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2025/03/14

キーワード3つでSS書いて添削・評価してもらうトピ

キーワード3つでSS書いて添削・評価してもらうトピ 何となく需要がありそうなので立ててみました。 【ざっくりとしたルール】 ①お題となるキーワード3つを自由にコメント(例:「朝ご飯」「猫」「お日様」など) ②そのお題を使ってSSを書いた人は元お題コメに返信する形で投稿(長すぎると読むの大変なので出来れば500字前後目安) ③投稿の際「添削希望」か「添削なしの感想のみ希望」かをどこかに書いてください ④添削・評価をしたい人はコメ番号を明記した上でその投稿のツリーに返信(添削・感想ではないただの誹謗中傷や煽りコメは禁止) お題を投稿するだけ・SSを投稿するだけ・添削評価するだけなど好きな部分で参加してください 字書きの皆さんの創作技術談義が盛り上がる事を願って!
653 コメント
653 コメント
421.ID: 9DIuk3mh2025/04/20

ごめんお題のスニーカーに触れてなかった!参考に書いたやつだと早く走れる魔法のシーンをカットしちゃってるのでラストで「そう言ってにっこり笑った彼女は、椅子に腰掛けたままブラブラと足を揺らす。薄暗い面談室に、その汚れひとつない真っ白なスニーカーはひどく浮いて見えた」みたいな描写を入れるかな(魔法使いなので走らない→スニーカーは汚れない→異質な存在)

422.ID: 4ZIkCq352025/04/20

「眠る」「静寂」「光」 感想と添削希望です。めっちゃくちゃポエミーだし死ネタが含まれてます。  月の光が窓から差し込んだ。彼の白磁の顔が照らされ、それこそもう一つの月が落ちてきたようだった。  私たちが出会ったのもちょうどこんな月が綺麗な夜だった。掴みどころのない性格と、星空のように美しい瞳。そんな彼に惹かれて、こちらから話しかけたのだ。 「私を月まで連れてって、これは英語圏では愛の言葉なんだ」  しかし、いくら親しくなっても彼の話すことといえば全て他愛のない世間話。天気やさっきのような雑学、中には隣人の趣味まで。それでも、話を紡ぐ声は一つの楽器のように私の心を癒してくれた。  しかし、出会って季節が二つ回った頃。彼が重い病にかかっていたことが分かった。  見つかった頃には、とっくに手の施しようがなかった。しかし彼は泣くこともなく、すんなりと受け入れた。  私は、病室に足繁く通った。一人、また一人と見舞いにくる者が減り、いつしか家族以外では私だけになっても、彼は世間話を続けた。死の怖さも、人との別れも、寂しさも、彼は何も言わずただどうでも良い話をし続けた。私もまた、黙って話を聞いた。痩せ細り、声も微かになっていっても、それは変わらなかった。 「月が綺麗、だね」  瞳の中の星を瞬かせ、彼は他愛のない言葉を私に贈った。そして、彼は一人で三十八万キロの旅に向かってしまった。私を連れていくことなく。 「私も、愛してます」  もう一つの月に、一滴の雨が降った。  

424.ID: uolSsOqU2025/04/20

>>422

最後の一文に余韻があって、すごく綺麗なお話でした。 楽器のような声、美しい容姿、掴みどころのない性格という情報から、ミステリアスな吟遊詩人のような浮世離れした男のイメージが広がりました。(現在の設定なのに、吟遊詩人は変かもしれないけれど) Fly me to the moonと夏目漱石の表現を使った愛の表現が素敵でした。 一つだけ気になるのは以下の箇所。 「私を月まで連れてって、これは英語圏では愛の言葉なんだ」  しかし、いくら親しくなっても〜 台詞の後ですぐに次の場面に切り替わってしまっているので、せっかくヒロインが重要な台詞を言ってるのに読み流してしまいました。 台詞の後、場面転換する前に余韻が欲しいです。 「私を月まで連れてって、これは英語圏では愛の言葉なんだ」 この台詞の後に彼はどんな反応をしたのか、表情を描写して、カメラが彼の表情を映し出している間に時間を止めて、読者に余韻を感じさせたい。 今の台詞、重要だったんだ! って思わせるような演出をするというか。 (映画でシーンが切り替わる前の「間」みたいなやつ) 彼女の台詞を聞いて、彼が一瞬不思議そうな表情をした後、月明かりの下で柔らかく微笑むとか、そんな期待できそうな反応の後に「しかし、いくら親しくなっても〜」が続くと、(初対面ではちょっと気がありそうに見えたのに、あれ? 私の勘違いだった?)みたいなヒロインの落胆が大きくなって、「しかし」っていう逆説が活きてくるように思えます。

425.ID: 4ZIkCq352025/04/20

>>422

424さん添削と感想、ありがとうございます! 吟遊詩人、確かに合ってるかもしれないです!メッセージの意図も伝わっていて本当に良かった…。 実はその台詞は、彼が過去に言った言葉(天気や雑学の話題で回収)でした。しかし、彼女の台詞にも読めてしまうのは、それこそこちらの描写不足や余韻の弱さですね…。ご指摘ありがたいです。

426.ID: yul0VJPj2025/04/20

>>419

前の方が素晴らしいアドバイスをされていたので、内容については特に言うことがないです。 (姉が妹を見下している感じがよく伝わってきました!) 主人公が妹のことを回想しているシーン ↓ 研究所の願書に書き記した志望動機 (――私が貴研究所への入所を希望するのは~苦しむ人々の助けとなるはずです。までが志望動機) ↓ 妹は競技をやめ~は、また主人公の独白 というふうに読み取ったのですが、志望動機を記入しているシーンという解釈で合っていますか? 口頭の場合は「御研究所」で 文書の場合は「貴研究所」と書くから、願書を書いてるのかなと思いました。 以下、気になる点を挙げていきます。 ・冒頭の語尾が「~た」で続いていてリズムが単調 ・「私」という主語を使わなくても意味が通じる部分に「私」が多用されていて読みにくいので省略した方がいい ・きっと、私の魔法は眩しすぎたのです。→きっと、私の魔法は妹にとって眩しすぎたのです。 ここだけ読むと、物理的に眩しさを感じる魔法のようにも取れるので、「妹にとって」を付け加えた方が無難 ・(前の方も言っておられるように)全部が面接で語っている内容なのか、志望動機を願書に記入している場面なのか ここからは状況がわかりにくいので、主人公が何をしているのかという説明が必要 投稿者さんはこんなふうに言いたかったのかな、と思いながら、文章に少し手を入れさせていただきました。 参考になるか分からないけれど。 ------------------------------------------------------------- 一族の中で、妹だけが魔法を使えない体で生まれました。 そのせいで妹は幼い頃から肩身の狭い思いをしてきたので、私は姉として彼女が不憫でなりませんでした。 本人は気にしていないと言っていましたが、部活を理由に非魔術師ばかりの学校に長居しています。そうやって家を避けるのは、いたたまれなさの表れでしょう。 ある日、妹が珍しく軽やかな足取りで家に帰ってきました。高校最後の大会で、リレー選手の座を勝ち取ったと言うのです。 彼女の嬉しそうな顔を見て、なんとしても力になってあげたいと思いました。 非魔術師のリレーは地上を走るそうです。なので大会当日、履きふるされた妹のスニーカーにこっそり魔法をかけてあげました。 本番で妹は、実力以上の結果を出せたはずです。 ……だというのに、彼女は泣きながら家に帰ってきました。 私の顔を見るなり、こんなことをして喜ぶと思ったのか、と怒り狂い、スニーカーを投げつけてきました。不正で資格はく奪だ。何もかも台無しだとわめき、手が付けられませんでした。 私はようやく、自分が大きな過ちを犯したことに気がつきました。 少し考えれば、わかるはずでした。『魔法さえ使えれば今よりもずっと速く走れる』という事実が、妹をどれほど傷つけるか! 不正と認定されてしまうくらい、ずば抜けた結果が出てしまったのでしょうね……。 きっと、私の魔法は妹にとって眩しすぎたのです。同じ血を引いていながら、自分は同じ術を使えない。 魔術師の中に非魔術師として生まれてしまった妹の生きづらさに、改めて心を痛めました。 それで私は、姉として、妹の役に立つ生き方をしたいと思いました。 今私の机の上には、とある研究所の願書が置かれています。私はペンを取り、志望動機の欄にこう記しました。 ――私が貴研究所への入所を希望するのは、貴研究所が発表した『魔術因子異常への遺伝子治療』に感銘を受けたからです。 結論にあるように、治療法が確立されれば、魔法を使えず苦しむ人々の助けとなるはずです、と。 あれから妹は競技をやめ、抜け殻のようになってしまいました。しかし、憧れてきた魔法を使えるようになれば、再び生きる希望を見いだせるに違いありません。 対等な姉妹として、あの時はごめんね、と笑い合える日を迎えるために。私は誰よりも真摯に、研究へと向き合う所存です。

