つい最近初めて本を作りました。
参考にしたのは知恵袋やネットの記事です。
フォロワー数や部数アンケートはアテにならないという内容が多かったため、最悪一冊も売れなかったとしても諦めのつく部数、というのを参考に10部刷りました。
フォロワー数からすると「そんなに少なくて大丈夫！？」という部数でしたがすぐに完売することもなく。
それでもぼちぼちとは買っていただけたので現在は完売してますが。

ただ、これは通販のみで頒布した際の話なのでオフイベントでの頒布だと話は変わってくるかもしれません。
通販と違ってオフイベントだとついで買いとかで思いのほか買っていただけるという話も聞きますし、初参加だし…と少なめに刷ったところすぐになくなっちゃったなんてこともあるようです。
漫画と小説でも違うようですし（私が出したのは小説です）。
一回のイベントで完売させたいのかどうかでも話は違ってくると思いますし。
私は在庫の保管場所がないので一回で頒布しきれる部数を…という考えで少部数にしましたが、保管場所に困らないならちょっと多めに刷ってみてもいいかもしれません。

twitterはやっていなかったしPixivの普段のブクマを参考にするのも微妙そうだなと思ったので
いつもは何も考えない一般参加時のイベント会場で自カプの島にどれくらい人がいるのかを意識的に見る、ネット上の体験談などを色々読む、印刷所の料金表と自分の財布を見比べ……で100冊刷りました。
部数の刻みが50冊、100冊、200冊…で50と100は殆ど値段が変わらず、まぁ売れなくても大人の趣味の出費と考えれば大して痛くないし(色々割引の効いたオンデマで1万程度)、暫く同人を続けたいと思っていたのでのんびり頒布すればいいか～とその数字にしました。
サンプルについたブクマは40程度でしたが、イベント2回でほぼ捌けて3回目で完売しました。

多分今後新ジャンルで本を刷る時もブクマやフォロワー数ではなく、50～100冊でその時の自分が抱えても痛くない部数を刷ります。

字書きです。
部数の参考にしたのは同じカプで活動されている字書きさんの部数です。悩んでいるとこぼしたところ、親切に三ヶ月で捌ける部数を教えてくださいました。支部のサンプルブクマも、それと同じくらいでした。
ですが私は数年在庫を抱えても、欲しい人に行き渡らせたいと思ったので、その倍の部数を刷りました。
通販のみで頒布し、結果、数時間で完売しました。
二ヶ月後、初版と同じ部数を再販し、これも四ヶ月で完売しました。
これでいわゆる再販貧乏になったので、二冊目からは一気に刷ってます。

同じカプの同じ字書きでも捌ける部数が違いますし、私の場合はサンプルブクマの何倍も買い手が隠れていたので、何もあてにならないです。
在庫を抱えたり赤字になっても我慢できる部数を刷ってみて、完売までどれくらいかかるかで自作の需要を把握していくしかないと思います。