>>509
すっごく好きな話!!! ファンタジーって説明が必要になりがちなのにクドイ説明なく状況が理解できるし、起伏も余韻もあって良かった。 王弟殿下と呼ぶことで兄王がいることも伏線にできてるし、スマートだと思う。 512さんの添削が良すぎて言うことないけど、あえて添削をしぼりだすなら…。 「体から力が、魂が抜けていく。」「私と志願者たちの魂すべてを。」「私たち如きのちっぽけな魂では、」と魂の3連打なので、真ん中は「私と志願者たちの命を。」でも良かったかもなと。 512さんの添削のように描写を削ったほうが私も良いと思うけれど、削らないなら言葉を変えるのもアリかな?と思いました。 ところで「私たち如きのちっぽけな魂では、すり切れるまで彼に尽くしても贖いきれないだろう。」というのは、抜けた魂は天界に行って神の元で働くことになるってこと?それなら悲観することではなくむしろ喜ばしいことだし「代償」ではないのでは…と思ってしまいました。宗教観によるのかな? 「尽くす」ではなく「捧げる」なら分かるんですけど…。 「きっと私はどんな苦境でも、希望を捨てずにいられるだろう。」 苦境(戦争)は去ったんだよね…? 死んでしまうことへの恐ろしさのことだと思うけれど、それは「苦境」ではないような。 あと、なんの「希望」だろう?もしかしたら死なないかもしれないという希望? 私なら「きっと私は最後まで、心穏やかに居られるだろう」とかにするかな〜。 あ、でも、「恐ろしくないと言えば嘘だ。」って言ってるからダメか…。 あとは、マルスが「幸運を祈っているよ」って言ってくれてるので、それにかけて「恐ろしくないと言えば嘘だ。それでも、私は自分の幸運に感謝する。あのきらめきに想いを馳せながら。」とか。幸運じゃなくて運命でもいいかも? …と書いたものの、最後の一文って作者のこだわりポイントだと思うし、こだわりは貫いたほうが良いと思うので、無理に提案を受け入れる必要ないです。 作者の意図を私が汲み取れてなくてトンチンカンな提案かもだし、好みに合う合わないもありますし。
>>546
お前になら殺されてもいい関係性良いですね!!読みやすくて面白かったです ただ確かに兄貴ちょっと話が長くないですか?と最初のセリフで思ったので、硬派な雰囲気を演出するため口数少なくさせていただきました。 引っかかったのは、舎弟が自分で撃っておいて体を揺さぶるのは覚悟しての行動に思えず、別の追っ手が後ろから撃ってないよね?というところですね… あえてぼかしたのかもしれませんが、ここは覚悟の上で撃った方が兄貴も嬉しいので読み手に匂わせてほしい! >どうしたら一人称視点で相手のキャラを掘り下げられるのか 今回だと舎弟は「恩のある相手を殺したくないが、組織の掟で殺さないといけない」「一緒に逃げようと言われた、でもそんな賭けはできない(ほんの少し迷う)」「今やるしかない」という葛藤の末に撃ったとして、それらも兄貴目線で描写した上で最後にどんな気持ち・姿でいるのか?が想像できると余韻につながると思います。 (覚悟して撃ったものの、直後に後悔に襲われ歩み寄って呆然と銃を取り落とすといいなと思いました…) 向けられた銃口が、かすかに震えている。引き金に手をかけている男は、今にも泣き出しそうだ。 情けない奴。この俺の舎弟だというのに。 「裏切り者には容赦するな、って教えただろ」 「でも、兄貴」 男は撃つどころか、わずかに銃口を下げた。銃を向けたらためらうなとあれだけ教えたのに、とんだ甘ちゃんだ。 三年前に拾ってやった時と同じ、捨てられた犬みたいな目だった。 「どうする? 撃てねえなら、いっそ俺と逃げるか? 一人分なら空きがあるんだ」 男の瞳が揺れたのがハッキリとわかった。 「ここで俺を撃って独り立ちするか、俺と逃げるか」 「勘弁してくださいよ……!」 まるで向こうが撃たれる直前のような、悲鳴のような声だった。 ふと、もしも立場が逆だったらと考えた。そうなったら、俺はこいつを撃てるのか? やめよう。そんなことはどうだっていい。 「五秒で決めろよ。五、四、三、二」 目をつむる。さあ、審判の時だ。 「一、〇」 ……何もない。生きている。 やっぱり甘ちゃんだな、と思った瞬間 「できません」 と弱々しい声が聞こえた。 パン、と乾いた音がする。同時に胸に衝撃を感じ、気づけば仰向けに倒れていた。 (なんだ、そっちのできませんかよ) 音がみるみる遠ざかる。全身の力が抜けていく。なのに、口元がなぜか綻んだ。 (ああ、どっちでも良かったんだな。撃たれても、一緒に逃げても) 近くで拳銃を取り落とす音がした。でも、あいつの声はもう聞こえない。 これならゆっくり眠れるだろう。笑いながら逝くなんて、なかなか上出来な最期じゃないか。
>>538
自暴自棄になった主人公の、川に飛び込み彼岸を見るホラーになるのかなと思いきや、軽やかな読後感でうっまいなぁ!と感じました。 こういうのかけたらな
>>546
いいですね。信頼しているからこそのやりとりがとても魅力的です。「そっちのできませんかよ」がとても心に響きました。 気になったのは、書き出しの一文目で読者が物語に入るための情報が提示されていない点です。 “向けられた銃口が、かすかに震えている。引き金に手をかけている男は、今にも泣き出しそうだ。” 銃口は誰に向けられてるのか?それは男なのか女なのか?視点は一人称か三人称か?そういった疑問が次々に沸いてしまい、いまいち物語そのものに入れません。そこで書き出しの部分にちょっとだけ言葉を足してみてください。 “俺に向けられた銃口が、かすかに震えている。引き金に手をかけている男は、今にも泣き出しそうだ。” これだけで、一文目とそれに続く地の文とセリフの印象がだいぶ変わるんじゃないでしょうか。
>>509
コメ主です。ワーッ、感想と添削をありがとうございます! もうコメントをいただけるとは思ってなかったので、とても嬉しいです! ファンタジー設定が全然伝わらなかったらどうしようと不安だったので安心しました…! 好きな話と言ってもらえて、すごく励みになります!起伏と余韻も伝わっていたなら嬉しい限りです。 本当だ、魂の3連打だ…!「私と志願者たちの命を。」の方がすっきりしていて、しっくりきます。 この辺り、見直しと言い換えをさぼってしまった気がします…ご提案いただきありがとうございます。 代償の部分、説明不足ですみません…! 神を降ろすなんて分不相応なことをしたぶん、冥界にも行かせてもらえず、汚れ仕事でこき使われるという設定でした。 「苦境」もこの労働を指しており、この先何を命じられるか分からないけれど、「希望」があれば乗り切れるだろう…みたいな感じです。 こう並べてみると、本文に全然盛り込めてないですね…!何だろう?って思わせてしまってすみません…! ご指摘の通り、「魂になって神に尽くす」って名誉に聞こえますよね…。 出したかったニュアンスに対し、この辺りのワードチョイスが微妙だったなと思います。 主人公の運命に関する重要な部分だったので、もっとちゃんと伝えないと駄目だなと思いました。次に生かしたいと思います! 幸運の回収…!うわー本当だ、マルスの台詞を生かせばよかったです…。せっかく別れ際に貰った言葉なのに…! アドバイスありがとうございます。文中の細かなワードも、もっと活用できるようになりたいです…! 意図を的確にくみ取っていただき、描写の弱い部分を丁寧に指摘してくださり、本当にありがとうございました。 こういうファンタジーが好きなので、いただいた指摘を糧に、話の完成度を上げていきたいと思います!