427.ID: qGypZmcV2025/04/21

>>419

419です! 9DIuk3mhさん アドバイスくださり本当にありがとうございます! 非常に参考になりました。まさにご指摘いただいた通りだと感じます。 >信頼できない語り手を描く際のキモは「読み進める中で少しずつ気付く違和感」と「答え合わせ」 >パンチってのは「意外性」や「どんでん返し」 すごく腑に落ちました。 直しても直しても正解に近づいている感覚がなかったのですが、このキモを認識できてなかったから、情報を出す量とタイミングの加減がわからなかったんだなと気づきました。 問題のある語り手だということが伝わらないかもと不安になって、序盤から性格の悪さを小出しにしちゃったり…これじゃどんでん返しにならないですよね。 面接形式にしたのも、今思えば「語り口調に合うから」という理由でした。意外性を出したいのにそんな決め方じゃダメでした…! >「ふーん妹想いじゃん、ちょいちょい言い方気になるけど…あれもしかして語り手ヤバいやつか?(違和感)」→「お、お前!!!!!!!(答え合わせ)」 これがやりたかったです…!読者にどう受け取ってもらいたいかをまず考えて、そこからタイミングを逆算したらいいんですね…! ただ設定と出来事を説明してるだけの話になりがちなのが悩みだったんですけど、これができてなかったんだなあと気づきました。 起・承・転・結!みたいな、話の流れに関するプロットしか立てていなかったので、今度からはちゃんとそこに「読み手はどう受け取るか」の軸を立てようと思います。 9DIuk3mhさんだったらどう書くかの例も書いていただき、ありがとうございます! 「妹が家を嫌がっている」のような「実は…」要素の上手い組み込み方がわからず悩んでいたのですが >・非魔術師の学校に入れられて可哀想。部活のせいで家に帰るのも遅くなって、ろくに会話もできなくなってしまった 書いていただいたこの一文を見て、意図して匂わせずに歪んだ主観に埋めておけば浮かないんだ!と気づきを得られました。 どう書くかの流れを箇条書きで見せていただいて、改めて自分が秩序立てて考えられてなかったかがわかりました。 自分の中にある漠然としたコンセプトに対して、思いついた設定を矛盾なく当てはめるので手一杯だった気がします。 設定を説明するのでなく、追記していただいたスニーカーの例のように小道具の描写で読み取ってもらうような工夫もしてみたいです。 とても勉強になりました!今後はやりたいことに対して、読み手の目にどう映れば正解か?をもっと掘り下げたいと思います。 本当にありがとうございました!

428.ID: qGypZmcV2025/04/21

>>419

yul0VJPjさん 添削とご助言を本当にありがとうございます!すごく参考になります…! 状況についてなのですが、すみません、面接で語っているシーンのつもりでした…! 口頭の場合は「御」にしないと駄目ですよね…お恥ずかしい限りです…。 本文そのものについても、初めと終わりに「」をつけるなり、冒頭に名前を呼ばれて返事をするような描写を入れるなりすべきでした…。 >それで私は、姉として、妹の役に立つ生き方をしたいと思いました。 >今私の机の上には、とある研究所の願書が置かれています。私はペンを取り、志望動機の欄にこう記しました。 実は、初めは全文を願書として書いていたのですが、あまりにも平坦になってしまったので「…」「!」を使いたくて途中で口頭ということに変えました。 この時、全て願書→全て口頭と丸々変えずとも、書いていただいたようにすればどっちも組み込めたんですね…。 表現方法の選び方において、「最も効果的に伝えられる方法」ではなく「書きやすい方法」に傾いちゃったなあと思います…。 状況説明がわかりづらくて戸惑わせてしまい、申し訳ありませんでした…! 詰めが甘かったり楽をしようとしたりすると、読んでくれた方に混乱を与えかねないんだなと改めて反省しました…。 リズム・主語についても添削していただきとても助かりました!すごく勉強になりました。 元の文は読点が多すぎですね…!一文に三つ以上続くようなら、句点で分割するよう今後は意識しようと思います。 本当にありがとうございました!

429.ID: nOQMWriK2025/04/21

>>404

404のコメ主です。 アドバイスをいただいていたのに間が空いてすみません。 短い字数の制約の中でより伝わりやすい内容を、こちらへ寄り添った言い方でご指摘いただき、とても参考になりました…! ありがとうございます!

431.ID: Qz9ixFrX2025/04/21

お題「記憶」「罪」「償い」 650字近くになってしまい難しかったです。長くなってすみません… 一応BLです。添削感想歓迎です  畳の部屋に午後の光が静かに差し込んでいた。薄い布団の上で青年が寝息を立て、目元に隈を滲ませた若い男がそれを見つめていた。  昨日まで熱にうなされていたのが嘘のように穏やかな寝顔だ。猫っ毛が光に照らされて更に薄く見える。何度も見た顔なのに、眺めていると胸が詰まる。  周囲には欠けた茶碗に絞った手ぬぐい、お節介な大家に貰った錠剤の箱が散らばっていた。購入できるものは限られている。  男は目を閉じた。かすかな寝息、安アパートの下に流れる川の音、下校帰りの子供の声、遠くの工場から響く何か。前の住人が残していった古時計の秒針の音がやけに響く。  しかし男の瞼の裏に反芻するのは血生臭い記憶だった。一発の銃声と、生気を失ったあの顔。罪から逃れ、償う事すら放棄し何もかも捨ててきたはずだったのにどれだけ遠くへ逃げても過去が足元から這い寄ってきた。  二人でいても解消されず、一人でいても抱え込むならこの感情は一体どこへ追いやればいいのか。  静かに息を吐く。疲れていた。どうしようもなく。  目を開けると、青年が布団から上半身を起こしていた。だいぶ顔色が良い。笑顔を作ろうとしたが、上手く笑えた気がしない。乾燥のせいで切れた唇から血の味がした。  ふいに青年の手が伸びてくる。己の頬に触れるより先に強く抱きしめた。  ──生きている。俺も、彼も。狭い6畳一間にかすかな衣擦れの音だけが響く。  部屋の隅で、償えぬ罪を抱えたまま時間が過ぎていった。

432.ID: cX4Pyr562025/04/21

>>431

逃げるばかりで最悪に等しいどうしようもない状況の中で、それでもこの小さな光を手放せない苦悩と微かな安寧にギュ…ってなった。薄暗がりでもがいている男と男のクソデカ感情、良い。あと個人的に「静かに息を吐く。疲れていた。どうしようもなく。」のリズムが好き。 雰囲気めちゃくちゃ良い分、要所要所で「うん?」と一瞬気を取られる描写があるのが気になってしまった。ほんとに細かい部分だから参考程度に…。 >猫っ毛が光に照らされて更に薄く見える。 →「薄く見え…薄毛?!いや色か…」ってなったので「猫っ毛が光に照らされて更に『色を』薄くしている』」 >目を開けると、青年が布団から上半身を起こしていた。だいぶ顔色が良い。笑顔を作ろうとしたが、上手く笑えた気がしない。 →「笑顔を作ろうとしたが、」まで青年の動作だと思ってたのに「上手く笑えた気がしない。」まで読んでやっと男のことだと気付いたので、ここは「『男は』(咄嗟に)(安心させるように)笑顔を作ろうとしたが、」で主語を入れた方がわかりやすいと思う。あと「笑顔を」と「笑えた気がしない」で若干くどい印象があるので「上手く出来た気がしない」でもいいかも(これは好みの問題かな) こんな風に、すんなり読めない文がちょこちょこあるな…と感じたので、一文の精査を意識してみて欲しいなと思いました。 本当に細かい部分だけど、こういうのが丁寧(無駄に長い、くどいとは違う)だと個人的に更に話にのめり込めるから嬉しい。

