硬い文体を維持したまま甘い話を書きたく、アドバイスをいただきたい...
硬い文体を維持したまま甘い話を書きたく、アドバイスをいただきたいです。
純文学とまではいかずとも硬派な文体で二次創作小説を執筆しています。読みにくいと言われたことはないですが読む人を選ぶかもしれません。
かっこいい大人の男のBLを目指して書いており、キャラクター解釈に加えて文体に引っ張られているのかシリアスな展開が多いです。
自分の文体を気に入っているので改める予定はないのですが、どうにも萌え要素が足りず、たまには胸が締め付けられるような甘い話を書きたいと思うようになりました。
同カプの方の甘めのお話も好きでよく読みますが、みなさん柔らかくて温かく、平仮名の多い文体を使用されているように思います。
硬めの文体で甘いお話を書くことはできるのでしょうか。どんな点に気をつければ甘い雰囲気があると思われますか。
読み手書き手どちらのご意見でもいただきたいです。
添削を望んでいるわけではないので、すみませんが例文などは出せません。
推しカプをいちゃいちゃさせたく、些細なことでも構いませんのでどうかお力を貸してください。
みんなのコメント
一般文学でもんのすごい甘い恋愛を書く人といえば、有川浩さん。自衛隊とかの硬めの話でもすっっごい恋愛は甘いです。塩の街とか読むとトピ主さんの参考になるかもしれません。
未読なので大変ありがたいです。いわゆる恋愛小説をいくつか読みましたが柔らかめの文体が多く、参考になる方を探していました。読んでみます。
私も文章が固い方ですので痛いほどわかります…!
私が書く際に気をつけていることですが、表情変化や触覚情報を細めに入れる…ということでしょうか。
例えば冒頭顰めっ面でスマホを見ている攻め(特に興味のない相手、もしくは仕事の連絡)が、受けが視界に入った途端に表情が柔らかくなる。
受けのぴんと伸ばされた背筋が、攻めに撫でられるだけでふにゃふにゃになってしまう。
等、細かく変化を描写して、とにかくどういう形であれ、相手が特別だという感情を躊躇いなくどばどば出すように意識しています。
参考になるかわかりませんが、何かお助けになれればと思いコメを残させていただきます!
固めの文章で...続きを見る
具体的に示してくださりありがとうございます。目から鱗です。普段は本筋と関係ない描写は極力省くようにしているのですが、甘い話のときは細かい描写がかなり有効なのではと思いました。挙げてくださった例にきゅんとしました。
硬めの文章で、かっこいい大人の男のBLって言われて海外のM/M小説(わかんなかったらコピペしてぐぐってくれ)の翻訳モノ思い出したので、読んでみてはどうでしょうか…。
たまにリバが当然のようにある(そして当然のように注意書きはない)のだけ注意してください。
ぐぐりました。全く触れたことがなかったのですが、かなり理想に近いような気がします。早速読んでみます。本当にありがとうございます。
文体固くてもシチュエーションが甘ければ甘くなると思うけど内容も固くなっちゃうもんなのかな?
私は読みやすい文体で書いてるけどシリアスとコメディ多くて甘々は苦手で書けないな。
確かにシチュエーションの練り方も未熟なのかもしれないです。甘くしようと決めて書き始めてもどんどんシリアスに転がっていったりぎこちなさが出てしまうので、プロットをもう少し細かく詰めてから書くように意識してみます。
地の文の文体を普段とあまり変えたくないなら、セリフを「これでもか」というほど甘くするといいと思う。ちょっと甘くするくらいだとわからないので思い切ってベタベタにする
セリフは読み手が読み飛ばさずに注意深く読んでて印象に残る部分なので、甘いと思ってもらいやすい
セリフの雰囲気に合わせることで表情や動作、心情の描写もしやすくなる
自作を読み返して台詞だけいじってみたところかなり有効な気がしました。今まで地の文に合わせて台詞も硬めだったので、それも相まって甘い雰囲気が出にくかったのかもしれないです。甘い台詞挑戦してみます。ありがとうございます。