例に挙がった漢字表記が読みづらいか否か自分の意見を表明するトピ。...
例に挙がった漢字表記が読みづらいか否か自分の意見を表明するトピ。
拗ねる、躊躇う、などある表現が小説等において漢字で表記されている場合に、それが自分にとって読みづらくて引っかかるものかどうか、皆さんの意見をお聞かせください。
私は一部冒頭にも挙げた通り、下記3つについて知りたいです。
①拗ねる→すねる
例: 彼は拗ねたような目つきでこちらを見上げた。
②躊躇う→ためらう
例: 彼に声をかけるのは躊躇われた。
③梳く→すく
例: 母は私の髪を指で梳いた。
例文の日本語がおかしかったらすみません、ただその辺は本トピではスルーいただけたらと助かります。
この程度は普通だったら読めるのでは?という議論ではなく、あくまで「自分だったら」読みづらいと思うか否かを表明して頂けたら嬉しいです。
色々な表記について皆さんの意見を参考にしたいので、皆さんもご自身が疑問に思っている単語などあれば書いていって頂けると嬉しいです。例文は私は一応書きましたがあってもなくても良いと思います。
気になったものに自由に答えて頂ければと思います。コメントに個別に答えてもらったらわかりやすいかな?でも基本的に何でも良いです。
またはこんな表現が読めなかったことがある、なども教えていただけたら非常に助かります。
最近は予測変換で自分でも気づかないうちに難しい漢字を使ってしまうので、そこで読者の方に?と思わせてしまうことを少しでも減らしていきたいです。
みんなのコメント
例に出てる3つとも特に問題ないのではと思いました。読めます。
個人的にひらがな表記してほしいのは「強請る」ですね。ゆすってるのか、ねだってるのか、たかっているのかどれ…?ってなるので。
二次創作なら多分「ねだる」なんだろうと思うんですが、初めて遭遇した「強請る」がミステリー小説の殺人話での「ゆする」だったので、推しカプの受けが攻めを脅迫してる?!っと一瞬びびります。
私も強請るは迷いますね…!
文章の意味は分かるし多分こっちだろうな、とはなりますが、一瞬立ち止まっちゃいますね。
書く側として答えます。
①拗ねる→すねる
開きます。
②躊躇う→ためらう
開きます。
ちゅうちょ、として漢字で使うからです。
③梳く→すく
開きます。
すく、とく、と読めるため。
くしけずる、だったら漢字で書くかもしれないです。
読む側だったら、文体との兼ね合いで考えます。
作風とあってない漢字の使い方は、引っかかります。
「拗ねる」「躊躇う」「梳く」はどれも読みにくくないけど引っかかりはゼロじゃないって感じかも
例えば「悉く」が読みにくさ1だとすると0.1くらいは引っかかりがある
例文は全て違和感なく読めます。むしろひらがなにされる方が苦手。(個人の意見です)
読みづらかったのは
戦ぐ(そよぐ)
北く(そむく)
齎す(もたらす)
集く(すだく)
暮れ泥む(くれなずむ)
夫々(それぞれ)
吶吶(とつとつ) ……みたいなのは読んでる最中に「ん?」と現実に頭が引き戻されます。
全部問題なく読めますが、もし自分が小説を書くなら漢字表記にするのは①だけかな。
②は他の部分に漢字がどれくらい使われてるかにもよるけど画面がゴチャゴチャして圧迫感があるし、ゆっくり読む人だとちゅうちょ…ためらうか、と詰まりそう。
③は他2つより難しい気がするのでやめときます。
①以外はペンで紙に書けと言われても自分は無理というのも理由です。でも場合によっては①もひらくかも。
読みにくくはないけど自分はどれも開きます
トピズレかもしれないけどいつも「人気(にんき、ひとけ)」を開こうか迷う
開くとまた違和感あるし結局言い換えるかルビ振る
例の3つはどれも平気です
でも躊躇うだけは「ちゅうちょう…あっ、ためらうだ」と一瞬考えるため、自分で書く場合は「ためらう」にします
読む側なら三つとも引っかからずにいけます。もともとじっくり読むよりは流れを読んでいくので前後の流れで読めた気になってるのもあります。
漸く暫くはどっちがどっちかいまだにわからなくて戸惑いますが、これも読めないことでストーリーが不明瞭になることはないのであんまり気にしてません。
同人小説に触れたばっかりの頃は「流石」が読めなくて「りゅうせき…?石が流れるってなんか物騒だな…」ってなってましたwww
3つとも大丈夫です。
個人的には躊躇うだけはひらがなが好きです。
自分が同人小説の中でしばらく読み違えしてたのは「兎に角(とにかく)」ですね。
恥ずかしながら「うさぎにつの」と読んでました。
時代背景が幕末のジャンルだったので、当時の慣用句なのかなあと思いながら前後の文脈で内容を読んでました。
全部漢字でも不満はないですが、躊躇うは一瞬ちゅうちょが浮かびます。
どれも個人的なイメージですが、自カプは現代の平和な世界で特別頭がいい訳でもないキャラなので躊躇うだと文章が硬くて少し違和感があります。作風や文体にもよりますが。拗ねるの字はこじれるの印象があるのと、すねるの方が字面がかわいくなるので平仮名でもいいなと思います。
他は顳顬、頤、頸、靨、胼胝。あとは相槌でいやが嫌や否だった時も平仮名がいいと思いました。