435.ID: Qz9ixFrX2025/04/22

>>431

添削感想ありがとうございます!仰る通り頭が薄いのかと思われる危険性あってめちゃやばいですね…光に照らされる薄毛じゃ情緒ぶち壊しで自分でも笑ってしまったんですが、こういうところは省略せず細かく描写を詰めたほうがいいですね 最後のところも読み返すと視点がすごく曖昧で言われてあーー確かにとなりました。誰視点なのか、言葉の取捨選択が全然上手くできてない気はしていたんですが何かいまいち足りない…と思いつつ自分の技量じゃ出力できるものがなくてそのまま押し通してしまいました。没入感を削がない自然な文章になるよう意識してみます 雰囲気が良いと言っていただけたのは嬉しいです!乾いた空気感出したい&尚且つ普段字をほぼ書かないのでちゃんとBLになってるのか!?と手探りだったんですが書いてよかったです。細かいとこ気を付けます、ありがとうございました

436.ID: hXuNjyJP2025/04/25

既出お題再まとめ ・「月」「アイス」「指切り」 ・「記憶」「罪」「償い」 ・「青」「桜」「隠した」 ・「発表会」「火」「帽子」 ・「星」「秘密」「さよなら」 ・「金魚」「塔」「喧騒」 ・「血」「魔法」「スニーカー」 ・「春」「幸せ」「髪を切る」 ・「矛盾」「古い」「待つ」 見逃しあったらすみません 追加 ・「時計」「雨」「扉」 ・「罠」「ハート」「画面」 ・「マーメイド」「薄紅」「つま先」

437.ID: uolSsOqU2025/04/25

まとめてくださって、ありがとうございます!

441.ID: FOWuBXNn2025/05/05

「マーメイド」「薄紅」「つま先」 760文字です。長くなりました…。 表現・構成についてのアドバイスをいただけたらとても嬉しいです。 ※痛み、溺れ、絶命の表現があります -------------------------------- 桟橋の先端に立つと、目の前には果てしない海だけが広がる。王子と娘は二人きり、波の音を聴きながら、じっと夜明けを待っていた。 「ああ……ごらん、ついに日が昇る」 水平線から、薄紅色がうっすらとにじみ始めた。愛らしく儚いその色が、隣に立つ可憐な娘そのもののようで、王子は誇らしさにも似た満足感を覚える。これほどまでに無垢で美しい存在を独占する己の、なんと恵まれたことか! 視線が甘くからんだ。読み書きも話すこともできない少女は、代わりにまなざしであふれんばかりの親愛を伝えてくる。招くような瞳に誘われるまま、王子は華奢な体をそっと抱きしめた。 ──若者が安らぎに身を委ねた瞬間。 「がぁっ……!」 その背を衝撃が襲った。刺されたと気づく間もなく、焼けるような激痛に身を貫かれる。 「ぐ、あっ、なに……っ!」 その細腕からは想像もつかないほどの力強さで、少女は隠し持っていた短剣を逆手で沈めていった。苦悶のうめきにためらうどころか、歓喜に打ち震えるかのごとく、背に回した腕に一層力がこもっていく。 激痛から逃げるように、若者が前のめりにくずおれた。その重みに身を任せ、少女はまだ朝日の届いていない黒々とした水面へ、獲物を抱え落ちていった。 わけのわからぬまま海に引きずり込まれた若者の喉へ、痛いほど冷たい海水がなだれ込む。呼吸すら奪われた若者の身もだえは、ものの数十秒であっけなく止んだ。意識も、感覚も、何もかもが、急速に失われた──。 だから、王子には見えなかった。娘の下半身からきらめく鱗が湧き出たのも、つま先が美しい尾びれへと変わったのも。 取り戻した歌声をご機嫌に響かせながら、娘は故郷へと帰る。愛は所有だ、とは王子の目が無垢な人魚に語ったことだ。誰にも邪魔されない海の底で、王子と娘は二人きり、新たな夜明けを迎えるだろう。 -------------------------------- 419です。「なんか調子乗ってない?→あ〜あ、言わんこっちゃない」みたいな話にしたくて、いただいたアドバイスを参考に構成を考えたのですが、まだぎこちない気がしています。 あとネチョっとした表現が好きなのですが、話を動かそうとすると説明的になってしまい、起承と転結で雰囲気が合わない気がするのも悩みです…。言葉遣いも洗練させたいのですが、どう校正すれば磨き上げられるかがつかめず、暗中模索の状態です。 漠然とした悩みばかりで恐縮なのですが、アドバイスをいただけたら嬉しいです!

442.ID: JHQTAWoV2025/05/08

お題「時計」「雨」「扉」 情景描写ができているか、感想をいただけたら嬉しいです。 ここ余計or足りないなど添削してもらえたら非常にありがたいです。  朝から続く小雨のせいだろうか、それとも平日の疲れを引きずっているのだろうか。せっかくの休みだというのに、頭がぼんやりして何もはかどらない。  時計の針はもう午後五時を指している。仮眠を取るなら今だと判断し、重い体を椅子から起こして、床に寝転がれそうな場所を探した。ベッドだと熟睡してしまう気がしたのだ。  狭いワンルーム内に、十分な空きスペースはベランダに出る窓の前くらいであった。体をごろりと横たえると、ガラス戸から降りてきた春先の冷気が首元をひやりと撫でていった。  フローリングは硬く、寝心地が良いとは到底言えない。それでも目をつむって柔らかな小雨の音に耳を傾けると、あっという間にまどろみの中へ落ちた。  ――ふいに、コンコンと扉を叩く音がした。玄関は遠いのに、まるで耳元で鳴ったかのごとくはっきり聞こえたので、これは夢だなと確信した。  実体を床に残したまま、意識だけでのっそりと身を起こし、立ち上がる。四肢は重く、プールを歩いているかのようだ。  遠近感の狂った廊下をぐらつきながら進み、見慣れた玄関に辿り着くと、鈍い銀色のノブに手をかけて扉を押し開けた。  次の瞬間、扉のすぐ間近で、キャハハハハ!と知らない女児の歓声が炸裂した。無邪気さと悪意が奇妙に混じり合った、甲高い笑い声だ。虚をついて現れた怪異に、私の魂は震え上がった。  窓辺に横たわる体へと脱兎のごとく逃げ帰る。精神を取り戻すと同時に硬い床から飛び起きた。心臓がばくばくと脈打って胸が痛い。全身の毛穴が開き、汗が噴き出ている。呼吸が乱れ、目の前がちかちかする。  あれは一体何なのだ。何が顔を覗かせた? 扉の向こうに何がいた。  とにもかくにも、今すぐ戸締まりを確認すべきだ。わかっているのに恐怖で体が動かない――。  ……ふたたび雨の音に気づいた頃には、いくぶん冷静さを取り戻していた。何でもない、変な夢を見ただけだ。そう何度も自分に言い聞かせる。  ふと、逢魔が時という言葉が頭をよぎった。日が落ちて一層冴えた冷気を肌に感じ、全身がぞわりと粟立った。時計の針は、午後六時を少し過ぎていた。

443.ID: P1alAoiG2025/05/09

>>436

まとめありがとうございます! 「眠る」「静寂」「光」 もあるかな…? ちなみに、キーワード3つの中から2つだけ選ぶのでもありですかね…? 己の力不足は重々承知なのですが…2つだと500字前後で収まっても3つ目を組み込もうとすると大幅にオーバーしてしまったり、展開の無理やり感を拭いきれなかったりしてしまい…!