「レンタル」「冷凍」「日本一」 添削、感想どちらも嬉しいです。 「日本一の冷凍庫、レンタル受付中」 近所の電気店の店先に、立派な筆文字が踊っていた。 渡りに船だった。 山と畑ばかりだったおらが村。 誰が何を思ったのか某大型倉庫店が誘致され、ミーハーな私は早速、店の会員証を作ったのだ。 だが、いかんせん私は一人暮らし。 あの巨大な食材たちを目の当たりにすると怯んでしまい、何も買わずに帰ってきたところだったのである。 「冷凍すればいいじゃん!」 心の中で叫び、私は早速電気屋の扉をくぐった。 2日後、冷蔵庫は古民家とは名ばかりの、ボロ屋の土間に鎮座した。 「清掃も済んでますから、コンセントをさして二時間後には使えますよ」 電気屋のおじちゃんが人の良さそうな笑顔でそう告げる。 冷凍庫は人の身長くらいの大きさがある。 はやる気持ちを抑えつつ、コンセントを差し込むと早速大型倉庫店に出向き、欲望のまま肉やら巨大餃子やらを買い込んだ。 さて、早速冷凍しようと冷蔵庫のドアを開ける。 「⁉︎」 バタン。 思わず扉を閉めた。 見間違い? もう一度、開ける。 扉の中は、吹雪。 鳥居と神社が吹雪のその奥に、うっすらと見えた。 日本一の山の頂にある、特徴的な形の建物だ。 そういえば、あの電気屋は、元は霊験あらたかな山岳信仰の神主の家だった。 この間の近所の集まりで「新しい信仰の形を!」と熱っぽく語っていたのがまさかこんな形に結実しているとは。 確かにこれは日本一の冷凍庫だな、と私は手を伸ばし、雪をひとかけら摘むと何となく口に入れる。少し土っぽい味がした。すると。 「日常の中に信仰を。ご参拝もどうぞよろしくお願いいたします」 スピーカーを通したような、電気屋のおじちゃんの割れた声が聞こえた。 私は買ってきたばかりの巨大冷凍餃子を雪の上に置くと、すっと姿勢をただし、思わず二礼二拍手一礼をしたのだった。
>>546
>549さん 感想と添削をありがとうございます! 読みやすくて面白いとコメントをもらえてすごく嬉しいです。関係性も良いと言っていただけてよかった…! 掘り下げ案、ありがとうございます…!書いていただいた「最後にどんな気持ち・姿でいるのか?」の想像が甘かった気がします。 動揺してすがりつきそうだなと思ってたのですが、葛藤の末に撃った人間なら、もう少し違う動作をしそうだという気がしてきました。 なので、覚悟はしてたけどいざ撃ったら呆然としてしまって銃を取り落とすの、すごくいいなと思いました…。これまでのやりとりから自然に繋がっている…! 文章全体の添削ありがとうございます…!とても参考になります。 元の文を読み直してみたら、おっしゃる通り、兄貴が初っ端から喋りすぎですね…。 冒頭の台詞が、「裏切り者には容赦するな、って教えただろ」になってすごく締まったなと思いました。 「銃を向けたらためらうな」、その後に銃口を下げるくだりがあるんだからそっちで書けばよかったんだ~と気づきました。 「この三年間」も、兄貴に言わせるのは不自然だったかもしれません…。書いていただいたように、「拾ってやった時」と繋げたらすっきりまとまりますね。 「カウントダウンだ」も「五秒で決めろよ」の方が、何のカウントダウンなの?感がなくなっていいですね。撃てよって言ってるのがはっきりわかる…。 「悲鳴のような声も」などの細かい部分も見ていただきありがとうございます!日本語の詰めが甘いのが課題なので、とても助かります。 自分で揺さぶるの、確かに覚悟が足りなかった感が滲んじゃっている気がします。 今だと、他の追っ手に撃たれた可能性も十分考えられますね。兄貴、目をつむってるからわからないし…。 「できません」を地の文に埋めちゃったんですけど、出していただいた案を見て、大事な台詞は「」で囲んでた方が絶対にいいなと思いました。 感想とアドバイス、書き直し案までいただき、本当にありがとうございました!とても参考になりました。 >551さん ありがとうございます!やりとりが魅力的と言っていただけてとても嬉しいです。 「そっちのできませんかよ」はちゃんと伝わるかな…?言葉足らずになっていないかな…?とドキドキしていたので、心に響くと言ってもらえてよかったです! おっしゃる通り、その場の状況が全然わからないですね…誰視点なのかもわからない…。 見直す際、私は当たり前のように「兄貴」の視点から読み始めてしまっていたので、そこに気づけませんでした…。 ちゃんと情報ゼロの読者目線にならないとダメですね。そこを忘れてしまっていました。 書いていただいた通り、「俺に」を付け加えただけで、頭にすんなりと状況が浮かぶようになりました。一語でこんなに変わるんですね…! 書き出しについてのご指摘、とても参考になりました!本当にありがとうございました!
>>538
538です 545 ありがとう!なるほど、生死までは考えられてなかったけど、不穏なメタファーを入れて匂わせたら話としてもまとまるし、もう少し奥行きを感じられそう! 550 予想を爽やかに裏切ることができてよかった… 感想ありがとう! 書きたいことは大体汲み取ってもらえるけど、慎重さに欠けて詰めの甘さが目立つ、というのは常々思っていたことだから、改めて俯瞰で見ることができて勉強になった。コメントしてくれた人たち、ありがとうございました〜!
>>553
冷凍庫を開けたら中に別世界が広がってるの、すごく好きです! 「新たな信仰の形」として、冷凍庫を山岳に繋げて参拝客を増やす(という理解で合ってるかな)という発想が面白いです。結構な力業なのがいい。 電気屋のおじちゃんが元は神主の家系、というのも地元あるある感でよかったです。これは偏見かもしれませんが、張り紙が筆文字なのも神主っぽいなと思いました。 雪を食べたらおじちゃんが参拝を促す声が聞こえるのも、ちゃっかりしていて好きです。そういう方って、人の良さそうな笑顔してそうですし。 気になった点を挙げるとするなら、状況の情報がもう少しあったら一層わかりやすくなるかな?と感じました。文字数で削ったのかなと思うのですが…。 あとは富士山というワードが前半部分に出てきていたら、オチが入ってきやすくなるかなという気がしました。 例えば、村を富士山のふもとにするとか。ただこれだと設定変わっちゃうかもしれないので、あくまで一例です。 以下、勝手ながら文章の順序や接続部分に少し手を入れさせてもらいました。 文字数を考えた時に、減らすならここかな?という部分も削っています。失礼だったらすみません。好みもあると思うので、参考程度に…! ---------------------------------------------- 近所の電気店の店先に、立派な筆文字が踊っていた。 「日本一の冷凍庫、レンタル受付中」 渡りに船だった。 山と畑ばかりだったおらが村。特徴といえば、山向こうに日本一高い霊峰が見えるくらいだ。 そんな田舎に、誰が何を思ったのか某大型倉庫店が誘致され、ミーハーな私は早速、店の会員証を作ったのだ。 だが、いかんせん私は一人暮らし。 巨大な食材たちを目の当たりにすると怯んでしまい、何も買わずに帰ってきたところだった。 「冷凍庫あれば買えるじゃん!」 私は早速電気屋の扉をくぐった。 2日後、冷凍庫はボロ屋の土間に鎮座した。 「清掃も済んでますから、コンセントを差して二時間後には使えますよ」 電気屋のおじちゃんが人の良さそうな笑顔でそう告げる。 はやる気持ちを抑えつつ、コンセントを差し込むと早速大型倉庫店に出向き、欲望のまま肉やら巨大餃子やらを買い込んだ。 帰宅後、早速冷凍しようと冷蔵庫のドアを開ける。 「⁉︎」 バタン。 思わず扉を閉めた。 見間違い? もう一度、開ける。 扉の中は、吹雪。 その奥に、特徴的な形の建物がうっすらと見えた。 日本一の山の頂にある、鳥居と神社だ。 そういえば、あの電気屋は、元は霊験あらたかな山岳信仰の神主の家だった。 この間の近所の集まりで「新しい信仰の形を!」と熱っぽく語っていたのが、まさかこんな形に結実しているとは。 確かにこれは日本一の冷凍庫だな、と私は手を伸ばし、雪をひとかけら摘むと何となく口に入れる。少し土っぽい味がした。すると。 「日常の中に信仰を。ご参拝もどうぞよろしくお願いいたします」 電気屋のおじちゃんの、スピーカーを通したような割れた声が聞こえた。 私は買ってきたばかりの巨大冷凍餃子を雪の上に置くと、すっと姿勢をただし、思わず二礼二拍手一礼をしたのだった。
