小説の「○○すれば〜」「××してやれば〜」という地の文が大嫌いで...
小説の「○○すれば〜」「××してやれば〜」という地の文が大嫌いです。「Aが髪を漉いてやれば、Bは〜」のような地の文を見るなり、クソッ…!となってしまいます。
ですが、その理由を言語化できません。
嫌う理由をはっきりさせるなり、嫌うようなものではないと理解するなりしたいので、この「すれば」「やれば」について教えてください。
私は同人小説でしかこれを見たことがありません。
商業小説は平成以降に出たミステリ小説ばかり読んできました。商業小説で見たことがないせいで忌避しているのかなぁ、など考えるのですが、じゃあ商業で見たことあったら気にしなくなるのかというとそんなこともなさそうです。
この「嫌い!」はどこからきているのか知りたいです。色々お話いただけると助かります。
みんなのコメント
例文だけで考えると、Aが上から目線っぽくて嫌
お母さんが子供にしてあげてるみたい
「AがBの髪をすくと、Bは〜」ならそうは思わない
>Aが上から目線っぽくて嫌
>お母さんが子供にしてあげてるみたい
ここがコメ主のキモっぽいのに、なんでスルーしたの?
えっ!!!ほんとだごめんなさい
この時のトピ主どうレスしていっていいかわからなかったの。今もわからないけど…改めてごめんなさい
上から目線感、お世話感があって嫌、だと関係性に合致していればアリだったりするんでしょうか
話し言葉っぽさがあるから地の文で出てくると違和感があるとか?
自分もどちらかと言えば苦手なんだけど全体的に話し言葉に近い感じで書かれてる一人称とかだとあまり気にならないのでそれかなと思ってる
苦手寄りだけど、地の文の書き方次第で気にならないということですね
もしかしたら私も強く違和感があったものだけ記憶に残ってて、さらっと読めていたものがあったのかも…
クソッ…!でちょっと笑ってしまったごめん
苦手な人がその表現を多用してて苦手意識が刷り込まれたパターンとかないかな
あと自分の場合は苦手な人ではなかったけど「この人の作品この言い回しよく出てくるな」と気になった途端、出てくるたびに「また出た!」と集中が途切れるようになった
以降他の人の作品でも出てくると、嫌な気分になるわけじゃないけどその作家さんが浮かんでしまってノイズみたいに感じるようになったことがある(特殊な言い回しではないので結構見かける)
苦手意識刷り込みはあるかもしれません。r2kx3GBoさんのケースも、私は体験したことがありませんがなんとなくわかるかも。
ところで今後「やれば〜」を見るたびこのトピのこと思い出してノイズになったりしません?なったらごめんなさい
わかります
なんか気持ち悪いですよね
すごく個人的な見解でしかないんですが、自分の場合は強い違和感をおぼえるから苦手です
たとえばなんですけど一般の文章だったら、
二人とも、迎えたばかりの妹がかわいくて仕方ないものだから、兄が襟のリボンを正してやれば、弟はスカートの裾を払ってやる。兄がおままごとの相手をしてやれば、弟はぬいぐるみの犬を持って乱入する。そんなせわしないありさまで、家の中はなかなか、賑やかになった。
……とかいう形になるんじゃないかと思うんですよ
文法とかで説明できなくてすみません
トピ主さんがこれも気持ち悪かったらごめんなさい、自分は個人的にこういう使い方じゃない...続きを見る
例の兄の行動に弟が対抗してくるような、兄弟の行動を並列する感じだと普通に読めました。
BL系での使い方がずれているから、という一文にピンとくるような感じもあったので、そんな怒涛の謝罪をなさらないで…!ご丁寧にありがとうございました!