444.ID: xzE5QrBH2025/05/10

>>442

ストーリーとしては分かりやすくまとまっていると思います 少し気になったところを上げますが、あくまで参考程度にしてほしいです 狭いワンルームに暮らしているなら、部屋の内装はわかりきっているので寝転がる場所をあえて探すという表現は不要な気がします 重い体を椅子から起こして、狭いワンルームの窓辺に寝転がった。ベッドだと熟睡してしまいそうだからだ。 このように変えても良いかなと あとは夢だと確信したあとの幽体離脱のようなシーン、あれは夢だから肉体と精神の分離を表現したかったのかな?と解釈しましたが、読み手には夢だとという意識があるのに、そこからさらに幽体離脱して動き出してる?とチグハグな印象を与える可能性があります 私なら少しシーンを削って順序を変えます まるで耳元で鳴ったかのごとくはっきり聞こえたので、私は目を覚ました。立っている私の眼下には自身の体が横たわっているのが見える。これは夢だなと確信した。 そのまま実体を残し、重くてぐらつく四肢を動かす。遠近感の狂った廊下を進み、見慣れた玄関に辿り着いた。 こんな感じにしてみました 最後に一番言いたいのは、怖さのインパクトが足りないです 女児の不気味な笑い声だけでは物足りなさを感じるので、扉の向こうに何が見えたのかを表現したほうが良いんじゃないかなと勝手ながら思いました

445.ID: uolSsOqU2025/05/10

>>441

王子はなんで刺されることになったのでしょうか? 「なんか調子乗ってない?→あ〜あ、言わんこっちゃない」 これをテーマにしているなら、王子の愚かさを前半に提示して欲しいです。 たとえば、人魚姫の話に出てくる結婚相手の王女は正妻、人魚姫は妾のつもりで愛でているとか。 王子が刺される理由や動機がないと、「王子と両思いなはずなのになぜ刺した? なんで上手くいきそうなのに姉妹から渡されたナイフを持ってるの?」という本来の話の筋が頭を掠めて疑問が出てしまうので。 >読み書きも話すこともできない少女は、 ここを読んで初めて「少女」が人魚姫だとわかりました。途中までは王女のほうかな、と思って読んでいました。 王子が刺されてから人魚姫に視点が切り替わったのは、人魚姫の豹変とヤンデレぶりを強調したかったからでしょうか? 状況を読者に教えたいがために視点が切り替わったように思えて、そういうところが説明的に見えるのかも。 確かに途中で視点が切り替わる小説もあるけれど、上手くやらないと「あれ、視点切り替わった?」という違和感が生じます。 おそらくメインで語りたかった内容は後半にあると思うので、人魚姫の視点に統一して、愚かな王子がうっとりする様子を描写してもいいのでは。 情景や言葉遣いはとても綺麗でした。

446.ID: KLME0aub2025/05/11

>>442

投稿主です。返信が遅れてしまい、大変申し訳ありません。 添削ありがとうございます。非常に勉強になります。 窓辺に寝転がるくだりは自分でもぎこちなさを感じて悩んでいた部分なので、スッキリした文章に変えていただき、とても参考になりました。 考えてみれば、私自身も部屋で寝転がろうとした際に意識して場所を探したことはないにもかかわらず、小説だからと無理に動作を説明しようとしていたように思います。 狭いワンルームという共通認識を活かすべきでした。 夢だと確信する部分についても、いただいたご指摘を意識しながら読み返してみると、もし自分が読者だったら何回か読まないと状況がのみ込めなかっただろうと感じました。 書いていただいたように、実体と意識が分離していることが明確に提示されていたら迷わなかったと思います。 寝転がるくだりのような日常的な部分は簡潔にしつつ、非日常的な部分については状況をわかりやすく書くことを意識していきます。 怖さのインパクトが足りないという点、ご指摘いただき感謝いたします。いい意味ですごくグサッと来ました。 おっしゃる通り、視覚を活かすべきでした。自分で気づけず悔しいです。 盛り上げるべきポイントだという意識が足りなかったようにも思います。同じ後悔をしないように気を付けたいです。 助言のみならず添削までしていただき、心より感謝申し上げます。 今後の指針ができました。お時間を割いてくださり、誠にありがとうございました。

447.ID: aNrHAI8e2025/05/12

>>441

441です。お返事が遅くなってしまいすみません…!大変失礼いたしました。 >王子はなんで刺されることになったのでしょうか? >ここを読んで初めて「少女」が人魚姫だとわかりました。途中までは王女のほうかな、と思って読んでいました。 なんで?と思わせてしまって申し訳ありません…! この点については、「王子は人魚姫を妹のように思っており、結婚相手は別にいる。なので人魚姫は必要な愛の条件を満たせないから泡になって消える」という設定だったのですが、読み返すとそんなの一言も書けてないですね…。お恥ずかしい限りです。 実は、初めはその辺りも書こうとしていたんですが、説明的にしか書けず浮いてしまったのと、調子乗ってる要素は「満足感を覚える」「己のなんと恵まれたことか!」で十分かもと思って、削ってしまいました…。 結果として、445さんの疑問の通り、本来の話の筋とズレているように見えるうえに、王子の愚かさ加減が足りなかったです…。 設定が頭に入っている状態でずっと書いている間に、削ってはいけない情報かどうかの判断がマヒしてしまっていた気がします。 時間をおいて読み直せば、もしかしたら気づけたかもしれません。以後、気を付けたいと思います…! >状況を読者に教えたいがために視点が切り替わったように思えて、そういうところが説明的に見えるのかも。 これです…。何が起こったかわかるようにしなきゃ…と思って、なんかおかしい気もするけどこれで行くしかないだろ!と突っ切ってしまいました。 上手く行ってない感じはあるのに、王子の視点にこだわってしまいました。初めから人魚姫の視点にするという方法もあるんですね…! 今の私には途中で死ぬ人物を視点にするというのは難易度が高かったかもしれません…。 今後は視点の選択から、どうすれば読者に伝わりやすいのかを考えていきたいと思います。 >情景や言葉遣いはとても綺麗でした。 わーっ、よかったです…!ちゃんと書けているか自信がなかったので、安心しました。 改めて、読んでいただいたのみならず、添削・アドバイスまでしていただき、本当にありがとうございます! いただいた指導をもとに精進いたします…!

448.ID: AbL0VjFv2025/05/12

「マーメイド」「つま先」「薄紅」 約650文字。異種間GL、添削希望です。 恋愛ものとして成り立っているか、ちゃんとキュンキュンくるか助言いただけると嬉しいです。 ----- 埠頭に佇む彼女に声をかけたのは気まぐれだった。 「もしかして、入水?」 真夜中に彷徨い込んだ顔は黒い。こちらを見下ろす目が外灯を反射し、幽かに光っていた。 「そこ、冷たい?」 「冬なんだから当たり前じゃない」 「なんでそんなとこいるの」 「だってマーメイドだもん」 「……話してていいの?」 「死ぬ予定なんだから良くない?」 「なにそれ」 彼女は笑い、崩れ落ちるように泣き出した。 仕事が辛いこと。 上司がクソなこと。 毎日深夜まで帰れないこと。 ひとり親で、離れて暮らしていて心配をかけられないこと。 喚くように叫ぶように吐き出した。 「そこってさ、冷たい?」 「試してみたら?つま先だけで十分でしょ」 そろりとつま先が降りてくる。ぱしゃっと水をかけると引っ込んだ。パシャパシャかける。やめてやめてと言いながら、泣き濡れた顔で笑った。 「冷たいね」 「夏まで待ちなさいよ」 「うん」 うなずき、彼女は立ち上がった。 「ねぇ」 「なぁに」 「また明日も会える?」 じっと私を見つめる。薄紅の唇が、答えを待って震えていた。 「その口紅くれたらいいわよ」 彼女はバッグをひっくり返したが、探して探して、肩を落とした。 私はため息をついた。 「ちょっとこっち。顔貸しなさい」 這いつくばった彼女が海面に顔を近づける。私は首を伸ばし、その唇にキスをした。 落ちた。 ゲホゲホと咳き込む彼女を陸に上げてやり、「夏まで待ちなさいって言ったでしょ」と私は呆れた。 月光に白々と照らされた彼女の頬は、薄紅色に染まっていた。

449.ID: 8AdrnWBN2025/05/13

「春」「幸せ」「髪を切る」 BLです。字数オーバーしてますが、感想・添削希望です。よろしくお願いします。 「売ったぁ?!」  驚きから出た声は、元友人の鼓膜をビリビリと震わせたらしい。周囲の人から白い目を向けられ、ようやく声が大きかったことに気付き慌てて口を手で覆うも、時すでに遅し。意味のないその仕草に彼は溜め息を吐き、耳を塞ぐのをやめ缶ビールを煽った。  花見をしようと言い出したのは僕だった。遠く離れた異国の風習は、巡り巡ってこんな辺鄙で貧しい地にまで伝わって来た。本来は春に、桜の木の下でするらしい。けれど残念ながら今は秋、そしてこの国に桜の木はない。なので代わりに、季節の花が見頃を迎えたこの公園で。そう約束したのが、一週間ほど前のこと。まだ彼の髪が、背中を隠すまであった頃だった。 「なんで売ったの? てか髪って売れんの?」 「金になるから。結構いるよ、買ってくれる人」  適当な掲示板で適当に募集を掛け、連絡をくれた適当な人に切ってもらい売った髪は、そこそこの値段がついたのだと彼は笑う。 「何に使うんだよその金」 「使わないよ。貯めるんだ」 「欲しい物でもあるの?」 「言っただろ。君を幸せにするって」  元友人が、恋人になったとき。彼の告白に赤く染まる頬を隠せないままの僕に、彼は確かにそう言った。 「いつか本物の花見に行こう。二人で、一緒に」  はにかむように笑った彼を、飛び付くような勢いで抱き締めた。  ばかだなあ。もうとっくに、幸せにしてもらってるよ。