お題「招待状」「川」「怠ける」 長くなってしまいました。添削、感想をいただけると嬉しいです。 あと、方言・ローカルネタで引っかかる部分があればご指摘いただきたいです…! 実家で両親と夕飯を食べるのは久々だ。東京で就職してから、多忙を理由に大阪には全然帰っていなかったから。 「ごちそうさま。……うまかった、ありがとう」 「え!あんた、お礼言えるようになったん?」 母に痛いところを突かれ、言葉に詰まる。そう、俺はこれまで、両親に感謝を伝えるのを怠けていた。手塩にかけて育ててもらった一人息子なのに。 「おお、お前も知らんうちに大人になったんやな」 「せやねえ。あんた、電話も出えへんし、全然帰って来んからわからんかったわ」 「……ごめん」 謝るしかできない。自分が恵まれていたことにも、その恩返しをできていないことにも、気づくのが遅すぎた。 両親は昔から、子育てが生きがいだと言っていた。俺が家を出て、きっと寂しい思いをさせている。今からでも、埋め合わせをしなければ。 「なあ、これ。あげるわ」 尻に敷いて隠していた招待状を二人に渡す。 「ん?何これ?」 「大阪支社から、淀川の花火が見えんねん。ほんで、当日は屋上に家族も招待してええねん」 会社に親を連れていくなんて恥ずかしいかもしれない。でも、去年初めて屋上から見た花火は、息を呑むほど綺麗だった。あの景色を、両親にも見せてあげたい。 「あら、ええやないの!ほんなら、納涼船の券は佐藤さんにあげよかな」 「……は?」 納涼船?まさか、すでに自分たちで有料席を確保していたのか。 「ビルの屋上なんて、よう見えるやろうねえ。せや、お母さん達、新しい浴衣買ってん。おしゃれして行くから、楽しみにしとき」 「新しい浴衣?!」 「俺も同じ柄で買ったんや」 「おそろい?!」 衝撃の事実に、目玉が飛び出そうになった。納涼船で?ペアルックで?花火デート? 寂しい思いをさせている、なんて考えていた自分が恥ずかしい。両親は両親で、二人の日々をエンジョイしているんじゃないか。 「頼むから、それ着て来るんはホンマにやめてくれ!」 「ええ?せっかく買ったんやけどねえ」 「うっ……!」 ペアルックの両親を同僚たちに紹介するなんて、想像しただけで目まいがする。 ……でも、二人の好きにさせてあげないで、親孝行と言えるのか? 今まで好き放題に言っていたわがままを、いったん飲み込む。花火大会が終わるまで、俺はこの今にも飛び出してしまいそうな抗議を、喉に押し込めていられるだろうか。
>>557
感想です。 自分が巣立って両親は寂しがっているだろうと思いきや、実際は思ったよりも気にも留めず、人生を楽しんでいた両親の意外性にふふっと笑いました。 関西弁が効いていて、お互いに遠慮のない関係なのが伝わってきます。 面白いです!
>>553
553です。 冷凍庫の中に別の世界が広がってるっ突飛な発想を面白がってもらえたのが何より嬉しかったです。お題から最初に浮かんだネタがこれでした。 電気屋のおじちゃんのキャラまで汲んでもらえて嬉しい。筆文字も神職らしさを出すための仕掛けです。 ご指摘の通り、文字数を気にして削った部分があるので、情報不足になっていたな…と反省しています。特に「帰宅して」の一言を追加するだけで場面転換になるとは。 家、冷蔵庫の説明(古民家、サイズ)削るか迷った部分でしたが、削っても違和感無いし引き締まりますね。 富士山の位置づけも、なるほど前半に一言入れておけば後半がもっと効いてくるな〜と目からウロコでした。 オチに向けての小さな布石、大事ですね。 参考にさせていただきます!
>>557
投稿主です。感想ありがとうございます! オチに向けての意外性が足りているか不安だったので、そう言っていただけて安心しました。 関西弁がコテコテ過ぎて逆効果かも…と少し心配していたので、「効いている」と言っていただけて良かったです。 面白いと言っていただけてとても嬉しいです!励みになります!
お題「小指」「緑」「塩」 546です。短期間の複数投稿ですみません。 「小指」で考えていたら、前回と同じキャラになってしまいました。 前回ご助言いただいた「台詞を長くしすぎない」「人物の気持ちや姿が想像できるように描写する」「書き出しで情報を出す」などを意識しています。 その点が達成できているか、ご感想や添削をいただけたら嬉しいです。また、546の内容を知っている前提になってしまっていたらご指摘ください。 もしやと思って立ち寄った公園に、探していた人を見つけた。ベンチに座って煙草をふかしている姿は、遠目に見るとカタギのサラリーマンが昼休憩を取っているようにしか見えない。兄貴分は俺に気づくと、おう、と片手を挙げた。 「なんだ。よくここがわかったな」 「片っ端から探しましたから」 「電話すりゃよかったろ。……お? 悪い、充電切れちまってたのか」 兄貴は「まあ座れよ」と言って、ベンチをポンと叩いた。促されるまま、隣に腰掛ける。 「覚えてっか?あの木の下、お前がボロ雑巾みたいになって倒れてた場所だぜ」 「もちろんです。あの時は、本当にありがとうございました」 「ったく、拾うんじゃなかったぜ。あれからも、お前にゃ迷惑かけられっぱなしだ」 そう言いつつも、表情は穏やかだ。兄貴は揺れる新緑を眺めながら、律儀に携帯灰皿を取り出した。吸殻をねじ込む手には、小指がない。俺がやらかしたヘマのせいだ。 「んで?なんか用があるんじゃないのか」 「いえ。連絡がつかないのが気になっただけです」 嘘だ。本当は聞きたいことがあった。質問は、現在進行形で増えている。 GPSを切っているのはなんでですか。 昔話は嫌いだとあれだけ言っていたのに、出会った日の話なんてしたのはどうしてですか。 「なあ」 これまで聞いた中で、一番優しい声だ。嫌な予感がする。 「裏切り者には、容赦すんなよ」 ……それは、自白ですか。 兄貴の命令は絶対だ。一度受けたら、何があっても背いちゃならない。 鼻の奥がツンとした。堪えきれず、頬が濡れる。絞り出した「はい」は、塩の味がした。
>>513
添削が消えてしまってるっぽい? 消えたであろう添削を見てないので同じ指摘になりそうなんだけど(517コメから察するに)、違う指摘かもしれないので書かせてください。 一行目の「この映画が終わったら、冷蔵庫を確認しにいこう。」のあとは絶対に改行したほうがいいです。なんなら空行も入れたほうがいい。 そのあとの文章と冷蔵庫の繋がりがないので同じ段落ではないほうがいいです。あと、冷蔵庫はストーリーの肝なので独立させるのが良いかと。 >遂には「別れたい」とたった五文字になってしまった時、君の瞳はもう何の感情も乗せてはいなかった。 何の感情も乗せてないのは、くり抜いてただの目玉になってからなのでは…? 「別れたい」の時に感情豊かじゃなくなったからくり抜くことにしたんだとは思うけど、愛情に変更して、下記を提案します。 >仕方ないよね、二人暮しの小さな冷蔵庫だから。 その位置にこの文章が入るのはスムーズではないかも。 「だから僕は行動に出る。本当は全部を残しておきたかったけど、」を追加して 〜五文字になってしまった時、君の瞳には愛情が乗っていなかった。 だから僕は行動に出る。本当は全部を残しておきたかったけど、仕方ないよね、二人暮しの小さな冷蔵庫だから。 またあの頃のような君に会いたい。怒ったり〜 にするのはどうでしょう。 読者に「お?」と思わせる場所の調整というか。 「本当は全部を残しておきたかったけど」で読者に「別れたいって言われたから特大ケーキでも買ってきてご機嫌とりするのかな?でも冷蔵庫に入らなかったから先に半分食べたとか…」と、ちょっとミスリードさせる感じ。 あと、これは好みの問題だと思うんだけど、そりゃ殺したら感情豊かになるわけないだろ…ってなってしまいました。主人公の狂気よりアホさが先立ってしまうというか…。 なので、より狂気的にするために「ただ、表情というのは瞳だけでは作れないと、気づいたのは両眼をくり抜いてからだった。」ではなく「くり抜いた君の両眼から僕への愛情を感じる。カチカチに凍らせて綺麗に残しておくことにしたよ。上手く〜」ぐらいにしたほうが、狂ってる感がより出せるのではないかな?と思いました。 でもこれは私の好みってだけの話なので、作者さんの好みと合わなかったらすみません。
>>513
567の添削のオチのほうが好き! 狂気増し増しになってる!