例えば「擦れば光る」みたいに「〜れば」は基本的に条件接続詞で、Aを行った場合Bが発生するっていう仮定的な表現だからじゃないかな。擦ったら光るけど、擦ってるかどうかは文章では確定してない。
「〜れば」ってなりきり小説でよく使われる表現だよ。なりきり小説って平たく言えばリレー小説で、複数人が順番に文章を繋げるのね。そのなかで、次の執筆者に展開の余地を残すために、文章を確定しないって独自の計らいがある。「Аが殴りBは蹴り返した」って書かずに「Aが殴ればBは蹴り返し」って書くケースがある。後者だとAの攻撃もBの反撃もはっきり確定してないから、次の執筆者はそこを覆して別の展開にもできる。これは独特の文...続きを見る
仮定的な表現だからAが実際に髪すいてる文章に使うと違和感が生じるって感じでしょうか。参考になります
そしてなりきり小説、リレー小説の文化は全く知らなかったのでこれも参考になります!
リレー小説における「Aが殴ればBは蹴り返し」というのは、言い換えると「Aが殴った場合はBは蹴り返す想定です。この想定を無視して別の展開にして構いません」みたいなことですかね?
それを長くやっていて、自分一人で小説を書く場合にも仮定的文章で書くようになっている…そういう人がいるなら、私はその人の小説を読んだのかも…?
https://japanese.awaisora.com/setuzokujyosi-ba-toha/
引き続いて起こる事柄についての、きっかけを表す。…すると。…したところが。「大勢の中で見れ-、それほど目立った存在ではない」「一〇年前を思え-、ずいぶんぜいたくになったね」
>滝つぼから続く流れに目をやれば、色付いた楓の葉が浮いていた。
手持ちの電書で一般小説から検索した例がこれだけど、これも気持ち悪い?
電書から検索してくださった例にはスッと読めます。わざわざありがとうございます!
接続助詞「ば」がダメなのではなく、使い方に違和感を覚えるとダメみたいです
同人以外でも全然出てくるけど
苦手なのは個人の感性だと思うけどなんだかなぁ
同人以外の文学読んでないからじゃない?
同人以外でも全然見るけど、その表現は似合う背景とか文体が前提な気がする
普通の同人小説で出てきたら「ん?それ使うのか」と止まるくらいには浮く言葉の印象
他の人も言う通り親・兄弟だったり歴史的な上下関係があるなら馴染むけど、AとBが対等であればあるほど違和感
0AhbVlP6さんが「ん?それ使うのか」と止まるところで、私は「アア!出た…!!」となってしまっているのかもしれません
してやればをされる側の方が上位の存在であったら、さらに違和感ですね
これ大っっっっ嫌いなので同じ人を初めて見つけて嬉しいです!なんか気持ち悪いですよね!?
「〜ば」ですが、現代では
仮定(もしそうなったら、こうなる)
(例:君が食べれば僕も食べるよ。)の用法しか無い?ようです。
ところが古文では、
①偶然条件接続(〜ところ)
②必然条件接続(〜ので)
③恒常条件接続(〜すると必ず)
の3つがあります。
①は現代でもそのままみられます。9さんの『目をやれば、〜葉が浮いていた』のように、「ば」の前後、目をやることと葉が浮いていることに因果関係がないパターンです。
②、③は、仮定の「ば」に統合されている気がします。「彼女が来れば彼も来るよ...続きを見る
なんだかわかってきました。それまでわりとライトな文体だったところに急に古風に感じる言葉が入ってくるのが嫌みたいです
「髪をすいてやれば」は文脈的に仮定ではなく実際に髪をすく動作をしていると読めるので、では古風な言葉をあえて使っているんだなと判断して、それまでの文体との落差が大きいほど歯茎剥き出しで威嚇してしまうんだと思います。(威嚇は書き手ではなく文章にしています。書き手にこの気持ちを伝えたことはありません)
楽しく読ませていただきました、ありがとうございます!