452.ID: 4T85sRGb2025/05/13

>>448

シチュエーションありきで無理やり会話させて動かしてる感が否めなくてキュンとしない。 二度目の「そこってさ、冷たい?」も最初に聞いたんだから「どのくらい冷たい?」→試してみたら?の方が自然だし。 あと首を伸ばしただけでキスできる高さってどんだけ低い埠頭で、かつ冬の海に落ちて薄紅色に染まったは非現実すぎて、シチュありきだなあって感想。このあと彼女は低体温で〇ぬでしょ。

453.ID: 4T85sRGb2025/05/13

>>448

シチュは素敵だけど、短編なのに情報が後出しだからスッと頭に入ってこないのかな。 肌を刺すような氷の風の吹く、真夜中の埠頭。 そこに佇む彼女に声をかけたのは、単なる気まぐれだった。 くらい最初に「冬」「真夜中」と想像できれば情景が目に浮かぶ。 好みの問題だけど。

454.ID: uCls4vco2025/05/13

>>448

マーメイドの「その口紅くれたらいいわよ」というセリフにはドキッとしました! シチュは素敵だと思います。 気になった点としては、会話の始点である「そこ、冷たい?」がどちらのセリフか初見ではわからず、その後の「だってマーメイドだもん」からの逆算が必要でした。 「彼女」が発したセリフだというのが明示されていれば、もしくは視点人物が海の中にいると初めから認識できていたら、スッと飲み込めた気がします。

455.ID: AbL0VjFv2025/05/13

>>448

コメ主です。お三方とも、添削ありがとうございます! どの方もとても的確で、しかも褒めていただいてすごく参考になりました!総括するとリアリティと地の文が不足してるのかな?と思います。精進します! >452 確かに!キャラの掘り下げが不十分で、操り人形になってるのが良くなかったですね。同じ会話を繰り返すのではなく、試してみたら?のほうが自然というのもすごく納得です。 埠頭についてのリアリティが足りず、452さんも気持ちが冷める感じがしたのだと思います。ストーリーを展開させたい!という想いが強すぎるんですね。 めっちゃ低体温で死ぬと思います。2人に来る明日などなかったんや…… >453 シチュは素敵、ありがとうございます!嬉しいです! 話に早く入らなきゃ!って焦りが出てるのだと思います。性格もせっかちです……。 とりあえず落ち着いて、読者さんがスムーズにストーリーに入れるように気をつけます。冒頭で天地人が分かるように描写することを肝に銘じます! >454 台詞とシチュを褒めてもらえてすごく嬉しいです!ドキッとした!やったー!! 情景描写が不足してますね……。あれっ?という混乱が起きてしまっている……台詞で情景描写も代用する癖があるなと気がつきました。地の文でするっと読んで理解できるように頑張ります!

456.ID: RUl6oQag2025/05/13

お題「月」「アイス」「指切り」 いつもどういう風にまとめたらいいかわからなくなるので、アドバイス頂けますと幸いです。 昼間のことを思い出しながら、ベランダの柵に寄り掛かる。月が無く、星がキラキラと煌めいていて、夏の大三角が見えた。 今日も親友の恋バナを聞かされた。15年傍にいた自分にすら向けられなかった、誰かを愛おしいと思う優しい笑顔を見せつけられた。 買ったアイスがべとべとに溶けてしまっても、食べようと思えず、ただ黙って話を聞き続けた。 彼が口を開くたびに、自分が最初だ、親友の初めては全て自分だ、と嫉妬の炎が揺らめいた。 友達になったのも、好き嫌いの克服までを見守ったのも、指切りして婚約したことも、誓いのキスをしたことも。全部全部、自分が先だったのに。 ずるずると腰を下ろして、膝を抱える。 「子供の時の話だしな……織姫はいいよな。一年に一度だけだとしても、両想いなんだし。」 蒸し暑いはずなのに、今夜は少し冷えた。

457.ID: xzE5QrBH2025/05/13

>>449

外国人カップルの話だと解釈したのですが合っていますか? 読んでみて初々しい恋人同士の話というイメージを受けました 気になったところを上げますが参考程度にしてください 彼の鼓膜をビリビリ震わせたのならば、耳は塞いでいないはず あと人の声がうるさくても、実際は耳を塞ぐ動作をあまりしないのでその表現は不要な気がします また「売ったぁ!?」のセリフの後の花見の説明が長くリズムが悪いので順番を変え削除出来るところは削除したほうがいいかと思います 意味のないその仕草に彼は溜め息を吐き、呆れたように缶ビールを煽った。  母国に桜はないけれど、日本のような花見をしようと言い出したのは一週間前のことだ。その時はまだ彼の髪は背中を隠すまであった。それが約束の今日、短くなっていた。  「なんで売ったの? てか髪って売れんの?」 好みもありますが、このぐらい削っても伝わるんじゃないでしょうか 最後のセリフも、本物の花見に行こうじゃなく桜を見に行こうの方が個人的には良いような気がします そして最後の文章も、少し変えて入れ替えたほうがリズムが良いかもしれないです  元友人が、恋人になった日。彼の告白に、僕は赤く染まる頬を隠せないままだった。彼は確かにそう言ったんだ。  ばかだなあ。そのときからずっと、僕は幸せなのに。  「いつか本物の桜を見に行こう。二人で、一緒に」  はにかむように笑った彼を、飛び付くような勢いで抱き締めた。 ばかだなあに、僕のために髪なんか切っちゃって、という意味が含まれていたら、私なら最後ではなく前に持ってきます ここらへんは好みもあると思うので、色々と試行錯誤してみて下さい

458.ID: 8AdrnWBN2025/05/14

>>449

449です、添削ありがとうございます! 仰る通り、外国人の付き合い始めて間もない二人のイメージで書きました。 説明が長いのは自分でも少し気になっていました。伝わらなかったら…と思い長々と書いてしまうので、長くなりがちです。 書き直して頂いた文章がとても読みやすく、また削ってあってもしっかりと伝わって来ました。 頂いたアドバイスを参考に、丁度いい削り方やリズムを学んでいきます。 ありがとうございました!

459.ID: nTJcvC2w2025/05/14

>>449

個人的に2人の言動は気になりませんでしたし、付き合いの長さも感じられて素敵です。 ただ、辺境の貧しい土地、かつ桜の無い国なのに桜が何か知っている前提なのが違和感を覚えました。 春に“サクラ”という花の下で〜とか、いつかサクラってのを見に行こう、とか「知らない感」が出れば、まだ見ぬ花への憧憬が読み取れたかも知れません。

461.ID: UERLsFo32025/05/14

>>456

幼馴染片思いのお話なのがわかりやすくて読みやすかったです 最後の独り言で女→男から男→男なのかなと捉えて読んだのですが違ったらすいません… 誓いのキス!?そこもうちょっと詳しく!と身を乗り出しました 昔は仲が良すぎるくらいだったという描写だと思うので、あんなに一緒だったのに向こうからしたら子供のころのただの遊び、覚えているのはきっと自分だけ、天の川に引き離されてもずっと想いあっている織姫と彦星が羨ましい…というような、ちょっと一方的な感情強めだとオチとしてわかりやすいかも

462.ID: RUl6oQag2025/05/14

>>456

読んで頂きありがとうございます。わかりやすく作れていたのなら良かったです。 個人的には少し口悪めの女→男だったんですけど、男→男でもいいですね。 よくあるような結婚式を真似てほっぺとかにするだけのものなのですけど、それを重く受け止めてるのがこの子なんです。 まとめ方が分からず、よく変な風に飛ばしてしまうのですが、そのようにした方が確かに分かりやすく、感情が更に見えますね! アドバイスありがとうございます!飛ばさず、丁寧に書こうと思います。