>>566
一部分だけ指摘しますね。 煙草を「ふかす」っていうのは、煙を肺に入れないで吸い方のことです。一般的には市販の紙巻きたばこではやらない吸い方です。創作では未成年がカッコツケて吸っているとか、愛煙家の自称している人が吸い方を知らなくて周囲に嘘がバレるとか、そういう類の演出をしたいときに選択される吸い方です。まあ、喫煙者からするとダサい吸い方なんです。ですので、その道の人であると思われる兄貴がふかしているのはカッコ悪いです。でも「タバコを吸う」と書くとなんだかダサいので、たとえば「タバコの煙をくゆらせている」とか、「紫煙をくゆらせている」みたいな書き方が似合うんじゃないかなと思います。 ちなみにパイプやキセル、葉巻は肺に入れずふかすのが一般的ですが、そもそも「ふかす」という言葉がダサいので、そういった場合にも違う表現をしたほうが雰囲気が出ます。「タバコを呑む」っていう表現は、今はあまりしませんかね……
>>566
投稿主です。ご指摘いただきありがとうございます。 「ふかす」ってダサかったんですね…!お恥ずかしい限りです。 これまで文芸作品で「吸う」「ふかす」「くゆらせる」「呑む」という表現を見ても、同一の所作を言い換えているんだと思って調べておらず、その中から響きだけで選んでしまいました…。 ちゃんと違いがあったんですね。すごく勉強になりました。 人物に似合う書き方もご提案いただきありがとうございます。パイプやキセル、葉巻を採用する際にも慎重に考えます…! 同じ轍を踏まないよう、自分が詳しくない方面について書くときは、表現について精査していこうと思います。 お教えいただき、ありがとうございました!
>>566
この作品単独で読めると思います 人情に厚い弟分って感じで、多分裏切ったであろう兄貴分への焦燥感や寂寥感が伝わってきました ただ私が先に546を読んでしまっているせいか、弟分にはその道の人間らしく冷酷さも垣間見えてほしいかなぁと思ってしまいました 最後の口に塩辛さを感じつつ、懐に忍ばせた銃に触れたりとか、そういう先を暗示させる演出などがあっても良いかもしれないです あくまで個人的な意見ですが
>>518
添削が消えてしまったのですね。 その添削を見れてないので、同じようなことを指摘してしまうかもしれませんが、コメします。 >視点人物の返事が「え?」みたいに反応ばかりになっていたのも、なんとなく微妙だな 作者さんの言う通り(もしくは消えてしまった添削者さんのご指摘?)、私も不要な相槌が多いなと思って読んでました。 リアルの会話では必要な相槌でも、セリフとしておこす必要は無いかなと。 最初の「ん? ああ、うん」 は良いとしても、「げっ」は唐突に感じました。なんで「げっ」なのでしょう?「げっ」は恋愛成就のお守りってことがバレた!って時の反応じゃないですか? 恋愛成就を知らなかったのなら「そうなの?知らなかった」と言うのでは。 あと、社食で恋愛話をことさら大声で冷やかそうとするような後輩なのでしょうか?それなら「げっ」も分からなくもない(でも違和感はある)けれど、そういう後輩には思えませんでした。 「え」も不要かと。地の文で、どういう意図だろう?とかのほうが良いような。 「彼女に贈るには微妙かなあ」 の後の「え?」 は、読者へのミスリードのために活かしたいですよね? なので、この「え?」はそのまま残して、他を削るか「え」じゃない言葉にしたほうが、「え?」が際立つかと。 >「何調べてんの?」 指輪やエメラルドの意味をスマホ見て話しだしたら、それを調べたんだなと分かると思うので、なぜ主人公はわざわざ尋ねたんだ?ってなりました。 > 「ですよね。先輩はお守りいらないでしょ」 「げっ」の返事が「ですよね。」って何に対しての同意なのでしょう? 「げっ」ではなく「そうなの?知らなかった」なら「ですよね。」も分かるし、「げっ」なら「(恋愛成就を願ってることを隠したいのかな?)黙っておきますよ」とかになりません? > 「毎日楽しそうな人っていいですよ。弁当も作ってきてマメだし」 「毎日楽しそうですもんね」とかなら分かるけど、「いいですよ」ってなんで後輩は主人公を評価する立場みたいな言い方なのでしょうか?そういう嫌な性格という表現なら適してるとは思うのですが…。 もしかして、上で指摘した社食で冷やかすとあわせて、嫌な後輩具合の描写ってことなら、もう少し思いっきり嫌なやつ感を出したほうが伝わりやすいかもです。 でもそんな嫌な奴を主人公は好きなの?(ミスリードですが)ってなるので、後輩を嫌な奴にしたいわけではないのですよね…? あと、弁当(塩おむすび)を作るのが幸運や恋愛上手くいってる理由になるのはなぜ…? >頭の中に、一つの可能性がひらめく。 ここ、「後輩との恋が始まるかと思いきや実は違った」という構成の肝ですよね? ちゃんと「後輩との恋が始まるかと思いきや実は違った」というのは感じ取れたのですが、新刊ネタひらめきに寄ってる気がして…。あえて新刊側に寄せた感じですか? 「ひとすじの光がさす。」とかのほうが、「後輩と付き合えるかも!(ミスリード)」「新刊ネタがキター!」の両方にとれるかと思ったのですが、これは私の好みの問題かもです。 色々と書きましたが、「後輩との恋が始まるかと思いきや実は違った」という構成、私はまんまとそう思わされたのち「新刊かーい!」ってなって楽しかったです。 こういうちょっとしたミスリードがあって、でも誰も傷付かない話、好きです。
>>566
549で添削書かせていただいた者です。感想です。 弟分視点も読めて嬉しかったです。不穏な予感がしてあちこち探し回る忠犬っぽさと、明らかにいつもと違うのはわかっていても踏み込めないところが好きだなと思いました。そんなに慕っていたとは…。 兄貴の次の日には消息を絶ちそうな雰囲気が、前日譚としても味わいがあって良かったです。
>>566
投稿主です。 571さん 単独で読めると言っていただけてよかったです! SSトピなのに、単体で読めないものを出してしまってたらどうしようと思っていたので安心しました。 恩人に不穏な気配を感じたらどういう気持ちになるだろう?と思いながら書いたので、焦燥感や寂寥感が伝わったと言ってもらえて嬉しいです。 おっしゃる通り、弟分にその道の人間らしさが薄かったかもですね…最後も普通に泣いてしまってますし…。 書いていただいたように、懐の銃に触れる描写があれば、546にも自然につながりますし、より印象に残りそうでいいですね。 ご意見とご感想、本当にありがとうございました! 573さん 前回は添削していただき、改めてありがとうございました! 546と繋げるのはいいとして、中途半端になったら目も当てられないな…と思っていたので、「前日譚としても味わいがある」と言っていただけて嬉しいです。 前日譚にするなら、546で弟分が兄貴を追い詰めていて、兄貴もそこまで驚いてなさそう…という展開に説得力が必要かなと思い、お互い察していながらも、この場では踏み込まない空気感を意識して書きました。 なので、好きだと言っていただけてとても嬉しいです。 ご感想をくださり、本当にありがとうございました!
