過去に描いた絵のバランスがおかしく見える、ってことは今の自分は当時よりもパースやバランスに対する感度が良くなったってことなんだな！と前向きに考えて、とりあえずそのまま放置します。
指の本数を間違えたりしていたら、キャプションに追記するか黙って差し替えます。

よっぽど気になる時は、後で再録とかlogに格納する時に描き直したりもしますね。

自分の場合、アップロードする前にイラストや漫画を表示する媒体をパソコン・スマホ・タブレット…など違うものでそれぞれ見直したり、左右反転してバランスがおかしくないかをチェックしたり、彩度下げてモノクロにして様子見たりとかしてます。

過去に描いたものにアラがあっても、今描いたものがそれよりも上手だったら別にいいかな〜って思って過去作は放置することが多いです。

・左右を反転させて確認
よく言われる方法ですが、本当にバランスの良い顔が描けていれば左右を反転させても崩れません。
紙でアナログ作業している時でも鏡や裏から透かして確認などしていました。
とはいえ、絵の勢いや外連味も味だと思っていますので、バランス重視しすぎるとそれを殺してしまうこともあります。

・モノクロで確認
主にカラーバランスを見るためです。
カラーバランスと言っても色ではなく寧ろ濃淡ですね。
背景とキャラの濃度が近いとキャラが背景に埋もれて目立たなくなったり、目立たせたいパーツが目立たなくなっていたりとするのを防ぎます。

・スマホ画面で確認
一旦アップする前にDropBoxなどでファイル共有し、スマホなどの小さめの画面で確認します。
モニタで描いてるときは全体のバランスを把握しきれていなくても、スマホで眺めると気づくことも多々あるので。
主に体のバランスや構図に関する気付きが多いですね。
腕の向きをちょっと変えようとか、配置を少しいじろうとか手直しする時に便利です。

・絵を寝かせる
なんか微妙だなーって絵は急いでいない限りは１週間程度、寝かせてから作業再開させたりします。
描いてる途中は見慣れてしまって気が付かなかった部分も、少し忘れた頃にパッと見ると「あれ、ここおかしくね？」と気づくこともあるので。
自分は顔のバランスが取れていてもなんか可愛く・カッコよく見えないなーと悩んだときは大人しく寝かせたり描き直したりするようにしています。