463.ID: dQt78urN2025/05/15

「星」「秘密」「さよなら」 感想、添削いただけたらとてもありがたいです。 BLまではいってないと思いますが、男性同士の距離が近いです。 改行込みで886文字とオーバーしてる上に、会話が多いので縦長になってしまいました。すみません…! もし、ここ削れたんじゃない?という箇所があれば教えていただけると嬉しいです。 あとは、読んでいて引っかかる部分がないかと、視点のブレがないかが特に気になっています。 『ブラジルでも火星でも』 ふと画面端の時計に目をやると、二十二時を過ぎていた。 オフィスを見渡すと、他には後輩が一人残っているだけである。集中も切れたことだし、そろそろ退勤した方がよさそうだ。 「先輩」 帰り支度をしていると、聞き慣れた声が降ってきた。いつの間にそばへ来たのか、仰ぎ見た後輩はめずらしく神妙な顔をしている。 「どうした。終わらないなら手伝うぞ」 「……今まで、お世話になりました」 予想外の言葉に思考が止まる。深々と下げられた頭を見て、最悪の未来が脳裏に浮かんだ。 (まさか、辞めるのか) 最近、泣きついてこないなと思っていた。こいつも入社五年目、ついに独り立ちかと喜んでいたのだが。転職を控えていたのが理由なら、俺はなんと間抜けな――。 「先輩、異動するんでしょ?タイに」 「は?」 顔を上げた後輩は、今にも泣き出しそうだった。 「だって、海外事業部と謎の打ち合わせばっかしてるし、カバンに『よくわかるタイ語』なんて入ってるし」 「おい、なんで知ってるんだ」 「今も引き継ぎ資料作ってたんでしょ?水臭いっすよ」 「あのなあ……」 どう答えるべきだろう。一応、部長は「関係者にならバラしてもいいよーん」と言っていた。とはいえ、内示を漏らすなんて会社員としてあるまじき行為である。 しかし、こんな顔をされては……もう仕方あるまい。 「そうだよ。次の異動でタイに行く」 「やっぱり。昇進ですよね?おめでとうございま……」 「お前も行くんだ」 「……え?」 「お前も行くんだよ」 ああ、言ってしまった。コンプラ違反だ。社会人失格だ。 「来週、部長から話があるはずだ。もちろん、嫌なら断っても」 「行きます!行きますよ!先輩が行くなら、ブラジルでも火星でも!」 「声がでかい!頼むから、公表までは秘密にしろよ」 「当然っすよ!あーよかった!先輩とサヨナラなんてモチベだだ下がりっすからね!」 「……」 同行者に推薦したのが俺だと知ったら、どこまで調子に乗るかわからない。それだけは黙っていてくれと、部長に釘を刺しておかねば。 サヨナラなんてモチベだだ下がり。お前もそうなら、まあよかったよ。

464.ID: uolSsOqU2025/05/15

>>463

むっっちゃ萌えました! このふたりの続きを読みたいです! (できればBLで) 別れを勘違いしてお互い寂しがってる感じが良かったです。後輩くんの同行を推薦してるあたりも良きでした。 この後輩くんと主人公のやりとりをもっと見てたいぐらい好みの作品でした。 添削のつもりで読み始めたのに、それを忘れてしまうぐらい面白かったです。どこも削らないほうがいいなと個人的には思います。 感想だけになっちゃってすみません。好みに刺さりました。

465.ID: rUoRMnPg2025/05/15

>>463

作者です。読んでくださってありがとうございます! うわーっ、萌えていただけてとても嬉しいです!続きを読みたいと言ってもらえるなんて、すごく幸せです。(BL発展予定で書いてたので、できればBLでと言ってもらえて嬉しいです) 二人の関係&お互い寂しがっている&勘違いをうまく描写できているかドキドキで投稿したので、くみ取っていただけて安心しました。 引っかかりなく読んでもらえるSSを目指したので、添削のつもりで読み始めたのに忘れてしまうくらい面白かったというお言葉、めっちゃ励みになります! 実は自分でも気に入ってるSSなので、好みに刺さったと言ってもらえて感無量です。改めて、感想を送ってくださってありがとうございます!

466.ID: 8AdrnWBN2025/05/15

>>449

449です。感想、ご指摘ありがとうございます。、 コメントいただけていたと気付いておらず、お返事が遅くなってしまいすみません…! 素敵と言って頂けて、すごく嬉しいです!ありがとうございます。 無いのに知ってるのは、確かに言われてみれば……となりました。知らない感の演出、こちらもぜひ取り入れてみたいです。 ありがとうございました!

467.ID: B5DXiLgE2025/05/16

>>463

かわいい〜!後輩も先輩もずっと仲良くしてて欲しい…「お前も行くんだよ」でウワッッそう来たかヤッター!ってニコニコになった。 会話が可愛いので削るの勿体無い、このままでも全然良いと思う。字数を気にしないなら、個人的に「オフィスを見渡すと、他には後輩が一人残っているだけである。集中も切れたことだし、そろそろ退勤した方がよさそうだ。」の後に「俺は後輩に『そろそろ帰るか』と声を掛けた。」みたいに退勤を促している描写を入れるかな。「帰り支度をしていると、」のところでちょっとだけ唐突感があったから。(めちゃ細かいし多分個人の好み) 字数もう少し減らすなら、序盤のところガッツリカットして「先輩、異動するんでしょ?タイに」からスタートするかも。 ↓ 「先輩、異動するんでしょ?タイに」 「は?」 時刻は二十二時。がらんとしたオフィスには俺と後輩しか居ない。帰り支度をしていたら、俺の席の直ぐ隣まで来ていた後輩から突然言われて思考が止まる。 新人の頃から世話をしていたこいつも、入社五年目。事あるごとに泣きついてきていたのが、最近ではすっかりなくなった。独り立ちしたと思っていたのに、俯いた顔を上げた後輩は今にも泣き出しそうだ。 「海外事業部と謎の打ち合わせばっかしてるし、カバンに『よくわかるタイ語』なんて入ってるし。今も引き継ぎ資料作ってたんでしょ?水臭いっすよ」 「あのなあ……」 参ったな、と頭を掻く。というか何でタイ語の教本のこと知ってんだ。 どう答えるべき〜 みたいな感じだと150字くらい削れるかな。 あとタイトルの『ブラジルでも火星でも』がセリフで回収してるの好きなんだけどブラジルじゃなくてタイでもよくない?と思っちゃった。せっかく具体的な国名出てるし。 可愛いお話だったのでシリーズで読みたい〜と思いました!

468.ID: 1XQefcKw2025/05/17

「マーメイド」「薄紅」「つま先」男女 添削でも批評でも感想でも大歓迎です。  彼女と出会ったのは夕暮れどき、観光客も滅多に来ない小さな入り江でのことだった。 「ここって、マーメイドがいるんでしょ」  彼女は下半身を水に浸し、ウッドデッキに寄りかかって尋ねた。入り江には僕と彼女の二人きりで、波の音と海鳥の声だけが聞こえた。 「……誰に聞いたの」  僕の愛想のない答えにも彼女はめげなかった。 「ホテルの人。ねえ、本当?」  彼女が首を傾げると、水滴を含む長い髪が夕陽に輝く。 「どうして僕に聞くんだ」 「地元の人っぽいから」 「地元の人……」 「違うの?」 「たぶん、違わない」 「なにそれ」  そう言って笑う彼女の唇の薄紅色に、僕は目を奪われていた――  前の夏の記憶を反芻する僕の前を、大型トラックが通り過ぎていく。軽く咳き込んで目を上げると、空を塞ぐビルの上で火の玉みたいな太陽が燃えていた。  洞窟の魔術師の言葉を思い出す。 『その子を見つけてこっちへ連れてこられなかったら、お前が死ぬ。わかってるだろうね?』  魔術が切れる前に、彼女を見つけなければ。この巨大な都市の人混みから。  二本の脚で歩くのには慣れないし、空気は臭くて息苦しい。ここには潮の香りもないし、鱗を失った肌を刺す日差しは暴力的だ――それでも。 (それでも僕は、君に会いたい)  つま先が、またちりりと痛んだ。

469.ID: 2IcbtdX42025/05/18

>>468

まさか主人公が〇〇だったとは…! 切ないラストになりそうで胸が痛いです! ハピエンに転んでもいいですが、個人的には擦り切れて干からびるまで探してNTRされて打ちのめされたいです 笑 慣れない体でさまよう描写がなんとも痛々しくて無理してる様子が伝わってきました 楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!

