二次創作小説に向いているタイプの文章って、プロ作家で言うと例えば...
二次創作小説に向いているタイプの文章って、プロ作家で言うと例えば誰のものでしょうか?
文学的に評価の高い作家の文章でも、
二次創作小説をそういうスタイルで書かれるとちょっと…というのはよくあることだと思います。
あなたが「自カプ小説はこういう文章で読みたい!」と感じるプロ作家を教えてください。
みんなのコメント
江國香織
ああいう感性で書いてそうなタイプはえぐる様なキャラ表現してきそう
逆にプロット&展開重視の理系っぽい構成の作者はあんまりウケなさそう
って言ってもレベル高いと二次創作読む層の需要関係なくみんなが読む様な作品書くと思うけど
江國香織書きにきたらもう書かれてたw
あとは雰囲気柔らかい系で吉本ばななとか小川洋子、耽美系の美文調なら皆川博子かな
どっちか言うと女性作家のテイストが無難に受けると思う
個人的には男性作家のハードボイルド文体が好き
江國香織・吉本ばなな・小川洋子わかる気がします
可読性が非常に高く、やわらかくて静かな語りに情念を宿すタイプですかね あとは今村夏子とか?
エモ系でカプの雰囲気にうまくハマれば信者つきそうです
皆川博子はジャンルが違うこともあるけど、上記の作家陣に比べればもっとシャープですっきりした語り口な気がします
この文体も良さそう
上記作家陣のスタイルだと「なんか甘ったるい」「もっとエッジほしい」と思うタイプの違う読者にウケそうです
4の言う男性作家だと伊坂幸太郎に書いて欲しい
文というよりは、伏線張りまくりのストーリーがしっかりした推しカプが読みたいから
文体がハードボイルドかはわからないけど伊坂さんの作品は登場人物の掛け合いがかっこよくて好きだな
江國香織わかりすぎてw
あと桜庭一樹も心情描写が繊細で読みやすいから向いてると思う
好きだけど逆に虹に向いてなさそうなのは佐藤究あたり 理屈ぽいところと渇いた文章がcpものに向かないかな、と
桜庭一樹いいですね!ラノベ・ジュブナイル素養があって、二次創作向きの可読性も抜群です。
ストーリーテリングを魅せたい時はこういう文体良さそうです。
佐藤究はオタク女性の読み手にとてもウケが良い印象あるんですが(周囲皆褒めてます)
カプ二次よりはカプ二次したくなる原作に向いてる文体なんですかね
うまく使えば個性的なカプ二次にも活かせそうですが
江國香織が挙がったように、わりと純文学(ライト文芸?)系の文章がウケるイメージなんでしょうか
上橋菜穂子や小野不由美みたいな、ジャンル小説でばりばり売ってるタイプの文章はどうでしょう
カプ小説だとどちらかというとエモーショナルな文体の方が好まれるのかな
上橋菜穂子や小野不由美は読みやすく文体も好きですが作品自体が小説原作として二次創作コンテンツ化されやすい2名というか…
女性向け二次創作なら恋愛や心情メインになりやすいのでそういった作品が得意な作家の文体の方が相性は良い、と思う人は多そうです。
漫画の例えで申し訳ないですが、ジャンプ作品は好きだけど推してるジャンルで二次創作するときに少年漫画的な熱いバトル展開をメインで漫画にされる方は少数派になりますし、BLなら絵柄も多少女性向けに変えるのが主流になる感じじゃないですかね…?
上橋菜穂子や小野不由美は「小説が上手い」イメージだな
文章自体ももちろんバチクソ上手いんだけどクセがないというか、ストーリーを記述するためのツールとして研ぎ澄まされてる感じ
なので動きの少ないワンシーン切り取り系(カップリングものの二次創作ではこれが主流だと思う)の話だと淡白な印象になるかも
江國香織の「きらきらひかる」を上記の二作家が書いたら半分くらいの厚みになりそう
だとするとプロットがっつり組んで「エンタメしてる長編シリアス自カプ小説を書くぞ」と闘志を燃やす書き手には
上橋菜穂子や小野不由美のような文体が良いのかな
ただ、物語そのものを巧みに届ける文体だからこそ、ストーリーの造作の瑕疵のごまかしが効かなそうなので、
そのあたりを作り込む実力が不足しているとうまく使いこなせない文章スタイルかもしれないですね…
個人的には小野不由美主上みたいな人に推しカプ書いてもらえたら、もう成仏して私はROMにまわる。
そして何十回も読む。
でもなんかさらっとホラーを注入しそうで色んな意味で怖い。そしていつのまにかミステリに流れそう。
そういう意味ではROM受けするか微妙。
江國香織読んだ後めちゃくちゃ筆の調子良い
凪良ゆう、一穂ミチはBLで天下取ってたし、二次創作もやってた人達だから勉強になりそう
川上未映子の繊細な描写とか、綿矢りさの恋愛のめんどくささえ愛らしか感じる描写とかもウケが良さそう
私は青山美智子に推しカプの二次小説書いて欲しい
江國香織の人気に嫉妬
BL出身作家は盲点でしたが確かに二次創作向き文章ど真ん中という感じですね!そのお二人は二大巨頭なイメージです
川上未映子の文体はやや純文学っぽさが強まる気がしますが
読みづらすぎるということもなく、少しアーティスティックな作風にぴったりかもしれないですね
綿矢りさは万人受けする可読性の高さと巧さがあるので納得です
御本人もpixiv読者だったようですし(文芸誌の鼎談で語ってました)むしろ御本人が書いてた二次創作を読ませてほしい作家の一人です…
青山美智子読んだことないのすが良さそうですね!
