理想が高くなってるのは別に悪い事じゃないし、作者本人に直接言うわけでもない心の中の批判は目が肥えた証拠です。心の中で微妙だなと批判的になるのは誰しもあることです。
むしろ批判を拒み、何もかも肯定する人の方が創作の場においては危険だと思いますよ。いわゆる盲目信者という状態に入るので。

好きになるものとはいずれ出会います。大体予兆もなく突然来ます。それまで待ちましょう。
もしあらゆるものを批判的に見てしまうのであれば、いっそ自分の好きなものを詰め込んだ一次創作をしてみるのも良いかもしれません。
待っている間他人の創作を延々と批判してしまう、一次創作をする気も起きないなら、同人を辞めてみる、別の趣味を探してみるのも一つの手です。
今の「好き」が同人の外にあるかもしれないし、二次創作を見ずに原作だけをなんとなく齧っていくうちに熱が戻る事もあります。
案外虚無の原因が今の同人との向き合い方にあったりしますよ。

自分の創作はしていますか？
自分の創作が上手くいっていないと、私は他人の作品に批判的になる傾向があります。また、同人以外で純粋に商業作品に触れていますか？同人活動を前提に商業作品に触れていませんか？

私も最近の話題作は肌に合わず、批判的に見てしまうことが多いですが、過去の名作などで批判せずに見られる作品を探し、純粋な読者として楽しんでいます。「人気だから」とか「同人が活発だから」とかで判断せず、とにかく読み始めてみる、見てみる。そしてピンとこなければ次、で楽しめる作品を探すのが良いです。

ポイントは自分の好みに合う合わないで判断せず、どの作品でもとりあえず読んでみることです。自分の好みだけで選択していくと、似たものばかり読んでしまいますし、飽きてしまいます。それでは新しい出会いもありません。