470.ID: Q1iDvpqP2025/05/18

>>468

ID違うけどコメ主です。感想ありがとうございます! 実は前半でヒロインを◯◯と誤認させる描写にすればよかったーと後悔してたとこだったので、好意的なご感想めっちゃ嬉しい。 お題と500文字前後にまとめることしか考えてなくて先の展開はまったく未定だけど、バドエンもいいな~! 主人公の必死具合を少ない文字数で頑張ったので汲み取っていただけて嬉しいです。 楽しんでいただけたようで良かった。ありがとうございました!

471.ID: xzE5QrBH2025/05/18

>>468

冒頭の初対面の淡々とした会話から、後半の命をかけても会いたいまでが唐突すぎる気がします。 文字数制限はありますが、もう少し二人のやり取りか僕が彼女へ想いを募らせる表現があったほうが良いかなと個人的に思います。

472.ID: KcEi3Gsf2025/05/18

>>463

作者です。コメントをいただいていたのに気づくのが遅くなってしまい、大変申し訳ありません…! ウワッッそう来たかヤッター!って思ってもらえたの、すごく嬉しいです!ニコニコしてもらえてよかったです。 添削もしてくださってありがとうございます! 「帰り支度をしていると、」の部分、私も書いていて時間が飛んだ感覚があったので、アドバイスいただけてとてもありがたいです。 後輩の登場も唐突かもという気がしていたので、提示していただいたように自分から『そろそろ帰るか』と声を掛けていれば自然に繋がったのか…!と参考になりました。 相手が自席に寄って来るというイメージが固まってしまっていたのですが、必然性のある流れではないですし、接続に違和感がある時はそういうこだわらなくてもいい部分を柔軟に変えていけばいいんだと学びを得ることができました。 序盤ガッツリカット版も書いていただきありがとうございます…! 初めのフックとして「今までお世話になりました」のくだりはあった方が良いよな…とか思ってたんですけど、出していただいたように「先輩、異動するんでしょ?タイに」でも十分フックになりますね…。 展開をもっと構造的に分解してれば、代替させられることに気づけたかもしれないです。ついつい文字数オーバーに甘えてしまいました…! 『ブラジルでも火星でも』、作者の頭の中には「タイ→火星だと急に離れすぎかな…タイ→ブラジル→火星くらい段階を踏めば自然かも!」という思考の流れがあったのですが、読者の方々からすれば「ブラジルどっから出てきた?」ってなりますよね…。 『タイでも火星でも』か『タイでもブラジルでも火星でも』か、せっかく出したタイをもっと活かせばよかったです…! 可愛いお話と言ってもらえてめっちゃ嬉しいです…!感想も添削も、すごく励みになりました!ありがとうございました!

473.ID: Q1iDvpqP2025/05/19

>>468

xzE5QrBHさんもコメントありがとうございます。 唐突だったか~!ゆるい会話が好きでシチュエーションの割に普通な会話のギャップみたいなのを狙ったけど、展開と文字数の兼ね合い的に厳しかったかもしれないです。 それか、一言ズバッと心を奪われるような台詞があればいいのかも。会話文を磨くことは怠っちゃいけないなと思いました。 考えてみます!

474.ID: ywubQGFM2025/05/20

「金魚」「塔」「喧騒」 を使わせていただきました。 感想・添削希望です。 タイトルにすごく悩みました…。先日立っていたタイトルトピのように、もし思い浮かんだタイトルがあったら教えていただけると嬉しいです。 『金魚くるくる同好会』 「こっち来る前って、どのへん住んでたん?」 「……東京タワーの辺り」 「え! ええなあ! めっちゃドラマの撮影してんねやろ?!」 至近距離で大声を浴びてしまい、耳がキーンとする。やっぱり、相合傘なんて辞退すべきだっただろうか。 「あ、ゴメン。声デカかった?」 「……いや、大丈夫」 雨の中、走って帰ろうとした俺を「僕の傘、入れたるで!」と引き止めてきた、お節介な同級生。開かれた傘の派手な金魚柄を見て、よほど断ろうと思ったが。「変な柄でゴメンやけど」と照れくさそうに謝られては、何も言えなかった。 「あ、そや。僕らの中学、修学旅行あのへんやで。向こうの友だちと会えるんちゃう?」 「え?」 体がぎくりと強張った。 耳の奥で、二度と思い出したくない声がよみがえる。不愉快な都会の喧騒とともに。 あいつらから逃げるため、引っ越しまでした。なのに、こんな落とし穴があるなんて。 「……なあ。ジブン、向こうにええ思い出ないん?」 「!」 いきなり心の中へ踏み込まれ、ぎょっとして隣を見る。しかし、その表情に好奇の色は見当たらず、ただ気遣いだけが浮かんでいた。 「せやったら、行かんくてもええんちゃう。内申関係ないらしいし」 「……そっか」 温かな言葉に、ふっと緊張が解けた。同時に、不快なざわめきも遠くへ消えていく。 そうだ、もう無理はしなくていい。新しい土地で、生きたいように生きればいいんだ。 「ごめん、傘。俺が持つよ」 「ええのん? 悪いなあ」 さっき、ようやく気がついた。こいつの肩がずぶ濡れなこと。俺の肩が濡れないように、注意を払ってくれていたこと。 「うちに着いたら、ちょっと上がってってよ。Tシャツ貸すし。オシャレなのはないけど」 「え! 上がってええの?!」 人に優しくできる人間になりたい。少しばかり強引で、不格好だったとしても。 受け取った傘を少し回すと、金魚が頭上を巡っていった。なんだか妙に楽しくなって、さらにくるくると回したら、「僕とおんなじことするやん」と笑われた。

475.ID: FLvW1ltk2025/05/21

>>474

わけあり転校生と天真爛漫善人同級生の心の交流、今後の展開見守りたい〜。行かなくても良いと言いつつ修学旅行一緒に行って楽しんだり過去のあれこれで一悶着あったりするのかな。掌編として綺麗に纏まりつつ二人の今後も想像の余地があっていいな〜と思った。 タイトルも可愛いからこのままでいいと思う。強いて言うなら「僕」くんが傘をくるくるさせてるシーンを序盤にさりげなく入れてある方が最後の「おなじことするやん」で序盤の仕込み回収&タイトル回収の納得感が増すと思う。 あと、距離感バグってるようで気遣いが出来る「僕」くんなので「いきなり心の中へ踏み込まれ、」の部分が「この子そんなズケズケ心の中入って来る子じゃなくない?」って違和感ある、「いきなり核心を突かれ」とかの方がいいかも…。 以下は超〜〜〜個人的に気になった部分なんだけど、コメ主の文章って一人称なのに三人称一元視点みたいな感じがするんだよね…。めちゃくちゃ細かい話だからこんな事思う人もおるんだな〜って参考程度に。 >至近距離で大声を浴びてしまい、耳がキーンとする。やっぱり、相合傘なんて辞退すべきだっただろうか。 「耳がキーンとする」と「やっぱり」が話し言葉風なのに、「辞退すべきだっただろうか」がやけに堅苦しくてチグハグな印象がある。 「開かれた傘の派手な金魚柄を見て、よほど断ろうと思ったが。「変な柄でゴメンやけど」と照れくさそうに謝られては、何も言えなかった。」(文語寄り)とかもそう。 そういう堅めの一人称ももちろん書き方としては全然ありなんだけど、読み手と主人公の心の距離感みたいなのが一文の中で違ってる感じが読んでてリズム崩されるな…と思った。 ほんとに細かいニュアンスの違いなんだけど自分で書くなら 「至近距離で大声を浴びてしまい、耳がキーンとする。やっぱり、相合傘なんて断った方が良かったかもしれない。」 「至近距離で大声を浴びてしまい、キーンと響く耳鳴りに顔を顰める。やはり、相合傘なんて辞退すべきだっただろうか。」 のどっちかにするかな…。「なんて」も結構使うのむずいんだけど。こういうバランスって個性もあるしそういう作風だったらごめん。 「こいつの肩がずぶ濡れなこと。」(口語寄り)とかもちょいちょいあるし口語寄りの一人称の方が繊細で多感な中学生の主人公に近い視点で読めて感情移入しやすいかもな〜と思いました。