①拗ねる→開かない
②躊躇う→開きます。上にコメントありますが、どうしても「ちゅうちょ」が先に出てきてしまうので
③梳く→迷いますが開いてるはず…。これも上の方と同じく「とく」と読んでしまうので(私が)
このトピ参考になります!ありがとうございます
自分が書いているときは、瞬く(しばたたく)、瞬き(まばたき/またたき)はいつも迷います
・例の3つには読みづらさを感じないので、どれも漢字で表記すると思います。
・暫く、漸く、徐に、俄に、敢えて、あたりは全部ひらがなにします。
・上で出てる「にんき」と「ひとけ」はメチャ迷う!「いちがつ」と「ひとつき」とかも悩みます。
・「辛い」「強請る」「拘らず」「溢れる」等、違う読み方がある言葉はひっかかります。
・トピずれだけど、ちょっとを「一寸」とか、いつを「何時」とか、こわれるを「毀れる」とかはカッコつけすぎな気がして少し共感性羞恥
全て引っかかりなく読めます。
書く時開くのは②だけですが、「ためらう」とは別に「躊躇する」と書く時はあります。
個人的に気になるのは「てのひら(掌、手の平、手のひら、てのひら)」ですかね。
文字数調整のため「掌」を使うことがあるけど読みにくくないか、「てのひら」はなんとなく艶っぽい感じだけど前後によっては平仮名続きになって読みにくくないか、とか。
ちょいとずれますが、やっちまったな~と思ったのは「遑(いとま)」です。慣用句か何かを辞典で引いたら「暇」でなく「遑」と出てきたので使ったのですが、後から自分で(失敗した……)と思いました。
たくさんご回答いただきありがとうございます!とても参考になります!!
私は「この漢字は難しいだろうか、格好つけすぎだろうか」という点にばかり気を取られていたのですが、頂いた回答を読んでいると「同じ読みをする言葉と迷わせてしまわないかどうか」にも同じくらい注意を払った方が良さそうだと気づけました。
あと改めて大切だなと思ったのが、世界観との調和ですね…例に出して頂いた中華ファンタジーや時代劇だと、漢字を多く使った方が雰囲気が出せそうです。となると、読みやすいルビを簡単にふれるツールの発掘の方に力を注いだ方が良いのかなと思えました。
この短時間でたくさん学びがあって驚きました。
正解は無くて、文体や喋ってもらうキャラにもよるんですよね。
他にも例を出して頂くことで気づけることがあるような予感がするので、可能であれば思った事を書いていただけたらとてもありがたいです!
出して頂いたひとけ、にんきなど全くトピずれではないです。あと慣用句って結構落とし穴なのかも…と思えました。
ただどうしようと思ったのが、知らない単語の勘違いですね。これはどう回避したらいいのかな…
自分は単語本体が読みづらいかどうかより原作準拠かどうかが気になります。原作で難読語が乱舞してるなら二次でもそうなるのが当たり前だけど、原作で「ためらう」とひらがな表記なのに二次で「躊躇う」って書いてたら何のこだわり?と思う。数個ならまあそういうこともあるかなと思うけど、そういう表現がものすごく多かったら気になるし、そういう二次は好きではありません(自分なら原作表記にできるだけ合わせるので)。
自分は例3つとも読みやすいです。
特に「梳く」はその単語ひとつでスムーズに動作を想像しやすいので、ひらがなよりも漢字の方がスッと頭に入る感じがします。
自分にとってひっかかる漢字は、上でも出ていますが「強請る」ですね~「ゆする」と「ねだる」が両方浮かんで、ベッドシーンで「強請る」と出てきた時には一瞬脳がバグります…
カプの年齢に拠るところが大きいイメージ
30代カプ推してた時は漢字多めにしてた
読んでる方も大人が多いし、ひらがな多いと2人がアホっぽく見えるような気がして ワード選びもなるべく熟語使うようにとか考えてた
10代カプ(あまり賢くない)を推してる現在、漢字はかなり減らしたし、地の文も「なんかモヤモヤする…」みたいなふわふわの、感情を上手い言葉にできない様子にしがち
だから例で言えば、30代カプなら全部漢字にするし躊躇うより躊躇する、を使う
10代カプなら ためらうもすねるもひらがなだし「すく」は使わない 本人たちが知らないと思うから 「とかす」とか「髪の毛に指を通して撫でた」とかにする
自分が書く時の話ばっかりしちゃったけど読む時は何がどうなってようと引っかかりはないです わからなかったら調べるし…そいつそんな言葉知らんやろ!みたいな言葉をキャラが知ってるとかの方が嫌です
難読漢字は知ってさえすれば読めるので困りません。どちらかといえば簡単な漢字に複数の読みがある場合がつらいです。
「解く」は「とく」「ほどく」の2つの読みがありますが、「ほどく」は日常での使用頻度が低いので、文脈で判断できたとしても「ん?」となることがあります
「解す」も「ほぐす」ですが、「解する」になると「かいする」になります。
ですので、「解して」だと「ほぐして」も「かいして」も有り得る読みなので、文脈で判断できるような場面であっても目が止まることがありますね…。
なので「ほどく」「ほぐす」は私は開いてしまいます。