7iXSDupOちゃん、なんでそういうこと言うの。やめな
BGlgj2Ckさん
ちょっと前に車にはねられて脚を骨折...続きを見る
>42 「作者が何故その言い回しを選んだのか考えるほうが建設的じゃない?」
作者がどうして選んだかなんてこっちが考えても答えでないんだから、トピ主がどうして自分が苦手なのかを知りたいって思うのは変じゃないと思うな
7iXSDupOちゃんからレスはないだろうと思っていたので、長文でキモいと言われたことにトピ主は驚いています。その感情があの二文字に込められていたのか
とりあえず、ただキモいと言うのは建設的じゃないのでやめよ!建設的でない感じのトピたてといてって思うかもしれないけど、私はこのトピから得るものがあるのです
主さんが読み慣れてないだけ
一般文学でめちゃくちゃ出てくる表現だよ
商業をミステリに絞るなら同人もミステリに絞ればイライラもモヤモヤもしない
ジャンルごとに文体や表現技巧が異なるのは当たり前なのに、ジャンルの違う小説を「商業」と「同人」だけで雑に区分して同じ土俵で捉えるからモヤモヤするんだよ
亡き文豪作品に絞って商業小説読む人が、なろうや支部を開いて「同人小説は平仮名が多くて大嫌いです。『ぼくはトピをひらいた』、『晩ごはんは何たべる?』など、漢字で書くべきものを平仮名にしたり、てにをはが抜けている文章です。こんなものは同人小説でしか見たことがありません。商業小説にはない書き方だ...続きを見る
トピ主が説明下手かつ雑で、なんかイライラさせちゃってたらごめんね
商業うんぬんのところは自分の読書の幅が狭いから商業小説で見たことないだけで、商業で見た場合にはいきり立たないかも、でも見たことないからわかんないなっていう話でした
一般文学でめちゃくちゃ出てくる、了解
小説読む割合は一般が9.7、同人が0.3くらいの割合なんです
ミステリ大好きで、他のジャンルは人に薦められないと読む機会なくてぇ…おすすめあったら教えてください
全然気にならない
むしろ一般小説でも普通にある
もっと視野を広くいろんな本を読んでみたらどうだろうか?
一般小説で一度該当の文章と出会ってみたいです。おすすめあったら伏せ字とかでいいので教えていただきたい
ところで「読んでみたら?」で止めずに「読んでみたらどうだろうか?」にすると文章が柔らかくなりますね。気を遣われる方なのかなと勝手に思ってます
嫌いなもの発表トピたくさん立つけど、単純にそのうちの一つに感じる
上手く言えないけどイヤ、苦手なものってあるよね
嫌いな理由を言語化出来ないなら生理的に無理でいいんじゃない
文章の書き方なんて作者の個性感性だし、イヤなら合わないんだよ
それ以上議論しても無駄
この手の嫌いトピって、逆にそれを好む人への攻撃にも感じるしその意図は少なからずあると思う
大嫌いだ!!から始まるトピ文なのがよくなかったですね〜
それを好む人から「こういう効果を狙っているんだよ」とか教えてもらえたら何か変わるものがあるかもしれないけど、このトピじゃそれを好む人が教えてくれるまでに至らないというか帰っちゃいますね
たまに使う表現だけど、何となく「母親が子供にしてあげる」ような親愛の意味を込めて使ってるよ。攻めが「受けのことを大切にしたい」って思ってる時とか。
わかる、なんか甲斐甲斐しい感じがするよね
私は同人も一般小説も流行ってるのを流し見するタイプだから全然気にならないしむしろ良い感じの表現だなと思うけど
字書きさんによっては他の良い言葉がいくらでも思いつくからなおさら気になったりするのかな
あーこういうふうに使ってる人もいて、さらに7や12が提示してくれた仮定用法や並列用法がある(しかも古文だと更にもっと使い方がある)から、どの意図があるのか、誤用なのかわからなくなって気持ち悪いって感じかな?
