小説のラストへ向かう盛り上げ方をご教授ください。 サスペンスや...
小説のラストへ向かう盛り上げ方をご教授ください。
サスペンスやどんでん返しモノのような、後半に向けてどんどん加速して盛り上がっていく話が書きたいんですが、BL二次の現パロでそれをどう仕掛けたものかわからないです。
読み手として二次でよくあるなと思うパターンは、やっとくっついてその勢いのまま江口パート突入、みたいな展開ですかね……。
ちなみに今考えているプロットはリーマンパロで、
付き合っているABが些細なことで喧嘩し、冷却期間を置くことに→Aが事故に遭い、付き合っていた記憶を失くしてしまう→複雑な思いを抱えながらも同僚として懸命にAのサポートをするB、その過程で改めてAへの気持ちを再確認し、自分が相手を心の底から信じられていなかったことに気づく→記憶はないものの再びBに恋をするA→Aはもともと異性愛者だったので、自分のことは忘れて「普通の」幸せを手に入れてほしいB→人づてに自分たちが過去に付き合っていたことを知るA、「何も思い出せなくて悔しい。でも、何度でもお前のことが好きになる。お前じゃなきゃだめなんだ。お前と幸せになりたい」めでたしめでたし
と言った感じです。ストーリーが平坦で、強弱やメリハリに欠けるのではと思っています。もっとラストに向けてドドドドッと行きたいのですがどうしたらいいのでしょうか。
みんなのコメント
私なら「人づてに自分たちが過去に付き合っていたことを知るA」のところを、「人づてにBが誰かと付き合っていたと聞かされるA」とかにして、自分ではないと思い込み姿を消すだとか、Bの相手が別のキャラクターだと思いくっつけようとしてBを怒らせるとか、そういった一悶着に発展させ、盛り上げてからくっつけて終わらせます。
ほかにも記憶喪失物だと、Bと想い合い付き合っていた過去の自分(A)に嫉妬して…だとか、そういった方向の発展のさせ方があるかもしれません。
トピ主です。
なるほど。「自分たちが」でなく「Bが誰かと」付き合っていたと聞く、ということによって「ここから2人はどうなっちゃうの?」と引き込まれますね!
そういう盛り上げるための発想や手数が自分には足りてないんだなぁと改めて思いました。
アドバイスありがとうございます。
Aはもともと異性愛者だったので、自分のことは忘れて「普通の」幸せを手に入れてほしいB
↓
人づてに自分たちが過去に付き合っていたことを知るA、「何も思い出せなくて悔しい。でも、何度でもお前のことが好きになる。お前じゃなきゃだめなんだ。お前と幸せになりたい」めでたしめでたし
この間に、「Aの普通の幸せのためには自分はいない方がいいと思い失踪するB」など落とす展開を入れるのはどうでしょうか?
Bの葛藤をちょっとスケール大きめに描くと緩急がつくのかな〜と思います
波乱の展開ですね……!
たしかにラストに向かってドーンと盛り上げていくために、いったん落とすというのは重要ですね。今までいまいち腑に落ちていなかった緩急、強弱の作り方がクリアになった気がします。
ありがとうございます。
順番変えるだけでドラマティックになる気がします。
自分だったらこんな風にするかな?という改変です。()のところが追加です
1.付き合っているABが些細なことで喧嘩し、冷却期間を置くことに
2.Aが事故に遭い、付き合っていた記憶を失くしてしまう
3.複雑な思いを抱えながらも同僚として懸命にAのサポートをするB
→(なぜならば)Aはもともと異性愛者だったので、自分のことは忘れて「普通の」幸せを手に入れてほしい
4.記憶はないものの再びBに恋をするA
→(同僚としての態度しかみせないBに望みのない恋だと諦めかけながらも想いが募る)
5.(AからBに告白するが、Aの幸せを思...続きを見る
すごい……同じプロットとは思えないです。二人の揺れ動く心情がリアルに伝わってきます。また、5や8でこじれてしまうことで、ラストのハピエンがよりいっそう引き立ちますね。
今後、構成も意識したいです。ありがとうございました。
序盤長いからカットして事故にあうところからスタートして(これは好みだが)
自分たちが付き合っていたことを知る、のところをなにかカプらしさとかキャラらしさで盛り上がる展開にするのがいいかなー
知り合いから聞くってだけだと盛り上がりにかけるから、それを逆算して伏線みたいに序盤に盛り込むって感じにすると読んでてすっきりするかも
たしかに、出だしから事故、というのも洋画のような引きの強さでいいですね。
知り合いから聞くというだけでは盛り上がりに欠ける、というのは本当におっしゃる通り、自分でも弱いなと思っていたところです。逆算して伏線のように盛り込む、というのは、要所要所で付き合っていたことを匂わせつつ、答え合わせのように人から聞かされる、ということでしょうか。たしかにその方が読んでる方も推理物のような楽しさを味わいながら読み進められそうです。ありがとうございます。
記憶は戻らない・AはBのことを好きになる、という結論をギリギリまで未確定にする。
Aの記憶が戻るかもしれないインパクトの大きい出来事を追加する。
重要な出来事をラストに持ってくる、という構成の工夫ですね。必要なのはエピソードの追加だとばかり思っていたんですが、構成でも工夫の余地があることは盲点でした。ありがとうございます。
その流れだったら、一番盛り上がりたい箇所って、記憶を失ったAがBに好きだと気持ちを打ち明けるシーン、なんだよね?
そこがカタルシスのピークになるように逆算して話組み立てれば良いとは思うんだけど、個人的にはサスペンスやどんでん返し的な面白さを恋愛物に求めるのはシンドイんじゃないかな、と。
むしろ、AがBに気持ちを打ち明けるまでの展開をじれっじれにするほうが、カタルシス感じるし、読んでて盛り上がる話になると思う。
上の人も書いてるようにBが身を引いて失踪してしまうとか(Aが探しにいって気持ちをぶつける展開になる)、Bが会社の上司から持ち込まれたお見合い話に自暴自棄になって乗ってしまうとか。
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そうです、AがBに好きだと打ち明けるシーンが一番盛り上げたいところです。たしかに恋愛物かつこのプロットで、サスペンスやどんでん返しモノの面白さを出そうとするのはちょっと違うかもしれませんね。
自分語りになってしまうのですが、たまたま今のCPで沼にはまっただけでもともと恋愛物にあまり興味がなく、サスペンスなどが好きだったので、ついそういう楽しさを求めてしまっていました。
恋愛物はこじれればこじれるほどカタルシスが増す、たしかに読み手としても覚えがあります。挙げていただいた例を参考に、派手にじらしまくっていきたいです。
衝撃的なところから始まる展開、私も好きです。まだ書くこと自体に必死で読み...続きを見る