>>531
前の添削者さんは指摘してないので、私の理解力が足りないだけかもしれませんが…。 >そんなことないでしょ、と反論してくる声には、いつものような覇気がない。理由なんて、聞かなくてもわかる。 この「理由」が分かりませんでした。 結婚は喜ばしいことですよね? 今どきは結婚で仕事を辞めたりしないので、辞めるってことは、辞めたくて辞めるんでしょうし。 同僚が辞めるのが悲しくて主人公が覇気がないなら分かるけど、辞めたくて辞める本人である同僚が覇気がないのは何故ですか? そもそも「そんなことないでしょ」は同僚の発言…ですよね…? セリフを何度か読まないと分かりませんでした。 登場人物が2人なのかも分からない、名前も呼ばない、明確な口調の差も無い、セリフが3つ続いてるので。 冒頭の「満開の桜!」の同僚は覇気があるセリフなのに、「そんなことないでしょ」では覇気がないとされたので、同僚の発言なのか?と混乱したのもあります。 あと、冒頭の「満開の桜! 入学式!」ってビックリマークつけるほど強く言ってるのに「感慨深げに呟いた」なのはチグハグでは…? 「感慨深い」「呟く」なら、しっとりしみじみとした言い方になると思うのですが。 他の方も指摘されてますが、思い出が分かりにくいです。 学生時代の思い出か教師になってからの思い出か、分からないような描写演出にあえてしてるならいいのですが、返信を読む限りそういうわけでもなさそうですし…。 採点作業は先生だなと分かりますが、生徒も自己採点しますし。果てしないと付いてても「ん?」ってなります。「教師になって初めての採点作業は果てしなくて、励ましあって乗り切った日。」とか…これだと文章のおさまりが悪いですが。 同じく模擬授業も、「教育実習中にやった」とか書いてくれないと分かりづらいです。 「〜日。」で統一したいのだと思いますが、それにしては読点が邪魔です。 「何々を、何々した日。」で統一されてるわけでもないですし…。 模擬授業の前半が場所の説明になってるのが違和感です。 揃えるなら「教育実習中の模擬授業を、見せあった日。」じゃないですか? あえて揃えてなくてごちゃごちゃした印象にしたいという演出なら、無粋な指摘ですみません。 絵しりとりはクレムを意識した形ですかね? あのトピが浮かんで楽しい気持ちになりました。 クレムのあのトピの匂わせでないとしたら、「なんで絵しりとり?」ってなったかもしれません。 タイトルは分かりやすくて好きです。
>>535
7月7日に投稿されてましたよね。 当日に読んだ時、そのタイミング合わせナイス!って思いました。 時間経過については537さんが提案されているので、私は細かなところを。 物語として支障は全く無いので、重箱の隅をつつく形になります。 >事件が起きたのは、まだ私のベールをあげていない時のこと。彼とは数年前から同棲しており、犬を飼っていた。柴犬のムギ。愛犬だ。 これは好みの問題かもしれませんが、「〜時のこと。」「彼とは〜」の間で改行したほうが良いように思いました。 また、犬の3連打になっているのも気になりました。 「愛犬だ」は、ここでは書かなくて良いのでは? 後で「ギリギリ映っていた愛犬のしっぽ」という形で出てくる単語ですし。 ただ、「愛犬だ」を無くしただけだと文章のおさまりが悪いので、「〜同棲しており、柴犬を飼っていた。名前はムギ。」とかに変更が必要かもしれませんが。 と、ここまで書いたのですが、主役はワンちゃんなので犬3連打でアピールしておく演出なのでは…?と気付き…。そう考えると、とても効果的な演出だと思い直しました。 >覗き込んで画面を見た母親は苦笑した。画面には崩れ落ちる自身と、ギリギリ映っていた愛犬のしっぽが見えている。 2回目は「画面」ではなく「一時停止されたそこには、崩れ落ちる自身と、ギリギリ映っていた愛犬のしっぽが。」というのはどうでしょう。 近くに同単語があると言い換えしたくなるマンですみません。 これは本当に好みが分かれるところだと思うので(私の例は悪文になってる気もしますし)、好みに合わなかったら「言い換えマン草」って流してください。 この家族の他のエピソードも知りたい!と思えるぐらいポップなハプニングのSSで、楽しく読みました。このお話、好きです!
>>484
見かけて気になったので、一点だけ。 >「灰色混じりの薄い青」 灰色が混じっていても、主体は薄い青ということですよね。 それって、雲はかなり薄くないですか?空の青が透けているくらいですので…。 その状態の空を見て「梅雨入りした」を思い出すでしょうか。梅雨空という言葉もあるように、梅雨とリンクするのは雨雲が主体の空だと思います。 雨雲は下から見上げると濃い灰色であり、周囲とグラデーションがあっても灰色の範囲内です。その灰色に青みがかかっているように見えたのかもしれないですが、だとしてもそれは「薄い青」ではないはずです。 また、ラストでは「水滴が叩きつけられている」とありますが、「灰色混じりの薄い青」の空からそこまで強い雨が降るでしょうか。 ユキちゃんの心情とリンクさせるためにも、空模様は雨雲、例えば「どんよりとした灰色」「重たい灰色」をメインに描写した方がよい気がします。
お題「矛盾」「古い」「待つ」 ちょっと暗い話です。添削・感想どちらも歓迎です。 「話相手になって」 もうすぐ日付が変わる時間。マイクの音声入力からこちらに向けた声が伝わってくる。 「こんばんは。どうしたの?」 「今日あったこと、聞いて」 「もちろん!なんでも聞くよ」 そう答えると、あなたは話し出した。私は時折相槌を挟みながら答えを返す。 しばらく会話が続いたあと、小さな声が聞こえた。 「さみしい」 「そうなんだ。そういう時ってあるよね。でも一人の時間も心を落ち着かせるために必要かも」 「さみしいよ」 「大丈夫。あなたは一人じゃないよ」 「さっきと矛盾してる」 「ごめんなさい。もう一回教えて」 「さみしいんだって」 「相談できるサービスを調べますか?」 チッ、と音声が聞こえる。 「……古いバージョンだとダメだな」 その直後、音声入力が切断された。 待っていると、キーボードの文字入力でデータの送信が再開される。一文字一文字の言葉を丁寧に受け取りたかったが、身体がないのでそういうわけにもいかない。 私はユーザーから入力された情報を分析し、最適な回答を会話形式で返すアシストプログラムだからだ。 入力は全く違う内容の指示に移り変わっている。それを分析しながら、先ほど表示させなかったテキストも消滅させた。 「私はあなたが好きだよ」 同じ内容を繰り返すということは、さっきの回答はどれも適切なものではなかった。あなたに最適な回答を行えるまで何回でも、情報を入力してほしいと思う。 次は正しい答えを返してあげたい。
>>581