母親が子供にしてあげるって謙譲語の意図は元の文法にはなかったみたいだし
その親愛や甲斐甲斐しさみたいなやつって、「~てやる」の部分にかかってるんじゃないの?
①Aが髪を漉いてやれば、Bは〜
②Aが髪を漉けば、Bは〜
③Aが髪を漉くと、Bは〜
①②の違いに甲斐甲斐しさがあるのはわかる
このスレの本題は②③の違いだと思うんだけど、ここにも甲斐甲斐しさの差がある?
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その通りだね。トピ文の例からちょっとズレてたのか!
自分は②③にはあまり甲斐甲斐しさは感じないな。トピ主の答えが楽しみ
まとめてで失礼します!
甲斐甲斐しさを表現したい場合に「してやれば」を使う感じでしょうか?雰囲気としてはなんとなくわかりました
「してやると」なら違和感なさそうなんですが、「やれば」だとやっぱり「仮定ではなく実際に動作してるのね?であれば古風な表現にしたいのか…なんでそこだけ古風な言葉になんねんヷーッ!」となるかもしれません。ただ、地の文が古風で固い印象だったら気にならないのかも。その表現だけ浮いているのが嫌なんだと思います。「してやると」ではなく「やれば」を敢えて使う理由があれば聞いてみたいです。
以前「乳首をつねってやればBは〜」みたいなのを見た記憶があるのですが、あれは親愛や甲斐...続きを見る
>この「嫌い!」はどこからきているのか知りたいです
何かわかんないけど生理的に無理ってことなんていくらでもあると思うんだけど、トピ主そういうのいちいち何で?どうして?って理由付けしないと気が済まないの?自分のことなのに自分でわからないのがそんなに不安?
ロボットじゃあるまいし自分のことだって理解できない事ばっかだし自分のことだからって何でもかんでも制御できるわけじゃない
トピ主さん自身の読書の幅の狭さは自覚しているようだし、理由はそれでは。
自分の感性くらい自分で深掘りすれば良いのに。
同人だと1、2段落ごと、ヘタしたら2、3文に1回ぐらいの頻度で使われてることがままある
あまりに多用されると気になる
横からでごめん、私もこれが理由で苦手派
ちょっと古風でおしゃれな言い回しにしたいんだろうな、という意図が悪目立ちするというか
多用されるともうダメですね…その頻度だと多分その頻度で使われているなと意識する前に読むのをやめそうです
悪目立ちしていなければ気にならないのかもしれませんが、悪目立ちしてないと感じる小説に出会ったことがないのか、そもそも出会っているけど「やれば」が悪目立ちしなかったばかりに気付かなかったのか
文章表現への理解度が低いと見慣れない言い回しを見るだけですぐに「おしゃれ風で気取ってる」とか「古風で鼻につく」みたいなマイナスイメージで見ちゃうんだろうね。
「時たまAがBの髪を鋤けば、Bは落ちていく毛の一本一本をついつい目で追ってしまう。」
「勉強しているBの横でAがゲームをすれば、いつの間にかBもゲームに手が伸びている。」
「捕虜もすぐ殺さず生かしてやれば、後で何かの役に立つということだろうか。」
「誘拐された坊ちゃんを救ってやれば、きっと親から謝礼がたんまり貰えることだろう。」
「野菜はミキサーにかけてハンバーグにでも混ぜて食べさせれば、野菜嫌いの子供でも気が付かない。」
「新しいレシピを試してやれば、料理のスキルが向上するかもしれない。」
「おばあちゃんが寂しそうなら電話してやれば話相手になってあげられる。」
「締め切りを忘れ...続きを見る
WT1PjiAfさんの言うとおり、上二つ以外は仮定なので普通に読めます。
そして上二つについても、その文だけ読むと特にキッ!とはなりませんでした。一番上は抜ける髪の量を心配する方が大きかったです
よく見る表現だなと思う
ただ、例文の「Aが髪を漉いてやれば、Bは〜」だと
・AはBが何か反応を返してくることをわかった上で意志を持ってやってる
・Aの思い通りの反応をBが返してきた
・Aの行動が原因になってBの次の行動が起こっている
みたいなニュアンスを感じ取ってしまう。
あと上にも出てるけど甲斐甲斐しい感じというのもわかるので、「Aが○○をして、Bは」で良いところが全部「Aが○○をしてやれば、Bは」「Aが○○をすれば、Bは」だとかなり違和感があるかも。
Bの行動全部Aの行動に起因してるんか!?みたいな
30コメさんが書いてくれてる「同人だと1、2段落ごと、ヘタしたら2、3文に...続きを見る
よく見る、は同人商業問わずでしょうか?
