キャラの自己肯定感についての解釈って、書き手の自己肯定感に比例し...
キャラの自己肯定感についての解釈って、書き手の自己肯定感に比例してるんでしょうか?ちょっと荒れそうで怖いんですが…
現ジャンルの最大手カプの受けなんですが、確かに公式で美形・若くして成功(才能を活かした仕事で有名人になり経済的にも恵まれている)・本人も基本的には強気というか、気位は高め、策略家っぽい面もあるキャラクターです。それは前提として理解してますが。同時に本編内では言葉は辛辣だけど物凄く純粋で真っ直ぐ、情の深いところ、意外と面倒見が良いことも主役回や他のキャラとの絡みで強く出されたキャラでもあります。
問題はここからで…最近になってそんな受けの創作界(特に漫画)で主流キャラ解釈が「自己肯定感天井の女王受け」であることに違和感を感じてます。常に自信満々、惚れた弱みにつけ込むように攻めをこき使ったり、自分の外見や才能について高らかに「その辺の女なんて相手にならない」みたいな言葉で自画自賛したりという内容が多いです。受けの繊細さを拾った内容の作品が漫画にはほとんどなく、そうした作風の方はどんやに絵馬でも頭一つ反応が少ない気がします。(小説は大手さんも含めてそういう内容と受けの繊細さを描いた内容が半々くらいですが)
所謂大手の絵師さんは大半がそんな感じで描いているのをなんでかな…?と眺めながらふと思ったことがありました。
こういうことを言ってしまう自分が本当に自分で嫌なんですが…この界隈の大手絵師さんは見るからに「世間一般基準で見ると勝ち組」タイプの人が多いです。(適齢期に出産された既婚子持ちが大半、かつあからさまに経済力が高かったり、特に人気の方は仕事もクリエイト関係が多い。日常ツイートや写真ですぐに分かりました)
対して、受けのギャップ面にやられて作風もその部分を強調してしまう(そしてこのキャラ・カプに限らず受け攻めの対等さや生身の人間らしい弱さに惹かれたり萌えやすい)自分は、世間から基準ではわりと絵に描いたような負け組です。(未婚、恋愛経験なし、片親貧乏育ち、低所得)
そして(これが結構気になったんですが)受けの弱さや繊細さにスポットを当てて名作を生み出している大手さんでも、本人が高スペックそうな人はそうした作品に「自己肯定感の塊××(受け)好き〜最高〜」という反応をしています。
ちなみにジャンル掛け持ちで活動してるんですが、もう一つのジャンルでは受けを(このキャラも公式ストーリーで頼もしさと繊細さの両方が見えます)自己肯定感激強に描く人がそんなにいないです。作家は同年代(↑30)であくせく働いてる独身、実家住みなんかが多めです。
叩かれそう&荒れそうで怖いんですが……そこで何となく思ったのが、描くキャラクターの自己肯定感というか、キャラ(特に受け?)の自己肯定感の高さ解釈と作家の自己肯定感は比例しやすいのか?ということでした。自分は創作を始めてまだ三年も経たないので、創作歴の長い皆さんの意見を伺いたいです。
(※補足 世間一般基準と書きましたが、①私自身お金や既婚であることが必ず幸せで自己肯定感の高い人生に繋がる&それを持たない人間が皆不幸とか自己肯定感が低くなるとは思っていない
②けれどもそれはそれとしてそうした自分は一生得られない世間一般から幸せと定義されたものと創作の才能、両方に恵まれた作家さん達を素直に羨ましいなぁと思う気持ちや劣等感もあるゆえにこんな考えを抱いたという複雑な本音を汲み取って冷静な分析をしていただければ有難く思います。)
みんなのコメント
自己肯定感高い女(受け)が普通に流行ってて、取り入れてる人が多い界隈にいるだけでは
悪女ものとか流行ってんじゃん
過去、ものすごく自己肯定感低くて病むほど卑屈でした。
その時好きだったキャラは自己肯定感爆高で、明るい元気キャラでしたね。陰鬱としたキャラは苦手でした。
自分に似たキャラを好きになる人もいれば、
反対の属性、ないものを持ったキャラを好きになる人もいると思うので、どれ多いのかはたくさんのジャンルで統計取らないと分からないと思いと思います。
自分の界隈は逆に、推しの自己肯定感を低い低いと言っている人が多くて自分はそこに違和感があったりします。で、推しの自己肯定感が低いと特に声高に言っている人は、世間的なスペックで言えばそう低そうには見えないものの、ご本人の自己肯定感もとても低いと公言されているのでなんらかの相関はあるのかもしれません。
創作者ってよりも、その推しカプのカラーによるんじゃないかな…。あんまり関係ない気もする
そもそも自己肯定感と混同させられがちなのですが、自己有能感や自己効力感という概念もあり、キャラの自尊心を自己肯定感のみで語る風潮そのものに「?」と思います。自己肯定感は高いが自己有能感が低いということもありますので…
創作者も自己肯定感が低いという悩みをよくクレムでも見ますが、それは自己効力感の悩みじゃないか?と思うこともあるので、あまり自己肯定感という概念に頼らないほうがキャラ解釈深められるんでは?
あんまり気にしたことはないですが、いろんな要素が絡むので一概には言えないかも…
例えばですけど、
女王様受けがネタ的に分かりやすくて受けが良い→そういう作風の人が大手になるパターン とか、大手の解釈に界隈が引っ張られているパターン、解釈が違う人はジャンル離脱してしまったパターン なんかもあるかも
あとそういう人の方が言動が目立つので、実際の数以上にトピ主さんの印象が強くなっている(日常を表に出さずに女王様描いてるタイプの作家さんもいるけど目立ってない)可能性もあるかな~と思いました。
ちなみに自分は肯定感激低ですが、ジャンルによっては女王様キャラも描くことがあります
自分では...続きを見る
妄想は「もし~~だったら?」という仮定から生まれます。
自己肯定感が低い人だと自身の経験から
「もし自己肯定感が低かったらどう考えるか」の仮定を作ることが上手いから
キャラの自己肯定感が低い妄想ができるって感じじゃないですかね。
キャラに自己投影しているパターンもあるかもしれませんが、
作り手の自己肯定感とイコールになるという考えはまた別な気がします。