本屋大賞に選出されるタイプの作家の文章スタイルは二次創作...続きを見る
江國香織めちゃくちゃ分かる
あと自分は彩瀬まるが好き。この方もエモーショナル系に入りそうだけどままならない関係性とか感情を書くのが上手いと思う
三浦しをん。
するすると読みやすいし、ここぞというときの心理描写が情緒的でグッと来る。キャラだてもバッチリだし構成も言わずもがな。
こんな人ジャンルに現れたらそれこそ神降臨で焼け野原しか残らない気がする。
もともと二次創作はROMってたみたいだけど、書いてたのかなぁ…??
凪良ゆう、一穂ミチの先駆者といえる存在かもしれないですね
BLへの造詣も深い作家は二次創作に文体を落とし込んだ際のイメージが湧きやすいです
恩田陸さんと佐藤多佳子さんと宮下奈都さんです!
どの方も人物の描き方が秀逸だと思うので、好きなキャラをこの方たちが書いてくれたら…と想像することがあります!
わりと現在の文壇の中心で活躍している(ジャンル小説家ではない)女性作家が多く挙がるのがかなり興味深いです
文壇の中心で活躍しており読みやすく雰囲気があるという点では、村上春樹や古川日出男、伊坂幸太郎あたりのビッグネームもアリかなと思いましたが
やはり「二次創作」といえば女性作家の文体がイメージされるんでしょうか
村上春樹の文体は高尚さまって敬遠されそう。
ライトノベルに慣れた読者があの比喩表現にどれだけついて来れるのか疑問。
むしろ「わけわかんねーメリバ乙」とか言われそう
前いたジャンルに春樹パク(一部コピペ)で本出してた作家いたけどそこそこ人気あったよ
パクバレして消えたけど…
年齢層いったマイナーカプだとそのへん意識したカツオゲーテ需要あると思う
男性作家なら乙一あたりがほどよく受けそう
なるほど!
高尚様というと、明治~昭和初期の文豪(特に谷崎・太宰・三島あたり)や
モダニズムあたりの翻訳文学の文体のイメージがあったのですが
村上春樹のいかにも亜インテリ層をくすぐりそうな独特の比喩を多様する文体も二次創作界隈でいうところの高尚様っぽいですね めちゃくちゃ納得してしまいました
二次創作読者にライトノベルに慣れた読者が多いとすると
ラノベの手練れ作家の文体が「二次創作に向いている」として挙げられそうなものですが
このトピで多く挙がってくるのが純文学の作家なので不思議です
ラノベといえばこの人!みたいな人が居ないのかな
cremuだとラノベとかなろう系の作家は下に見られがちだから名前あげにくいのもあると思う
好きな作家下げられるのは見たくないだろうし
そうなると比較的批判が集まりにくそうな人があげられてるのかなって思う
どちらかというとラノベはROM受けして、創作者受けはしにくいからラノベ作者名が出てこないんじゃないかな。
あと31の言う通りここではラノベ下げが確かにある。
漫画みたいな勢いとトンチキ展開と最終的なエモさで舞城王太郎…って思ったけどこの人既にジョジョで公式二次創作みたいな話書いてた
人によって好き嫌いが激しく出る作家だと思うんだけどこの人に影響受けてるんだな~ってなんとなく分かる文体の二次創作者わりといる
ラノベ…時雨沢恵一…
自分が書く時、まじめに分かりやすく書こうとしてるのに変な所でふざけたくなる癖や本の後書きで遊んでしまうのは影響うけてる気がしなくもない
湿度高めのカプなら島本理生
読みやすいけどドロドロになる覚悟がいる
前ジャンルのマイ神がそんな感じだったけど、主流ではなかったから人気はあんまりだったかも
早々に去ってしまわれたけどもっと打ちのめされたかったなあ
朱川湊人
推理、ホラー、恋愛まで幅広いけど、どれも描写がしっかりしてて全部面白い。
素直にするする読める文体ですごく好きな作家。
というか高尚様の問題点って中身がスカスカとか技量が足りてない割に難しい語彙使っちゃうのがアレなだけで硬い文体でもうまけりゃノープロブレムよ
自カプで読みたいというわけではないけど、千早茜とか直接的な表現は少ないのに雰囲気ある妙にエロい同人が合いそう
あともう出てるけど桜庭一樹も
私は角田光代さんに推しカプ書いてほしい。
淡々とした語り口だけど日常の機微を描くあの感じで、推しカプの日常の些細なラブを書いてほしい。
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