シャドウバンとかを何回か経験してます。
一時期、会社からTwitter運用を任されたり、bot系アカウントを作って遊んでたりしたのもあって技術的にどこが閾値なのかを知りたくて色々試して調べたことがありました。
基本的にはシャドウバン→アカウントロック→アカウント凍結→永久凍結って感じで処罰が厳しくなるんですが、規制の原因となる行為はだいたいどれも同じです。
前回はシャドウバンで済んだけど今回はアカウントロックされた、とかいうことになりやすいです。
　
　
●いいね、リツイート、フォロー、リプを短い時間で大量に行う。
どのくらいならNGなのかってのは難しいんですけど
10秒で10アクション、１分で30アクション、５分で100アクション、１時間で500アクション、みたいな感じに捉えてます。
シャドウバンだけでなくアカウントロックもされ始めると、時間と数量がかなり厳しくなります。
アカウントロックされたので同一IP、類似メアドから別アカを作って３人くらいフォローしたり５いいねくらいすると即アカウントロックされたりします。
アカウント単位だけでなく端末やIPを基にした監視もあるので、シャドウバンされたからと同じことを他のアカウントでもやったりすると芋づる式で規制されたりします。
監視が緩い状態であれば上記の数量を超えたアクションをしても問題なかったりはします。
ただ経験的に、とにかくフォローしたりRTしたりするアカウントはシャドウバン、アカウントロックになりやすいです。
ワンドロや誕生日タグなどを巡回する時は、なるべく時間を開けたり、タイミングを変えてアクションをすると良いです。
　
　
●ハッシュタグやURLが多すぎる
たまにハッシュタグを10個とか付けて絵を投稿してる人がいますね。
あれもやりすぎるとシャドウバンの原因になります。
最近は10個以下なら大丈夫っぽい印象は受けますが、以前（2019年頃）はハッシュタグは多くて5個くらいまで、を自分の基準にしていました。

またURL付きの投稿が多くてもシャドウバンの原因になります。
絵描きさんがpixivに投稿したURL付きツイートに大量のハッシュタグを付けたりするのは、シャドウバンになりやすい行動の１つです。
　
　
●絵だけツイート
正確には「同じ文面を繰り返しツイートしている行為」に該当しているためです。
無言もこれに含まれます。
「描きました」とか「絵です」とかだけの短い文章で絵をアップしていると、その文言が繰り返されていると判定されます。
ちゃんと毎回文言を変えたり「〇〇の絵を描きました」というように作品名やキャラ名を入れたりすることで回避できます。
毎回同じ作品・キャラの絵を描いてる人は、意図的に文言をしっかり変えるようにしないとこのシャドウバンを受けやすいです。
　
　

●Twitterの使用度と信用度
ログイン頻度が低い、投稿頻度が低い、作ったばかりのアカウントだとシャドウバンやアカウントロックになりやすいですね。
要はTwitter社からの「アカウント信用度」が低いためです。
せっかく久々に絵を描いてハッシュタグを付けてツイートしても、検索結果に出てこないということが起こります。
定期的にログインして、絵を投稿しなくても何かしらつぶやくようにしていないと、いざ絵が完成しても誰にも見て貰えないという悲しい自体になってしまいます。
誕生日記念ハッシュタグとかが割と顕著じゃないでしょうか。
久々に前ジャンルのアカウントにログインして新規絵を投稿してもシャドウバンってパターンになりがちです。
　
　　
●同一IP、同一端末からの複数アカウント
前述のようにIPや接続端末の情報も取得して監視しているので、自分のアカウントがシャドウバンやアカウントロックされると、他のアカウントの監視も厳しくなります。
そのため場合によっては大量でないアクションやたった１ツイートだけでもシャドウバンやアカウントロックになることもしばしばです。
また、アカウントロックやシャドウバンされたからと直ぐに別アカウントを作ったり、避難用のアカウントを用意したりしても監視は厳しいままです。
シャドウバンやアカウントロックになっている頻度が高い場合はそもそもTwitterの使い方を改善させないといけなくなります。
　
　
●シャドウバンになるとどうなるのか
実はシャドウバンにもいくつか種類があります。
参考までにリンクを貼っておきます。
https://kanasys.com/tech/824#index3
主に「検索結果に出てこなくなる」のと「相手の通知欄に表示されなくなる」の２種類です。

検索結果に出てこなくなるのは、シャドウバンされてるアカウントで検索すると自分のツイートは表示されるんですが、他人からは見えていない状態です。
ログアウトして検索したり、シャドウバンされてない別アカウントで検索して該当ツイートが表示されてなければシャドウバンされているってことです。

相手の通知欄に表示されなくなるのは「〇〇さんがあなたのツイートをリツイートしました」とかもそうですし、リプライ一覧にリプが表示されないために相手が気が付かず返信が来ないなどです。
例えば政治トレンドについてつぶやいている人に「おまえは真実を分かってない」とか多数の人にリプ飛ばしまくったりするとシャドウバンになります。
ハッシュタグを巡って、片っ端から感想をリプする行為なども同様です。
また互助会的な目的としてRTやいいねすることで相手の通知欄で自分をアピールする手段があるために、過度なRTやいいねもシャドウバンの対象行為です。

詳細については上記リンクを読んでみて下さい。
またシャドウバンチェッカーなどのwebサービスもあったりするので、別垢を持ってない人などはそちらでチェックしてみるのも良いです。　　
　　
　
●直る期間
ぶっちゃけ頻度によります。
初犯なら24時間。
何度か繰り返してると３日とか１週間とか検索や通知に表示されません。
Twitter社に問い合わせをすると直るのが早いとかなんとか。
ただ、シャドウバンを何度も繰り返してるとアカウントロックされるようになります。

アカウントロックされると電話番号解除をする必要があります。
ただ、同じ電話番号でロック解除が出来るのは10アカウントくらいまでです。
ジャンル分けだったり用途分けが多くてアカウントを10個以上持ってる人は電話番号解除をしようとしても「この番号は既に他のアカウントで使われています」と表示されロック解除できません。
そのためTwitter社への問い合わせして待つ形になります。
問い合わせでのアカウントロック解除は長いと３日～１週間くらいかかったりします。
今はコロナで大変らしいので、もっと掛かる可能性もあります。
　
　
■私の場合
上述もしましたが、プライベートで用途分けしてたアカウントが当時は8個ほどありました。
更に遊び用botアカウントや、特定界隈を盛り上げようと作った応援アカウント、他にも人から運用を頼まれてたアカウントなどなどです。
単純に私の場合はまず運用アカウントが多かったことが原因です。
また応援botなども手動でいいねRTを大量にしていたため、よくそのアカウントがシャドウバンやアカウントロックされていました。
それに引っ張られてか、プライベートの絵描きアカウントもRTは多めでしたしシャドウバンされてる状況によくなりました。
そんなこんなで、常にどれかのアカウントがロックされたり凍結されたりもし始めて、流石にアカウントもRTの数も多すぎるのかと減らすことにしました。
今はアカウントロックもシャドウバンもされていません。

RTは多すぎないよう一度に10RTまで、フォローは増やさない、定期的にログインもして何かしら呟く、絵の投稿する時はハッシュタグは増やしすぎずに文言を毎回変える。
自分が色々調べて知った経験上、以上のようなことを気をつけるようにはなりました。
ちょっと意味は違いますけど「過ぎたるは及ばざるが如し」って感じですね。
飽くまで体感ですし、調べたりしたのは１～２年ほど前なので最新情報ではないですが、参考になれば幸いです。