小説を書くとどうしても端的な文章になってしまいます。 字書きを...
小説を書くとどうしても端的な文章になってしまいます。
字書きを始めたばかりです。結構な情報量があるネタで普通の人なら1万字は書けそうなものでもいざ書いてみると5000字程度で書き終えてしまいます。長い文章が書きたい訳ではないのですが、できたー!たくさん書いたぞー!と思い読み返してみると異様に展開が早く置いてけぼりをくらったように感じます。
何かアドバイスがありましたら教えてください。
また、他の作品を読んでいて「なんか展開はや!」などは思ったことがないことも気になりまして、みなさんはそのようなことを思ったことがありますか?
みんなのコメント
自分がみっちり書くタイプだからか人の作品を読むと展開速度に置いてけぼりにされることは多いです。
もしボリュームを増やしたいと思われるなら、一秒の流れを丁寧に描写するような意識で書くといいかなと思います!
うーん、セリフの掛け合いを増やしたり情景描写や心理描写を足して、場面をふくらませるのはどうでしょう?
私も思ったより文字数が伸びてない事がありますが、書き上げた後に書き足せばいいか!の精神でやってます。
一方その時部屋の外は、一方その時床は、みたいなコマを入れるとまとまるという漫画がありましたが、小説も同じかと思います。
空気感、天気、性格を表したり状況の現れる部屋の中の風景、一見すると意味はないけどその人のよくやる動作、癖なんかを入れていくと膨らみが出ます
私も気づくと地の文がながくなりがちなタイプです。
その時話してる環境とか状況とかついかいてしまうかも。これもあまりいれすぎるとくどいんですが…
例えばBがAに相談する場面だとして↓
「長い文章が書けない?」
Aはコーヒーカップをソーサーに静かに置いてから、訝しげにそう聞いた。その仕草にすら漂う品は、彼の育ちのよさを感じさせた。
窓の外は雲が低く垂れ込めており、今にもぽつりぽつりと雨粒がガラス戸を濡らしそうに思えた。行き交う人々が皆一様に楽しそうに見える、今日という日。これから彼に話すことは、そんな人々の送る幸せな日常からきっと遠く離れたところにあるのだろう、そう思うだけでBの...続きを見る
文章素敵です! ありがとうございます。環境とか状況……いつもワンパターンになってしまうので頑張ります!
設定や説明をエピソードで語る。
虫嫌いのAは、壁にとまった蛾を見てヒッと喉を鳴らした。
①Aが壁を見てヒッと喉を鳴らした。視線の先には目玉模様の蛾がとまっている。そういえば、Aは飛行する虫が嫌いだと聞いたことがある。小学生のころ、蜂に刺されて以来のトラウマらしい。
②Aが壁を見てヒッと喉を鳴らした。
「どうしたんだ?」
「お、おれ……虫だめなんだよ……飛ぶやつは特に」
「あんなの動かないよ。大丈夫だって」
「頭ではわかってるんだよ! でも、ガキの頃、プールで蜂に刺されてから……どうしてもだめなんだよぉ……」
稚拙な例ですみません。雰囲気が伝わると良いのです...続きを見る
自分は端的な文章の方が好ましいと感じるタイプですが、もしシーンを膨らませるなら、情景より情報を優先したいと考えますので、このような回答となりました。
情景の描写は特にイメージして欲しい景色があるときに必殺技として使いたいので、盛り上がるシーン以外では、どちらかというとキャラの性格の裏付けや、設定の情報を落とし込むようにしています。
何かひとつでもトピ主さんに有用な情報があると良いのですが。
すごく納得しました! 会話と会話以外の説明をうまく使い分けられるように頑張ってみます! アドバイスありがとうございます。
私も端的になりがちな字書きですが、ワンシーンの描写を増やすというよりシーンそのものを増やすようにして調整したりしてます。
Aについての説明を増やすよりBのシーンを増やしてAの補完をするようなイメージです。
シーンやエピソードを増やすことでキャラクター同士の掛け合いも増えるので、自然と文字数も増えていくと思います。
ただそのストーリーに適正な文字数というものがあるので、あまり文章量にこだわる必要ないと思いますよ。
短くても面白いものを読んだ時は文字数なんて全く気になりません。
普段どういう書き方をされてるのかがわからないので的外れな意見かもしれないのですが、一通り書き終わった後に展開が急な場面や説明が足りない箇所に足していくのはどうでしょう?
私も以前トピ主さんと同じ悩みを持っていましたが、最初に書き上げた文章をたたき台にして後から加筆修正を行うようにしたら大分マシになりました。
場面ごとや区切りのいいところで一旦止めて、足りないところに肉付けをしていくイメージで。
自分も同じことで悩んでいましたが、増やそうとして増やした文章は結局後から読むと蛇足に感じます。
付け焼き刃的じゃなく、書くときの思考の流れから変えないとうまくいかないなと思いました。参考になる作品を丸々書き写してみるといいかもしれません。