字書きさんへ。数年前のオフ本を読み返した時の話を聞かせてください...
字書きさんへ。数年前のオフ本を読み返した時の話を聞かせてください。
2017年発行の本なのですが、もうあらすじもエピソードも脳内からすっかり消えた状態で自作の推しカプ小説を読み返しました。
話運びやカプの心情変化、表現の技法が気になるんじゃないかと思いながら読んだんですけど、正直それどころではなかったです。
なんていうか……、作品のあちこちに「これはアニメで見ていて好きだったセリフ」や「ここはドラマCDの、こっちはスマホアプリで出た言葉」などが散りばめられていて、あのアニメを大好きだった一人のファンが作った本文だなぁ……、って当時の自分の熱の高さしか感じなかったんです。
作中の小道具や、人物達が話題にあげている内容もアニメ内エピソードと絡めてあったりして、我ながら憎いと思いました……すみません自画自賛で。
それと、推しカプの攻めのセリフがもうもうドンピシャに私好みで!
ちょっと普段は高い声で喋る攻めなのですが、素が出てしまう時に低くなったり口調が変わったりするその具合の!塩梅が!か〜〜〜〜心得ていらっしゃった!!
理想の攻めすぎて(解釈ドンピシャすぎて!自分だから当たり前ですよね!)、なにこの本?神?ってなっちゃいました……。
ちゃんと推しの声優さんで脳内再生もされたのであまりにびっくりしました……。
世の中どこを探しても自分の性癖に一番刺さるものは結局、手元にしかないし、手の中にもうあったんですね。
性癖の理解者……って探偵映画の副題みたいなコピーが浮かんだところで、オフ本のあとがきに目を通してみたら、「推しカプのもふもふフ◎ック(獣人パロでした)が書きたくて四万字を費やしました!性感帯は正義!」みたいな余韻クラッシャーすぎる文章が載せてあったので、頭の悪さに頭を抱えてしまいました。
よき理解者だと思っていた隣人が全くの他人だったと気がついた瞬間でした。
数年前の自分の本文は性癖に刺さることもあり、また唐突に羞恥の一点を突いてくることもあるので、これからも忘れた頃に他の自作本を読み返すときには気をつけたいと思いました。
皆さんの自作本を読み返した時のお話もぜひ聞かせてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
みんなのコメント
あくまでも自己二次創作を読み返えした所感です
一度内容を書いて、時間を置いただけあって誤字脱字が目につく。粗さも目に付く
ただ迸るパッションとスキの勢いは自分で読み返しても驚くほどあざやか。
驚くほど自分好みの文章と展開。
総括 自分好み過ぎて、好きな二次で好きな展開好みの文章。誤字脱字荒さはあるけど本にしたことは後悔はしない...かな
本にしたことは後悔しない!! すごい、それです私も……
この作品を完結まで書いてよかった、本の形になっていて良かったなぁ、としみじみ思いました。