続き物か一話完結かの違いだと思っています。

二次創作でも発行した本の前後を続きとして描く作家さんはいます。
自分の中で少し長めのストーリーがあり、それを小分けで描く感じですね。
同人誌で「連載」してるというか。
そういう続き物はまとめて読んだほうが面白いのもあるので
「総集編」としてまとめた本を出すことはよくあるかな、と。

逆に同人誌１冊１冊が独立していて、話が繋がっているわけでもない。
一話完結をひたすら重ねた作品を描いている人が「自身の集大成として」
または「再販して欲しい」というような要望を受けて
「再録集」を作る印象があります。

ただ総集編は作るの難しいイメージがあります。
というのも続き物であるなら既刊も在庫がある状況が多いからです。
連載系の作家さんはサークルスペースでも「１～６」までの既刊が並んでいる、完売したら増刷する印象があります。
そういう状況で「いつ総集編を作るか」というタイミングが難しいというか…
総集編を作ってしまえば、既刊在庫に価値がなくなってしまいますし、
既刊在庫の完売を待っているとなかなか総集編が作れない…的な。
既刊も２だけ完売していて４がやたら余ってるとか、在庫状況もマチマチだったり。
どこかで折り合いを付けて、エイヤッと総集編を出すんでしょうけども。