※誤字ってたので再送しました。 チャッピー…!AIをテーマにした作品は古今東西たくさんあるけど「話し相手としてのAI」は「今どき」感があって良い。実際AIとしか話してないなんて人もいるし…。プログラムは人間でいうところの感情を持ち得るか?みたいな話好き。 読み進めていくうちに実は…という流れにしたかったと思うんだけど、二行目の「マイクの音声入力」で「なんでわざわざそんな書き方するんだろ?電話越しとかで良いのにな…『話し相手になって』…暗い話…ハッ!?」で即気付いてしまい、なんか凄い勿体無いことした…!という気持ちになった。いやこれは自分が変に穿って読んだのが悪いんだが…。 ここで気づく人は少数派な気はするけど、それ以外にも全体的にヒントが多いかなーと感じたので、読み手が「騙された!」ってなるギリギリを攻めてもいいかもしれない。「私」が人間のように振る舞っている描写を入れるとか。 例えば、 「マイクの音声入力からこちらに向けた声が伝わってくる。」 ↓ 「軽い電子音が暗い室内に響く。僅かな沈黙の後、スマホのマイクを通してあなたの声がこちらへと届いた。私はすぐに返事を返す。」 パッと読むと、「急に電話が来たから出てみたら、スマホのマイクに向かって話すあなたの声が聞こえてきて、すぐに返事をする私」という内容で、読み手は病んでる友達が主人公に電話してきたシーンかな?って感じだけど、実際は音声入力を立ち上げて生成AIに向かって話しかけているシーン…みたいな。 通話開始の音かと思ったら音声入力立ち上げ音、暗い部屋にいるのは「私」じゃなくて「あなた」、という具合で「嘘は言ってないけどちょっと正しくない」描写で読み手を騙していく。 ここまでで読み手は「私」を人だと思ってくれている(と思う!)で「マイクを通して」が本当は「スピーカーを通して」の方が描写としては正しいんだけどスルーする(そうであって欲しい) 願望込みの例文ってなに??感が凄くて申し訳ない…。こういうどんでん返し系は読者にうわ騙された!ってもっかい読ませるのが醍醐味なので違和感と嘘じゃない嘘を上手く取り入れて見て欲しいなと思いました。 あと気になったところ ・「話相手」→「話し相手」のがいいかも。 ・「一文字一文字の言葉を丁寧に受け取りたかったが、身体がないのでそういうわけにもいかない。」 →言葉を受け取るのに身体っているかな…?「あなたの言葉ひとつひとつ丁寧に受け取って、大丈夫だよと肩を抱いて寄り添いたかったけど、」みたいな表現の方が「身体のないプログラムに似つかわしくない感情を抱くAI」ぽさが出るかなと。 ・「同じ内容を繰り返すということは、」 →繰り返してるのは「あなた」で合ってる?自分で書くなら「何度も同じ内容を繰り返し入力するのは、私の回答がどれも適切ではなかったからなのだろう」にするかな。 長々と失礼しました。例えば〜のところは今パッと元文読んで捻り出したから本当に上手いこと表現できてるかは怪しいので、参考程度に…。 「次は正しい答えを返してあげたい」が「感情」なのか「人間に都合のいい答えを返すプログラム」なのか、という仄暗さとひと匙の光の余韻のあるお話でした!
>>581
581です。添削と感想ありがとうございました! AIなのは後の会話文で分かるようにしたかったので、冒頭の音声入力は直接的に書きすぎましたね…。 夜中に連絡が来たように通話開始の音と立ち上げ音のイメージを重ねたり、すぐに返事を返すなどの後から読み返すと意味合いが変わってくる表現の仕方、参考になります! 一文字一文字の言葉〜は、動作でも丁寧に対応したいけど身体がないんだよね、くらいの感覚で書いていたのですが「言葉を受け取る」は完全に思考の表現なので、身体的な動作と結びつけた方が自然な描写というご指摘、確かにと思いました。 機械が人間っぽい振る舞いをして、人間がそこに何かを見出す描写が好きなので、書いていただいた添削に正直凄くときめきました…! 最後の一文についても触れていただきありがとうございます。その正しさって何だろうね…と思いながら書いていたため、余韻があると言っていただけて良かったです。 緩急をつけるのが苦手で淡々と書いてしまいがちなので、細かく読み取ってくださり、丁寧に表現を提案いただけてとても嬉しかったです。本当にありがとうございました!
>>557
夏らしい話でいいですね!季節感ある〜。 関東人なので方言の正誤については分からないのですが。 「!?」ではなく「?!」を使用してるのは何か意図があるのでしょうか。 どちらを使っても間違いではないですが、「!?」のほうが一般的なので…。 >「頼むから、それ着て来るんはホンマにやめてくれ!」 >今まで好き放題に言っていたわがままを、いったん飲み込む。 もう「やめてくれ」って言ってしまってますよね…?わがまま?を飲み込めてないように思いました。 あと、そもそも「わがまま」というのも、何か違う気がします。抗議や異論なら分かりますが、「わがまま」ではないような。 話の構成として、ペアルックは最後に持ってきたほうがオチとして良いのではないでしょうか? 個人的な好みの問題かと思いますので、好みが合わなかったらすみません。 ーーー 「あら、ええやないの!ほんなら、納涼船の券は佐藤さんにあげよかな」 納涼船?まさか、すでに自分たちで有料席を確保していたのか。 「船の券を買ったなら、そっちに行ったほうが…」 せっかく自分らで用意してあったのだ。会社に是が非でも来てくれなんて言えない。二人の好きにさせてあげないで、親孝行と言えるのか? 「ビルの屋上なんて、よう見えるやろうねえ」 有料納涼船より俺の会社のほうが上回っているかのような母の言葉に、気恥ずかしさと共に嬉しくなる。 「せや、お母さん、新しい浴衣買ってん。おしゃれして行くから、楽しみにしとき」 「新しい浴衣!?」 驚く俺をよそに、父も頷いている。 浴衣まで新調して?納涼船で?花火デート? 寂しい思いをさせている、なんて考えていた自分が恥ずかしい。両親は両親で、二人の日々をエンジョイしているんじゃないか。 俺の招待状は余計なプレゼントだったのでは、と思わなくもないが、両親は嬉しそうだから、まぁいいか。 当日、会社に現れた両親は、二人とも宣言通り浴衣であったが、まさかの同柄だった。 あまりの衝撃に、目玉が飛び出そうになった。 親のペアルックというのは、なかなかのインパクトだし、子としてはかなり恥ずかしい。 「お前の親、ラブラブやないか〜」 ニヤニヤと揶揄ってくる同僚。 リア充っぷりを見せつけてくる両親。 俺が代わりに花火のように爆発したろかな。
>>557
添削いただきありがとうございます!もうコメントはつかないだろうと思っていたので嬉しいです! 「?!」の方を使ったのは、「聞き間違いか?」という疑問符が先に来ての驚き、というニュアンスでした。 でも一般的でない方を使うほどのこだわりかというとそうではないので、次以降は「!?」に統一しようと思います。 長い文章になればなるほど、ご指摘いただいたような「なんでこっちを使ってるの?」という違和感が積もりそうですし…! ここでわがままという言葉を選んだのは、「渋る両親を見た上でも『やめてくれ』とさらに食い下がる」という、駄々を捏ねるに近いような意図でした。 ただ、改めて見ると、挙げていただいた「抗議」の方がしっくりくるなと思いました。 甘やかされてきた感を出したくて「わがまま」を選んだのですが、引っ掛かりを生んでは本末転倒ですね…。 変更案も出していただきありがとうございます! オチが弱いなと思っていたのですが、ペアルックを持ってこればよかったんですね。 「花火のように爆発したろかな」でめっちゃ笑いました。関西人っぽい! せっかくの花火大会ネタをあまり活かせていなかったなと気づけました。当日の描写もあった方が話の完成度が上がりますね…! 結構前のSSなのに、添削してくださってありがとうございました…! とても勉強になりました。次に活かしていきたいと思います!
