ここで時々見かける嫉妬関係のお悩みを以前抱えていたものです。結果...
ここで時々見かける嫉妬関係のお悩みを以前抱えていたものです。結果からいうといい方向にシフトチェンジできたのでご報告させてください。また、同じような人がいたら何かの参考になればと思います。
私はよくいる嫉妬深いタイプで、さらにネガティブ思考。交流が苦手で壁打ち。私からは特に何もしなくても評価されたいと思ってしまう人でした。しかもフォロワーや評価がどれだけ増えようが結局さらに上のひとを見つけていつまでも満足しないタイプ。
しかしある日「自分はどれだけ悩んだところで筆を折ることが出来ない」と気付いたんです。きっかけは知人に「いつも悩んだり愚痴ったりしてるのに結局描くよね。本当に好きなんだね」と言われたことです。確かに嫉妬に狂いながらも結局描くのをやめることが出来ませんでした。それに気づいたときに「どうせ辞められないなら悩むだけ無駄だな」と思い、自分が本当はどうしたいのか考えたところ、
「心から納得できるいい作品を描きたい。フォロワー増やすことに躍起になって急いで仕上げるより数は少なくてもいいものが描きたい」でした。
そしてこれまででは考えられないくらいゆっくりしたペースで大事に一枚一枚描いた同人誌を先日発売したところ、一か月~二か月かかって売っていた部数がたったの二日でなくなりました。別にフォロワーさんが爆発的に増えたわけでも、宣伝ツイートが伸びたわけでもありません。
見ている人はほぼ同じなのに、買う人がすごく増えたんです。
そこで初めて自分がこれまで焦るあまりに、丁寧さを欠いていたことに気付きました。過去作ももちろん頑張って描いたことには変わりないのですが、今見るとどう見ても粗いんですよね。コマ割り、背景、トーンの使い方全てが。むしろこのクオリティでトップになりたい、なれると思ってたことが恥ずかしくなりました。
同時に「自分は人気がないのだ」「昔より反応少ないし今回も落ちるだろう」と思うのは杞憂だったことも気付きました。結局読み手はいいものが読みたくて、「この人は前まで下手だったからこれからも見ない、興味ない」とはならないんです。
長くなりましたが、ここで相談したことや、知人の言葉、自分なりのやり方でしっかり今では創作を楽しんでいます。自分より人気の人に対しても、「よく考えたらこの人たちがいなくなることでこのジャンルが衰退するほうが困る」と思ったら「いてほしい」と思えるようになりました。
おそらく感染症の影響でネットの悩みが増えていると思うので、こういう解決事例もあるという話でした。
みんなのコメント
ますは、おめでとうございます!そして素敵なお話をありがとうございます。
わたしも嫉妬や上手くならない焦り、色々悩みながら描き続けてるので、励みになりました。
主さまが前向き乗り越えられたとの事で、私も心が温かくなりました。少しでも見習って、そんな風に創作できるようになりたいです。
これからも素敵な創作をされてくださいね
おめでとうございます!自分を冷静に見つめ直して、結果に繋げることができたのは、トピ主さんの努力があったからこそだと思います。頑張って丁寧に描いた本が評価されるの嬉しいですよね。励まされました!