作品の雰囲気とマッチして、かつ箇条書きにしていただいたところのニュアンスが効果的に発揮されている小説を読んでみたいです!
えらく商業小説にこだわるけど、自分は違和感を感じないから逆に具体的な作品を覚えてないんだよね…
>雰囲気とマッチして、かつ箇条書きにしていただいたところのニュアンスが効果的に発揮されている小説
すごい独特な言い方!とか逆に違和感があるな…って思わないとそんなこと覚えてないよ…。自分で電書なりで検索して探して
同人っていうかBL…というか要するにエロシーンだと77コメさんの感じで使われてるの見る気がするよ。パッと思いつく例文もそんな感じになる。
商業BL小説も立派な商業小説なので…。
ミステリーだと京極夏彦のいわゆる百鬼夜行シリーズが愛読書だけど、舞台が戦後なので古めか...続きを見る
ごめんなさい。商業にこだわるというか、商業の方が探しやすいと思ったのです…。具体的な作品あげてもらったので読んでみますね。何が嫌だったのかはわかったので、普通に読めると思います
え、めっちゃ分かるって思った。けど他の人の解釈が私と違うので自信なくなってきた。
分不相応にかっこつけてる感じがダサい、みたいな感情だよね?
「やれば」のよくある使い方じゃないけど、玄人風の使い方をわざわざしてる事に関して、ぞわぞわするというかダサいなーみたいな…
トピ主と全然違ってたらごめん。
横だけど
「プロレベルに達してない素人のくせに玄人ぶった文体で生意気にイキるな」 みたいな感情からくる嫌悪感ってこと?
んー、んーーー、ダサいって感じる、そうかも…
「やれば」「すれば」が効果的でもない、作品のそれまでの雰囲気からも浮いて悪目立ちする使われ方をしていて嫌と感じた、はつまり「ダサいと感じた」ですかね、そうかも
同人にプロレベルの文章なんて求めるもんじゃないので、多少の「あれ?」は気にしないのが正しいんでしょうけど、これだけは本当にダメでぇ…
口語的な現代文の小説の中にいきなり文語体での「~ば」の使われ方が出てきて、それが文章全体の文体から浮いてるために悪目立ちする
かつ、同人小説だとその使い方を好む作者の文中には割と何度も何度も出てくる
…というのが苦手の理由かなと思った
違和感としては、これ明らかに普段使いしていないんだろうな、という難読漢字の単語が小説中にぽっと出てきたときのダサさとおんなじ
明るく元気な女の子のセリフを「有難う!兎に角、其処に向かってみるね!」と書く感じでしょうか
違うかも、すぐに適切な例えが出せなくて恥ずかしいな
浮いてる、悪目立ちしているものを立て続けに出されてウワーッとなったのがこの気持ちの始まりかもしれません
「すれば」の方は「現象」「反射的な反応」「当然の反応」みたいなニュアンスが入ってるのかもと思った
a 頭を撫でると猫は気持ちよさそうに目を閉じた
b 頭を撫でれば猫は気持ちよさそうに目を閉じた
a 夜空を見上げると満月が浮かんでいた
b 夜空を見上げれば満月が浮かんでいた
なんとなくbの方は「当然」っぽいニュアンスが強いかも?