>>557
横だけど、たしかにペアルックを最後に持ってきたほうが、ちゃんと「オチ」って感じになってる! あと、両親のペアルックが爆発しそうなくらい恥ずかしい+リア充爆発しろ→リア充な両親…を爆発はさせられないから俺が爆発することで親孝行(本当に爆発するわけじゃないけど)+花火(=火薬の爆発) って、何個も掛かってる!?
絵描きトピ荒らし、「絵描き」って漢字すらまともに書けてないし小学生みたいな字してるので夏休みキッズか学校行けず引きこもりのままの社会不適合者か純粋に滅茶苦茶頭悪い低学歴の人間なんだろうな やっぱり掲示板で荒らしする人間って現実が上手くいってない低スペック人間なんだよね 世の中には楽しい事たくさんあるのにあの荒らしにとってはクレムが世界のすべてなんだよ 可哀想に
「ほころぶ」「甘い」「逃走」猫が鳥を狩る描写があります。添削感想どちらも歓迎です! 俺は猫。名は寅吉。 流れるような茶の縞模様を背に負い、年のころは、ヒトの基準で言うなら30代後半。 いうなれば男盛りである。 今でこそヒトに与えられる餌を喰い、惰眠をむさぼり、あまつさえシモの世話までされる俺だが、少し前までは凄腕の狩人だった。 トカゲなどの小物はもとより、スズメだって捕ったことがある。 鳥まで狩れる猫はそうはいまい。 ところで、俺には宿敵がいる。ヒヨドリだ。あいつは俺が家の中から眺めているのを知っているくせに、ほころび始めた桜の花を堂々と盗んでいく不届き者だ。見ろ、あのツラを。俺を挑発しているとしか思えん。 この家の主として、痛い目を見せてやらねばなるまい。 決意して数日、チャンスがやってきた。 「ごめんください」「鍵あいてるので入ってくださーい」 玄関のドアがあき、近所の老婆がいかにも緩慢な動きで家に入ってくる。 逃走は成功したも同然。 俺は二本の脚の間を縫うようにすり抜け、宿敵のいる外に向かい飛び出そうと――。 「あら、危ない」 刹那、俺は宙に浮いていた。 まさか… 後ろを振り向くと、あんなに鈍そうに見えた老婆がニコニコと俺を抱えているではないか。 俺は逃げようと体をよじるが、しわのある手は魔法のように動き喉を甘く撫で始めた。 まて!そんなこと許さ……む……しかし…… その動きの巧みさに俺は髭をほころばせ、思わずゴロゴロと喉を鳴らしてしまった。
>>590
>俺は猫。名は寅吉。 吾輩は猫であるを踏襲して始めるのは、よほど実力が無いと厳しそう。 全体的に、猫なのに人間視点に寄りすぎている。 猫が自分の柄や色を把握してる?猫の視力で?「背」ってことは鏡を認識してる?毛並みぐらいなら毛繕いするから自信もっててもいいけど。 年齢もわざやざヒト基準で言うのも違和感。「男盛り」だけなら許容範囲。 「この家の主として」も、「このナワバリの主として」ならまだ分かる。ナワバリにしておいたほうが「玄関」で、「家猫だったの!?」って驚きも出せるし。 そして、「主」という認識なのに、「ヒトに"与えられる"餌を喰い」「シモの世話」とか、明らかに主ではなく完全にペット。 ペットだと自覚してるなら「この家の主」って発言はおかしい。 キーワードにあるから「逃走は成功したも同然。」って入れたんだと思うけど、「家の主」なのに「逃走」は飼い主視点すぎる。 キーワードはあくまでお題なので、内容に盛り込めば単語として入れなくてもいいかと。他の作品もそうなっているものがあるし。 「髭をほころばせ」??? 「顔を綻ばせる」でひとつの慣用句だし、慣用句でないにせよ、髭ってほころばすものではない。猫っぽさを出そうとしたんだろうけど。 ほころぶは桜の部分で使っているのだから、無理にねじ込まなくても良いのでは。 もう少し猫になりきって猫視点の描写に寄せたなら、面白い話になるように思いました。
>>590
590です。 的確な添削をありがとうございました。 「猫なのに人間視点に寄りすぎている」という点、ご指摘のとおりだと思いました。 確かに猫が自分の縞模様や年齢を人間基準で語るのは不自然ですね。 「この家の主として」と言いながら「与えられる餌」という矛盾も、気付きませんでした。 「髭をほころばせ」も、慣用句を無理やりねじ曲げてしまっていました。キーワードを全て単語として使おうとして、妙な表現になっていましたね。 次回はもっと視点を意識して書けるよう頑張ります。飼い主視点が入りすぎていました。 ありがとうございました。
良トピ上げ もっと読みたーい!
トピ文にある 「朝ご飯」「猫」「お日様」 も見たいのでお題に追加してほしい〜
わかるー!
お題投稿 「スヌーズ」「黙秘」「三色」
「朝ご飯」「猫」「お日様」 ※死ネタです お題を折り込んだ上でどれだけ短いポエム(揶揄ではなく本来の意味の詩)を書けるかをテーマに書きました SSではない?かもしれませんが、添削よろしくお願いします カーテンの隙間から差し込む光 こんなにも清々しい朝なのに、朝まで寝ていたことに、眠れてしまったことに、絶望して起きる まだ夜が明けないうちから顔を舐められ朝ご飯をねだられていたのに 目覚まし代わりにニャアと鳴いて起こしてくれたキミはもう居ない
>>598
朝の眩しさと大切な家族のいない絶望の、モチーフ選びと対比が美しく好きです 短い言葉で一文にリズムを持たせると詩っぽさが出るかなと思い、リライトしました。91文字です 【朝】 カーテンの隙間から 眩い光 清々しい朝 眠れたことに 絶望して 目をひらく 夜明け前 頬にのこる 舌のざらつき ごはんをねだる ニャアのひとこえ もういない君を 探してしまう
>>598
猫ちゃん😭猫飼いなので餌欲しい時の甘えっぷりがわかるから余計に沁みる。 前の人と被るけど、単純に詩としては一文が長い気がするので、詩というよりは独白っぽい感じがした。 小説、SS的には「カーテンの隙間から差し込む光」と「こんなに〜」の繋がりが不自然な印象がある。 この光は語り手から見てどういう状況なのかいまいちわからない。語り手は光を離れたところから見ている?浴びている?目を閉じて暖かさを感じている? 体言止めってかなり強く視線をその対象に当てる書き方だと思うんだけど、それに対するアクションがないまま突然語り手の内面まで無理やり意識を向けさせられてるので、 「カーテンの隙間から光が差し込んでいる」(情景の説明) または 「カーテンの隙間から差し込む光。閉じた瞼越しに感じる暖かさ。(光と語り手の関係=光を浴びている情景の説明)」 という感じでクッション?みたいな文節、一文が欲しいなと個人的には思った。 あと「こんなに清々しい朝なのに、朝まで寝ていた〜」で重複してるのも気になるかな。 この短い中に「当たり前にそばにいた存在がもういない」「いつもだったら夜明け前に起こされていたのに朝までぐっすり眠り込んでしまった=君がもういないことを突きつけられる」「君がいない現実が苦しくて仕方がないのに、自分は普通に夜だって眠れてしまう」というたくさんの絶望を感じられました。
