと渡り歩いてるとその中で自分なりの好みの絵柄が固着して二次創作できるようになってるかな、と。

なので一次創作でキャラを作って描いた時、二次創作のジャンルを３つほど渡り歩いた頃にはだいたいの絵柄は決まってきてるなぁというのが持論です。
そこからは「向上心」があれば絵柄や画風を変えてみよう、もっと上手くなりたいってなりますが、
それがないと絵柄や画風がその時のままなのかな、と。

後は漫画を描くと絵柄変わったりもしますね。
イラスト主体だった人って１枚にじっくり時間を掛けますが、漫画だとそういうわけにもいかないので。
漫画デビューしたら初期からガッツリ絵柄変わるプロの作家さんもいます。
基本的に絵を量産しやすいような簡略化された絵柄に変わっていく傾向があるように思います。