んでそういう意図があったとしても多様するような用法ではなさそう
国語の先生に聞いてみたいね
「ば」に対していろんな捉え方が聞けて面白いです
コメントとズレますが一文だけ出されると違和感ないんだよな…
文法だけじゃなくフィーリングもいい感じに解説してくれる都合のいい国語の先生がほしいです
いっこだけ上の方で具体的に作品挙げてもらいました。が、多分読んだら「これは平気」となるだろうなと思っているので、他にもこれ読んでみなっていう作品知りたいですね
友人にも聞いてみます
「すれば」には「そうだとしたら」の他に一応「そうしたために」という意味もあるけど、そっちの使い方はあまりされないから気持ち悪いのかも
47や54の言ってる感じもわかる
なんとなく対象(トピ文のB)の主体性をわざと消してるようなニュアンスが読み取れる場合もある
「すれば」を「そうしたために」に置き換えても違和感のないような固い文章だったら気にならないのかもしれません
主体性をわざと消すニュアンスを感じる、という方が複数いらっしゃることに興味をそそられます
実際そのニュアンスで使ってるよ、という方の作品読んでみたいです
7のサイトから引用すると
>㋑ある事態・結果に気づくきっかけとなった動作・作用を表す。…したところが。「ふと見れば西空は夕焼けだった」「思えば悲しい出来事だった」
これに当たるから違和感ないんじゃない?
Aが笑ったのを見て、Bが笑った っていう、Bの一人称視点の「ある事態・結果に気づくきっかけとなった動作・作用を表」したってことになるんじゃないか
【接続助詞・と】
◆確定の順接(~すると)
①次に起こる事柄のきっかけ
・屋上から見渡すと、あちらこちらで桜が咲いていた。
・我慢できずにかぶりつくと、みずみずしい甘さが口の中に広がる。
・こちらが言い募ると、彼はますます眉間のしわを深くした。
②次に必ずそうなるという恒常的条件
・氷が溶けると水になる。
・振り返ると奴がいる。
・推しの笑顔を見ると、元気になれる。
◆仮定の順接(もし~なら)
・雨が降ると延期だろう。
・このまま電車が遅れ続けると、遅刻確定だ。
◆仮定の逆接(もし~でも)
・雨が降ろうと延期...続きを見る
だいたいみんなの意見と同じだけど、
「①次に起こる事柄のきっかけ」を表すには、現在では【と】を使うのがメジャーで【ば】はマイナー。
ただし、古文では【ば】のほうがメジャー。
そのせいで、【ば】には古風な(あるいは気取った)イメージを感じる人が多いんだと思う。
また、「①次に起こる事柄のきっかけ」の用法で【ば】を使うのがマイナーなせいで、【ば】を使うと「②次に必ずそうなるという恒常的条件」の意味かも?という推測が起こりがち。
【ば】にはそうなって当然っぽいニュアンスがある、という意見はここに起因してるかと。
あと、同人小説…というかカップリング小説で【ば】が多用されがちな理由の推測。
カップリング小説って、AとB二人のやりとりに強くフォーカスしているから、Aが何かをする→それをきっかけにBがこういう反応をする、という描写が多い。特にエロ方面になるとめっちゃ多い。
そういうときに、【と】でつなぐパターンが連続しすぎないように、適宜【ば】を混ぜとくか~みたいなケースが結構あるんじゃないかな?
・抱き寄せて唇を合わせると、Bは静かに瞼を閉じた。Aがそっと舌を侵入させると、Bも待ちかねたように絡めてくる。 →【と】が連続してるの気になるな…
・抱き寄せて唇を合わせると、Bは静かに瞼を閉じた...続きを見る
これはありそう
安易に「ば」で接続せずに
途中でぶった切ってもいい気がするけど好みの問題か
抱き寄せて唇を合わせると、Bは静かに瞼を閉じた。Aがそっと舌を侵入させる。Bも待ちかねたように絡めてくる。
65
ありがとう。
92
安易に接続せず一文を短くするのいいよね!