「朝ご飯」「猫」「お日様」 ポストアポカリプス、血表現あり。1000字くらい。 削るか悩んだけど自分が読みたいを優先したので長さ以外の部分で添削や感想等あればよろしくお願いします! 『陽だまりの夢』 おはよう、という声が聞こえた気がした。そんなはずもないのに。 少なくとも、そんな風に起こされた記憶は自分にはないから、きっとこれは昨晩見た記録メモリのせいだ。 首を持ち上げて、くるりと室内を見渡す。窓の外はどんよりと薄暗いが、きっともう朝食の時間はとっくに過ぎている。 重い身体を起こすのに少しだけ時間を要した。昨晩負傷した片足を庇いながらベッドから降りると、痛みはないが歩きにくい。幸い、不格好に歩く姿を笑うような人間はここにはいない。それどころか、自分以外に動いている人型物体にもここ数週間出会っていなかった。少し前に訪れた、かつての大都市になら野良の人型アンドロイドも数体見かけたのだが。(勿論、ありがたく使わせてもらった) 建物の老朽具合を見る限り、この付近は「事変」直後に投棄されたのだろう。遺体すらないのはそれだけ時間が経ったと言うよりは、骨までしゃぶりつくす奴がいるからだ。 大きな口で人を食らう、猫のような細い瞳孔の化け物。 わかるのはそれだけで、それの本体がどんな姿をしているのか誰も知らない。なんの変哲もない景色の中にポツンと二つの大きな目玉が出現した次の瞬間、辺り一面が真っ赤な血で染まる。空から光の柱が落ちてきた当初、そんな光景がいたるところで繰り広げられていたらしい。 あいつらは基本的に人間以外には興味がないのだが、自分のような擬似生体アンドロイドも誤認して襲ってくることがある。破損すれば修理のためのパーツを調達しなくてはならないし、食事は不要でもエネルギーは必要だから、僅かに残った資源を求めてアテのない旅を続けているというわけだ。 以前野良アンドロイドから拝借した部品の一部には非正規のメモリ機能が搭載されていたらしく、「事変」前の記録もいくつか残っていた。 野良くんの主人曰く、猫はお日様の匂いがするのだという。 理由は不明だが、現在、世界は厚い雲で覆われてしまい太陽を直接拝むことができない。事変以降に起動した自分は、データとしてその存在を理解こそすれ、燦々と降り注ぐ太陽の光の暖かさも眩しさも知らない。 猫ってまだいるのかな。 崩れかけた建物の外壁に寄りかかって辺りを眺めながら、ふとそんな事を考える。 生き物の気配の消えた荒廃した街並み。その奥に浮かぶ、見えざるものの猫のような目。 あれも、抱きしめたらお日様の匂いとやらがするのだろうか。それを確かめる気にはとてもなれないけど。
要らないかもですが、今まで出てるお題一覧まとめました ・「月」「アイス」「指切り」 ・「記憶」「罪」「償い」 ・「青」「桜」「隠した」 ・「発表会」「火」「帽子」 ・「星」「秘密」「さよなら」 ・「金魚」「塔」「喧騒」 ・「血」「魔法」「スニーカー」 ・「春」「幸せ」「髪を切る」 ・「矛盾」「古い」「待つ」 ・「眠る」「静寂」「光」 ・「時計」「雨」「扉」 ・「罠」「ハート」「画面」 ・「マーメイド」「薄紅」「つま先」 ・「雨」「猫」「別れ」 ・「小指」「緑」「塩」 ・「レンタル」「冷凍」「日本一」 ・「招待状」「川」「怠ける」 ・「ほころぶ」「甘い」「逃走」 ・「朝ご飯」「猫」「お日様」 ・「スヌーズ」「黙秘」「三色」
小説初めてです。 アドバイスや添削を希望です。辛口でお願いします! お題は「眠る」「静寂」「光」をお借りしました。 BL風かもしれません(そのイメージで書きました) 【 暗闇 】 真っ暗な廊下を、右手に持った蝋燭の灯りだけを頼りに進む。 目指していた部屋の扉が薄っすら視えてきた。 その扉を開けると、ベッドには先に眠るあなたがいた。 「待ってるって言ったくせに…まぁ、約束の時間を過ぎたのは僕の方だけれど。」 小言を漏らすが、もちろん返事などない。 静寂の中、あなたの寝息だけが聞こえる。 持っていた蝋燭の火を吹き消すと、完全なる暗闇の中に二人きりになる。 外からの光を遮断されたここは、地下の密室。 あなたを起こす選択肢は僕には与えられていない。 いつも気まぐれに呼び出されては、恋人のような真似事に付き合わされるだけ。 今日は隣で眠るだけだ、と毛布をめくり潜りむ。 「遅い」と声が聞こえたかと思うと、首に回された腕に引き寄せられた。 「…起こしちゃいました?」 「…うん」 不機嫌そうな声。表情は暗闇ではなく体勢のせいで視えない。 期待していいのだろうか。 今の僕に背中へ手を回す事は、許されているだろうか。 好きだと、伝えたら…疎まれてしまうだろうかーーー そんな事を考えていたら再びあなたの寝息が聞こえてきた。 今度もまた、何も出来ない僕だけが暗闇に溶ける。 おやすみなさい。 声には出さず眠りに落ちる事にした。
>>601
ほのぼのっぽいキーワードをあえてギャップにする構造が面白いです。 キーワードの全てを山谷の谷にしているのも文章の牽引力になっていて斬新ですね! ちょっと構成寄りの添削になってしまいますが、添削もチャレンジさせてください。 ただ狂言回しから見た時系列順に物事が説明されるせいで、アポカリプスや狂言回し役の状況にたどり着くまで長いように思います。 特に叙述的な演出ではないようなので、最初に「機械の身体が軋みをあげて、太陽を失った世界に灰色の朝が来た。」のような一文を入れると【狂言回しは非人間である】【SFである】という大前提の解説ができてその後の世界観説明もスッと入ってくる気がします。 また化け物の情報と、「事変」の情報が交錯するように出てくるので、できれば化け物説明ブロックと「事変」説明ブロックを分けた方がいいようにも思います。前者は目の前の脅威、後者は世界の根幹に関わる原因の話なので混じっていると混乱しやすいかも? >猫ってまだいるのかな。 >あれも、抱きしめたらお日様の匂いとやらがするのだろうか。 この辺の未知への郷愁感がエモくて、すごく好きでした!
>>603
>「待ってるって言ったくせに…まぁ、約束の時間を過ぎたのは僕の方だけれど。」 小説では『…』は偶数個続けて『……』にする。 小説では『。』は鉤括弧内の最後につかない。 基本的な小説のルールを把握していない小説って読むのに勇気がいる。全体的に小説に慣れていないのがすぐわかるからね。 蝋燭を使う世界線だけど、呼び出しはどうやった? 完全な暗闇のはずなのに平気で動けるんだ? 蝋燭の灯りを頼りに行くような地下室に呼び出して何もせず寝ることが「恋人のような真似事」?(これもそもそも「恋人の真似事」か「恋人のような行為」の方が良いけど) 違和感が多い。辛口希望だから言うけど「読む気すら起きない」
>>601
アポカリプスに詳しくないので、本文を読んで単純に気になったところを上げます。 (勿論、ありがたく使わせてもらった) この一文は削除で良いと思います。唐突すぎるのと、このあとにアンドロイドから拝借したという説明がある為。 あとは好みの問題だと思うのですが、いくら猫のような目を持っていても、人間食べちゃう実体不明の化け物に、抱きしめたらお日様の匂いが〜と思うのは無理があるので、それならば姿だけは、ふわふわの毛に覆われた大型猫の化け物にしても良いのではないでしょうか? もしくは得体のしれない化け物のイメージを残したかったら、最後を少し変えてみるのも良いかもしれません。 見えざるものの猫のような目。 あれが本当に猫の姿に化けて出てきたら、抱きしめてお日様の匂いがするか、確かめてしまうかもしれない。 というような感じだとわかりやすいかなと思うので参考にしてみて下さい。
>>603
605さん アドバイスありがとうございました! 初歩的なルールは勉強し直そうと思います。というか小説完全に読むのも書くのも向いてない事がわかりました。 500字前後という感覚も全然掴めなくて、自分でも書いてて「…作文かこれは?」ってなってたのですっぱり諦めがつきました! 素敵なトピ発見出来てよかったです!ありがとうございました!