476.ID: oCTH0lK52025/05/21

「罠」「ハート」「画面」 男女カプです。長くなりましたすみません。添削、感想希望。よろしくお願いいたします。 ーーーーー 待ってるね♡ 短文連投。いつものやり取り。大きい画面欲しさに選択した手に馴染まないスマホを眺めた僕は、圧を感じるようになってしまった彼女への返答を悩んだ。 付き合って八ヶ月。告白は僕から。大学ですれ違って一目惚れ。のちに映研サークルでの邂逅に「これは運命だ!」なんてはしゃいでグイグイ押した。押し続けた。 その甲斐あって随分とベタな流れで掴み取った人生3番目の彼女は、僕のタイプど真ん中のロングヘアが綺麗な女の子だった。ついでに胸もデカめ。下心もバッチリ反映された恋物語を自分から始めた。 しかし、いざ付き合ってみれば彼女はとてもアクティブで。僕も割かし友人は多い方だ。けれど彼女は少々勝手が違った。 今どきご近所さん付き合いをする大学生っているか?隣の家に住む田中さんから貰ったシャインマスカットって何?最初のデートで一人暮らしの彼女の家に上がってドキドキしてたら戦慄した為にその日は美味しいマスカットを食べて帰宅をする愚行を犯した。 そのあともそうだ。町会の祭りの手伝いで、余って貰ったビールがケースであるから宅飲みしようって、君はどういうポジションにいる人?またも彼女宅にお邪魔すれば、居酒屋裏口にあるような黄色いビールケースに瓶ビールがぎっしり。それが2ケース積まれる形で狭いキッチンに置かれていた。栓抜き買ったんだよなんて彼女は言っていたけれど、置きっぱなしのビールのぬるさを気にして欲しかった僕は、ニコニコ笑う彼女を外に連れ出して居酒屋へ言った。うちならタダなのに、と彼女は言っていたけれど、冷たいジョッキ生を奢ってその日は解散した。 極めつけはあれだ。お向さんちの小学生が転んで結構な大怪我をしたから今日行けなくなったというデート中止お断りの連絡。そんな事ある?仕方なしに彼女の家に迎えば、救急車は停まっているし、子供の泣き声がぎゃあぎゃあ聞こえるし、近所の人がわらわら集まっていて大惨事だった。彼女はお母さんもうすぐ来るみたいだから頑張ろー!と子供を励ましながら、これまた近所のオッサンらしき人物と「学校に連絡した方が?」「お父さんの連絡先は知らないんですよね」と話していた。 おいここ東京だよな?なにこの婆ちゃんち来ました感。と思っていたけど、やれる事がない僕はただ忙しなく動く彼女を人だかりの後方から見つめていた。 そんな付き合った八ヶ月間は、自分が今まで触れて来なかった彼女の世界を触るように見せられてばかりだった。加えて彼女は普通の同級友人だって多いものだから、いつも彼女は何かに忙しそうだった。 そうしていつの間にか出来た2人のスタイルは、彼女が僕を誘う。僕が彼女の誘いに乗る。こんな形。 今日だってそうだ。バイト先のマスターからお裾分け貰った!鰹!一緒に食べよ!というお誘いだ。僕は親から仕送りする代わりにバイトは禁止されているから、基本が暇だ。だから彼女の誘いを断ったことがない。けれど。 なんとなく、チクチクもやもやする心が気づけば大きくなっていて。なんとなく、メッセージが来る度に心は沈んだ。 待ってるね♡とついているハートマークに気圧される自分の気付きは見ない振りをして、すぐ行くね。と返しながら彼女の元へ向かう僕はきっと幸せ者なんだと思う。 例えそれが、近所への顔見せが済み、いつ結婚するのかと他人にやんや言われる未来がすぐに来たとしても、幸せ者なんだと思う。 私この人に口説き落とされて。なんて未来で悠々と語る彼女が、好きな男は胃袋から攻めろという昭和の価値観を植え付けられ育ち、妻の座をハナから掴み取るための罠を張り続けていたとしたって、僕はきっと幸せ者なんだと思う。

477.ID: cCTIuNZ22025/05/21

>>474

コメ主です。感想と添削、ありがとうございます。 「僕」に傘をくるくるさせておく、すごくいいですね…。思いつけなかったのが悔しいです。 「いきなり心の中へ踏み込まれ、」の部分は、「俺」が「僕」にまだ心を開いていないニュアンスを意識していたんですが、読み手側が受ける「僕」への印象とずれてしまう可能性を考えられていませんでした。 「いきなり核心を突かれ」の方が流れとして自然ですね。今後は読み手視点の印象ももっと意識していきたいです。 >コメ主の文章って一人称なのに三人称一元視点みたいな感じがする >読み手と主人公の心の距離感みたいなのが一文の中で違ってる感じが読んでてリズム崩される 視点を意識して読み直してみました。ご指摘の通り、口語と妙に客観的な独白とがごちゃ混ぜになっていることに気がつきました。 読みながら「これって中学生視点だっけ?」とわからなくなってしまいそうです…。 いただいた添削案だとどちらも距離感が固定されているので、読者側も迷子にならず、安心して読めるだろうなと思いました。 例文を書いてくださってありがとうございます、参考になります。 細かい話なんてとんでもないです。自分一人では気づけなかった点ばかりで、とても勉強になりました。 特に、視点は感覚に頼りすぎている自覚があったので、具体的な助言をいただけて助かりました。 アドバイスをもとに書き直したらもっと良くなるだろうなと思えて、モチベーションが上がりました。 丁寧で温かいコメント、本当にありがとうございました。投稿してよかったです。

478.ID: ZYkqu0fU2025/05/22

>>476

添削できないので感想だけで失礼します。 面白かったです!特に彼女のキャラが立っていると思います。美人で優しくて友人も多くついでに近所の人気者というスーパー陽キャ善人っぷりに読んでいてイラッときました(すみません、それだけ感情が動かされたという意味での褒め言葉です)。最初は押せ押せだった彼氏も彼女の人生劇場の一装置にしかなれないとしたらそりゃ心も沈むよね……と同情しました。この「良い人だけどなんか嫌な感じ」の表現がすごく上手いと思います。 ただ最後の段落で実は彼女の罠だったと匂わせるところ、これは添削でなくあくまで私の感想ですが、エピソードとのつながりが薄くて若干こじつけに感じました。 彼氏がご近所さんと直接会ったのは子供が怪我した場面だけですが、これはアクシデントで彼女はデート中止を申し出て彼氏が勝手に行っただけでしかも後方から見ているだけなので、彼女が張った罠とはあまり感じられませんでした。 あと胃袋を掴むというと私は手料理を想像するので、シャインマスカット、ビール、鰹だと胃袋を掴むには少々握力が弱く感じられます。 ベタですが町会の炊き出しでめちゃくちゃ美味しい豚汁を作るとか、子供を託児してめちゃくちゃ美味しいホットケーキを作るとか、わかりやすい人気者プラス料理上手エピソードにした方が罠につながりやすくなるかなと思いました。 すみません、批判的に聞こえたら申し訳ないです。476さんの意図とは違う形で読んでいるかもしれないのでそこも申し訳なく思います。ですが人気者で善人で美人な彼女とそれに鬱屈した思いを抱く彼氏という設定はとても面白いと思いました。字数制限なしで476さんの小説が読んでみたいです。 最後に、素敵な小説をありがとうございました。

479.ID: oCTH0lK52025/05/22

>>476

478さんありがとうございました。いえいえ、率直な感想嬉しいです。良い人だけど何か嫌な感じ、同じ陽キャ枠のはずだった「僕」の鬱屈した感じが少しでも伝わっていれば本当に嬉しいです。 有難いお言葉しかありませんでした。精進いたします。

480.ID: 3W6U7LjV2025/05/22

>>449

>元友人が、恋人になったとき。 これが書きたいがために冒頭で「元友人」って書いたんだろうけど、違和感とドヤ感が凄い。 普通に「目の前の人物」とかのほうが個人的にはいいと思うんだけど、「元友人」って言いたいんだもんね、仕方ないか…。 あと、「元友人が、恋人になったとき」じゃなくて、「友人が、元友人になったとき」じゃない? 「彼の告白に〜」で恋人になったのが分かるし、 「はにかむように笑った彼を」→「はにかむように笑った恋人を」にすれば良さそう。

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