ただ、連続性というか因果関係を強く打ち出したいときには接続したほうがわかりやすいし、ほんとに好みによるね…。ありがとう。
こういう嫌いを知りたいです!って言って表面上取り繕ってるけど結局同じ愚痴言ってくれる人を探してる人性格悪いと思う。
嫌いに正当性とか求めない方がいいよ
物申すトピで書けば良いものをわざわざトピ主の見えるところに書く方が性格悪いよ
正義感振りかざしてキリッするの気持ち良いね〜〜
「已然形+ば」を「○○したところ」の意味で使うのは古い文語表現だから、そこだけ古い用法で気持ち悪いんだと思う
上のコメントにあるようにわざと使えば文脈次第では何らかのニュアンスを持たせることはできそう
「私がいいねをすれば字書きは笑った。RPすれば泣いて喜び、感想を送ればとうとう踊り出した」
「私がいいねをすると字書きは笑った。RPすると泣いて喜び、感想を送るととうとう踊り出した」
上の方がなんとなく私が字書きを操ってる感じが出る…かも?
思い浮かばないけど古典文学とかにでてきそうなイメージある。なので同人でその表現みると古めかしいなと思って苦手に思うのかもしれないね。自分も最初古臭くて苦手だなと思ってたんだけど書き手さんがどんどん文章が上手になっていって気にならなくなった。
~れば、~すればの表現はその後の~したの内容がもう決まっていて当たり前のような感覚があって、推しカプで考えると互いのことを分かり切っていて許容している感じが親密に感じて今ではより萌えます。
「反射的な反応」っぽさってなんかわかる
「攻めが××をゆるゆると××してやれば、受けは××な声を上げた」みたいな使い方よく見るけど好き
なりきりの時によく見ました。
多分
文章の正確さ、わかりやすさ、伝わりすさ
よりも
文章の美しさ、耽美、雰囲気
を重視した文体だと思う。
ミステリや謎ときには出て来ないだろうな。物事を正確に伝えるというより、恋愛とか、文の美しさが売りの恋愛ものとかに使うんじゃないかな?
「すれば」より分かりやすくて適してる言葉はあるけど、雰囲気を出すためにそう書いてあるんだよ。
嫌い!なのは話やストーリー重視じゃないからかな。どんな話が読みたいのに、文章の美しさを誇張されるのが邪魔に感じるとか。
もっと分かりやすくて一般的な言葉があるのにそれを使ってない。なんでわざわざ引っかかる言葉を使うん...続きを見る
これ書きにきた
~すればって使ってる小説読むとなりきりやってるんかなって思ってしまう
別に嫌いじゃないけどそういう印象ある
「漉く」は紙を漉くときに使う漢字だからそこに違和感がガンガンあって、コメント見てもそこへの突っ込みがなかったので書いてみた。
髪をといてあげている、この場合は「梳く」です。
「~すれば、~」よりこういう誤用の方が気が散る。
トピ主の言ってるのって、仮定じゃない用法ってことだよね
googleブックスで適当な例文作って探してみたけどこの辺の用途で合ってる?
【...続きを見る
疲れちゃったのでここまでにします
トピ主は「髪をすいてやれば〜」の小説を書いた側です(トピ文で誤字しててごめんなさい)
「すれば」「やれば」の使い方がどうしても嫌と言われて、それを言った人の心理を知りたくなった次第でした。
暇だったから全レスしようと思ったんですけど、レス考えるのもう無理…
ありがとうございました
色々無理がある……コメ32で私はって言ってるし
返信見てても総じて斜に構えた風でダメージ受けてないように話したい風なのが何だか共感性羞恥。小学生の自分思い出す
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